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今週の日経平均株価は、米国のAI・半導体関連株の
動向に振り回されるなか、先週末比383円高で終える
今週(6月29日〜7月3日)の日経平均株価は上昇し、最終的に先週末と比べて383.19円(0.55%)高い6万9744.07円で終えました。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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先週末6月26日に米国市場でAI・半導体関連株が下落したことに加え、オープンAIが2027年へ上場延期を検討しているとの報道が出たことを受け、週明け6月29日の日経平均株価は下落して始まり、一時6万8000円を割り込む場面もありました。しかし前週金曜日の3000円超の大幅下落に対する自律反発もあって、その後は上昇に転じ、最終的に先週末と比べて107円高で終えました。
6月30日は、前日に米国市場でAI・半導体関連株が買われた流れを引き継いで日経平均株価は続伸し、7万円台を回復しました。翌7月1日は、前日に引き続き、米国市場のハイテク株高が支援材料となり、3日続伸。一時は7万1000円台を回復する場面も見られました。
米国時間の7月1日、米国市場ではAIへの巨額投資による収益性への警戒感が意識され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が6%超も下落。その流れを受けて翌2日の日経平均株価は下落し、6万9000円を割り込みました。
週末7月3日は、前日に米国の半導体株が売られた流れから売りが先行しましたが、その後、キオクシアホールディングス(285A)が切り返したことをきっかけにAI・半導体株を買い戻す動きが強まり、日経平均株価は上昇。最終的に6万9744.07円で今週の相場を終えました。
来週の日本市場は、韓国のSKハイニックスやサムスン電子の動きを注視
しつつ、ハイテク株から内需株などへの資金シフトの有無を見極めよう
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
6万6000 ~ 7万2000円
来週(7月6〜10日)の日経平均株価は、引き続きAI・半導体関連株の動向に振り回される相場展開になりそうです。
足元では、半導体株に利益確定の売りが目立ってきた一方、これまで注目されていなかった景気敏感株や内需株への資金流入が見られました。AI・半導体関連株の影響は大きいものの、利益確定の流れが続くようだと、出遅れている内需系銘柄のリバウンド狙いに投資家の関心が向かう可能性も意識しておきたいところです。
そのため、米国のAI・半導体株以外に、韓国のSKハイニックスやサムスン電子などの値動きにも注目したいところです。
【※関連記事はこちら!】
⇒日経平均株価は上昇基調が継続中だが、7月8日と10日に需給悪化のリスクあり!“AIの収益化”への懸念から「AI・半導体関連株」の勢いが鈍化している点にも要警戒
【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
アスタリスクが+91.18%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップはアスタリスク(6522)でした。6月30日、ユニクロのセルフレジなどで知られるRFIDセルフレジを、スーパーマーケットにも展開する「全商品RFID化ソリューション」の本格展開を開始すると発表。これが材料視され、ストップ高を交えて上昇しました。
値上がり率2位のリベルタ(4935)は7月2日、「LaLuna エアーアイマスク」の新色「マットホワイト」を、6月29日からクラウドファンディング「マクアケ」で先行発売すると発表。休息時間をサポートするアイケアアイテムとしてシリーズ累計の販売台数が23万台を突破しているヒット商品ということもあって、業績への好影響が期待されたようです。
値上がり率3位の中村超硬(6166)は6月26日、子会社のZeo Nextが芝浦工業大学の新井剛研究室と、希薄なレアアースイオンの回収技術に関する共同研究を開始すると発表。レアアース資源の有効利用につながる分離・回収技術の高度化をめざすとしており、これが材料視されました。
一方、今週の値下がり率ランキングの1位はアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)でした。5月以降は調整が続いていますが、今週に入って6月2日につけた直近安値を下回ったことで、換金売りが強まったようです。
値下がり率2位のunbanked(8746)は6月25日、特別注意銘柄の指定解除に向けた改善計画の策定方針を決定したと発表。ただ、指定解除に向けた道筋にはなお不透明感残ることに加え、軟調な相場環境も重荷になりました。
| ■今週の値上がり率 トップ5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | +91.18 | アスタリスク(東G・6522) |
| 2 | +73.91 | リベルタ(東S・4935) |
| 3 | +64.31 | 中村超硬(東G・6166) |
| 4 | +63.13 | ReYuu Japan(東S・9425) |
| 5 | +57.08 | 東京ボード工業(東S・7815) |
| ■今週の値下がり率 ワースト5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | −28.81 | アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(東G・6085) |
| 2 | −27.40 | unbanked(東S・8746) |
| 3 | −24.40 | データセクション(東G・3905) |
| 4 | −23.97 | マーケットエンタープライズ(東S・3135) |
| 5 | −23.38 | ホーブ(東S・1382) |
| ■今週の出来高 トップ5 | ||
| 順位 | 出来高(株) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | 1,545,834,700 | ランド(東S・8918) |
| 2 | 1,265,780,600 | NTT(東P・9432) |
| 3 | 876,416,700 | オンコセラピー・サイエンス(東G・4564) |
| 4 | 457,916,600 | ソフトバンク(東P・9434) |
| 5 | 433,689,600 | ソレイジア・ファーマ(東G・4597) |
【来週の主要イベント】
米国のISM非製造業とFOMC議事要旨、
国内のファーストリテイリングなど小売決算に注目!
