20代限定の「ヤングゴールドカード」はコスパ抜群!
「若さの特権」を活かして、特典をフル活用しよう
毎年、春になると、新社会人の方を中心として、新しくクレジットカードを作る人が増加します。雑誌などのメディアでもクレジットカード特集が目立つようになり、新社会人ならずとも「心機一転、保有しているクレジットカードを見直してみよう」という機運が、一年のうちで一番盛り上がる傾向にあるようです。
そんなわけで、今回はこの連載でも、主に新社会人の方、あるいは20代の方に向けて、通称「ヤングゴールドカード」と呼ばれている、おすすめの「若者向けゴールドカード」を紹介していきたいと思います。
「ヤングゴールドカード」の代表的なものには、三井住友カードが発行する「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」やJCBが発行する「JCB GOLD EXTAGE(エクステージ)」などがあります。
2022年5月31日をもって「三井住友カード プライムゴールド」の新規発行は終了しました。
■JCB GOLD EXTAGE | ||
還元率 | 0.75~5.25% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降3300円 | |
家族カード(税込) | あり (1人目は無料。2人目以降は1100円) |
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ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
これらの「ヤングゴールドカード」の主な特徴は次のとおりです。
①対象が20代に限定されている
②普通のゴールドカードよりも年会費が安い
③サービス内容、カードデザインは普通のゴールドカードに見劣りしない
④審査基準が普通のゴールドカードより低い水準で設定されている
⑤のちに通常のゴールドカードへの移行が簡単になる
上記の「ヤングゴールドカード」の特徴について、順に説明していきましょう。
20代向けの「ヤングゴールドカード」なら半分以下のコストで
通常のゴールドカードと同レベルのサービスを享受できる!
まず、「ヤングゴールドカード」の一番の特徴は、①にあるように、利用できる人が主に20代に限定されている点です(クレジットカードごとに利用可能年齢の条件に差があります)。普通のゴールドカードがメインターゲットを30歳以上の人をとしていることを考えると、これは大きな違いです。
さらに、②の「年会費が安い」というのも大きな特徴です。「ヤングゴールドカード」の年会費は3000~5000円程度。安いところでは2000円前後のカードもあります。これに対し、普通のゴールドカードは安くても1万円はかかるので、「ヤングゴールドカード」の年会費はその半額以下ということになります。
若者向けで年会費が安いというと、「ゴールドカードとは名ばかりなんじゃないの?」と疑いたくなるかもしれません。ですが、「ヤングゴールドカード」のサービスは、普通のゴールドカードと比べても決して見劣りはしません。
例えば、ゴールドカードに欠かせない海外旅行傷害保険については、「ヤングゴールドカード」でも一般的なゴールドカードとほぼ同レベルの補償が付帯されている場合がほとんどです。また、ゴールドカード以上の会員向けの空港ラウンジも利用できることが多くなっています。20代でも頻繁に海外旅行をする人なら、これらのメリットは見逃せないでしょう。
ただ、検討するにあたって気がかりなのは、やはり審査の問題でしょうか。通常、ゴールドカードの審査基準は、一般のクレジットカードよりもややハードルが高い設定となっています。「年収500万円以上」を最低ラインに設定しているクレジットカード会社が多いようです。
では、「ヤングゴールドカード」はどうなのか? 結論からいうと「普通のゴールドカードよりは断然入りやすい」と考えていいでしょう。「ヤングゴールドカード」の審査基準は「満20歳以上30歳未満の安定継続収入のある方」というようなものがほとんどで、決してハードルは高くありません。
たとえ大手企業に勤めていても、20代のうちから高年収の人はごくわずかです。「ヤングゴールドカード」を発行するクレジットカード会社は、必ずしもそのごくわずかな層だけに「ヤングゴールドカード」を持ってもらいたいわけではないので、門戸を広く開いているのです。付帯サービスの内容などに魅力を感じたら、「審査に通らないのでは?」と最初から諦めることなく、20代でも上質なサービスをお得に利用できる「ヤングゴールドカード」に気軽に申し込んでみることをおすすめします。
ちなみに、「ヤングゴールドカード」の見た目ですが、大半はゴージャスな金色で、普通のゴールドカードとほとんど変わらないデザインのものが主流となっています。そのため、ゴールドカードのサービスを享受したいというより、持つこと自体がステータスと考える人でも満足できるはずです。
クレジットカード会社が「優良顧客」を囲い込むために発行する
お得な「ヤングゴールドカード」を利用し尽くそう!
