IPO株の銘柄分析&予想

「ヒューマンクリエイションホールディングス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の技術者の人材派遣企業との比較や予想まで解説![2021年3月20日 情報更新]

2021年2月9日公開(2022年9月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ヒューマンクリエイションホールディングス
市場・コード/業種 東証マザーズ・7361/サービス業
上場日 3月16日
申込期間(BB期間) 3月1日~3月5日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券マネックス証券auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 3505円(+65.33%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ヒューマンクリエイションホールディングスが3月16日にIPO(新規上場)!

「ヒューマンクリエイションホールディングス」の公式サイトより

 ヒューマンクリエイションホールディングスは、2021年2月9日、東京証券取引所に上場承認され、2021年3月16日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ヒューマンクリエイションホールディングスは2016年10月3日(実質上1974年10月9日)に設立された。システムソリューションサービス事業として、主要顧客であるシステムインテグレーターやメーカーを経由して受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、エンジニアの顧客企業先常駐を基本としてシステムの開発・保守を行う技術者派遣事業を行っている。また、システムの利用者となるエンドユーザーから直接受託したシステムの構築についても行っている。

 システムソリューションサービスの提供先は、金融サービス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など幅広く、開発領域についても、物流、製造、マーケティング・販売、サービスなど多岐に渡る。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ヒューマンクリエイションホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月26日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月1日~3月5日
公開価格決定 3月8日
購入申込期間 3月9日~3月12日
払込日 3月15日
上場日 3月16日

ヒューマンクリエイションホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年3月9日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
96.5
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.9%  
ひろぎん証券 0.9%  

ヒューマンクリエイションホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2020
仮条件
[予想PER(※2)
2020~2120円
[12.4倍~13.0倍]
公募価格 2120円
初値 3505円
初値騰落率 +65.33%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~4500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年2月25日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 17.3倍
SYSHD<3988> 14.3倍(連)
ニーズウェル<3992> 15.4倍
エスユーエス<6554> 22.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ヒューマンクリエイションホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 189万8750株(予定)
公開株式数 公募5万株  売出156万9400株
(オーバーアロットメントによる売出20万100株)
想定公開規模(※1) 36.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ヒューマンクリエイションホールディングスは
ITエンジニア派遣のマザーズ上場

 システムの開発・保守を行う技術者派遣に特化した人材派遣事業を展開する。提供先は金融サービス業界など幅広く、開発領域も物流など多岐に渡る。連結子会社4社を擁し、グループ内でシステム開発における上流工程から最終工程まで全工程に対して、エンジニア派遣を通じたソフトウエア開発における技術の提供が可能。

 公開規模がマザーズ上場案件としてはやや荷もたれ感のある水準で、事業内容も目新しさに乏しいと受け止められる可能性がある。しかし、社会的なIT人材不足で事業環境は良好とみられ、個人投資家の物色人気に乗る余地は十分あるだろう。

 公開規模については30億円台となる見込み。筆頭株主のリサ・パートナーズ系投資会社が上場時に保有株を全て放出。「ファンドの出口案件」との見方はありそうだが、上場後に既存株主から追加売却が出てくる懸念は少ない。

◆「ヒューマンクリエイションホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ヒューマンクリエイションホールディングスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2017/9 150
(―)
57
(―)
55
(―)
2018/9 250
(66.4%)
38
(-32.5%)
14
(-74.7%)
2019/9 392
(57.0%)
76
(98.8%)
72
(412.5%)
2020/9 570
(45.2%)
287
(275.3%)
248
(245.1%)
2021/9予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2019/9 4,154
(―)
333
(―)
203
(―)
2020/9 4,565
(9.9%)
303
(-9.0%)
210
(3.1%)
2021/9予 5,083
(11.3%)
503
(65.8%)
309
(47.0%)
2020/12 1Q 1,210
(―)
120
(―)
79
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:162.74円/48.98円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

ヒューマンクリエイションホールディングスの業績コメント

 2021年9月期の業績は、売上高が前期比11.3%増の50.8億円、経常利益が同65.8%増の5.0億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループの主要顧客である大手システム開発企業各社で、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は依然として残るものの、受注環境は回復傾向にあり、同社グループの事業活動において、受注に向けた営業活動の停滞、受注減少等に与える影響は限定的となっている。

