IPO株の銘柄分析&予想

「ペルセウスプロテオミクス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の医薬品の研究開発企業との比較や予想まで解説![2021年5月19日 情報更新]

2020年2月17日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 【上場延期⇒再上場決定ペルセウスプロテオミクス
市場・コード/業種 東証マザーズ・4882/医薬品
上場日 3月24日
申込期間(BB期間) 3月5日~3月11日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)マネックス証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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※2020年3月12日、ペルセウスプロテオミクスは「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び原油価格の急落等を受けた最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し」た結果、当該募集株式発行並びに株式売出しの中止と、それにともなう上場手続きの延期を発表しました。今後の上場に向けたスケジュールは未定ですが、新たな情報が公開され次第、記事を更新します。
   ↓↓↓
※ペルセウスプロテオミクス
は、2021年5月19日、再度上場承認され、2021年6月22日にIPO(新規上場)することが決定した。詳細はこちらの記事を参照。
「ペルセウスプロテオミクス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の医薬品の研究開発企業との比較や予想まで解説!

ペルセウスプロテオミクスが3月24日にIPO(新規上場)!

「ペルセウスプロテオミクス」の公式サイトより

 ペルセウスプロテオミクスは、2020年2月17日、東京証券取引所に上場承認され、2020年3月24日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ペルセウスプロテオミクスは2001年2月1日に設立された。東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤として、診断・創薬標的に対応する抗体の医療への活用を目指して設立された。創業以来、新規の抗体を創生することで、がん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発、及び関連業務を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ペルセウスプロテオミクスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月3日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月5日~3月11日
公開価格決定 3月12日
購入申込期間 3月13日~3月18日
払込日 3月23日
上場日 3月24日

ペルセウスプロテオミクスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年3月6日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
2.6
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短4日後に
取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 93.1  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.9  
エース証券 0.9%  
いちよし証券 0.9%  

ペルセウスプロテオミクスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 960
仮条件
[予想PER(※2)
540~600円
倍~倍]
公募価格
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 500円~1200円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年3月3日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】
カイオム<4583> 倍(連)
オンコリス<4588> 倍(連)
ブライトパス<4594> 倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため類似会社と比較できない

ペルセウスプロテオミクスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 911万6400株(予定)
公開株式数 公募297万株
(オーバーアロットメントによる売出44万5500株)
想定公開規模(※1) 32.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ペルセウスプロテオミクスは創薬ベンチャーのマザーズ上場

 医薬品等の研究開発、製造、販売を手掛ける。東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリーで開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤として、診断・創薬標的に対応する医療への活用を目指す。主な開発パイプラインはPPMX-T001(肝臓がんなど)、PPMX-T002(固形がん)、PPMX-T003(血液がん)など。

 バイオ関連株は個人投資家に根強い人気があるものの、治験段階で創薬失敗するケースも相次ぎ、期待は後退気味。特に研究開発先行型の赤字企業は警戒されやすく、IPOにおける初値は株式相場の地合いや個人投資家のリスク許容度に大きく左右される傾向がある。

 公開規模については30億円強となる見込み。バイオベンチャーのIPOとしてはさほど大きいわけでないが、ベンチャーキャピタル保有株も多く、需給懸念は拭えない。

◆「ペルセウスプロテオミクス」IPOに
 申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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ペルセウスプロテオミクスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2016/3 570
(―)
171
(―)
154
(―)
2017/3 282
(-50.4%)
▲ 197
▲ 188
2018/3 303
(7.6%)
▲ 163
▲ 178
2019/3 275
(-9.2%)
▲ 145
▲ 163
2020/3予 80
(-71.0%)
▲ 899
▲ 905
2019/12 3Q 61
(―)
▲ 704
(―)
▲ 709
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ペルセウスプロテオミクスの業績コメント

 2020年3月期の業績は、売上高が前期比71.0%減の0.8億円、経常損失が8.9億円(前期は1.4億円)と減収・赤字拡大の見通しとなっている。

 足元では、パイプラインPPMX-T003の第I相試験を開始した。具体的には前期より準備を進めてきた治験薬製造を完了した。また、第I相試験開始に向けて独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届を提出し、被験者に治験薬投与を実施し、第I相試験を開始した。

 なお、次期テーマ探索研究は、複数の候補化合物を取得しており、今後詳細な評価を行いながら早期に次期テーマを決定することを目指している。

ペルセウスプロテオミクスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都目黒区駒場四丁目7番6号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長執行役員 横川 拓哉(昭和35年10月13日生)
設立 平成13年2月1日
資本金 7億9997万円(令和2年2月17日現在)
従業員数 18人(令和2年1月31日現在)
事業内容 医薬品等の研究開発、製造、販売
■売上高構成比率(2019/3期 実績)
品目 金額 比率
医薬品事業 275 百万円 100.0%
合計 275 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 富士フイルム株式会社 298万8210株 48.62%
2 NVCC8号投資事業有限責任組合 127万4370株 20.73%
3 イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合 39万株 6.35%
4 みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 38万4300株 6.25%
5 三菱UFJキャピタル株式会社 28万4910株 4.64
6 SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合 25万6110株 4.17%
7 株式会社キースジャパン 15万1500株 2.46%
8 株式会社バイオテクノロジー・トランスファー 9万6000株 1.56%
9 三和商事株式会社 9万株 1.46%
10 富士フイルム富山化学株式会社 6万株 0.98%
10 シミックホールディングス株式会社 6万株 0.98%
合計   603万5400株 98.19%
■その他情報
手取金の使途 第I相試験実施中のPPMX-T003の研究開発費、抗体医薬品の新規パイプラインの研究開発費及び事業運営経費に充当する予定
関係会社 富士フイルム株式会社 (その他の関係会社) ヘルスケア&マテリアルズソリューション他
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2018年3月30日
割当先 NVCC8号投資事業有限責任組合、他
発行価格 390円 ※株式分割を考慮済み
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ペルセウスプロテオミクスの銘柄紹介

