【2016年度版】
「ふるさと納税」を活用すれば、ビールが大量にもらえる!
実質負担額2000円で、ビールをお得にゲットしよう!
ビールを飲むことで、仕事などのストレスを癒やしているサラリーマンは多いだろう。しかし、ビールを飲みたいのに、お財布事情を考えて、ビールよりも安価な「発泡酒」や「第3のビール」で我慢している人もいるはず……。そんな、好きなだけビールを飲みたい人に朗報! 「ふるさと納税」を活用すれば、大量のビールをお得にもらうことが可能なのだ!
ビールは「ふるさと納税」の返礼品としても大人気で、今年は昨年に比べて、ビールを特典として用意する自治体が激増し、その数は100を超えた! どうせ寄付するなら、できるだけ大量にビールがもらえる自治体を選びたいところ。そこで今年もザイ・オンライン編集部が、「ふるさと納税」の寄付額に対してもらえるビールの量を調査し、コストパフォーマンスが高い自治体をまとめた「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を作成したぞ!
さて、本題のランキング発表に移る前に、改めて「ふるさと納税」の仕組みについて解説しよう。
「ふるさと納税」とは、「納税」と銘打っているが、要するに各自治体への寄付金制度のことだ。寄付した翌年に、寄付金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば、控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となるのだ。
また、制度改正により、2015年からは控除額が約2倍にUP! つまり、2014年以前の控除額が3万円だった人は、今は6万円ほどになっている。さらに、制度改正前は、サラリーマンであっても、寄付金控除を受けるために確定申告をする必要があったが、現在は、寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている。
要するに、控除対象額以内におさえれば実質負担額は2000円のままで、よりお得に、よりお手軽になったのだ。ただし、2016年から、「ワンストップ特例制度」を利用するためには、マイナンバーの記入と本人確認の書類が必要になったので注意しよう。
※2000円以外が戻ってくる上限額の詳細は下記の記事を参照!
⇒4月1日からふるさと納税のお礼品を申し込もう! 寄付できる限度額やワンストップ特例の解説、都城市など5つの人気自治体とお礼の品も紹介!
さて、いよいよここからは、「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を発表! なんと今回、トップ5にランクインした自治体は、いずれも寄付金額1万円あたり6000ml以上のビールがもらえるという大盤振る舞い! 昨年の1位に輝いた自治体は、1万円の寄付で5550mlだったので、今年は、さらにコストパフォーマンスが高くなっていることがわかるだろう。今年も、「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を参考に、ビールをお得に手に入れよう!
【第1位】3万6000円の寄付でビール2万5200ml!
第1位に輝いたのは、日本のビールのパイオニアでもある
「アサヒスーパードライ」がもらえる「茨城県守谷市」!
激戦の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を制したのは、「茨城県守谷市」だ!
「守谷市」に3万6000円の寄付をすると、「アサヒスーパードライ350ml缶」を72本(=合計2万5200ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり7000mlのビールがもらえる計算だ。
「守谷市」は、「つくばエクスプレス」で東京から茨城方面へ向かう際に、茨城県の玄関として最初に停まる「守谷駅」がある場所。「守谷市」は、もともと農村だったが、昭和に入ってから開発が進み、1991年には「アサヒビール茨城工場」が操業を開始した。そのため、「守谷市」の特典に、「アサヒスーパードライ」が用意されているのだ。
この「アサヒスーパードライ」は、1987年に発売され、日本のビール市場に大きな変革をもたらした商品だ。かつて、日本では「苦くて重いビール」が主流だったのだが、「アサヒスーパードライ」の登場により、「辛くて軽いビール」、いわゆる「ドライビール」が大流行。その流れに追随し、他社も「ドライビール」の製造を始め、今日のビール市場ができあがった。つまり、「アサヒスーパードライ」は、日本のビールのパイオニアとも言える存在なのだ。
「守谷市」に寄付をすれば、そんな歴史のある「アサヒスーパードライ」を大量にもらえる。ビールは「アサヒスーパードライ」に限る、という人は、ぜひ「守谷市」に寄付しよう!
また、当記事の最後には、「守谷市」のふるさと納税担当者インタビューを掲載している。「守谷市」が用意しているビール以外のお得な特典も紹介しているので、気になる人は、最後までチェックしてほしい!
【第2位】1万円の寄付でビール6300ml!
北海道限定ビール「サッポロクラシック」に加えて、
焼酎「豆ほろり720ml」がもらえる「北海道上士幌町」!
