【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 49,359.33 ▼83.11 (1/16)
NASDAQ: 23,515.39 ▼14.63 (1/16)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って反落となりました。FRB(米連邦準備制度理事会)の次期議長人事を巡る不透明感などから長期金利が上昇したほか、週明け19日はキング牧師生誕記念日の祝日により米国市場は休場とあって、持ち高調整の売りが出ました。
ダウ平均は続伸して始まるも、序盤から方向感に欠ける展開となりました。早々に下落に転じると、1時間ほどで当日の安値である49,246ドルまで下落しました。その後は持ち直し、中ごろは前日終値である49,442ドル付近で一進一退に推移しました。後半にかけて上昇する場面が見られましたが、最終的に83ドル安の49,359ドルで反落となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は14ポイント安の23,515ポイント、S&P500株価指数は4ポイント安の6,940ポイントで2指数は小反落となりました。
2.経済指標等
2025年12月の米鉱工業生産指数は前月比0.4増と市場予想(同0.2%増)を上回りました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち6業種が上昇しました。不動産が1.2%でセクターの上昇率トップとなりました。また資本財・サービスが0.7%高、エネルギーが0.2%高となりました。一方で5業種が下落し、ヘルスケアやコミュニケーション・サービスなどが1%未満の下落となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中12銘柄が上昇しました。アイビーエム[IBM]が2.6%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。アメリカン・エキスプレス[AXP]が2.1%高で続き、ハネウェル・インターナショナル[HON]が2.0%高となりました。一方で、セールスフォース[CRM]が2.8%安となったほか、ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]が2.3%安、ウォルト・ディズニー[DIS]が2.0%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジー[MU]が7.8%高となりました。取締役のマーク・リュウ氏が同社株を取得したと報じられたことが材料視されました。また、トランプ政権が米国の最大手の電力網運営会社であるPJMインターコネクションに対し、特別入札を実施するよう圧力をかけているとされ、入札実施の思惑から電力会社のGEベルノバ[GEV]が6.1%高となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.05%高い4.22%となりました。19日朝のドル円は157円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
先週末の米国市場は主要3指数が揃って反落となりました。下値では底堅い値動きも見られ、週明けから始まる主力株の決算発表が上値を追う材料と考えられます。一方で米国株安を受けて、本日の日本市場は売りが優勢でのスタートが見込まれます。また、本日19日は高市首相が衆議院解散選挙を巡って会見を開く予定となり、足元の株高要因となっている選挙に関する発言が注目されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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