証券会社比較

ネット証券各社の2015年相場シナリオとは?日本株に吹く追い風、警戒情報、投資テーマ、今年の銘柄までを一挙紹介!

2015年1月8日公開(2025年5月26日更新)
久保田正伸
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

2015年相場のシナリオとは? 日本株に吹く追い風とリスクを知れば、相場の動きが想定できる。年末年始にわたり2015年相場を予測する多数のネット証券レポートが掲載された。相場専門家の情報をもとに、今年の投資戦略、注目のテーマや銘柄など、まとめて紹介しよう。なお、この記事で引用したネット証券レポートは記事の最後【表4】に掲載した。

日経平均2万円はいつ頃実現?

 まず、ネット証券各社のアナリストが試算した今年の日経平均株価の予想をまとめた【表1】。主に企業業績をもとに算出したフェアバリュー(適正価格)が2万円程度、上昇トレンドに乗ってさらに上値があるイメージだ。

【図表1】各社の2015年日経平均予想
証券会社 2015年度 2015年高値 試算・シナリオ
SMBC日興證券 *1 2万600円 2万1000円 2015年度TOPIX-EPS110.2pt、為替120円 
PER15倍、NT倍率12.5倍で試算
マネックス証券 *2 2万円 2万2000円 今期日経EPS1200円から、来期10%増益でEPS1320円。
PER15倍なら日経2万円。17倍で2万2000円
マネックス証券 *3 2万円 1万6000円がサポート。SQ前に2万円を一瞬つける
東海東京証券*4 2万円 日経EPS1100円台、上昇余地あり

出所:*1 レポート1、*2 レポート8、*3 レポート9(アナリストT)、*4 レポート6

 多くのアナリストの日経平均株価の予想想は基本強気で似ているが、問題は高値や調整局面の時期だ。【表2】はアナリストが予想したイベントを時期別に分類したもの。日経平均株価が2万円の高値をつける時期は、専門家によって、4月、年央、年末とバラバラ。日本株にとっての追い風、リスクとなるイベントがいつ頃起きると読むかで、高値・安値の時期が異なる。

【図表2】アナリスト予想カレンダー
プラス要因 リスク要因 日経予想
◆時期/年前半
好調な決算。4月に日銀の追加緩和(レポート8)
・アベノミクス再度加速(レポート9)
・欧州の追加緩和、原油安(レポート9)
・周期から1月末頃にかけて調整(レポート3)
・新年度入りでGPIF 改革はいったん出尽くし感(レポート9)
・春頃政策期待いったん後退、企業の保守的な業績見通し(レポート9)
・1万7935円ですでに天井か、1万8260円処でピークアウト(レポート3)
4月に2万円、その後調整(レポート8)
◆時期/年央
小型株、東証マザーズ指数が年央以降上昇基調へ(レポート3) 米国の利上げに対する警戒感台頭。FOMC開催予定の6月転機(レポート6.8)
6~8月に米利上げ開始(レポート12)
・9月前後日本郵便の大型上場で需給圧迫から利益確定に(レポート9)。
SQ前に瞬間的に2万円(6月)(レポート9)
半ばに2万円台(レポート6)
・5月かもう少し早い時期に調整。調整幅は2000円(1万9000→1万7000円)(レポート12)
◆時期/年後半
・秋にもう一度、追加緩和(レポート8)
・消費再増税に向けた景気対策期待が再燃(レポート9)。
FRBの利上げは2015年後半(レポート1) ・年央の調整から持ち直して仮に2万円なら年末は2万2000円(レポート8)
・年末高(レポート9)。
・年後半に2万円に向けたラリー(レポート12)
◆時期/来年以降
・2016年7月衆議院選挙 2017年4月消費増税

日本株に吹く追い風

 今年、日本株に吹く「追い風」とリスクを知ることが、投資戦略につながるだろう。日本株の追い風要因は多い(SMBC日興證券東海東京証券楽天証券のレポート(2、6、12)などに掲載されている)。

<日本株の追い風要因>

 ①円安ドル高
 ②原油安
 ③消費税先送り
 ④GPIFの運用拡大
 ⑤日銀の追加緩和
 ⑥追加の景気対策が見込める
 ⑦衆議院選挙における自民党の大勝
 ⑧アメリカ好景気の恩恵
 ⑨日本株上昇の資産効果

