「050 plus」「SMARTalk」「楽天でんわ」などの既存サービスと
「LINE電話」の料金を徹底比較してみると……
■スマートフォン通話アプリ料金比較表(※1) | |||||
基本使用料 | 1分あたりの通話料金 | 相手への番号通知 | |||
対携帯電話 | 対固定電話 | ||||
大手3キャリアが提供する LTEプランのベース通話料 |
743円~ | 42円(30秒21円) | 自局番号 | ||
LINE電話 |
30日プラン (携帯・固定両用) |
無料 | 約6.5円 (60分390円) |
自局番号(※2) | |
30日プラン (固定専用) |
無料 | - |
約2円 (60分120円) |
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コールクレジット | 無料 | 14円 | 3円 | ||
050 Plus | 315円 | 16.8円 |
約2.8円 (3分8.4円) |
付与された050から 始まる番号 |
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SMARTalk | 無料 | 16.8円 | |||
楽天でんわ | 無料 | 21円 | 自局番号 | ||
※1:ザイ・オンライン編集部調べ。料金は国内限定で2014年3月26日現在のもの。 ※2:対ドコモの携帯電話を除く |
携帯電話会社の提供するLTEプランのベースとなる通話料金の場合、相手が携帯電話でも固定電話でもともに30秒21円、1分間に換算すると42円という高額な通話料となっている。しかし、「格安通話アプリ」を利用すればそれよりもはるかに安く通話することができるのだ!
IP電話アプリ「050 plus」の通話料金は携帯電話にかけた場合は1分16.8円、固定電話にかけた場合はなんと3分で8.4円(1分換算すると約2.8円)。月々の基本料として315円がかかることを考えてもLTEプランの約3分の1と、通話料は格安だ。
同じくIP電話の「SMARTalk」は月々の基本使用料が無料。ただし、通話料は携帯電話、固定電話ともに1分16.8円。「050 plus」に比べると対固定電話の料金が割高となっている。
「確かに料金は安いんですが、『050 plus』と『SMARTalk』は『050』から始まる番号が新たに付与され、相手への通知はこちらの番号が表示されるんです。ですから、この『050』の番号を知人や仕事先の相手にあらかじめ伝えておかないと、誰からの着信なのかわかってもらえないという不便さがありますね」(三上さん)
一方、「楽天でんわ」はIP電話ではなくパケット網と音声網を使用した通話方式を採用しており、通話品質は通常回線と同等とされているだけに、他のIP電話と比べて割高の通話料金を採用している。対固定電話、携帯電話ともに30秒10.5円で、1分あたりに換算すると21円となっている。
「『LINE電話』はドコモの携帯電話にかけたときには番号が表示されないですが、『楽天でんわ』はすべての携帯電話、固定電話に普段使っている電話番号がそのまま表示されます。つまり、いつも通りの感覚で通話料金は割安になるわけです。これは大きなアドバンテージでしょう」(三上さん)
「LINE電話」の通話料金の安さは「通話アプリ」で最安値!
ただし、料金の支払い方法と番号通知には課題が残る
そして、新サービスの「LINE電話」には前述の通り、「30日プラン」と「コールクレジット」の2種類のタイプがある。「30日プラン」にはさらに固定電話専用と携帯電話・固定電話両用と分かれているため、合計3通りの料金プランが用意されている。
通話料金はプリペイド制の「30日プラン(固定電話専用)」が60分120円(1分換算で約2円)。「30日プラン(携帯電話・固定電話両用)」が60分390円(1分換算で約6.5円)となっており、対携帯電話に関しては今回紹介する全アプリの中で最安値をマーク!
「コールクレジット」もプリペイド制で、対固定電話は1分3円、対携帯電話には1分14円と、携帯電話にかける際には「30日プラン(携帯電話・固定電話両用)」よりも割高になるが、他の通話アプリなどを利用するよりも通話料は安いということになる。
「ただし、『LINE電話』は事前に通話時間を購入(=プリペイド制)しなくてはいけないという手間があることと、依然としてiPhoneが未対応であること、そして対ドコモの携帯電話には自分の番号が非表示となってしまうところがネックになってくると思いますね。通話相手がどのキャリアを使っているかということをいちいち全部把握している方はほとんどいないでしょうし、まだまだドコモユーザーは大きなシェアを持っていますので、番号が通知されない相手がかなり多いと考えておいたほうがいいでしょう」(三上さん)
料金だけで考えれば「LINE電話」の安さはズバ抜けているが、料金の支払い方法や番号通知のことを考えると、どのアプリも一長一短の特性を持っており、簡単には“コレが一番オススメ!”とは言えない状況だ。
次回の「後編」では、料金と並んで気になるポイントであろう各サービスの通話品質を実際に記者が体験して比較しつつ、どんなユーザーがどのアプリを使うと便利なのかを徹底検証していく!
(取材・文/武松佑季[A4studio])
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■DCMX GOLD | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費 | 1万円(税抜) | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
関連記事 | >>ドコモのカード「DCMX」保有のメリットとは? |
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発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費 | 初年度無料、2年目以降1250円(税抜) | |
家族カード | あり(年会費初年度無料、2年目以降400円(税抜)) | |
関連記事 | >>ドコモのカード「DCMX」保有のメリットとは? |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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