【2017年度版】
「冬の味覚の王様」と呼ばれる「カニ」を
「ふるさと納税」でお得かつ大量にゲットしよう!
冬に食べごろを迎える魚介類の中で、特に人気の高い食材は「カニ」だろう。旬の時期には、カニを食べることを目的に、漁業が盛んな土地に足を運ぶ人も少なくない。しかし、実際には、「おいしいカニを家でゆっくり味わえたら……」と考えている人も多いのではないだろうか。
そんな人は、「ふるさと納税」を活用するのがおすすめ。「ふるさと納税」なら、カニが名産の北海道はもちろん、鳥取県や福岡県など、全国各地のカニを大量に、かつお得にゲットすることができるのだ。
というわけで、今回、ザイ・オンライン編集部では、「ふるさと納税」でカニをもらえる自治体を調査し、「1万円の寄付につき、どのくらい多くのカニをもらえるか」を基準にランキングを作成した。
なお、2017年4月に、総務省が各自治体に向けて「返礼品の価格を寄附金額の3割以下に抑えるように」と通知したが、今年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」の上位自治体を見てみると、コストパフォーマンスは昨年と同程度。まだまだ「ふるさと納税」はお得な制度なので、ぜひ、今年も活用してほしい。
さっそく、ランキング発表といきたいところだが、まずは「ふるさと納税」の仕組みについて改めて説明しておこう。
「ふるさと納税」とは、「納税」と銘打っているが、要するに各自治体への寄付金制度のことだ。寄付した翌年に、寄附金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば、控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となるのだ。
※2000円以外が戻ってくる上限額の詳細は下記の記事を参照!
⇒ふるさと納税の仕組みと始め方をわかりやすく解説!自己負担額たった2000円だけで返礼品をもらう方法や通信販売並みに便利に使いこなすワザを一挙紹介!
また、以前はサラリーマンであっても、寄附金控除を受けるために確定申告をする必要があったが、現在は、寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている(「ワンストップ特例制度」を利用するためには、マイナンバーの記入と本人確認の書類が必要)。
※「ワンストップ制度」と「確定申告」の詳細は下記の記事を参照!
⇒ふるさと納税して確定申告が必要になる人とは?「ワンストップ特例」と「確定申告」の違いやそれぞれの注意点、用意すべき書類をまとめて紹介!
それではいよいよ、2017年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」を発表しよう!
【同率1位】6000円の寄付でカニ1.2kg!(=1万円で2kg)
海のカニとは一味違った旨みが魅力の
「モクズガ二」がもらえる「高知県奈半利町」!
2017年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」第1位は、「寄附金額1万円あたりカニ2kg」をもらえる3自治体が同率で並んだ。同率1位の自治体の中から、まずは、2017年の「ふるさと納税ランキング~鶏肉編~」でも第1位を獲得した「高知県奈半利町(なはりちょう)」を紹介しよう。
高知県東部にある「奈半利町」は、人口3000人ほどの小さな町。土佐湾に面しており、カツオやキンメダイなど、多種多様な魚が水揚げされていることから、良港として知られている。また、土佐湾につながる水量豊富な奈半利川が流れていることから、農業も盛んな地域だ。
そんな「奈半利町」に6000円の寄付をすると、「土佐のご馳走食材!モクズガニ(ツガニ)200g×6杯(合計1.2kg)」がもらえる。前述の通り、寄附金額1万円あたりカニ2kgをもらえる計算だ。
「モクズガニ」とは、中華料理の食材として有名な「上海ガニ」の同属異種のカニのこと。「奈半利町」を流れる奈半利川で獲れた天然モクズガ二は、海で獲れるカニに比べると、あっさりした味わいながら、甘さに加えてコクもあるのが特徴だそうだ。シンプルに茹でたり、蒸したりして食べるのはもちろん、炊き込みご飯やみそ汁に入れて食べると、よりおいしく味わえるという。
ただし、残念ながら現在は、この特典の申し込み受付は終了していまっている。しかし、「奈半利町」は、モクズガニのほかにも、4000円の寄付でもらえる「土佐のカツオの刺身セット 1節(2人前)」や5000円の寄付でもらえる「キンメダイのタタキセット 1節(1人前)」など、さまざまな魚介類を返礼品として取り揃えているので、一度、チェックしてみるといいだろう。
なお、本記事の最後には「奈半利町」のふるさと納税担当者のインタビューを掲載している。モクズガ二を提供するまでの経緯を語ってもらったので、ぜひ、最後まで読んでみてほしい。
【同率1位】1万円の寄付でカニ2kg!
カニの好漁場であるベーリング海で育った
「本ズワイガニ」がもらえる「千葉県長生村」!