 これらの追い風要因により「当面は、株価上昇を見込んだ順張りの投資戦略が有効な地合いが継続」(レポート2)といった強気の論調が多い。

 強気要因として、自民党大勝後のアノマリーを紹介しよう。過去3回の自民大勝後を振り返ると、いずれも「2~3年、日経平均は大幅上昇した」という(東海東京証券、レポート6)。「自民大勝+原油急落という86年と同じ状況が再現されたので、来年(2015年)、大幅上昇する環境が整った」と見る。

最大のリスク「米国利上げ」そして、その後……

 次に、リスク要因をあげてみよう。

<日本株のリスク要因>

①米国の利上げ
 ②逆オイルショック
 ③日本郵政の大型上場(9月前後)
 ④ロシアや新興国の通貨下落
 ⑤ギリシャなど欧州発の金融危機

 多くの専門家がリスク要因で重視するのが「米国の利上げ」だ。実施時期は、「年央」「6~8月」と見る人が多いようだ。

 「アメリカの利上げが意識されるにしたがって、世界の投資マネーは警戒感を高めていくことになります。そこに、逆オイルショックや地政学リスクなどの、不安材料が重なると、売りが売りを呼んで世界的な株式市場の波乱に発展することがあります」(楽天証券、レポート12)。

 6~8月に利上げ開始として、「株式市場は、利上げが始まる2~3ヶ月前に一度調整局面を迎える」と予想している。このシナリオでは、5月ぐらいからは要注意期間に入る。

 調整後はどう動くか。

 「90年以降過去3回の利上げ局面で米国株がどう反応したか」をチェックしたのがマネックス証券の「レポート8」。3回とも利上げ当初は調整したが、その後の値動きまで記述がある。

 そもそも「利上げできるくらい景気がいいので、企業業績が伸びる」傾向があるという。ただし、調整後の値動きは米国株も日本株も「マイルドな上昇にとどまる」と予想している。

2016年以降に待つ“修羅場”

 2015年の株式相場を楽観視する専門家は多いが、実はその先には修羅場が待っているようだ。

 2015年の日本株式市場を「モラトリアム相場」と名付け、大幅な上昇を予想しているのが、マネックス証券の「レポート7」。「モラトリアム」は、「一時的な猶予」「遅延」の意味。それは「消費税増税先送り」であり、2017年4月実施が行く末に見えている。

 「2017年に近づくにつれてリスクが顕在化してくることが予想される。(中略)通常、半年から1年先を織り込む株式市場では2016年の早い段階から警戒モードになるだろう。そう考えると、安心して相場を張れるのは2015年いっぱい」。

 こういった先のリスクも踏まえておきたい。今年の相場予想も強気な見方が多いとはいえ、実際には専門家でも将来の予想は難しい。天災など、予想外のリスクが発生することもある。常にリスク対策を取りながら投資する姿勢が重要だろう。

投資戦略~内需株や小型株が動き出す!?

 今年はどういった銘柄が物色されるだろうか。投資戦略の参考になる情報を紹介しよう。

 「2015年序盤こそ外需・円安恩恵銘柄がアウトパフォームするものの、年間を通じてみれば内需優位の展開と予想する」(SMBC日興證券、レポート1)。

 注目業種は以下のとおりだ。

 「徐々にバリュー・出遅れ銘柄の優位性が強まるとみる。注目業種は、賃金上昇の好影響を享受するb to c 関連(小売、サービス)、国内での効率化投資の恩恵を受けやすいITサービス、出遅れ感が強いレイトサイクル業種である素材(鉄鋼、化学等)、造船・重機」。

 一方、昨年の流れを踏襲する予想もある(楽天証券、レポート10)

 「2014年に強い動きだった好業績銘柄はさらに強い動きを続け、それ以外の銘柄は、株価が少し上昇しても頭打ちになってしまうという状況が2015年も継続する」。

 トレード方法として、好業績、かつチャートが上昇トレンドの銘柄に対して、押し目を拾う手法を紹介している。たとえば、「25日移動平均線を割りこんで損切りとなったときの損失が大きくならないようなタイミングで買う」といった手法だ。

 今年は、小型株が勢いを取り戻すかもしれない。

 「過去1~2年、日経平均や大型株の上昇波動が切りあがるなか、東証マザーズ指数は高値を抜けずに足踏みが続いてきたが、下値固めが進展していることから、来年(2015年)央以降は、踊り場を抜け出して、上昇基調が強まる可能性がある」(SMBC日興證券、レポート3)。

