節約の達人が伝授!ゼロから貯める節約術

食費の節約で目指すのは、世帯月収の15%以内!
予算の決め方、使い方から買い物に行く前の準備まで
簡単に実行できる、具体的な食費節約のコツを伝授!

【第9回】 2015年10月26日公開(2022年3月29日更新)
風呂内亜矢
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 秋と言えば「食欲の秋」。食欲が細りがちな夏場と比較すると、食費がかさみがちなシーズンでもあります。そこで、今回から2回にわたり、食費を節約するコツを紹介していきます。

 まず、最初に考えていきたいのが、「毎月の食費の予算はどう決めたらいいのか?」という問題です。そもそも食費の予算を決める必要があるかといえば、必ずしも「YES」とは言えません。世の中、予算を決めなくても食費を節約できている人は大勢いるからです。

 例えば、以前貯金上手な人に話を聞いたところ、「そもそも必要でないものはほしくならない」と話していました。こうした人の場合、予算を決めなくても、食費で無駄遣いをしてしまう可能性は低いです。しかし、あればあるだけお金を使うタイプの人だと、予算を決めなければ食費を使いすぎるリスクが高いでしょう。

 浪費家でなくとも、共働きなどで忙しい人は食費が増えやすい傾向にあります。お惣菜を買うなどして、たまにラクするのは悪いことではありません。しかし、度が過ぎると家計が崩壊してしまうので、注意が必要です。このような場合も、やはり毎月の食費の予算を決めておいたほうが無難です。

月々の食費の予算は「手取りの15%」以内に!
子どもがいる家庭は「最低4万円」は超えてもOK

 それでは、食費の予算はどれくらいに設定すればいいのでしょうか? 目安として私がよくお話しするのは、「世帯の手取り合計金額の15%以内に収める」という基準です。

 もし、夫だけ働いていて手取りが20万円の家庭なら、その15%ですから「食費の予算=3万円」ということになります。夫婦合算で手取り40万円の家庭なら「食費の予算=6万円」です。15%はあくまで上限なので、「夫婦2人で6万円は多い」と感じるなら、できる範囲でもっと減らしていいでしょう。

 手取り20万円でも、子どもがいる家庭だと、毎月3万円の食費を維持するのは難しいかもしれません。そのため、目安の15%を超えてしまいますが、子どもがいる家庭のみ「最高4万円」という基準を適用してもOKです。「実家が農家で、米や野菜にほとんどお金がかからない」などの場合を除き、子どものいる家庭では、節約しても月4万円くらい食費がかかるのは仕方ないことだからです。

 なお、この場合「外食」は「食費」に含みません。食費とは、自炊のための食材や、どこかコンビニなどで昼ごはんやお菓子を買った場合の支出のみを指すこととします。外食は「交際費」という費目で、別に管理しましょう。

 食費の予算を決めたなら、次はそれをどう管理するかを決めましょう。給料日に現金で引き出して、「食費専用の財布」をつくって管理するのがオーソドックスなやり方です。この方法なら、他のお金と食費の予算がゴチャゴチャになることはありません。なおかつ、残金を気にしながら買い物することができます。

 あるいは、電子マネーが利用できるスーパーで主に買い物するのであれば、その電子マネーに1カ月分の予算をチャージし、買い物のたびに残金を確認しながら使うというのも手です。

 イオンやマックスバリュでは「WAON」、イトーヨーカドーでは「nanaco」など、大手スーパーではたいてい電子マネーが使えるようになっていますし、ポイントもつくので活用しやすいのではないでしょうか。

一部の「デビットカード」を利用すれば
どんどんポイントが貯まって現金決済より得!

 「食材もクレジットカードで買って、ポイントを貯めたほうが得なのでは?」と考える人も多いはずです。確かにそのとおりで、ポイントが貯まる上に、クレジットカードで買えば利用明細が出るので、家計簿をつけなくても何にいくら使ったか管理できるというメリットがあります。

 ただ、クレジットカード払いはどうしても「ついつい使いすぎてしまう」というリスクが高いため、普段から浪費傾向にある人にはおすすめできません。現金決済がイヤなら先ほどの電子マネーを使うか、あるいは「Visaデビットカード」で食費を管理するのもいいでしょう。