続いて紹介する同率1位の自治体は、「千葉県長生村(ちょうせいむら)」だ。
「長生村」は、2016年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」、2017年の「ふるさと納税ランキング~お米編~」のそれぞれで第1位に輝いた自治体。
そんな「長生村」に1万円の寄付をすると、「ボイル本ズワイガニ 肩 2kg」がもらえる。この特典のカニは、カニの漁場として有名なベーリング海で獲れた、アラスカ産ズワイガニを冷凍したもの。極寒の海で育った良質なズワイガニをほどよい塩加減でボイルしてから冷凍しているため、解凍してもカニ本来の旨みを堪能できるとのことだ。
なお、「長生村」は、1万円の寄付でもらえる「ボイル毛ガニ 1kg(北海道稚内産)」、同じく1万円の寄付でもらえる「生本ズワイガニしゃぶしゃぶ 1.7kg(アラスカ産・カナダ産)」などの特典も用意している。これらの特典もコストパフォーマンスは申し分ないので、寄付を検討してみてはいかがだろうか。
【同率1位】1万円の寄付でカニ2kg!
しゃぶしゃぶで味わえば絶品の
「ズワイガニ」がもらえる「北海道根室市」!
最後に紹介する同率1位の自治体は、2016年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」で、「長生村」と並んで第1位を獲得した「北海道根室市」。
北海道の最東端に位置する「根室市」は、いわずと知れたカニの名産地。かつて、カニの水揚げ量が北海道内で第1位に輝いた実績を持つ、水産都市としての長い歴史がある自治体だ。
そんな「根室市」に1万円の寄付をすると、「根室海鮮市場<直送>生ズワイガニしゃぶ2kg」がもらえる。この特典は、ロシア産またはラトビア産のズワイガニの爪500g、爪下500g、肩1kgのセットになっている。カニ1杯から2本しか取れない爪と爪下のそれぞれを500gずつもらえるなど、さまざまな部位を存分に味わえるのも嬉しいポイントだ。
ちなみに、「根室市」は、カニの特典だけでも250種類以上も用意しており、外国産だけではなく、根室市産のカニも数多く取り揃えている。「せっかくだから『根室市』で獲れたカニを味わってみたい」という人は、1万円の寄付でもらえる「【北海道根室産】花咲ガニ2尾(合計800g以上)」などを選ぶのもおすすめだ。
【同率4位】1万8000円の寄付で2.7kg!(=1万円で1.5kg)
脚や肩はもちろん、カニ味噌まで楽しめる
「本ズワイガ二」がもらえる「福岡県福智町」!
2017年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」第4位には、「1万円の寄付でカニ1.5kg」の特典を用意している4自治体が並んだ。今回はその中から、ザイ・オンライン編集部がおすすめする2自治体を紹介しよう。
まず紹介するのは、2016年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」で第5位だった「福岡県福智町」だ。
「福智町」は、かつて産炭地として栄えていたものの、炭鉱の閉山に伴って人口も減少傾向にある町。しかし、2017年の「ふるさと納税ランキング~うなぎ編~」で第4位にランクインするなど、近年は「ふるさと納税」で存在感を見せている。
そんな「福智町」に1万8000円の寄付をすると、「筑豊魚市場厳選!獲れたてボイル『特大本ズワイ蟹姿』3杯2.7kg」がもらえる。前述の通り、寄附金額1万円あたり1.5kgのカニをもらえる計算だ。この特典に申し込むと、カナダ産の特大ズワイガニを丸ごと3杯もらえる。脚・肩・爪・カニ味噌など、ズワイガニを余すところなく味わえるため、満足感も大きいはずだ。
ただし、残念ながらこの特典は、すでに申し込みを締め切っている。しかし、「福智町」は、2万2000円の寄付でもらえる「九州産特大うなぎ200g×2尾&本ズワイ蟹2kg」など、お得な返礼品を約300種類も用意しているので、一度、「福智町」のWebサイトを確認してみるといいだろう。
【同率4位】1万円の寄付でカニ1.5kg!
日本一の水揚げ量を誇る、境港近海で獲れた
「紅ズワイガニ」がもらえる「鳥取県境港市」!
