発泡酒が苦手な人にはノンアルコールビールや
炭酸水がおすすめ! コストもカロリーも大幅ダウン
また、「晩酌の習慣がある」という人も多いと思います。当然、外で飲むよりは家で晩酌するほうが大幅に安上がりではありますが、例えば「毎日ビールを飲む」となると高くつくものです。
ですが、「代わりに安い発泡酒を選ぶのはイヤ」という人も多いですよね。発泡酒の中にもおいしいものはあるのでしょうが、私自身もビール党なので、発泡酒は敬遠してしまうクチです。
でも、いかんせんビールは高い――そんな悩みを抱える方には、代替品として発泡酒ではなく「ノンアルコールビール」や「炭酸水」をおすすめします。
晩酌でお風呂上りなどにビールを少量飲む習慣の人は、「炭酸のさわやかさを求めているだけで、必ずしもビールでなくても大丈夫」という場合も、実は少なくないようです。単に習慣化されてしまったからビールが飲みたいだけなのであって、最初は抵抗があっても、少し続けてノンアルコールビールや炭酸水に替えて飲んでみたら、「案外これで大丈夫だった」となる可能性も大いにあるでしょう。
個人的には、ノンアルコールビールのほうが発泡酒よりはおいしく感じます。好みもあるので断言はできませんが、発泡酒に挫折した人はノンアルコールビールを試してみてください。ノンアルコールビールにしろ、炭酸水にしろ、スーパーでは普通のビールの半分か、半分以下の値段で買うことができます。しかも、カロリーも気にしなくて済みます。毎日ノンアルコールビールがイヤならば「平日はノンアルコールビール、休日は普通のビール」とするのもいいですね。
24時間、安い価格で買い物ができて、
重い荷物も宅配してもらえるネットスーパーを活用しよう!
さて、ここまでスーパーでの買い物をおすすめしてきましたが、断っておくと、コンビニなど、その他の店が必ずしも絶対ダメなわけではありません。最近は店舗網を大幅縮小しているようですが、「ローソンストア100」のような100円の商品を中心に販売するコンビニは、少量ずつ食品を販売しているので、一人暮らしやDINKSのような少人数家族の自炊には便利です。
また、大手ドラッグストアでもよく食品を取り扱っていて、安売りされていることも多いですから、計画的に買い物するのであれば、それもまた利用すべきです。しかし、原則としてはスーパーを活用し、「コンビニを使うのはすごく疲れていて、最低限の買い物で帰りたいときだけ」など、ルールを決めることをおすすめします。
ところで、スーパーといえば、最近はネット上のスーパーの利用者も増えています。激安系のスーパーではやっていないところがほとんどですが、大手スーパーではたいていネット注文と宅配を受け付けています。
以下は、ネットスーパーを展開する主な大手スーパーです。
◆イオン
◆イトーヨーカドー
◆SEIYU
◆ダイエー
◆マルエツ
◆東急ストア
◆イズミヤ
◆アピタ
◆楽天マート(※実店舗はありませんが、その他のスーパーと同じような価格帯、同じような種類のものが取り扱われています。ただし、当日配送は不可)
このような大手スーパーのネット店舗とは別に、定期宅配などを手がける「オイシックス」などの食材専門店もあります。有機野菜などのこだわりの食材が取り揃えられており、おいしいものを安心して食べられるメリットはありますが、その分値段は高くなります。今回は食費節約がテーマですから、ここからは値段の安い大手スーパーのネット店舗(以下、ネットスーパー)をメインに話を進めます。
ネットスーパーは、どこも実店舗なみに品揃えが充実しています。生鮮食品はもちろん、レトルト・インスタント食品、お惣菜、日用雑貨、ペット用品、育児・介護用品、園芸用品に至るまで、豊富に取り揃えているところがほとんどです。
しかも、それらを家にいながら24時間、いつでも買うことができます。基本的には実際の店舗と同等の値段で購入でき、家まで速やかに宅配してもらえます。飲料水などの重いもの、トイレットペーパーなどのかさばるものを買うときには特に重宝します。スーパーによっては「15時までに注文すればその日のうちに宅配」といった具合に、スピーディーな対応をしてくれるところもあります。
実店舗と違って、生鮮食品の鮮度を自分で見極めることはできませんが、そこは店員さんがきちんと選りすぐってくれるので、「ネットスーパーだから質の悪いものが届いた」という話は聞いたことがありません。お店側もそのような非難を受けることのないよう、細心の注意を払っているものと思われます。
実店舗とネットスーパーに値段の差はナシ!