続いて紹介するのは、「北海道上士幌町(かみしほろちょう)」だ。「上士幌町」に1万円の寄付をすると「バルーンフェスティバル応援セット」として、北海道限定ビール「サッポロクラシック350ml缶」を18本(=合計6300ml)と同町で栽培された秋田大豆を使用した豆焼酎「豆ほろり720ml」がもらえる。
惜しくも、350ml缶2本分の差で第2位となってしまったが、豆焼酎「豆ほろり720ml」がセットで付いてくることを考慮すると、コストパフォーマンスの高さでは、第1位の「守谷市」にも負けていないはずだ。
ちなみに、「バルーンフェスティバル」とは、「上士幌町」で毎年8月上旬に開催されるイベントのこと。たくさんのカラフルな熱気球が空に浮かんだ様はまさに絶景で、このイベントのために、全国から多くの人が集まるのだそうだ。
「上士幌町」は、北海道十勝地方の北部に位置し、町内の約76%が森林という豊かな自然が広がる町だが、「ふるさと納税」に関心のある人ならば、一度はその名を耳にしたことがあるだろう。
と言うのも、「上士幌町」は、「ふるさと納税」の取り組みに力を入れており、人口約5000人の小さな町にも関わらず、昨年は、15億円の寄付金を集めるという快挙を成し遂げた。当サイトの「ふるさと納税ランキング~牛肉編~」でも、第10位に食い込むなど、コストパフォーマンスの高い特典を数多く取り揃えている。
(関連記事⇒【2016年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~牛肉編~特産品でもらえる「牛肉」で得する自治体は?)
北海道限定ビールの「サッポロクラシック」を飲みたい人はもちろん、その他の特典にも興味がある人も、「上士幌町」のWebサイトをチェックしてみよう!
【第3位】4万円の寄付でビール2万5200ml!
四国唯一の大規模ビール工場で作られた
「アサヒスーパードライ」がもらえる「愛媛県西条市」!
昨年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」では、第10位にランクインした「愛媛県西条市」だが、今年は順位を7つ上げる大躍進で、第3位に輝いた!
「西条市」は、標高1982mで西日本最高峰の山である「石鎚山(いしづちさん)」の麓にある町。また、名水百選に選ばれている地下水「うちぬき」が有名で、工業都市としても栄えており、工業出荷額は四国内でトップクラス! そんな「西条市」に4万円の寄付をすると、「アサヒスーパードライ350ml缶」を72本(=合計2万5200ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6300mlのビールがもらえる計算だ。
「西条市」には、アサヒビールの四国工場があり、工場見学をすると、できたてのビールを無料で試飲することができる。ビール好きならば、一度は訪れたい場所だろう。
また、「西条市」は、この他にも、1万円の寄付で「アサヒスーパードライ鮮度缶350ml」を8本(=合計2800ml)もらえる特典も用意している。同特典は、鮮度にこだわった商品で、ビールを製造した日に発送するそうなので、とにかく新鮮な「スーパードライ」が味わいたい人は、「鮮度缶セット」を選んでもいいかもしれないぞ!
【同率4位】2万円の寄付でビール12000ml!
水揚高日本2位の港町の魅力は魚介だけにあらず!
「プレミアムヱビスビール」がもらえる「静岡県焼津市」!
同率4位は全部で3自治体。その中から、編集部おすすめの自治体を2つご紹介しよう。
まず紹介するのは、「静岡県焼津市」だ。
「焼津市」と言えば、カニやマグロなどで有名な、水揚高日本2位の港町。また、あまり知られていないが、「焼津市」には、酒類技術研究所やサッポロ技術アカデミーなどの研究開発機関が併設されている「サッポロビール静岡工場」もある。つまり、「焼津市」は、「サッポロビールの頭脳」とも言える場所なのだ。
そんな「焼津市」に2万円の寄付をすると、「サッポロビール静岡(焼津)工場生産・プレミアムヱビスビール500ml」を24本(=合計1万2000ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6000mlのビールがもらえる計算だ。
サッポロビールの「プレミアムヱビスビール」は、メーカーが製法や原料にこだわって作った高級感のあるビール、いわゆる「プレミアムビール」の先駆け的存在。日本では、ドライビールが主流ではあるが、特別な日の贅沢として、まろやかで深いコクが味わえる「プレミアムビール」も人気。「焼津市」に寄付をすれば、その贅沢なビールをたっぷり味わうことが可能だ!
この他にも、「焼津市」には、1万円の寄付で「麦とホップ」や「極ZERO」などの発泡酒を8400mlもらえる特典がある。とにかく量を優先したい人は、こちらを選んでもいいだろう。
【同率4位】1万4000円の寄付でビール8400ml!
「福岡の湘南」とも呼ばれる町で育てた大麦を使用した
「キリン一番搾り 福岡づくり」がもらえる「福岡県糸島市」!