最後に紹介する自治体は、同率4位の「鳥取県境港市」だ。
「境港市」は、「日本の渚100選」として名高い「弓浜半島」の北端に位置する、人口約3万4000人の町。日本海側の重要な水産拠点であり、毎年、マグロやカニなど、多くの海産物が水揚げされている。また、「ゲゲゲの鬼太郎」の著者・水木しげるの出身地としても有名で、市内には、妖怪の銅像が数多く立ち並んでいるそうだ。
そんな「境港市」に1万円を寄付すると、「境港産ボイル紅ズワイガニ5杯(合計1.5kg)」がもらえる。紅ズワイガニは、通常のズワイガニよりも甘みが強く、深いコクを味わえるのが特徴。ちなみに、カニは「冬の味覚の王様」と言われているが、紅ズワイガニの場合は、水深が深いところに生息しており、あまり水温の影響を受けないため、いつでもおいしく食べられるとのこと。とはいえ、鮮度が落ちるのは早いため、流通の観点から言えば、気温が低い冬が「旬」と言えるそうだ。
なお、「境港市」は、このほかにも、1万円の寄付でもらえる「茹で松葉ガニ1尾(500g)」、同じく1万円の寄付でもらえる「境港産・カニ身カニ味噌甲羅盛り(50g×10個)」など、カニの特典を数多く用意しているので、カニ好きなら必見の自治体だ。
改めて、今回紹介した自治体をまとめると以下の通り。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2017年度 「ふるさと納税」で「カニ」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2017年11月20日時点) |
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順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | ||
寄付金の使い道 | ||||
1位 | 高知県奈半利町 | |||
・6000円⇒土佐のご馳走食材!モクズガニ(ツガニ)1.2kg (モクズガニ200g×6杯) ・1万3000円⇒ドカンと2.4kg!ズワイガニ脚ボイル2.4kg ・3500円⇒土佐のご馳走食材!モクズガニ(ツガニ)600g (モクズガニ200g×3杯) ・1万円⇒ドカンと1.6kg!ズワイガニ脚ボイル1.6kg |
ほか、5000円で「【土佐の黒潮の恵み!】ふっくら♪釜揚げシラス 1.6kg」などがある | |||
【寄付金の使い道】観光で賑わうまちづくり事業/活力のあるまちづくり事業/元気な人づくり事業/その他、より良いふるさとのまちづくりに必要な事業 | ||||
1位 | 千葉県長生村 | |||
・1万円⇒ボイル本ズワイガニ 肩 2kg ・2万円⇒ボイル本ズワイガニ 肩 4kg ・3万円⇒ボイル本ズワイガニ 肩 6kg ・5万円⇒ボイル本ズワイガニ 肩 10kg |
ほか、1万円で「千葉県産サザエ(ボイル) 3kg」(10~15個×3パック)などがある | |||
【寄付金の使い道】福祉/教育/環境/産業/村に一任 | ||||
1位 | 北海道根室市 | |||
・1万円⇒根室海鮮市場<直送>生ずわいがにしゃぶ2kg (ズワイガニ爪500g、ズワイガニ爪下500g、ズワイガニ肩1kg) ・1万円⇒【北海道根室産】ボイル花咲ガニ1.4kg (花咲ガニ300~400g×4尾) ・1万円⇒北海道産いばらがに姿1.0~1.3kg×1尾入 ・5万円⇒本ずわいがに脚20~24肩(計6kg) |
ほか、1万円で「紅鮭切り身12切れ、いくら250gセット」(紅鮭切り身70g×12切、いくら250g)などがある | |||
【寄付金の使い道】住み続けられる「安心」と「支え合い」のまちづくりプロジェクト/住みたいと思える「ひと」と「しごと」を呼び込むプロジェクトなど | ||||
4位 | 福岡県福智町 | |||
・1万8000円⇒獲れたてボイル「特大本ズワイ蟹姿」2.7kg (本ズワイガ二900g×3杯) ・2万2000円⇒獲れたてボイル「本ズワイ蟹」たっぷり肩3kg ・1万円⇒獲れたてボイル「本ズワイ蟹」脚1kg(カット済) ・2万円⇒獲れたてボイル「本ズワイ蟹」爪肉たっぷり2kg (本ズワイガ二1kg×2パック) |
ほか、1万6000円で「天然バフンウニ100%使用!磯の風味際立つ瓶詰めウニ」(磯うに60g、粒うに60g、塩粒うに60g)などがある | |||
【寄付金の使い道】活力あるまちづくり事業/住んでみたくなるまちづくり事業/魅力ある人づくり事業 | ||||
4位 | 鳥取県境港市 | |||
・1万円⇒境港産ボイル紅ズワイガニ1.5kg (紅ズワイガニ300~400g×5杯) ・1万円⇒境港産ボイル紅ズワイガニ1.2kg (紅ズワイガニ400~500g×3杯) ・1万円⇒茹で紅ズワイガニ肩足1.2~1.3kg ・1万円⇒ズワイガニ切り足(ボイル)1.1kg |
ほか、1万円で「郷土料理ののこめし・味付きいわしのつみれセット」(ののこめし2個×10パック、味付きいわしのつみれ6個×2パック)などがある | |||
【寄付金の使い道】自然及び生活環境の保全に関する事業/産業の振興に関する事業/観光の振興に関する事業/子育て支援、教育環境の充実に関する事業 | ||||
■以降のランキングはコチラ!⇒お得な「ふるさと納税」ランキング~カニ編~特産品でもらえる「カニ」で得する自治体は? |
なお、今回紹介した5自治体以外にも、カニを提供している自治体は数多く存在する。今回は紹介できなかったが、同率4位の「福岡県新宮町」や「東京都国分寺市」も要注目の自治体だろう。17位までの自治体をまとめた「ふるさと納税ランキング~カニ編~」も公開中なので、ぜひ、こちらもチェックしてみてほしい。
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1700以上に上るため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2017年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」第1位に輝いた
「高知県奈半利町」のふるさと納税担当者にインタビュー!
