株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!

“連続増配”中で、業績も好調なおすすめ2銘柄を紹介!14期連続増配の「ハマキョウレックス」と、13期連続増配の「コシダカホールディングス」は株価上昇も期待!

2019年11月27日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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“連続増配株”は、利益が拡大して配当を増やす力がある株! その中でもアナリストが注目するのは14期連続増配の「ハマキョウレックス(9037)」や、13期連続増配の「コシダカホールディングス(2157)」!

発売中のダイヤモンド・ザイ2020年1月号の大特集は、「何歳からでも始められる【高配当株】で、あんしん老後」! 「老後に年金収入しかない状態は不安……」と感じるのなら、配当や分配金がもらえる金融商品を保有し、副収入(=じぶん年金)が得られる体制を整えたい。そこで、この特集では「配当利回りが高い日本株」や、利回りの高さに定評のある「J-REIT」「米国株」などのジャンルにおいて、おすすめの銘柄を紹介している。

今回は、その中から「連続増配」を続ける注目銘柄を抜粋!「連続増配」銘柄を狙うべき理由を解説するほか、「連続増配」していて業績も良好な2銘柄を紹介するので、投資の参考にしてほしい!
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「連続増配」株は、株主還元の意欲が強く、
増配し続けられる体力を持った優良企業が多い!

 ダイヤモンド・ザイ2020年1月号の大特集「何歳からでも始められる【高配当株】で、あんしん老後」では、日本の優良な高配当株を選ぶポイントとして、「業績も財務も良好な銘柄を選ぶ」「連続増配株を選ぶ」「10年配当株を選ぶ」という3点を挙げている。
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連続増配株を狙え!

 今回はその中から「連続増配株を選ぶ」について解説していこう。

 「連続増配」とは、文字どおり連続して前期より増配し続けること。「連続増配」している株の中から投資対象を探すと、優良銘柄を見つけやすい。マネックス証券の益嶋裕さんは、「連続増配」株について次のように解説する。

 「『連続増配』は、株主還元重視の姿勢を示す証拠です。同時に、それを実現できるのは利益も順調に拡大し、配当を増やす力があるということです。世の中から必要とされる技術やサービスを提供していて、今後も安定した成長が続く会社である可能性が高いと思います」
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⇒定期預金の金利より「株の配当」は数百倍もお得! 増配銘柄を選べば、自動的に株価下落リスクが低く、優れたビジネスモデルの超優秀な銘柄に投資できる!

 したがって、過去に「連続増配」を行っている銘柄は、今後も増配を続ける可能性が高い。少なくとも、減配の不安は小さいと言えるだろう。

 さらに、「連続増配」株が魅力的なのは、“持っているだけで利回りがアップする”ことだ。足元の利回りが低くても、「連続増配」が続いていけば、長く持ち続けるうちに高配当株に化ける可能性が高い。もちろん、現時点でも高利回りの銘柄なら、一層おいしいと言える。

 加えて、益嶋さんの解説のとおり、増配を続ける体力がある株は、業績も安定成長を続けていることが多く、配当以外に株価の値上がりも大いに期待できるのだ。
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注目は、14期連続で増配している「ハマキョウレックス」や、
13期連続で最高益&増配の「コシダカホールディングス」!

 日本株は米国株に比べると、「連続増配」を達成している銘柄が少ないといわれるが、全上場銘柄のうち、10期以上連続で増配の銘柄は80以上ある(※今期予想を含む・2019年10月末時点)。ダイヤモンド・ザイ2020年1月号では、それらの中でも、業績や財務が良好で、特に注目の11銘柄を取り上げているが、ここではそのうちの一つを紹介しよう(※銘柄選定はマネックス証券の益嶋裕さん。株価は2019年11月5日現在)。

 まずは、14期連続で増配中のハマキョウレックス(9037)

 ハマキョウレックスは、静岡を地盤とする物流企業。物流センター事業と貨物自動車運送事業の2本柱で、物流改革の提案や業務のアウトソーシングなどを手掛ける。両事業とも順調に拡大し、売上・利益ともに過去最高を更新中。中期経営計画では2021年3月期に経常利益110億円を目標としているが、今期に前倒しで達成する可能性もありそうだ。今後は運賃の値上げや他社との協業推進、働き方改革による労働力の確保などで、業績のさらなる拡大を図る。

 そんなハマキョウレックスだが、10年前の株価は1100円。1株配当は16円で配当利回りは1.45%だった。仮に、そこで買って10年間持ち続けたとしよう。増配が続いた結果、2020年3月期の1株配当は4.4倍の70円に増え、購入時点の株価で見た配当利回り(70円÷1100円×100)は6.36%に跳ね上がっている。「連続増配」によって長期で高配当株になった好例と言えそうだ。

 続いては、13期連続で増配しているコシダカホールディングス(2157)

 コシダカホールディングスは、カラオケボックス「まねきねこ」とフィットネスクラブ「カーブス」が柱。両事業とも好調で、売上は13期連続の過去最高更新へ。業績の拡大に合わせて、上場来とどまることなく増配を続けている。成長鈍化の兆候は見られず、株価に割高感もない。カーブス事業は、2020年2月末を基準日にスピンオフ(別会社として分離・独立)させる予定だ。なおスピンオフ前に株主になっていれば、両社の株を持てる。

 さて、ここまで注目の「連続増配」株を2銘柄紹介した。ダイヤモンド・ザイ1月号の大特集「何歳からでも始められる【高配当株】で、あんしん老後」では、「連続増配株」をあと9銘柄取り上げているので、併せてチェックしてほしい!
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