最後に紹介するのは、「福岡県糸島市」だ。
「糸島市」に1万4000円の寄付をすると、「一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造350ml」を24本(=合計8400ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6000mlのビールがもらえる計算だ。
あまり聞きなれない地名かもしれないが、「糸島市」は、タウン情報誌「福岡ウォーカー2013年3月号」の「みんなの住みたい街ランキングin福岡」特集で、天神や薬院など、県内の有名地を抑えて、堂々の第1位に輝いた町。
「糸島市」は、「福岡の湘南」とも呼ばれている町で、サンセットロードと呼ばれる海岸線には、おしゃれなカフェやレストランが立ち並び、山のほうには、「白糸の滝」という名瀑がある。自然に囲まれながらもおしゃれ……そんな魅力が「糸島市」にはあるのだ。
「一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造」は、「地元の誇りをおいしさに変えて」をスローガンに、「糸島市」で栽培されたビール大麦を使用して、キリンビール福岡工場で醸造している。まさに「地元の味」のビールだ。
また、「糸島市」は、ビール以外にも肉・果物・魚介など、さまざまな特典を用意している。ビールのおつまみも一緒に選んで、「糸島づくし」を味わってみるのもおすすめだ。
さて、今回紹介した自治体のランキングをまとめると、以下の通りだ。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2016年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2016年10月11日時点) |
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順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | |||
寄付金の使い道 | |||||
1位 | 茨城県守谷市 | ||||
・3万6000円⇒アサヒスーパードライ 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ」350ml×72本) ・3万6000円⇒人気ビール期間限定!3ケースセット 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」「アサヒスーパードライ」 「アサヒドライプレミアム豊醸」350ml×各24本) ・3万6000円⇒スーパードライ鮮度パックセット 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×24本、 「アサヒスーパードライ」350ml×48本) ・2万6000円⇒アサヒ人気ビール飲み比べセット 合計1万6800ml (「アサヒスーパードライ」「アサヒドライプレミアム豊醸」 350ml×各24本) ・1万4000円⇒アサヒスーパードライ鮮度パック 合計8400ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×24本) |
ほか、1万円で「ステーキとウインナー3点セット(ジャーマングリルステーキ120g、ゲルダーレンダー40g×3本、ドイツウインナー25g×4本)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】福祉施策の充実(地域福祉基金)/教育、文化活動及びスポーツ振興(教育文化振興基金)/自然環境の保全及び緑化の推進(緑化基金)/市民公益活動の促進(守谷市協働のまちづくり基金) | |||||
2 位 |
北海道上士幌町 | ||||
・1万円⇒バルーンフェスティバル応援セット ビール6300ml、合計7020ml (「サッポロクラシック」350ml×18本、 焼酎「豆ほろり」720ml) ・1万円⇒バルーンフェスティバル応援セット 合計4200ml+α (「サッポロクラシック」350ml×12本、 十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ95g×2缶) |
ほか、1万円で「十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ(十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ95g×6缶)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】上士幌町ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金/子育て(夢基金事業)/教育(夢基金事業)/観光/農林業/医療・介護・福祉/第三音更川橋梁補修事業 | |||||
3 位 |
愛媛県西条市 | ||||
・4万円⇒アサヒスーパードライ 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ」350ml×72本) ・3万円⇒アサヒスーパードライ 合計1万6800ml (「アサヒスーパードライ」350ml×48本) ・5万円⇒スーパードライ鮮度缶 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×72本) ・2万円⇒スーパードライ鮮度缶 合計8400ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×24本) |
ほか、1万円で「クリアアサヒ1ケース(クリアアサヒ350ml×24本)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】ふるさとの父、母サポート事業/ふるさとのこどもサポート事業/桜あふれる津山城整備事業/誇りある津山洋学発信事業など | |||||
4 位 |
静岡県焼津市 | ||||
・2万円⇒プレミアムヱビスビール 合計1万2000ml (「プレミアムヱビスビール」500ml×24本) ・2万円⇒サッポロ生ビール黒ラベル 合計1万2000ml (「サッポロ黒ビール」500ml×24本) ・2万円⇒新・琥珀エビス 合計1万2000ml (「新・琥珀ヱビス」500ml×24本) ・1万円⇒プレミアムヱビスビールセット 合計5100ml (「ヱビスプレミアムビール」500ml×6本、350ml×6本) |
ほか、1万円で「静岡県漁連 一本釣りかつお炭火焼(焼津産)セット(かつお炭火焼8個2.4kg、かつおたたきたれ10ml×10袋)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】焼津市の事業全般に活用/子育て支援事業、子どもの学習環境整備等に活用/観光、交流事業に活用/健康増進支援、先端医療機器整備等に活用 | |||||
4 位 |
福岡県糸島市 | ||||
・1万4000円⇒一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造 合計8400ml (「キリン一番搾り 福岡づくり」350ml×24本) ・2万8000円⇒一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造 合計1万6800ml (「キリン一番搾り 福岡づくり」350ml×48本) ・2万円⇒いとしまBEER★10本セット 合計3300ml (「いとしまBEER」330ml×10本) ・1万4000円⇒いとしまBEER★6本セット 合計1960ml (「いとしまBEER」330ml×6本) |
ほか、1万2千円で「一貴山豚アイスバインセット(一貴山豚アイスバイン、スモークソーセージ3本入×2個、ブラックペッパーソーセージ5本入、マスタード)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】自然環境の保全/市民活動の推進/都市基盤整備又は産業の振興/子育て環境又は子どもの教育の充実/市民の健康づくり又は福祉の向上/文化財保護又は伝統文化の継承/九州大学との連携によるまちづくり事業/その他市長が特に必要と認めた事業(筑肥線新駅設置事業) | |||||
※以降のランキングはコチラ⇒お得な「ふるさと納税」ランキング~ビール編~特産品でもらえる「ビール」で得する自治体は? |
なお、この他にも、コストパフォーマンスが優れた自治体はもちろん、その土地でしか醸造していない「地ビール」を特典として用意している自治体も多数ある。気になる人は、第30位までのランキングをまとめた「お得な『ふるさと納税』ランキング~ビール編~」も、ぜひチェックしていただきたい!
