会社名(市場・コード) | ミズホメディー |
市場・コード/業種 | JASDAQスタンダード・4595/医薬品 |
上場日 | 12月17日 |
申込期間(BB期間) | 11月30日~12月4日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、マネックス証券、カブドットコム証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
ミズホメディーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 11月26日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 11月30日~12月4日 | |||||
公開価格決定 | 12月7日 | |||||
購入申込期間 | 12月9日~12月14日 | |||||
払込日 | 12月16日 | |||||
上場日 | 12月17日 |
ミズホメディーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■引受証券会社(2015年12月1日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券 | 5.2% | |||||
マネックス証券 | 0.9% | |||||
カブドットコム証券 | ―% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事証券) |
87.9% | |||||
岡三証券 | 5.2% | |||||
西日本シティTT証券 | 0.9% |
ミズホメディーのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 980~1100円 | |||||
公募価格 | 1100円 | |||||
初値 | 2822円 | |||||
初値騰落率 | +156.55% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2015年11月27日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
960円~1000円 [11.0倍~11.4倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
800円~2000円 [9.1倍~22.9倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
ミズホメディーの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 233万2500株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募21万7500株 売出10万8500株 (オーバーアロットメントによる売出4万8900株) |
|||||
想定公開規模 | 3.6億円~3.7億円(OA含む) |
ミズホメディーは体外診断薬を手掛ける小型案件
体外診断用医薬品の開発・製造・販売を手掛ける。病院・開業医分野での現在の主力商品は、診断分野のなかでも最も市場規模が大きい免疫血清検査薬となっている。OTC・その他分野では、OTC検査薬として最も市場が拡大した妊娠検査薬を、厚生労働省の製造販売に関する許認可制度が開始された1992年より販売している。
今期は3割超の減益見通しとされており、業績懸念が上値を抑える要因となる。しかし、公開規模が非常に小さく、需給妙味に着目した投資家の関心を集めるだろう。また、予想配当利回りが想定公開価格ベースで2.7%と比較的高い点も株価の下支え要因となる。
公開規模については3億円強となる見込み。12/17はオープンドア<3926>が同時上場する予定だが、軽量感を重視する投資家の注目は集まりやすいだろう。
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ミズホメディーの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2011/12 | 2,869(―) | 65(―) | 10(―) | |||
2012/12 | 3,183(10.9%) | 194(195.6%) | 86(740.2%) | |||
2013/12 | 3,248(2.0%) | 194(0.0%) | 139(61.2%) | |||
2014/12 | 3,986(22.7%) | 459(136.1%) | 317(128.1%) | |||
2015/12予 | 4,105(3.0%) | 310(-32.5%) | 204(-35.7%) | |||
2015/9 3Q | 2,614(―%) | 79(―%) | 41(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:87.46円(上場時発行済株式数で試算)/27.00円 |
ミズホメディーの業績コメント
2015年12月期の業績は、売上高が前期比3.0%増の41.0億円、経常利益が同32.5%減の3.1億円と増収減益の見通しとなっている。
足元の体外診断用医薬品業界では、高齢化に伴う国の医療費抑制政策を背景に、同業他社との競争も激化している。排卵日検査薬や便潜血検査薬が一般用検査薬として許認可を取得できるまでの間は、既存参入企業間におけるシェア競争など厳しい状況が続くものとみられる。
このような状況のなか、同社の展開する病院・開業医分野においては、インフルエンザの流行が例年より3週間ほど早く始まり1月にピークを迎えたことから、市場においてインフルエンザ検査薬が品薄状態となった。同社は、生産計画を組み替えるなど迅速かつ柔軟にこの状況に対応し、製品の供給を継続できたことから、同検査薬の売上高が急伸し、病院・開業医分野全体の売上高は堅調に推移した。