 このような事業環境のもと、同社グループは中長期的な経営戦略として、将来に向けた成長基盤の拡充と人財の育成を掲げ、「業界有数の人財数」「業界有数の技術力」「オリジナルの制度に基づく人財育成力」を実現すべく取り組んでいる。その結果、同社グループの今第1四半期(2020年10-12月)の業績は、売上高が12.1億円、営業利益が1.2億円、経常利益が1.2億円、四半期純利益が0.7億円となった(子会社別の売上高は、(株)ブレーンナレッジシステムズ7.6億円、(株)シー・エル・エス2.5億円、(株)アセットコンサルティングフォース1.3億円、(株)セイリング1.0億円となっており、グループ内取引の相殺消去前の数値)。

 なお、通期計画に対する第1四半期末時点における進捗率は、売上高12.1億円で23.8%、経常利益1.2億円で23.8%となっている。

ヒューマンクリエイションホールディングスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 富永 邦昭(昭和45年8月15日生)
設立 平成28年10月3日
資本金 1億1779万円(令和3年2月9日現在)
従業員数 新規上場会社9人 連結会社765人(令和2年12月31日現在)
事業内容 システムの開発・保守を行う技術者派遣に特化した人材派遣事業
■売上高構成比率(2020/9期 実績)
品目 金額 比率
システムソリューションサービス事業 4,565 百万円 100.0%
合計 4,565百万円 100.0%
■大株主上位5位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社BSH 174万1749株 94.21%
2 HCHグループ従業員持株会 5万1351株 2.78%
3 富永 邦昭 4万3050株 2.33%
4 下田 昌孝 1万2000株 0.65%
5 渡部 峻介 600株 0.03
合計   184万8750株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)人材採用費、(2)エンジニアの人件費に充当する予定
関係会社 株式会社ブレーンナレッジシステムズ (連結子会社) システムソリューションサービス事業
株式会社シー・エル・エス (連結子会社) システムソリューションサービス事業
株式会社アセットコンサルティングフォース (連結子会社) システムソリューションサービス事業
他、連結子会社1社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「ヒューマンクリエイションホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ヒューマンクリエイションホールディングスの銘柄紹介

 同社グループは、純粋持株会社である同社と、事業を担う連結子会社4社の計5社で構成されており、エンジニア派遣に特化した技術者派遣事業を主たる事業としている。同社グループが行う事業の契約形態には、派遣契約、請負契約等がある。同社グループは、主として派遣契約を顧客企業と締結することで事業を展開しているが、一部の顧客企業に対しては請負契約等を締結している。同社は、持株会社として同社グループ全社の戦略策定のほか、各子会社に対し、業務委託契約に基づく経営管理業務を行っている。

<システムソリューションサービス事業の概要>

 システムソリューションサービス事業とは、主要顧客であるシステムインテグレーターやメーカーを経由して受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、エンジニアの顧客企業先常駐を基本としてシステムの開発・保守を行う技術者派遣事業である。また、システムの利用者となるエンドユーザーから直接受託したシステムの構築についても行っている。

 システムソリューションサービスの提供先は、金融サービス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など幅広く、開発領域についても、物流、製造、マーケティング・販売、サービスなど多岐に渡る。なお、2019年7月にはシステムコンサルティング・受託に特化した(株)アセットコンサルティングフォースを設立、2019年10月にはシステム開発後の保守運用を主とする(株)セイリングがグループ入りした。

 これにより同社グループ内で、システム開発における上流工程から最終工程まで全工程に対して、エンジニア派遣を通じたソフトウエア開発における技術の提供が可能となった。なお、事業を担う連結子会社4社の事業内容は以下のとおりである。保有エンジニア数については2020年9月末時点。

・(株)アセットコンサルティングフォース

 SI(システムインテグレーション・システム開発領域)の前工程=上流工程を担い、顧客企業の経営課題解決のコンサルティングを主体としている。経営課題抽出を通じてIT投資予算の獲得・拡大まで関与するため、システムソリューションサービスの頭脳部分であり、後工程の付加価値レベル向上に貢献している。同時にSIの上流工程である要件定義・PM(プロジェクトマネジメント)を実践し、開発品質向上及び同社グループのエンジニアの早期育成環境提供の両立を目指している。保有エンジニア数は7名。

