昨年末から今年にかけて
買い時サインが点灯していた!
まったく相変わらず、教える側の気持ちをイラッとさせる人ですね。でも、まあ、実例を交えて説明しましょう。今回はカルビー(2229)のチャートを参考にしましょう。
おお、ポテチかよーっ、オレ、マジで好物じゃーん! あ、思い出した! この株って大震災の当日に上場したんだよね!
そうでしたね。でも、上場こそ最悪のタイミングでしたが、好業績にくわえて内需関連への物色という流れに乗って株価はこの2年で4倍近くまで上昇してきました。
す、すげー! うう、買っておけばよかったじゃーん。センセイ、なんで教えてくれなかったの〜!
そんなこと言ったって、まだ連載始まってなかったでしょ! さて、直近の話をしますと、この銘柄にどのタイミングで買いを入れるべきだったのかに関しては、ボリンジャーバンドよりもフォーメーションや移動平均線などに注目したほうがわかりやすかったみたいですね。2012年12月19日の安値と13年1月4日の安値でダブルボトムを形成していますから。
ありゃま、ホントだ。でもって、1月9日は5日線が25日線を上抜いてゴールデンクロスしてるもんなー!」
お、そのくらいはわかるんですね! さて、今度はボリンジャーバンドを表示したチャートも見てみましょう。
おーっ、+2σと+1σの間に挟まれたかたちで株価が上昇しているのだー! つまり、バンドウォークなのだー! 超強い相場なのだー!
おお、奇跡的に前回のことは覚えていましたね。そのとおりです。2月上旬になってから頭打ちになってきましたが、+1σの水準で踏みとどまっていますから、ここは辛抱のしどころでしょう。しかし……
えっ、何だよ~? 何かマズいことでもあるんでつか? センセイ、もったいぶらないでくれよ~ん!
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◆カルビー(2229) |
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