ネットスーパーのほうが「衝動買い」を防ぎやすい!
続いて「節約」の面からネットスーパーのメリットを挙げてみましょう。
まず、ネットスーパーは家にいながらスーパーの品物を買えるので、忙しくてスーパーの開いている時間に帰れないような人でも、簡単にスーパーの割安な食材を買えるようになります。
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しかも、「イオン」のネットスーパーのように、不在時は荷物を所定の場所に置いていってもらえるサービスが用意されている場合もあります(イオンの場合は「置き楽サービス」という名称で、事前申請が必要です)。
これなら、家でじっと荷物を待っている必要がなく、共働きなどで家に不在がちな人でも買い物しやすくなります。
さらに「よく考えてから買い物できる」という点も、大きなメリットです。実店舗で実際に食材を眺めながら買い物をしていると、いらないものまで思いつきでカゴに放り込んでしまうようなことがよくありますよね。
もちろん、ネットスーパーでも衝動買いする人はいますが、「ちょっとでも悩んだら『お気に入り(名称はスーパーによってバラバラです)』に入れておく」といった行動をとることで、衝動買いを未然に防ぐこともできます。
私自身、ネットスーパーで「ほしいけど、すぐには必要ない」というものがあった場合、お気に入りとして保存しておきます。そして、その日は買わず、「あとちょっとで送料が無料になるのに」というようなときに、一緒に買うようにします。そうすれば、「送料を払いたくないがために、ムダなものを買ってしまう」という、ネットスーパーでありがちな浪費を予防できるのです。
ただ、人によっては「家でお酒を飲んでいて、酔っぱらって余計なものを買ってしまった」なんてことも起こるようです。ネットスーパーに限らず、酔っぱらっているときのネットショッピング、あるいはネットオークションなどはムダな出費を招きがちなので、絶対に避けるようにしましょう。
「送料無料」となる基準はスーパーによってバラバラ。
2000円以下の買い物でも無料になるネットスーパーも!
ネットスーパーのサービスは店によってバラバラです。同系列の店でも、店舗ごとに多少サービスが異なることもしばしばあります。基本、ネットスーパーを利用する場合は近所のスーパーを選択することになるでしょうが、そこで希望していたサービス(たとえば、不在時に荷物を置いて帰ってくれるサービスなど)を扱っていないこともあります。
また、ネットスーパーでは一定金額以上の買い物をすると送料が無料になるので、「送料無料」になるように調節して買うのは基本です。が、その送料無料の基準も店舗ごとにバラバラだったりするので、単純に「どのスーパーが安い」と比較して結論を出すことができません。
送料無料の基準が低いところは、例えば「SEIYU倉庫館」などが挙げられます。「SEIYU倉庫館」は1980円(税抜)以上の買い物で送料無料になり、かなりハードルは低いです。それ以外のスーパーでは「5000円以上」とか「7000円以上」という設定になっているところも多く、こちらの場合は前述のように、「送料を安くしたい」という理由で余計なものを買ってしまうリスクがあります。
本当に必要なものを買い足すのはいいですが、お菓子などを適当に放り込んで無理やり無料にするような行動は避けなければなりません。そのためにも、「すぐ必要ではないけど、いずれ買わなければならないもの」は、お気に入りとしてとっておいて、送料調整のために使うという技が有効なのです。
その他、ここまでに出てきたネットスーパーとは毛色が違いますが、「Yahoo! JAPAN」と「アスクル」が共同でつくった日用品ネット通販サイト「LOHACO」も1,900円以上(税抜)で送料無料となります。「LOHACO」も最短当日配送なので、ネットスーパーと同じ感覚で利用できます。
「LOHACO」は「DEAN&DELUCA」「KALDI」などの商品も取り扱っているので、おしゃれな食材、アイテムが豊富で女性に人気です。酒類も充実しているので、送料無料のハードルも低いですし、お酒が好きな人にはおすすめです。こうしたネットスーパー、割安なネットショップをうまく使うと、食費やお酒代を節約しやすくなるでしょう。
次回は、外食費を安くするコツをお話しします。
(取材・構成/元山夏香)
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% (※1) |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※2) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※3)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 通常1000円(税込)につき1ポイント貯まる永久不滅ポイントを 「1ポイント=最大5円相当」 の商品に交換した場合の還元率。交換する商品によっては、1ポイントの価値が5円未満になる場合あり。※2 2年目以降は1100円(税込)。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※3 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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