そもそも、クレジットカード会社が「ヤングゴールドカード」を発行するのは、「優良顧客」の囲い込みをするために他なりません。
クレジットカード会社にしてみると、20代の人というのは、この先何十年にも渡って付き合っていける可能性のある顧客です。世の中には、最初にクレジットカードを何枚か持ったら、そこから乗り換えることなくずっと同じものを使い続ける人も多くいます。その場合、一人の人が同じクレジットカードを30~50年も使い続けていくことになります。
クレジットカード会社としては、そのように長く付き合える「優良顧客」を少しでも多く確保するため、一種の“ドアノックツール(=顧客を獲得するきっかけとしてのツール)”として20代を優遇する「ヤングゴールドカード」を作っているわけです。
そして「ヤングゴールドカード」を作った場合、大抵は30代に突入したとき、同じクレジットカード会社の普通のゴールドカードに無審査で移行されます。その時点で年会費は1万円以上に跳ね上がるので、それがイヤなら切り替えのタイミングで別のクレジットカードを検討するのも一つの方法です。
ただ、前述のとおり、「ヤングゴールドカード」の審査基準のほうが一般的なゴールドカードの審査基準よりも緩やかなので、将来確実にゴールドカードを持ちたい人は、まず「ヤングゴールドカード」に入会しておくと、スムーズにゴールドカードを手に入れられます。年収が少なくても、あるいは途中で転職して勤続年数が5年以下であっても、「ヤングゴールドカード」で堅実な“クレジットヒストリー(=クレジットカードの利用履歴)”を築いていれば、問題にされることはありません。
「ヤングゴールドカード」を持たず、30代になってから新規でゴールドカードに申し込んでも、審査に通らないことはよくあるので、そのような事態を回避したければ、早いうちから「ヤングゴールドカード」を持っておくのが得策ということになります。
なお、「ヤングゴールドカード」と似たゴールドカードに「格安ゴールドカード」と呼ばれるカード群もあります。「格安ゴールドカード」とは、年会費がゴールドカードとしては非常に安いものを指し、その料金水準は2000~3000円程度と、「ヤングゴールドカード」とあまり変わらないか、むしろ安いくらいです。
「ヤングゴールドカード」と「格安ゴールドカード」は、年会費が安いところに加え、入会審査の基準が比較的緩やかな点が共通しています。逆に違うところはというと、「格安ゴールドカード」は年代を問わずに持てる点が挙げられます。
さらに、もう一つ大きな違いといえるのは、「格安ゴールドカード」の場合、付帯サービスの内容が通常のゴールドカードよりも薄くなる点です。年会費が安いので仕方ないところはありますが、例えば海外旅行傷害保険の補償が薄くなっており、クレジットカードの保険だけで旅行に行くのは心許ない……といった問題が発生する場合もあります。
これに対し、「ヤングゴールドカード」の付帯サービスは、前述のとおり通常のゴールドカードとほぼ遜色ないので、この点では「ヤングゴールドカード」のほうが有利といってもいいでしょう。
とはいえ、このようにご説明すると、「格安ゴールドカード」があまりよくないカードであるかのようですが、決してそういうわけではありません。2000円程度の年会費でありながら、海外旅行傷害保険がついていたり、ゴールドカード会員専用の24時間無休のコールセンターが利用できたりと、ワンランク上のサービスを享受できるのは、その他の一般カードにはない大きなメリットです。
「格安ゴールドカード」にも、注目すべきお得なカードはいくつもあるので、それについてはまた次回お話ししましょう。
ヤングゴールドカードの定番は大手カード会社が発行する
「JCB GOLD EXTAGE」と「三井住友カード プライムゴールド」
それでは、ここからは具体的に注目すべき「ヤングゴールドカード」を紹介していきます。
「ヤングゴールドカード」の定番としては、大手の三井住友カードが発行する「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」と、同じく大手のJCBが発行する「JCB GOLD EXTAGE」があります。
2022年5月31日をもって「三井住友カード プライムゴールド」の新規発行は終了しました。
「JCB GOLD EXTAGE」は、20歳以上29歳以下で、本人に安定継続収入のある場合に会員になれるカードです。年会費は初年度無料、2年目以降は3300円(税込)です。
■JCB GOLD EXTAGE | ||
還元率 | 0.75~5.25% | |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降3300円 | |
家族カード(税込) | あり (1人目は無料。2人目以降は1100円) |
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ポイント付与対象の 電子マネー |
QUICPay | |
「JCB GOLD EXTAGE」には最高5000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)されているほか、空港ではゴールド会員用のラウンジを使用できます。30歳以降は、ゴールドカードの中でもメジャーな「JCBゴールド(ORIGINAL SERIES)」に移行となり、年会費は1万1000円(税込)にアップします。なお、「JCB GOLD EXTAGE」と「JCBゴールド」の券面デザインはほとんど同じです。
