4つのスクリーニング条件で銘柄をピックアップ
日経平均は、先週6月3日に史上最高値を更新し、終値で68,402円をつけました。指数は高値圏での推移が続いており、6月の株主優待対象銘柄は、155銘柄が該当します。
今回は売上高営業利益率に注目し、6月の株主優待銘柄において、以下の条件で銘柄をピックアップしました。
<スクリーニング条件>
・6月の株主優待権利銘柄
・最新会計期の売上高営業利益率がプラス
・最新会計期の売上高営業利益率が、それ以前の3期の売上高営業利益率の平均を上回っている
・最新会計期の売上高営業利益率が、前の期の売上高営業利益率を上回っており、改善幅の大きい5銘柄を抽出
売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表したもので、企業の収益性を計る指標です。上記のスクリーニングでは、最新の会計期において収益性の改善が見られる銘柄が抽出されます。ピックアップされた銘柄には、メタプラネット(3350)やGMOフィナンシャルホールディングス(7177)といったビットコイン関連銘柄が多く見られました。株主優待品もビットコインを絡めたラインアップとなるなど、趣向を凝らした優待品であることも特徴です。利益率の向上は収益の効率性が改善しているとみなせ、ひいてはROE(自己資本利益率)の改善に寄与するなど、資本効率の観点でもウォッチしていきたい銘柄と考えられます。一方、メタプラネットはビットコインへの投資が主業であることから、リスク資産の価格変動によって収益のボラティリティーが高まりやすいといった、懸念材料には注意したいところでしょう。ご紹介した6月の権利付き最終日は6月26日です。
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