2017年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」では、「寄附金額1万円あたりカニ2kg」がもらえる「高知県奈半利町」「千葉県長生村」「北海道根室市」が同率1位という結果になった。今回は、その3自治体の中から、「高知県奈半利町」の地域振興課・柏木さんにインタビューを敢行した。
まずは、「奈半利町」に6000円の寄付をするともらえる「土佐のご馳走食材!モクズガニ(ツガニ)200g×6杯(合計1.2kg)」を提供するに至った経緯について伺った。
「近年、冬のシーズンに、カニが『ふるさと納税』の返礼品として人気になっていることがわかったので、『奈半利町』でもカニを提供できないかと考えていたところ、奈半利川で獲れる『モクズガ二』を返礼品にしようという話が持ち上がったんです。『モクズガ二』は、味が『上海ガニ』に似ており、地元では昔から食べられている食材。品質は確かなうえに、数も一定量は確保できるということで、漁師の方のご協力を得て、2016年から返礼品として取り扱うことになりました」
「ふるさと納税」の返礼品としてカニの人気が高まっていることから、「奈半利町」の地元の味である「モクズガ二」に白羽の矢が立ったというわけだ。それでは、6000円の寄付で1.2kgもの「モクズガ二」を提供できる理由は何なのだろうか。
「実は、『モクズガ二』は、生産者も含めて、『奈半利町』としては販売経験のない食材なんです。販売価格が定まっていないため、寄付額を設定するのは難しいところでもありました。ただ、逆にそれが柔軟に寄付額を設定できた要因でもあります。漁師の方と折り合いを付けながら、寄付者のみなさんに喜んでもらうことを第一に考えて、今回は、6000円という寄付額に設定させていただきました」
「奈半利町」の特産品ながら、いままで販売したことがないと言うから驚きだ。このように、各自治体の隠れた特産品にスポットが当たることがあるのも、「ふるさと納税」の面白いところだろう。
続いて、「奈半利町」の「ふるさと納税」の寄付状況について伺った。
「2017年4~11月の寄付件数は4万9000件、寄付金額は約10億円と、昨年の同時期に比べると、1.5倍ほど増えています。また、『モクズガ二』についても、今年は昨年よりも申し込みが多く、認知度が上がっている印象を受けます。とはいえ、『モクズガ二』の漁師の数は、まだまだ少ないのが現状です。今後も、より多くのみなさまに『奈半利町』の『モクズガニ』を味わっていただくために、多くの漁師の方にご協力していただき、可能な範囲で、『モクズガニ』の供給量を増やしたいと思っています」
残念ながら、現在は「モクズガニ」の特典の受付は終了してしまっているが、「奈半利町」では、今後も「モクズガニ」の特典を用意するとのこと。お得に「モクズガニ」を味わってみたい人は、「奈半利町」のWebサイトを定期的にチェックするといいだろう。
最後に、2017年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」第1位を獲得した感想や来年以降の展望について伺った。
「『奈半利町』は、『ふるさと納税』において、多くの方に“魚介の町”として知っていただいている自治体です。もちろん、お米や鶏肉などの特典もおすすめですが、やはり、魚介を推していきたいという気持ちが大きいので、今回のランキングで第1位になったということは、非常に嬉しく感じています。来年以降は、魚介類全体はもちろん、カニの分野においても、特典の種類を増やしていきたいですね」
カニなどをお得かつ大量にゲットできるのが「ふるさと納税」の醍醐味だが、「奈半利町」の「モクズガニ」のように、その地を訪れないと味わえないような食材を気軽に手に入れられるのも、「ふるさと納税」のメリットのひとつ。しかも、寄付したお金が、その自治体の発展に役立つのも嬉しいポイントだ。これから寄付しようと考えている人は、ぜひ、今回のランキングを参考にして、「ふるさと納税」をお得に活用してほしい。
(取材・文/小林倫太郎[A4studio])
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