ちなみに、「JCBゴールド」を使ってクレジットヒストリーを積み重ねていくと、「JCBゴールド ザ・プレミア」という、さらにランクが上のカードの招待状が届く場合があります(2年連続で、カード利用金額が年間100万円以上……などの条件を満たす必要があります)。
「JCBゴールド ザ・プレミア」なら、世界約120の国や地域、約400の都市で約700ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯されるなど、さらに充実のサービスを受けられます。「JCB GOLD EXTAGE」から堅実に使い続けていれば、難しい審査を突破しなくても、出世魚のようにどんどんクレジットカードのサービスがアップグレードしていく形になるわけです。
続いて紹介するのは、「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」です。「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」は、20歳以上29歳以下で、本人に安定継続収入のある場合に会員になれるカードです。年会費は初年度無料、2年目以降は5500円(税込)です。
2022年5月31日をもって「三井住友カード プライムゴールド」の新規発行は終了しました。
サービス内容は「JCB GOLD EXTAGE」とあまり変わりありませんが、最高5000万円の海外旅行傷害保険のうち、最高1000万円は自動付帯となり、さらに最高1000万円の家族特約がついているのが魅力です。30歳以降は、これもゴールドカードの中ではメジャーな「三井住友カード ゴールド」に移行となり、年会費は1万1000円(税込)にアップします。
なお、「三井住友カード」には、学生(高校生不可)向けのクレジットカード「三井住友カード デビュープラス」もあります。「三井住友カード デビュープラス」の年会費は初年度無料、翌年以降も前年1回以上の利用で翌年度年会費無料でありながら、ポイント還元率は1%と比較的高いので、学生の方が最初に持つクレジットカードとしては、まず問題のない便利な一枚といえるでしょう。
2022年5月31日をもって「三井住友カード デビュープラス」の新規発行は終了しました。
「三井住友カード デビュープラス」を所有していると、満26歳以降の最初のカード更新時に、「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」に切り替わります。そのため、学生時代のカードを持ち続け、問題なく利用していれば、いずれは自動的にゴールドカードホルダーになれるわけです。
学生向けのカードは色々ありますが、そこからヤングゴールドカードに切り替えられるカードは珍しいので、注目に値するでしょう。
改めて、「JCB GOLD EXATGE」と「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」のスペックを比較すると、以下のようになります。
◆代表的なヤングゴールドカードのスペックを徹底比較! | ||
JCB GOLD EXTAGE | 三井住友カード プライムゴールド (※新規発行終了) |
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カードフェイス | ||
発行元 | JCB | 三井住友カード |
国際ブランド | JCB | VISA、Master |
対象年齢 | 20歳以上29歳以下で 安定継続収入のある人 (学生を除く) |
満20歳以上30歳未満で 安定継続収入のある人 |
還元率 | 0.75~5.25% (入会後3カ月は還元率1.5%、4カ月目以降も 初年度は0.75%。2年目以降も年間利用額20万円 以上で0.75%、海外利用分は常に1.0%) |
0.5~2.5% (セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでは還元率2.5%。 ※一部店舗を除く) |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降3300円 | 初年度無料、2年目以降5500円 (「マイ・ペイすリボ」の年会費優遇+ 「Web明細書サービス」利用で1650円に) |
海外旅行傷害保険 | 最高5000万円 (利用付帯) | 最高5000万円 (うち1000万円は自動付帯。 最高1000万円の家族特約も自動付帯) |
空港ラウンジ | ◎ (国内28空港及びハワイ・ホノルル国際空港) |
○ (国内28空港) |
ETCカード | あり (年会費、発行手数料などは無料) |
あり (初年度年会費無料、2年目以降は550円 (税込)。ただし、年1回の利用で次年度以降も 年会費無料) |
どちらも大手クレジットカード会社が発行する「ヤングゴールドカード」なので、ステイタスも十分に高く、お得なゴールドカードです。自分が重視するサービス内容などを比較して、検討してみてはいかがでしょうか。
JALの20代限定サービス「JAL CLUB EST」は
座席のアップグレードやラウンジ利用も可能になる!