 大型株と小型株は、優位になる時期が3年周期で交互に繰り返すという。今年は小型株も要チェックだ。

2015年注目のテーマと銘柄

 最後に今年の注目の投資テーマと銘柄を紹介しよう。SMBC日興證券では「2015年の注目銘柄」を10銘柄ピックアップ(レポート1)。三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)(レポート5)とマネックス証券(レポート9)では、2015年の注目テーマと関連銘柄を紹介している。その中から一部銘柄を抜粋したのが【表3】。さらに多くの銘柄や詳細情報を見たい場合は、原典のレポートをチェックしていただきたい。

【表3】2015年注目のテーマと銘柄
  レポート掲載銘柄(抜粋) レポート番号
1 【投資のテーマ】所得税、相続税増税
・【会社名(コード)】青山財産ネットワークス(8929)
・【会社名(コード)】東建コーポレーション(1766)
5
2 【投資のテーマ】自動運転自動車、スマートカー、次世代自動車
・【会社名(コード)】トヨタ自動車(7203)
・【会社名(コード)】岩谷産業(8088)
・【会社名(コード)】アートスパーク(3663)
・【会社名(コード)】アイサンテクノ(4667)
1、5、9
3 【投資のテーマ】訪日観光客(インバウンド消費)
・【会社名(コード)】三越伊勢丹HD(3099)
・【会社名(コード)】ドンキホーテHD(7532)
・【会社名(コード)】ビックカメラ(3048)
・【会社名(コード)】シュッピン(3179)
5、9
4 【投資のテーマ】マイナンバー
・【会社名(コード)】NEC(6701)
・【会社名(コード)】富士通(6702)
・【会社名(コード)】NTTデータ(9613)
1、5
5 【投資のテーマ】食品表示制度緩和
・【会社名(コード)】カゴメ(2811)
・【会社名(コード)】ヨンキュウ(9955)
5
6 【投資のテーマ】介護、福祉ロボット、M2M、IoT
・【会社名(コード)】ユビキタス(3858)
・【会社名(コード)】ハーモニック(6324)
・【会社名(コード)】CYBERDYNE(7779)
・【会社名(コード)】NSW(9739)
5、9
7 【投資のテーマ】ウェアラブル端末
・【会社名(コード)】フュートレック(2468)
・【会社名(コード)】JIN(3046)
9

 以下の【表4】に「2015年を予想したネット証券掲載レポート」の一覧表を掲載します。この記事で引用したレポートです。記事中の引用部分で、さらに詳しい情報を知りたい場合は、レポートの原典をご覧ください。

【表4】2015年を予想したネット証券掲載レポート
レポート番号 テーマ レポート名・掲載日 発信元 公開状況
1 ◆SMBC日興證券
2015年日本株見通し
(要約版)
週刊株式市場分析 14/12/19 株式調査部 会員向け
2 ◆SMBC日興證券
日本株式:3つの追い風が吹く日本株市場~2015年の相場展望~ Spot Report(株式) 14/12/4 投資情報部 会員向け
3 ◆SMBC日興證券
日本の勢いが一段と強まり始める年。1980年代の再来か 流転No.205 ―2015 年年間見通し
― 14/12/12
株式調査部 会員向け
4 ◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)
2020年に向けた波動
イメージとは
テクニカル分析/マンスリー
「エリオット・ウェーブ・フォーキャスト」 14/12/17
三菱UFJモルガン・
スタンレー証券
会員向け
5 ◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)
旬なテーマを深堀り♪2015年の相場テーマと関連銘柄 14/12/26 投資情報室 藤井明代氏 ネット公開
6 ◆東海東京証券
自民大勝+原油急落は
1986年と同じ
Weekly Investment Strategy
日本株投資戦略 14/12/25
東海東京調査センター 投資調査部 会員向け
7 ◆マネックス証券
2015年相場展望 Vol.0 【予告編】 ストラテジー・レポート 14/12/9 広木隆氏 会員向け
8 ◆マネックス証券
2015年相場展望 Vol.2 バリュエーション ストラテジー・レポート 14/12/25 広木隆氏 会員向け
9 ◆マネックス証券
特集:フィスコアナリストが予想する2015 年の日経平均見通し 週刊相場観測誌Market展望 12/29・1/5合併号 フィスコ 会員向け
10 ◆楽天証券
2014年の日本株振り返りと2015年の展望 知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識 14/12/25 足立武志氏 ネット公開
11 ◆楽天証券
2014年相場の振り返りと、2015年の想定シナリオ テクニカル風林火山14/12/30 土信田雅之氏 ネット公開
11 ◆楽天証券
2015年の日経平均見通し 3分でわかる今日の投資戦略 14/12/30 楽天証券経済研究所 
窪田真之氏
ネット公開
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
NISAおすすめ比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2025年5月6日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円 2572本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ/ブラック)で決済すると0.5〜2%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
【関連記事】
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
楽天証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2604本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
【SBI証券の関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBI証券の公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1900本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
【関連記事】
◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・松井証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1818本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約5100銘柄の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」「マネックスカード」などの提携クレカで投資信託を積み立てると最大3.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
【関連記事】
◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!

◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・マネックス証券の公式サイトはこちら
【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1858本
米国
【三菱UFJ eスマート証券のおすすめポイント】
MUFGグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
【関連記事】
◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス

◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは?
◆au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・auカブコム証券の公式サイトはこちら
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
【関連記事】
◆GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現!
◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説!
◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に!
◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 48本
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。また、信用取引の売買手数料が完全無料(0円)なのに加え、信用取引金利の低さもトップクラス。アクティブトレーダーほどお得さを実感できるだろう。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。取引ツール「NEOTRADER」のPC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)をアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
【関連記事】
◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった!

◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
【積極的に売買する短期トレーダーに人気!】
SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人全員に
現金2000円プレゼント!関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!SBI証券の公式サイトはこちら
お得な限定キャンペーン! もれなく2500円プレゼント 株の売買手数料がお得!
SBI証券の公式サイトはこちら!
SBI証券
新規口座開設+条件クリアで
もれなく2000円プレゼント!
岡三オンライン証券の口座開設はこちら!
岡三オンライン証券
1日定額プランで
手数料を大幅値下げ!
松井証券の口座開設はこちら!
松井証券
1日50万円までの取引
なら売買手数料0円!
ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1関連記事 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!関連記事 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ関連記事

最短翌日!口座開設が早い証券会社は?
最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
マネックス証券の公式サイトはこちら 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード! SBI証券の公式サイトはこちら
SBI証券の公式サイトはこちら!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

攻めと守りの5万円株
最新好決算株
チャート入門

7月号5月21日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[攻めと守りの5万円株83]
◎巻頭特集
2025年後半に上がる業種・下がる業種は?
関税ショックで日本株どうなる?

●内需・円高耐性銘柄を狙え
●米中首脳会談実現で反騰へ
●年末に日経平均は4万円回復

◎巻頭企画
トランプ関税に動じない
最新好決算株44
●人気株15銘柄の最新売買診断も!
強気と買いが12銘柄!
今期増配予想の手堅い高配当株
株主還元強化株/連続増配株
バーゲンセール中の過去最高益株
トランプ政策がプラス!国内で稼ぐ株

◎第1特集
資金が少なくても度胸がなくても大丈夫!
攻めと守りの5万円株83銘柄
●5万円株の2大巨頭
NTT vs ソフトバンク今買うならどっち?
桐谷さん流暴落相場のしのぎ方&おススメ優待株
暴落3日間で買った全53銘柄を公開!
●<Part 1>守る!
利回り4%超がズラリ!鉄壁の高配当株
・堅実に成長または下がりにくい株
・財務健全で配当維持or増配期待株
・市場拡大期待のニッチ・DX株
●<Part 2>攻める!
高成長株から超割安株まで!驚異の爆騰株
・業界内で圧倒的な強みの内需株
・業績の勢いがスゴイ大幅増益株
・大復活が期待できる超お買い得株
●お宝株は地方にあり!スゴイ北陸株

◎第2特集
3回集中講座の第2回!チャート入門
●「チャートの形と買いタイミング」
◎第3特集
初心者がハマる9つのワナを解説
正しい知識を身に着けて暴落に振り回されない!

●相場が悪い時は積立をやめて様子を見るべき
●初心者はリスクが低い投資信託を選ぶべき

◎第4特集
今から準備して夏満喫!
ふるさと納税・夏カタログ50
【別冊付録】FXで長期&安定運用
レンジ&自動売買でコツコツ!

●初心者はリスクが低い投資信託を選ぶべきなど
◎連載も充実
●プロがこの先1カ月の日本株のポイントを解説&ガチ予測!
●3カ月先を読む「日本株」と「為替」の透視図
●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年4月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.10
●17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略Vol.05
●おカネの本音!VOL.35 川田修平さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.103
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報