「Visaデビットカード」とは、クレジットカードの「Visa」の加盟店であれば、原則としてどこでも使えるカードです(※稀に例外もあります)。クレジットカードと違い、使うとすぐに銀行口座からお金が引き落とされます。そのため、銀行口座にお金がないと使えないので、クレジットカードのように使いすぎる心配がありません。

 この「Visaデビットカード」の口座に1カ月分の食費を入れておき、「Visaデビットカード」で食材を買うようにすれば、簡単に食費を管理できます。

「Visaデビットカード」は銀行口座からお金を引き落とすわけですから、「Visaデビットカード」を発行している銀行に口座を持っていなければ作れません。口座を持ってさえいれば、発行は簡単です。「Visa」とついてはいますが、クレジットカードではないので、特段の審査もなく発行してもらえます。ただ、銀行によっては発行手数料や年会費がかかることもあります。

「Visaデビットカード」は発行している銀行が限られるのですが、なかには「Visaデビットカード」を使うたびに、ポイントを貯められる設定にしている銀行もあります。

「Tポイント支店」のトップページ「Tポイント支店」のトップページ。本人確認資料を画像にして送付する方式で、簡単に口座開設の申し込みをすることができる。

 例えば、地方銀行でありながら、ネットバンキングに力を入れていて、さまざまな特色あるネット支店を展開しているスルガ銀行には、「Tポイント支店」というのがあります。

 スルガ銀行の「Tポイント支店」に口座を開くと、「VisaデビットTカード」を発行してもらえます。「VisaデビットTカード」は、その名のとおり、「Visaデビットカード」として使える上に、Tカード加盟店では提示だけでもポイントが貯まり、さらにキャッシュカードの機能も備えています。

 この「VisaデビットTカード」で買い物をすると、200円につき1ポイント(還元率0.5%)で「Tポイント」が貯まります。また、預金をしたり、給与振込口座に指定したりするだけでも「Tポイント」が貯まっていくので、普段から「Tポイント」を貯めている人にはおすすめです。

楽天銀行デビットカード(Visa)「VISAデビットカード」の知名度は上がりつつあるが、「JCBデビットカード」の普及はまだこれから。還元率1%はかなり大きな魅力。

 また、楽天銀行も「楽天銀行デビットカード(Visa)」のほか、まだ珍しいJCBのデビットカード「楽天銀行デビットカード(JCB)」も発行しています。どちらを選択するのも自由ですが、特に注目したいのは年会費が無料の「楽天銀行デビットカード(JCB)」です(Visaは有料)。しかも、還元率1%で「楽天スーパーポイント」が貯まります。

 クレジットカードでも還元率1%ならいいほうですが、デビットカードの場合は還元率0.2~0.5%程度が一般的で、還元率1%というのは「楽天銀行デビットカード(JCB)」以外に類を見ません。しかし「楽天銀行デビットカード(JCB)」は、それを実現しています。

 つまり、「楽天銀行デビットカード(JCB)」で支払ったほうが現金払いより断然お得になるので、利用を検討してみるといいと思います。すでに楽天銀行の口座を持っていて、デビットカードを持っていない人の場合、ネット上で簡単に発行してもらうことができます。

楽天銀行
コンビニATM出金手数料(税抜) 振込手数料(税抜)
セブン-
イレブン
ローソン ファミリー
マート

(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月0~7回まで無料
(※)、以降は200円
月0~7回まで無料(※)、以降は250円 月0~7回まで無料(※)、以降は200円  同行あて:無料
 他行あて:月0~3回まで無料
(※) 、以降は152~238円
【楽天銀行のメリット】
「楽天証券」との口座連動サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利がメガバンクの100倍の0.10%に大幅アップ! さらに「ハッピープログラム」に無料エントリーすると、ステージに応じてATM出金手数料が最大で月7回まで無料に! 楽天証券の申し込みページから「楽天証券の口座+楽天銀行の口座」を同時に開設も簡単にできる。
※「ハッピープログラム」のステージにより決定。
【関連記事】【楽天銀行の金利・手数料・メリットは?】楽天証券との口座連動により普通預金金利が5倍に!振込などの取引で「楽天スーパーポイント」も貯まる
楽天証券+楽天銀行の同時口座開設はこちら(公式サイト)楽天銀行の口座開設はこちら(公式サイト)


 ここまで、予算管理の仕方についてお話ししていきました。続いては、より実践的な食費節約ワザについて考えていきましょう。

※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2022年の最強カードは?
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2022年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2022年の最優秀カード”を詳しく解説!

