IPO株の銘柄分析&予想

「フィーチャ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の画像認識ソフト開発企業との比較や予想まで解説![2020年6月29日 情報更新]

2020年5月21日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 フィーチャ
市場・コード/業種 東証マザーズ・4052/情報・通信業
上場日 6月24日
申込期間(BB期間) 6月9日~6月15日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券SBI証券楽天証券岩井コスモ証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4710円(+805.77%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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フィーチャが6月24日にIPO(新規上場)!

「フィーチャ」の公式サイトより

 フィーチャは、2020年5月21日、東京証券取引所に上場承認され、2020年6月24日にIPO(新規上場)することが決定した。

 フィーチャは2005年8月5日に設立された。画像認識ソフトウェアを開発している。特に車載カメラやドライブレコーダー向けに歩行者や車両、車線、標識などを検知するADAS用の組み込みソフトウェアの開発に注力している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

フィーチャのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 6月8日
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月9日~6月15日
公開価格決定 6月16日
購入申込期間 6月17日~6月22日
払込日 6月23日
上場日 6月24日

フィーチャのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年6月17日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
87.0
公式サイトはこちら!
大和証券
[最短翌日に取引可能]
4.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日後に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
水戸証券 1.7  
極東証券 0.9  
みずほ証券 0.9%  
エース証券 0.9%  
東洋証券 0.9%  
いちよし証券 0.9%  

フィーチャのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 470
仮条件
[予想PER(※2)
470~520円
62.0倍~68.6倍]
公募価格 520円
初値 4710円
初値騰落率 +805.77%
予想トレーディングレンジ(※3) 500円~1500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年6月4日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 67.5倍
データSEC<3905> 倍(連)
ALBERT<3906> 倍(連)
ユーザローカル<3984> 67.5倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は妥当と判断できる。

フィーチャの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 540万9000株(予定)
公開株式数 公募15万株  売出43万株
(オーバーアロットメントによる売出8万7000株)
想定公開規模(※1) 3.1億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

フィーチャは画像認識ソフト開発の小型IPO

 画像認識ソフトウェアの開発を行う。車載カメラやドライブレコーダ向けに歩行者や車両、車線、標識などを検知するADAS(先進運転支援システム)用の組み込みソフトウェアの開発に注力。主な顧客はTier 1と呼ばれる自動車部品メーカーやドライブレコーダメーカーで、売上高の24.1%がトヨタコネクティッド(株)向け。

 「AI(人工知能)」「自動運転」といった人気の投資テーマに乗る。大株主にベンチャーキャピタルが散見されるとはいえ、公開規模が非常に小さく、テーマ性と好需給で初値を大きく飛ばすだろう。株価バリュエーションが比較的高いものの、割高感は意識されづらい。

 公開規模については3億円前後となる見込み。6/24はほかに2社が同時上場するが、このところのマザーズ株高を受けてIPO銘柄にも積極的な初値買いが向かうとみられる。

◆「フィーチャ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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フィーチャの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2016/3 93
(―)
▲ 5
(―)
▲ 5
(―)
2017/3 83
(-10.2%)
▲ 27
(―)
▲ 27
(―)
2018/6 210
(150.7%)
53
(―)
45
(―)
2019/6 282
(34.3%)
▲ 17
(―)
▲ 17
(―)
2020/6予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2018/6 210
(―)
50
(―)
42
(―)
2019/6 282
(34.3%)
▲ 5
(―)
▲ 8
(―)
2020/6予 403
(42.7%)
63
(―)
41
(―)
2020/3 3Q 311
(―)
74
(―)
52
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:7.58円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

フィーチャの業績コメント

 2020年6月期の業績は、売上高が前期比42.7%増の4.03億円、経常損益が0.63億円の黒字(前期は0.05億円の赤字)に転換する見通しとなっている。

 同社グループが属する画像認識ソフトウェア業界においては、自動車向け先進運転支援システム(ADAS)の普及や自動運転技術の実用化に向けて自動車関連企業各社が取り組みを強化しており、成長が見込まれている。

 こうした環境のなかで、同社グループは新規案件の獲得を進める一方、将来の収益獲得に向けた人員増強や、それに伴う本社移転、ディープラーニングをはじめとした画像認識技術の研究開発を積極的に行っている。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高3.11億円で77.1%、経常利益0.74億円で117.4%となっている。

フィーチャの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都豊島区東池袋三丁目1番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長CEO 脇 健一郎(昭和35年12月4日生)
設立 平成17年8月5日
資本金 2億1300万円(令和2年5月21日現在)
従業員数 新規上場会社20人 連結会社22人(令和2年4月30日現在)
事業内容 画像認識ソフトウェアの開発
■売上高構成比率(2019/6期 実績)
品目 金額 比率
画像認識ソフトウェア開発事業 282 百万円 100.0%
合計 282 百万円 100.0%
■大株主上位9位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 曹 暉 171万6000株 32.63%
2 王 ●(サンズイに路) 114万6000株 21.79%
3 脇 健一郎 95万4000株 18.14%
4 惠州市徳賽西威汽車電子股フン有限公司 52万8000株 10.04%
5 NVCC7号投資事業有限責任組合 27万3000株 5.19
6 株式会社SMBC信託銀行 26万4000株 5.02%
7 ニッセイ・キャピタル6号投資事業有限責任組合 21万9000株 4.16%
8 名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャー1号投資事業有限責任組合 10万5000株 2.00%
9 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 5万4000株 1.03%
合計   525万9000株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 人件費及びエージェント利用料や紹介料などの採用費として充当する予定
関係会社 北京飛澈科技有限公司 (連結子会社) 画像認識ソフトウェア開発事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2017年7月3日
割当先 惠州市徳賽西威汽車電子股フン有限公司
発行価格 463円 ※株式分割を考慮済み
◆「フィーチャ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
大和証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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フィーチャの銘柄紹介

 同社グループは、同社及び連結子会社である北京飛澈科技有限公司により構成されており、「Make Things Intelligent」をミッションとして掲げ、画像認識ソフトウェア開発事業を行っている。同社は2005年の創業以来、主にレンズ検査装置事業を行ってきたが、2012年に画像認識ソフトウェア開発事業を開始した。

 それ以来、コンピュータビジョン(コンピュータを用いた画像技術)と機械学習の経験を活かし、車載カメラやドライブレコーダ向けの画像認識ソフトウェアを提供してきた。今後も同社グループは、様々な端末に実装しやすい画像認識技術の実現を目指す。

・同社グループの事業内容

 同社は、画像認識ソフトウェアを開発しているが、特に車載カメラやドライブレコーダ向けに歩行者や車両、車線、標識などを検知するADAS(※1)用の組み込みソフトウェアの開発に注力している。主な顧客はTier 1(※2)と呼ばれる自動車部品メーカーやドライブレコーダメーカーである。また、顔認証及びよそ見運転、危険運転、居眠り運転等を検知するDMS(※3)用ソフトウェアが、自動車部品メーカー等を通して自動車に搭載されている。

※1 ADAS
Advanced driver-assistance systems。自動車の運転手の運転操作を支援するシステム。
※2 Tier 1
自動車メーカーに直接部品を供給する企業。
※3 DMS
Driver Monitoring System。自動車の運転手を監視するシステム。

・同社グループのソフトウェア技術

 同社は、コンピュータビジョンに特化したソフトウェア、特に機械学習を用いた画像認識ソフトウェアを主に開発している。機械学習とは、大量のデータを用いて学習を行い、特徴量(※4)と呼ばれる辞書を作成し、その辞書を参照しながら画像から歩行者などの対象物を検知する技術である。

 機械学習は、近年AI(人工知能)技術を大きく発展させたディープラーニングとディープラーニング出現前の非ディープラーニングに分けることができ、同社は、現在、主にディープラーニング技術を用いたアルゴリズム及びソフトウェアの開発に注力している。