・(株)シー・エル・エス

 SIにおける要件定義・基本設計を担うシステムエンジニア集団である。首都・東京圏に集中したプロジェクトチーム単位で、主として派遣契約に基づく技術者派遣を通じた技術的な課題解決を行っている。また、グループ会社である(株)ブレーンナレッジシステムズに所属するエンジニアの早期育成環境提供の役割も持っている。保有エンジニア数は128名。

・(株)ブレーンナレッジシステムズ

 SIにおける基本設計・詳細設計を担い、全国6拠点(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)で展開する同社グループ最大の要員を有するシステムエンジニア・プログラマー集団である。主として派遣契約に基づく技術者派遣を通じてプロジェクトチーム単位での参画に加え、緊急性が高いSI案件(=プロジェクトの遅延、他社エンジニアの離任に伴う緊急補充等)への技術的な課題解決を行っている。保有エンジニア数は504名。

・(株)セイリング

 主として派遣契約に基づく技術者派遣を通じて、SI、開発終了後、全てのシステムにおいて必要となるシステム更改、機能拡張・改善、保守運用を担う、主にインフラ整備を行うエンジニアを有する集団である。SI工程の最終工程を担っているため、長期・安定型技術者派遣の提供が特徴である。保有エンジニア数は70名。

ヒューマンクリエイションホールディングスの投資のポイント

 公開規模がマザーズ上場案件としてはやや荷もたれ感のある水準で、事業内容も目新しさに乏しいと受け止められる可能性がある。しかし、社会的なIT人材不足で事業環境は良好とみられ、個人投資家の物色人気に乗る余地は十分あるだろう。筆頭株主であるリサ・パートナーズ系の投資会社は上場時に保有株を全て放出するとみられ、「ファンドの出口案件」との見方はありそうだが、上場後に既存株主から追加売却が出てくる懸念は少ない。

 2020年のマザーズIPOで公開規模が30億円以上50億円未満だった7社の公開価格に対する初値騰落率は平均+48.7%。案件ごとに水準は異なるが、直近ではFast Fitness Japan<7092>が+33.3%、バルミューダ<6612>が+63.2%といった初値だった。

 同社グループの展開するシステムソリューションサービス事業とは、主要顧客であるシステムインテグレーターやメーカーを経由して受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、エンジニアの顧客企業先常駐を基本としてシステムの開発・保守を行う技術者派遣事業である。システムソリューションサービスの提供先は、金融サービス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など幅広く、開発領域についても、物流、製造、マーケティング・販売、サービスなど多岐に渡る。

 連結子会社4社を擁し、同社グループ内で、システム開発における上流工程から最終工程まで全工程に対して、エンジニア派遣を通じたソフトウエア開発における技術の提供が可能。子会社の保有エンジニア数は、アセットコンサルティングフォース7名、シー・エル・エス128名、ブレーンナレッジシステムズ504名、セイリング70名(2020年9月末時点)。

 業績面について、2021年9月期は売上高が前期比11.3%増の50.8億円、経常利益が同65.8%増の5.0億円と増収増益の見通しとなっている。前期はコロナ禍の影響を受けたが、2020年6月を底として好調に転じているという。保有人数については、2021年9月末累計要員数で765名程度(同56名、7.9%増)を見込む。

 想定仮条件水準の今期予想PERは12~13倍程度。類似の技術者派遣・システム開発会社のなかでも低位にとどまり、十分にディスカウントされた価格と言えるだろう。配当は1株当たり48.98円を予定しており、連結配当性向30%をメドに継続的な配当を実施する方針。

 公開規模については30億円台となる見込み。前述のとおり、リサ系投資会社がオーバーアロットメントによる売出しを含め全株放出する。なお、3/16はウイングアーク1st<4432>が同時上場するが、そちらは東証1部上場で公開規模がより大きいため、需給面を重視する個人投資家の初値買いはHCHに向かいそうだ。株式相場、特に新興株がやや不安定になってきた点には注意したい。

◆「ヒューマンクリエイションホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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