会社名(市場・コード) | あんしん保証 |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・7183/その他金融業 |
申込期間(BB期間) | 11月2日~11月9日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
あんしん保証のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 10月29日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 11月2日~11月9日 | |||||
公開価格決定 | 11月10日 | |||||
購入申込期間 | 11月12日~11月17日 | |||||
払込日 | 11月18日 | |||||
上場日 | 11月19日 |
あんしん保証のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(幹事証券会社)
■幹事証券会社(2015年10月29日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券(主幹事証券) [最短2日で口座開設可能] |
84.2% | |||||
野村證券 | 8.8% | |||||
みずほ証券 | 1.8% | |||||
SMBCフレンド証券 | 1.3% | |||||
SMBC日興証券 | 1.3% | |||||
岡三証券 | 0.9% | |||||
エース証券 | 0.9% | |||||
東洋証券 | 0.5% | |||||
藍澤證券 | 0.5% |
あんしん保証のIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 1320~1460円 | |||||
公募価格 | 1460円 | |||||
初値 | 5730円 | |||||
初値騰落率 | +292.47% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2015年10月29日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
1350円~1450円 [13.7倍~14.7倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
1500円~3000円 [15.2倍~30.5倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
あんしん保証の発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 186万8000株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募11万株 売出10万株 (オーバーアロットメントによる売出3万株) |
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想定公開規模 | 3.2億円~3.5億円(OA含む) |
あんしん保証はどんな会社?
家賃債務の保証事業を展開する。入居者(賃借人)が家賃を支払う前に不動産管理会社(賃貸人を含む)へ全額立替払いを行う「事前立替型」保証商品を提供している点が特徴となる。「事前立替型」保証商品を運用する仕組みについて、同社はビジネスモデル特許を取得している。
事業内容は目新しさに乏しく、足元の株式市場の投資テーマに沿ったものとも言いづらい。ただ、マザーズ上場で公開規模が非常に小さく、軽量感を重視する投資家を中心に一定の関心を集めるだろう。
公開規模については3億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株は確認されず、株主構成面にも懸念材料はない。ただ、ロゼッタ<6182>と同日上場であることから初値買い資金分散の影響を考慮する必要がある。
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あんしん保証の業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 営業収益 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 830(―) | 130(―) | 69(―) | |||
2013/3 | 1,019(22.7%) | 119(-7.9%) | 57(-16.5%) | |||
2014/3 | 1,485(45.8%) | 317(165.0%) | 218(277.9%) | |||
2015/3 | 1,781(20.0%) | 259(-18.3%) | 160(-26.5%) | |||
2016/3予 | 2,219(24.6%) | 307(18.2%) | 184(14.6%) | |||
2015/6 1Q | 537(―%) | 66(―%) | 39(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:98.50円(上場時発行済株式数で試算)/―円 |
あんしん保証の業績コメント
2016年3月期の業績は、売上高が前期比24.6%増の22.1億円、経常利益が同18.2%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の賃貸住宅市場においては、2015年6月に新設住宅着工戸数が前年同月比で4ヶ月連続の増加(国土交通省総合政策局建設経済統計調査室発表)となる中、貸家着工件数は2ヶ月連続の増加となった。家賃保証業界においては、家族関係の希薄化、高齢者や外国人等保証人の確保が困難な層の増加を背景に、機関保証としての家賃保証ニーズは引き続き高まっている。
同社の主要商品「ライフあんしんプラス」の紹介保証料は、当期4-8月の新規入居件数の対前年同月増加率が今後も継続することを前提として、新規入居件数を対前期比+13.7%として見込み、保証料は同+21.6%の増収の見通し。月額保証料は保証料構成の変更に伴い月額保証料単価の低下傾向と保証件数の増加を加味して、同+12.6%の増収の見通し。
なお、通期計画に対する第1四半期末時点における進捗率は、売上高5.3億円で24.2%、経常利益0.6億円で21.5%となっている。
あんしん保証の詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都中央区京橋一丁目 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 雨坂 甲(昭和33年12月19日生) | |||||
設立 | 平成14年12月16日 | |||||
資本金 | 5億6200万円(平成27年10月15日現在) | |||||
従業員数 | 64人(平成27年9月30日現在) | |||||
事業内容 | 家賃債務の保証事業 |
■売上高構成比率(2015/3期実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