 ディープラーニングは、非ディープラーニングに比べて認識性能が高く、同社ではADAS用ソフトウェアだけでなく、運転手監視ソフトウェアにも用いている。一方、実装性能に優れた非ディープラーニングを有することも、同社の大きな強みである。画像認識ソフトウェアを安価な車載カメラやドライブレコーダに搭載する場合には、比較的性能が低いLSI(※5)で動作させることが必要であるが、同社の非ディープラーニングは、そういった比較的性能が低いLSIでも動作させることが可能である。

 このように同社は製品の仕様に応じて、非ディープラーニングとディープラーニングを使い分け、あるいはその両方を組み合わせて使うハイブリッド化を行い、車載カメラやドライブレコーダ用カメラにソフトウェアを提供している。

※4 特徴量
データの特徴を数値化したもの。
※5 LSI
Large-Scale Integration。集積回路のうち、素子の集積度が数千ゲートかそれ以上のもの。


・同社グループのビジネスモデル

 同社は、顧客の車載カメラやドライブレコーダ向けに画像認識ソフトウェアのカスタマイズや実装を行う対価を受託開発収入として計上している。また、量産以降に発生する、搭載数量に応じたソフトウェア使用料をライセンス収入として計上している。なお、一部の取引には商社が介在している。

フィーチャの投資のポイント

 車載用画像認識ソフトウェアを手掛け、「AI(人工知能)」「自動運転」といった人気の投資テーマに乗る。大株主にベンチャーキャピタルが散見されるとはいえ、公開規模が非常に小さいため、テーマ性と好需給で初値を大きく飛ばすだろう。自動車各社は電動化や自動運転といった「CASE」に関連して積極的な投資を行っており、恩恵が期待されるソフトウェア開発会社のIPOは人気が高い。同社はまだ収益規模が小さいため、設定価格のバリュエーション水準が比較的高いものの、AI技術を用いた画像認識ソフトウェアを手掛ける類似企業は軒並み高PERとなっているため、割高感は意識されづらいだろう。

 同社グループは、画像認識ソフトウェア開発事業を行っており、特に車載カメラやドライブレコーダ向けに歩行者や車両、車線、標識などを検知するADAS(先進運転支援システム)用の組み込みソフトウェアの開発に注力している。

 主な顧客はTier 1と呼ばれる自動車部品メーカーやドライブレコーダメーカー。また、顔認証及びよそ見運転、危険運転、居眠り運転等を検知するDMS(運転者監視システム)用ソフトウェアが、自動車部品メーカー等を通して自動車に搭載されている。コンピュータビジョンに特化したソフトウェア、特に機械学習を用いた画像認識ソフトウェアを主に開発している一方、実装性能に優れた非ディープラーニングも有していることが強み。

 2019年6月期実績で売上高の24.1%がトヨタコネクティッド(株)向け、同23.3%がJVCケンウッド<6632>向け、同16.7%がネクスティエレクトロニクス(株)向け。

 業績面について、2020年6月期は売上高が前期比42.7%増の4.03億円、経常損益が0.63億円の黒字(前期は0.05億円の赤字)に転換する見通しとなっている。新規顧客の獲得や既存顧客の深耕による新規案件の獲得及びライセンス収入の積み上げが寄与する。新型コロナウイルス流行の影響は軽微という。

 想定仮条件水準の今期予想PERは55~69倍程度と比較的高い水準。しかし、マザーズのユーザーローカル<3984>並みであり、更なる高バリュエーションの類似企業も少なくない。

 公開規模については3億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタルとみられる株主の保有株は計91万5000株(上場時発行済株数の16.9%)あり、このうち65万1000株は上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される(残り26万4000株は上場日後90日経過で解除)。

 また、6/24はロコガイド<4497>コパ・コーポレーション<7689>が同時上場する。ただ、このところのマザーズ株高を受けてIPO銘柄にも積極的な初値買いが向かうとみられ、同社は公開規模の軽量感や事業内容のテーマ性を重視する個人投資家の関心を集めるだろう。

◆「フィーチャ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
公式サイトはこちら!
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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