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1500以上にのぼるため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
もし、この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2016年度ビールランキングで1位を獲得した
「茨城県守谷市」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
2016年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で、見事激戦を制した「茨城県守谷市」。ザイ・オンライン編集部では、同市の「ふるさと納税」担当の財政課・石塚成美さんにインタビューを行なったぞ!
「守谷市」が「ふるさと納税」に取り組まれたのは、いつ頃からでしょうか?
「当市が『ふるさと納税』の特典を用意し始めたのは、今年の6月1日からです。市外に向けて当市の魅力をアピールし、特典を通じて『守谷市』という名前を知っていただけたらと思い、始めました。また、『守谷市』で作られた商品を市外の人たちに発信することで、地域の活性化につなげたいという思いもありました」
今年の6月に取り組みを始めたばかりにも関わらず、「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で1位に輝くとは!「ふるさと納税」を開始して、何か反響はありましたか?
「非常にありがたいことに、常陸牛やビールを中心に、たくさんの注文をいただいています。事業者のみなさんからは『かなり忙しくなった』との嬉しい悲鳴があがっています。当初の予定では『1年で5000万円ほど集まればいいかな』と思っていたんですが、6月末時点で5000万円を超える目処が立ったので、その4倍の2億円に予算を修正しました。9月26日時点では、約9380万円の寄付、約2800件の申込みをいただいております」
4カ月弱で、約1億円もの寄付金が集まるとは、魅力的な特典のおかげですね!
「ここまで反響をいただけたのは、私たちの努力というよりは、事業者の方が頑張ってくれたおかげだと思っています。私たちは『ふるさと納税』の告知をして、事業者の方に向けた説明会を行なっただけ。こんなに豊富な特典を用意できたのは、事業者の方が、どんな品を出せるか、どんな組み合わせができるか、試行錯誤してくださったおかげです。例えば、『アサヒスーパードライ』の特典は、地元の酒屋さんやアサヒビールの方などが話し合いをして、これだけ大盤振る舞いできるようになったんです」
自治体、事業者、メーカーの連係プレーというわけですね! では最後に、今後の目標があれば教えて下さい!
「『ふるさと納税』は、地元の特産品を市外の人に知ってもらう良いきっかけになるので、まずは参加事業者を増やして、特典をさらに拡充していきたいと考えています。また、ネットを通じて、多くの人に特産品を届けられることがとわかったので、たとえ今後、『ふるさと納税』が下火になってしまったとしても、この経験は、ネット販売のノウハウとして役立てることができると思います。そうすれば、『ふるさと納税』に頼らずとも、『守谷市』を盛り上げることは可能なはず。欲を言うなら、『ふるさと納税』によって、当市に興味を持っていただき、実際に足を運んでいただいたり、住むことを検討したりしてもらえればいいな、と考えております。」
自治体からすれば、町に興味を持ってもらえるきっかけになり、納税者からすれば、お得に全国の特産品を味わえるのが「ふるさと納税」の良いところだ。
幸いにも、お米や牛肉などの他の特典に比べて、ビールは品切れになる可能性が低いため、まだまだ悩む時間はある。今回のランキングを参考にしつつ、どのくらいの量のビールをもらえるか、寄付金はどのように使われるかなどを考慮して、どこの自治体に寄付するか、じっくり吟味してほしい。
(取材・文/日下部貴士[A4studio])
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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