さらにもう一つ、私が注目するのが「JAL CLUB EST(エスト)」という、JALカードが2013年に始めたサービスです。
JALカードが始めた「JAL CLUB EST」は、20代をターゲットとしたサービスで、JALカード入会時に「JAL CLUB EST」にも入会すると、さまざまなメリットが受けられます(すでにJALカードに入会している方も、JALカードのサイトから「JAL CLUB EST」に入会できます)。
■JAL CLUB EST JALカード TOKYU POINT ClubQ | ||
還元率 | 1.5% ※ 1マイル=1.5円換算(JALカードショッピングマイル・プレミアム自動加入時) |
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発行元 | JALカード | |
国際ブランド | VISA、Master、DC | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降2200円(加えて「JAL CLUB EST」年会費5500円が必要) | |
家族カード(税込) | あり(年会費1100円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
WAON、PASMO | |
ただし、「JAL CLUB EST」に入会するには、JALカードの年会費とは別に「JAL CLUB EST」の年会費も別途必要になります。
「JAL CLUB EST」の年会費は、JALの一般カード、「CLUB-Aカード」の場合で5500円、「CLUB-Aゴールドカード」や「プラチナカード」の場合は2200円となります。ということは、例えば、JALの普通カードだと、そもそものカード年会費2200円と「JAL CLUB EST」の年会費5500円で合計7700円のコストがかかるということになります(すべて税込)。
これが「CLUB-Aゴールドカード(VISA)」になると、2つの年会費の合計は1万9800円(税込)にもなるので、特に20代の人だと躊躇してしまう人も多いでしょう。とはいえ、この「JAL CLUB EST」は当然ながら何の意味もなく年会費が高いわけではなく、それなりのメリットがあるからこそ高いのです。
そのメリットというのは、次のとおりです。
①国内線の座席のアップグレードができる(毎年10区間分)
②ファーストクラスのラウンジ並みの機能を備えた
「サクララウンジ」が使える(年3回)
③国際線利用時にビジネスクラス用のチェックインカウンターを利用できる
④マイルの有効期限が通常の36カ月から60カ月に延長される
⑤搭乗時に「JAL CLUB EST」限定ボーナスマイルの加算がある
⑥「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に無料で加入できる
(通常の年会費4950円/税込が無料になる!)
①の「座席のアップグレード」は、通常のエコノミーの座席から、オリジナルリクライニング方式を採用した快適な「クラスJ」に、年間10区画分アップグレードできるサービスです。②の「サクララウンジ利用」や③のビジネスクラスのカウンターで並ばずスピーディーにチェックインできるのも大きな魅力といえるでしょう。
しかし、それよりも注目したいのは、④と⑤のマイルに関する優遇です。マイルの有効期限が5年になるほか、入会後初搭乗・毎年初回搭乗のボーナスが通常よりも1000マイル多く加算されます。さらに、JALカードを利用するとフライトボーナスマイルが別途加算されますが、「JAL CLUB EST」に入会していると、さらに5%上乗せしてもらえるのです。したがって、よく飛行機に乗る人ならどんどんとマイルが貯まり、「JAL CLUB EST」の年会費もあっという間に取り戻すことができるわけです。
さらに、通常はカード年会費とは別に4950円(税込)を支払うことになる「JALカードショッピングマイル・プレミアム」(ショッピングで貯まるマイルが2倍になるサービス)も、「JAL CLUB EST」なら無料で自動入会になっています。
問題は、JALカードの中からどのクレジットカードを選んで「JAL CLUB EST」を利用するか、ということですが、年会費が2万円近くなってしまうゴールドカード、あるいはそれ以上になるプラチナカードではなく、「JAL CLUB EST」の年会費と合計しても7700円(税込)に抑えられる一般カードで十分だと思います。
■JAL CLUB EST JALカード TOKYU POINT ClubQ | ||
還元率 | 1.5% ※ 1マイル=1.5円換算(JALカードショッピングマイル・プレミアム自動加入時) |
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発行元 | JALカード | |
国際ブランド | VISA、Master、DC | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降2200円(加えて「JAL CLUB EST」年会費5500円が必要) | |
家族カード(税込) | あり(年会費1100円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
WAON、PASMO | |
(関連記事はこちら!⇒JALカードよりJALマイルが貯まりやすいカードとは? 低コスト&無期限の「リクルートカードプラス」か、「JALカードTOKYU POINT ClubQ」でJALマイルを貯めよう!)
「三井住友カード プライムゴールド」や「JCB GOLD EXTAGE」などの「ヤングゴールドカード」を保有したり、JALカードの「JAL CLUB EST」に入会したりして、20代から“クレジットヒストリー”を育てておけば、30~40代でステータスが高く、お得なゴールドカードやプラチナカードを保有できる可能性が高まります。また、「使いすぎ」にさえ気を付けておけば、クレジットカード利用によるポイントやマイルの還元で節約効果にも期待できます。
この春、クレジットカードを新しくつくろうと検討している20代の方や新社会人の方は、ぜひこの記事を参考に、自分に合ったクレジットカードを選んでください。
(取材・構成/元山夏香)
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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