来週は以下のようなイベントが予定されています。
<7月6日(月)>
◆独5月製造業新規受注
◆欧5月卸売物価指数(PPI)
◆欧5月小売売上高
◆米6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米6月総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米6月ISM非製造業景況指数
<7月7日(火)>
◆5月毎月勤労統計調査
◆5月全世帯家計調査
◆5月景気先行指数/一致指数
◆独5月鉱工業生産
◆米5月貿易収支
<7月8日(水)>
◆決算:エービーシー・マート(2670)、吉野家ホールディングス(9861)
◆5月国際収支/経常収支/貿易収支
◆6月景気ウオッチャー調査
◆米MBA住宅ローン申請指数
◆米5月卸売売上高
◆米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
◆米5月消費者信用残高
<7月9日(木)>
◆決算:セブン&アイ・ホールディングス(3382)、ファーストリテイリング(9983)
◆中6月消費者物価指数(CPI)
◆中6月生産者物価指数(PPI)
◆独5月貿易収支
◆米新規失業保険申請件数
◆米6月中古住宅販売件数
<7月10日(金)>
◆決算:竹内製作所(6432)、安川電機(6506)、イオン(8267)
◆6月国内企業物価指数
◆独6月消費者物価指数(CPI)改定値
【来週の注目銘柄】
「ソニーグループ」「セガサミーホールディングス」
「住友商事」の3銘柄をピックアップ!
来週、注目したい銘柄は、この3つです。
| ソニーグループ(2026年7月3日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 電気機器 | 東P・6758 | 3380円 | 17.1倍 | 2.45倍 |
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台湾のTSMCと次世代イメージセンサーに関する提携に合意 イメージセンサーを手掛ける傘下のソニーセミコンダクタソリューションズが、2026年5月に台湾のTSMCと次世代イメージセンサーに関する戦略的提携に向けた基本合意書を締結。イメージセンサーの性能向上に向けた協業に加え、車載やロボティクスなどのフィジカルAI分野での活用も見込めます。政府は6月24日に開催された「経済財政諮問会議・日本成長戦略会議」では、フィジカルAI分野について、2040年度までに官民で10.5兆円の投資を想定する方針を示しており、同社も関連銘柄の一角として注目されます。株価は2025年11月の高値4776円をピークに調整が続いています。ただ、足元で5月8日の安値と6月19日の安値でダブルボトム(2点底)を形成した後、リバウンドを見せており、直近で13週移動平均線を捉えて26週移動平均線に接近しています。このまま26週移動平均線を明確に上抜けてくるようだと、上昇トレンドへの転換が期待できそうです。 |
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| セガサミーホールディングス(2026年7月3日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 機械 | 東P・6460 | 2331.5円 | 14.5倍 | 1.33倍 |
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新作ゲームが経産省の「コンテンツ産業成長投資支援事業」の支援対象に バーチャファイターシリーズの新作「VIRTUA FIGHTER CROSSROADS(バーチャファイター クロスロード)」が、経済産業省の「コンテンツ産業成長投資支援事業(IP360)」の支援対象コンテンツに正式選定されたことを7月1日に発表。IP360は日本のコンテンツ産業の成長に向けた補助事業で、世界市場に通用するIP創出を支援しています。また、ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が35周年を迎え、2027年に映画シリーズの続編公開が予定されており、さらなるIP展開の強化に向かいそうです。株価は調整が続いており、6月19日には一時2078円まで売られて年初来安値を更新。ただ、その後のリバウンドで13週移動平均線を捉えており、さらなる上昇が期待されます。 |
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| 住友商事(2026年7月3日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 卸売業 | 東P・8053 | 1575円 | 11.8倍 | 1.61倍 |
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バークシャー・ハザウェイの商社株買い増しで関心が高まる 7月1日の取引終了後、米国の投資会社バークシャー・ハザウェイが、三井物産(8031)と丸紅(8002)の株式を買い増したことが明らかになりました。バークシャー・ハザウェイによる商社株投資の継続を背景に、住友商事(8053)を含む大手商社株への関心が高まりそうです。業績を見ると、2026年3月期はエネルギートランスフォーメーション分野などが非常に好調でした。また、2025年12月にIT中核子会社のSCSKの完全子会社化を実施。メディア・デジタル事業の成長の柱としてシナジーを最大化させる動きが注目されます。株価は、5月13日につけた1943.8円(分割調整済)をピークに調整が継続。26週移動平均線が下値支持線として意識されるなか、同線付近での押し目狙いのスタンスで臨みましょう。 |
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【※今週のピックアップ記事!】
⇒【日本株】2026年・夏の「おすすめ優待株」2銘柄! 人気の化粧品がもらえる「Aiロボティクス」、自社グループ商品詰め合わせがもらえる「キユーピー」に注目!
⇒「リユース」関連銘柄を紹介! 中古品・リユース品の市場規模拡大に伴って成長が期待されるメルカリやハードオフ、トレファクなどの「リユース」関連株を解説
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