家賃債務の保証事業 | 1,781 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 1,781 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | アイフル株式会社 | 71万2000株 | 38.33% | |||
2 | 雨坂 甲 | 35万1700株 | 18.93% | |||
3 | 高橋 誠一 | 6万6500株 | 3.58% | |||
4 | 小川 秀男 | 6万1500株 | 3.31% | |||
5 | 株式会社アパマンショップネットワーク | 6万株 | 3.23% | |||
6 | 高橋 敏幸 | 4万9000株 | 2.64% | |||
6 | 渡邉 定雄 | 4万9000株 | 2.64% | |||
8 | ニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社 | 4万2000株 | 2.26% | |||
9 | 石井 恒男 | 4万1000株 | 2.21% | |||
10 | 政岡土地株式会社 | 3万4300株 | 1.85% | |||
合計 | 146万7000株 | 78.98% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 設備資金として、家賃債務の保証事業における商品ニーズの多様化に対応して商品構成を拡充していくことに伴い、将来の保証件数増加が見込まれるため、営業系基幹システムの処理能力を確保するための、システムを更改する資金として充当する予定。 | |||||
関係会社 | アイフル株式会社(親会社) ローン事業、信用保証事業 | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | - | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
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あんしん保証の銘柄紹介
賃貸借契約における家賃債務の連帯保証人を引き受ける機関保証会社として、家賃債務の保証事業を展開する。
入居者(賃借人)が家賃を支払う前に、同社が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ全額立替払いを行う「事前立替型」保証商品であることが特徴である。この「事前立替型」保証商品は、家賃債務保証業界において主流である家賃の滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う「滞納報告型」保証商品の弱点である「不動産管理会社(賃貸人を含む)の家賃管理事務の煩雑さ」と「不動産管理会社(賃貸人を含む)に対する入居者(賃借人)の賃料滞納時の未回収リスク」を排除した、新しい形の家賃債務保証商品である。
「事前立替型」保証商品は、同社が家賃債務保証業界において先駆的に販売を開始した。そのラインナップには、(1)クレジットカード事業者(ライフカード株式会社)との業務提携による商品「ライフあんしんプラス」、および(2)信用情報機関(株式会社シー・アイ・シー)への加盟により適切な与信機能を確保し、保証実行リスクを抑えた同社が立替を行う商品「あんしんプラス」がある。なお、「事前立替型」保証商品を運用する仕組みについて、同社は2008年7月にビジネスモデル特許(特許第4150659号)を取得している。
(1)ライフあんしんプラス
入居者(賃借人)が支払うべき家賃等について、入居者(賃借人)の家賃等を支払期日より前に、クレジットカード事業者(ライフカード)が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ立替を行い、家賃等債務の保証をするサービス。クレジットカード事業者(ライフカード)との業務提携により実現している。同社が他社に先駆けて販売したことから、家賃債務の保証業界全体としては類似モデルを導入している会社が少ないビジネスモデル。
入居者(賃借人)から保証契約時、保証契約更新時及び毎月の家賃等の引落時に、それぞれ初回保証料、更新保証料及び月額保証料を受領し、これらが同社の収益となる。フィー型のビジネスモデルで、安定した収益基盤の構築が可能となっている。
(2)あんしんプラス
「ライフあんしんプラス」がクレジットカード事業者による家賃等の立替を行うサービスであることに対して、「あんしんプラス」は同社が家賃等の立替を行うサービス。入居者(賃借人)が支払うべき家賃等について、入居者(賃借人)の家賃等を支払期日より前に同社が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ立替を行い、家賃等債務の保証をするサービスである。
入居者(賃借人)から保証契約時、保証契約更新時及び毎月の家賃等の引落時に、それぞれ初回保証料、更新保証料及び月額保証料を受領し、これらが同社の収益となる。フィー型のビジネスモデルであることから安定した収益基盤の構築が可能となっている。
あんしん保証の投資のポイント
事業内容は目新しさに乏しく、足元の株式市場の投資テーマに沿ったものとも言いづらい。また、11/19にはテーマ関連として人気化が想定されるロゼッタ<6182>が同時上場することも、同社に関心を向かわせにくくするだろう。ただ、マザーズ上場で公開規模が非常に小さく、軽量感を重視する投資家を中心に一定の関心を集めるだろう。SBI証券の主幹事案件でインターネットでの個人投資家の参加も見込まれる。
同社は、入居者(賃借人)が家賃を支払う前に不動産管理会社(賃貸人を含む)へ全額立替払いを行う「事前立替型」保証商品を提供する家賃保証会社である。「事前立替型」保証商品は同社が先駆的に販売を開始した商品で、ライフカードとの業務提携による「ライフあんしんプラス」及び信用情報機関(シー・アイ・シー社)への加盟により適切な与信機能を確保し、保証実行リスクを抑えた同社が立替を行う「あんしんプラス」がある。「事前立替型」保証商品を運用する仕組みについて、同社はビジネスモデル特許を取得している。
業績面について、2016年3月期は売上高が前期比24.6%増の22.1億円、経常利益が同18.2%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。直近数期、売上高は2ケタの伸びが続いている。厳密には比較対象とできる上場企業は見当たらないものの、想定仮条件水準の今期予想PERは14~15倍程度で割高感はない。
公開規模については3億円強となる見込み。アイフル<8515>と雨坂社長の上位株主2名で発行済株式の6割超を保有するほかは、やや少数株主が多い印象だが、ベンチャーキャピタル保有株も確認されず株主構成面に懸念材料はない。ただ、前述のとおりロゼッタと同日上場であることから初値買い資金分散の影響を考慮する必要がある。
◆「あんしん保証」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆ | ||||||
SBI証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |