1万円以下で買える「ETF」を紹介!「資金が少額しかない、でも分散投資はしたい」という人におすすめなのが、1000円台で買えるETF(上場投資信託)だ。ETFは、各種指数に連動した値動きをする商品。つまり、1商品で幅広い銘柄に分散投資しているのと同じような効果があるのが特徴だ。市場全体ではなく、少数銘柄で構成される指数に連動し、値動きのダイナミックなETFもあるので、中上級レベルの投資家も必見!
指数と連動するETFなら、1銘柄で分散投資が可能!
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などに連動するETF(上場投資信託)は、数多くの銘柄が組み入れられているため、少ない資金でも分散による低リスクな投資が行なえる。
ただ、ETFの中には「上場インデックスファンドTOPIX(1308)」のように、10万円以上出さないと買えないものもある。これでは、投資ビギナーはちょっと手が出しにくい。そこで紹介したいのが以下の4銘柄だ。
(1)マザーズ・コア上場投信(1563)
(2)上場インデックスファンド日経225(ミニ)(1578)
(3)iシェアーズ Jリート ETF(1476)
(4)iシェアーズ TOPIX ETF(1475)
このうち「上場インデックスファンド日経225(ミニ)」、「iシェアーズ Jリート ETF」、「iシェアーズ TOPIX ETF」の3銘柄は1000円台で買え、ちょっと高い「マザーズ・コア上場投信」でも3000円台で買える(※画像の価格は2016年11月2日時点。2016年11月25日現在も、3銘柄が1000円台で買え、「マザーズ・コア上場投信」が3000円台で買える点は変化なし)。
それぞれ対象となる指数が異なるので、これら4銘柄を買えばより幅広い分散投資が可能で、しかもそれが1万円以下で行なえるのだ。もちろん、どれか1つのETFを10~20口程度買っておき、上昇したら一部を売って利益確定し、残りでさらなる上昇を狙うことも手軽にできる。たいへん使い勝手がいいETFなのだ。
今回は少額で投資できるETFを取り上げたが、現在発売中のダイヤモンド・ザイ1月号では、「上昇目前の3万円株」など、さまざまな株の特集も掲載している。例えば「2017年への日本株講座」では、2017年に株で儲けるために高配当株と超成長株に強い先生2人に登場頂き、おすすめ株も含めて紹介。「NISA枠を使い切る投信22&株12」などの特集もチェックしてみてほしい。。
【2023年6月1日時点】 |
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順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード (手数料無料) |
積立対応 | ||
1位 | ◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2639本 | 2639本 | 2451本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料で、投資信託本数の取扱本数はネット証券でトップクラス! スマホアプリ「かんたん積立 アプリ」を利用すれば、投資信託をスマホで管理可能だ。また、投資信託の月間平均保有額に応じてTポイントやPontaポイント、dポイントが貯まる「投信マイレージサービス」もお得。保有額が1000万円以上なら獲得ポイントが2倍になる(通常銘柄の場合)ので、投資信託が本格的に資産形成を考えている人には、かなりお得だ。買付&積立が100円以上1円単位に引き下げられ、初心者でも気軽に始めやすくなった。投信の買付には、TポイントやPontaポイントが利用できる。投信積立は三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」がお得で、最大で決済額の0.5%ものポイントが貯まる。最近では、低コストなiDeCo(個人型確定拠出年金)にも力を入れており、無条件で運営管理手数料を無料にしている。 |
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2位 | ◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2630本 | 2630本 | 2487本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 投資信託の保有残高が一定の金額を超えるごとに「楽天ポイント」が貯まるサービスもお得。また、投信積立の際に楽天カードを使うと0.2〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与される。ポイントは投資信託の買付や投信積立の代金にも利用できる。投資信託の最新事情がわかる「楽天証券レポート&コラム」や、最大5銘柄の基準価額の推移を比較できる「投信スーパーサーチ」など、投資信託選びのサポートもバッチリ。2016年7月からは、ロボ・アドバイザーが銘柄選択や売買タイミングまで判断してくれる「楽ラップ」や、スマホ専用のロボ・アドバイザー「ロボのぶくん」を利用可能。さらに、2021年6月には、専用バランスファンドで手軽に積立投資ができるロボ・アドバイザー「らくらく投資」が登場した。 |
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3位 | ◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1695本 | 1695本 | 1680本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 2016年11月に投資信託の販売をスタートしてから、取り扱い本数が急速に増えており、現在はランキング3位まで上昇。他社に先駆けて投資信託の販売手数料無料を打ち出したのも高評価だ。さらに信託報酬のうち販売会社(松井証券)が受け取る分の上限を0.3%にして、上回る部分は現金またはポイントで還元する「投信毎月ポイント・現金還元サービス」を行っている。ポイント還元を選ぶと現金還元より10%増量される。投資信託ページは、人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホでの見やすさ、直接発注など機能が充実。さらに、投資信託の組み合わせに頭を悩ませる人のために「投信工房」「投信提案ロボ」「投信見直しロボ」という3つの高機能ロボアドバイザーを用意。無料のロボアドバイザーとしては、どれも非常に高い機能を備えている。 |
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順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード | 積立対応 | ||
4位 | ◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | |||
1645本 | 1645本 | 1619本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 信託報酬控除前のトータルリターンが見られるので、実態に合った取引コストや運用パフォーマンスがわかるのも魅力だ。また「プレミアム積立」は100円から可能。au PAYカード決済による積立なら1%ポイント還元、投資について気軽に話し合えるSNS「ファンドスクエア」も魅力。積立の銘柄選びに役立つ「セレクション」は、ジャンルごとの代表的な銘柄が複数紹介されている。ファンド探しはランキングやファンド検索から。月間保有金額100万円で1ポイントがもらえる「毎月ポイント」は100ポイントで1万円の現金プレゼント。保有額が3000万円以上ならポイントが2倍になる。 |
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5位 | ◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1354本 | 1354本 | 1302本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の購入時手数料はすべて無料! もちろん、NISA口座での取引や「投信つみたて」による購入も手数料0円だ。積立頻度は、一般的な「毎月」積立のほか「毎日」も選ぶことができる。ファンド探しに迷ったら、自分のライフプランに合ったファンド選びを手助けする「投信ポートフォリオ診断」を参考にするといいだろう。また、ポートフォリオの分析やリターン予測、アドバイスなどの機能がある「MONEX VISION」も便利だ。ロボアドバイザーサービスは、1000円から始められる投資一任型の「ON COMPASS」と、最低投資金額が5万円で国内ETFで運用を行うアドバイス型の「Monex Advisor」が利用可能。なお、投資信託の保有金額の最大0.08%分(年率)のマネックスポイントがもらえるのもお得! さらに、マネックスカードを使えば投信積立のポイント還元率が1.1%になる。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託本数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合があります。 |