【クレジットカードおすすめ比較】還元率でクレジットカードを選ぶ!還元率ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】ービス充実の「おすすめゴールドカード」はコレ!ページへ
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【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2022年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2022年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!

【2022年8月1日時点・最新情報】
還元率、年会費etc.で比較! 人気のおすすめクレジットカード

還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆楽天カード

1.0~3.0% 永年無料 VISA
JCB
Master
AMEXを
楽天Edy
(楽天Edyへの
チャージ分は
還元率0.5%)
楽天カード公式サイトはこちら
【楽天カードのおすすめポイント】
楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強
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「楽天カード」にメリット追加で還元率もアップ!さらに「楽天カード」と「楽天モバイル」の兼用でスマホ代の節約+楽天ポイントがザクザク貯まる!
楽天カードの公式サイトはこちら

 ◆三井住友カード(NL)

0.5~5.0% 永年無料 VISA
Master
iD
三井住友カード(NL)の公式サイトはこちら
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】
2021年2月に申し込み受付が始まった「三井住友カード」の新しいクレジットカードで、券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと、還元率5%に大幅アップ(※)するので、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどを日常的に利用する人におすすめ! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力!
(※ 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗では「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可。)
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NTTドコモ「dカード」の公式サイトはこちら

 ◆Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

1.875%
(※1)
4万9500円 AMEX
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)の公式サイトはこちら
【Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのおすすめポイント】
2022年2月24日に誕生した「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)」の後継カード。SPGアメックスと同じく、通常100円につき3ポイントが貯まり、「6万ポイント⇒2万5000マイル」の高い交換レート(=還元率1.875%!)でANAやJALなどの航空会社40社以上のマイルに移行可能! しかも、ポイントの有効期限は「最後にポイントが増減した日から2年間」なので“実質”無期限でマイルを貯められるのも大きなメリット。また、世界的ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」との提携カードなので、カードを保有するだけで上級会員資格「ゴールドエリート」が手に入り、客室のアップグレードや14時までのレイトチェックアウトなどの特典が利用できる。さらに、年間150万円以上を利用したうえでカードを更新すると、シェラトンやウェスティンなどの同グループのホテルに2名まで無料で1泊できる「無料宿泊特典」(※2)がもらえるほか、年間400万円以上を利用するとワンランク上の会員資格「プラチナエリート」が手に入り、最大でスイートまでの客室アップグレード、朝食無料サービスなどの豪華特典が利用可能に! 家族カード1枚は年会費が無料(2枚目以降は年会費2万4750円・税込)になり、夫婦や家族でポイントが貯めやすくなっている。
(※1 6万ポイントを一度にマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。※2 交換レートで5万ポイントまでのホテルに宿泊可能。追加で最大1万5000ポイントを支払って、6万5000ポイントまでのホテルに宿泊することも可能)
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Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの公式サイトはこちら
還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆JCB CARD W(ダブル)

1.0~5.5% 永年無料 JCB QUICPay
JCB CARD W(ダブル)公式サイトはこちら
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】
39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料の高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)通常還元率は1%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のAmazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、「ポイントップ登録(無料)」をすれば「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%に
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JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード!
JCB CARD Wの公式サイトはこちら

 ◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital

0.5~2.0% 初年度無料
次年度以降も
条件次第で無料(※1)
AMEX Suica
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalの公式サイトはこちら
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】
通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ(※2)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット!
※1 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※2 2022年10月31日までの利用分が対象で、2022年11月1日以降の還元率は未定。
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 ◆三井住友カード ゴールド(NL)

0.5~5.0%

5500円
(ただし、年100万円以上の
利用で次年度から永年無料
VISA
Master
iD
三井住友カード ゴールド(NL)のカードフェイス
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと還元率5%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得!
※1 SBI証券での積立投資など、一部の支払いは集計の対象外。※2 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗では「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可。
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 ◆au PAY カード

1.0~2.0%

初年度無料
次年度以降も
条件次第で無料(※)
VISA
Master
au PAY カードのカードフェイス
【au PAY カードのおすすめポイント】
通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に
(※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料)
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