 同社は東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤として、診断・創薬標的に対応する抗体の医療への活用を目指して設立された。創業以来、医薬品シーズ抗体を創生することで、がん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発、及び関連業務を行っている。LSBMで開発された蛋白質発現技術は、従来調製が困難であった膜蛋白質を効率的に発現し、これを動物免疫法と組み合わせることで、親和性の高い抗体の効率的な取得を可能にしている。

 さらに同社は多様性に富むファージ抗体ライブラリと特許技術でもある独自の抗体スクリーニング技術を保有しており、これらを対象とする疾患の細胞に適用することで、創薬標的の探索、及び従来の動物免疫法で得られるものとは異なる特徴を持つ高機能シーズ抗体の同時取得を可能にしている。

 同社の技術は、これら2つの抗体技術とシーズ探索術を融合し、医療ニーズにマッチした医薬品シーズ抗体を取得することを特長としている。また、同社は東京大学発であることを起点として、さらにそのネットワークを広げ、多くのアカデミアとの連携により最新のサイエンスのもとで創薬を行うことを使命としている。

 抗体医薬品は、近年副作用の少ない画期的な治療薬として脚光を浴び、現在低分子医薬を抜いて抗がん剤の主流となっている。2018年度の世界の医薬品売上高上位10位のうち6品目が抗がん剤で、そのうち5品目が抗体医薬品である。しかし、がんは極めて巧妙なメカニズムにより、治療から逃れていこうとしており、抗体医薬品ですら未だ満足できるものは完成しているとは言えない。

 また、近年免疫チェックポイント阻害抗体やADC(Antibody Drug Conjugate)等の抗体医薬品の新しい潮流は見えてきているが、奏効率、副作用の観点から未だ満足できるものではなく、未だ新規抗体医薬品の開発が望まれている。なお、がん以外も含めた抗体医薬品では、医薬品売上高上位10位のうち6品目を占め、抗体医薬品の重要性がますます増してきている(日経バイオテク世界の医薬品ランキング2018年度)。

 このような事業環境のなかで、同社は機能性の高い抗体を、同社独自の技術で作製し、その抗体を治療薬として開発し、また、治療薬として開発した抗体にRIや毒素を化学的に結合させることでがん細胞への攻撃力を高めるような研究開発も行っている。

ペルセウスプロテオミクスの投資のポイント

 バイオ関連株は個人投資家に根強い人気があるものの、治験段階で創薬失敗するケースも相次ぎ、期待は後退気味。特に研究開発先行型の赤字企業は警戒されやすく、IPOにおける初値は株式相場の地合いや個人投資家のリスク許容度に大きく左右される傾向がある。バイオベンチャーのIPOとしてはさほど公開規模が大きいわけでないが、それでも十分に荷もたれ感が意識される水準だろう。ベンチャーキャピタル保有株も多く、需給懸念は拭えない。

 バイオベンチャーのIPOでは、2018年10月上場のDelta-Fly Pharma<4598>が-8.1%、2019年8月上場のステムリム<4599>が-7.0%という初値にとどまっており、2019年12月に上場予定だったファンペップは延期となるなどの苦戦が続いている。

 同社は、東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤として、診断・創薬標的に対応する医療への活用を目指す。LSBMで開発された蛋白質発現技術は、従来調製が困難だった膜蛋白質を効率的に発現し、これを動物免疫法と組み合わせることで、親和性の高い抗体の効率的な取得を可能にする。

 さらに同社は多様性に富むファージ抗体ライブラリと特許技術でもある独自の抗体スクリーニング技術を保有しており、これらを対象とする疾患の細胞に適用することで、創薬標的の探索、及び従来の動物免疫法で得られるものとは異なる特徴を持つ高機能シーズ抗体の同時取得を可能としている。主な開発パイプラインはPPMX-T001(対象:肝臓がんなど)、PPMX-T002(対象:固形がん)、PPMX-T003(対象:血液がん)など。横川拓哉社長は富士フイルム(株)出身。

 業績面について、2020年3月期は売上高が前期比71.0%減の0.8億円、経常損失が8.9億円(前期は1.4億円)と減収・赤字拡大の見通しとなっている。抗体研究支援及び抗体・試薬販売の売上を計上するものの、パイプラインのマイルストーン収入は見込んでいない(前期は富士フイルムからのマイルストーン収入を計上)。一方、PPMX-T003の治験薬が当期完成したこと、第I相試験準備並びに開始したこと等により研究開発費が大きく増える。創薬系バイオベンチャーとあって、直近3期の業績も赤字推移している。

 公開規模については30億円強となる見込み。富士フイルムが発行済株式の48.6%を保有しているが、ベンチャーキャピタル保有株も確認できる限りで計258万9690株(上場時発行済株数の28.4%)ある。上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されるため、将来的な需給面の懸念材料となり得る。また、3/24はリバーHD<5690>が同時上場するため、初値買いの分散も想定しておく必要がある。

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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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