OTC・その他分野においては、妊娠検査薬の売上高は堅調に推移したものの、排卵日検査薬は一部の代理店への売上高が減少したため、OTC・その他部門全体の売上高は減少した。一方、費用面については、棚卸資産廃棄損の計上のほか、業容拡大に向けた人員増等に伴う人件費及び新製品や製品改良のための研究開発費の計上等により増加する見込み。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高26.1億円で63.7%、経常利益0.7億円で25.5%となっている。
ミズホメディーの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 佐賀県鳥栖市藤木町 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 唐川 文成(昭和20年3月12日生) | |||||
設立 | 昭和52年11月2日 | |||||
資本金 | 3億2975万円(平成27年11月12日現在) | |||||
従業員数 | 137人(平成27年10月31日現在) | |||||
事業内容 | 体外診断用医薬品の開発・製造・販売 |
■売上高構成比率(2014/12期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
病院・開業医分野 | 3,408 百万円 | 85.5% | ||||
OTC・その他分野 | 578 百万円 | 14.5% | ||||
合計 | 3,986 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 唐川 文成 | 84万8670株 | 40.13% | |||
2 | ミズホメディー社員持株会 | 27万7610株 | 13.13% | |||
3 | 唐川 則康 | 19万4965株 | 9.22% | |||
4 | 山里 將浩 | 12万255株 | 5.69% | |||
5 | 株式会社西日本シティ銀行 | 10万株 | 4.73% | |||
6 | 國分 幸一 | 7万7500株 | 3.66% | |||
7 | 渡辺 亀四郎 | 6万6000株 | 3.12% | |||
8 | 山口 和也 | 5万7500株 | 2.72% | |||
9 | 立石 貞則 | 4万8000株 | 2.27% | |||
10 | 李 春億 | 4万6000株 | 2.17% | |||
合計 | 183万6500株 | 86.84% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 全額を設備資金とし、現在開発中の遺伝子検査システムの生産設備の一部及び本社敷地内に建設予定の新規製造工場の建設費に充当する予定 | |||||
関係会社 | 株式会社AMBiS(関連会社) 抗体の開発・生産 | |||||
VC売却可能分(推定) | 1社 5000株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 1990年12月19日 | ||||
割当先 | 不明 | |||||
発行価格 | 1300円 ※株式分割を考慮済み |
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ミズホメディーの銘柄紹介
同社は、主に体外診断用医薬品に関して、特許権利取得を視野に独自の研究開発もしくは産学官共同研究を実施し、事業活動を行っている。
病院・開業医分野では、国内外の医療機関向けに患者の健康状態、疾患の有無、治療の経過等を診断するための生化学検査薬、免疫血清検査薬を製造販売している。また、製薬メーカーと共同開発した免疫血清検査薬等については、当該製薬メーカーを通じて販売している。
OTC・その他分野では、主に一般消費者の自己検査として厚生労働省の認可を得ている一般用医薬品を薬局・薬店へ販売している。
その他には、農作物の苗木などのウイルス病を見つけるため、免疫血清検査薬の技術を応用した果樹ウイルス検査薬を農業試験場等へ販売している。
【主な製品】
(1)病院・開業医分野
医療機関において使用されている体外診断用医薬品は、初診時、入院時のスクリーニング検査、疾患の確定診断、モニタリング、健康診断、院内感染防御などに用いられており、大学や大病院の検査室、検査センターにおいて多量の検体が検査されている。体外診断用医薬品は、診断分野の面から生化学検査薬、免疫血清検査薬、尿糞便検査薬、微生物検査薬、血液検査薬や病理検査薬などその他の検査薬に分類される。
同社の主力商品は、設立時は生化学検査薬だったが、現在は、診断分野の中でも最も市場規模が大きい免疫血清検査薬となっている。免疫血清検査薬のなかでも、インフルエンザウイルスやアデノウイルスなど感染症の検査薬は、中小病院や開業医を中心として市場は拡大しており、迅速で簡易な検査技術であるイムノクロマト法を用いた多くの製品を販売している。
(2)OTC・その他分野
一般用医薬品として薬局・薬店で販売されているOTC検査薬は、ドラッグストアでの販売が始まった2003年頃から市場規模が拡大し、特に妊娠検査薬は妊娠の早期判定の補助として広く普及している。
同社は、OTC検査薬として最も市場が拡大した妊娠検査薬を、厚生労働省の製造販売に関する許認可制度が開始された1992年より販売しており、続けて開発した排卵日検査薬とともに、少子化対策を要する昨今の社会に貢献する製品を製造し、全国の薬局・薬店を通して消費者へ供給している。
(2A)一般用医薬品
同社は、1992年に一般用医薬品としての販売が解禁されると同時に妊娠検査薬の製造を開始し、製薬メーカーを通じて全国の薬局・薬店への販売を開始した。その後、1997年に、同社から直接全国の薬局・薬店への販売を開始した。
現在では、妊娠検査薬「P-チェック・S」を自社ブランド製品として販売するとともに、チェーン展開を行うドラッグストアのプライベートブランド製品としても「S-チェッカー」や「プレセルフ」などの製品名で販売している。
(2B)薬局における排卵日検査薬
少子化が社会問題とされるなか、大きく社会貢献する検査薬として、妊娠しやすい時期を的確に予知できる排卵日検査薬「P-チェック・LH」を薬局を通して販売している。
ミズホメディーの投資のポイント
今期は3割超の減益見通しとされており、業績懸念が上値を抑える要因となる。しかし、公開規模が非常に小さく、需給妙味に着目した投資家の関心を集めるだろう。今年7月上場の平山<7781>以来となるジャスダック上場案件だが、今年のジャスダック上場案件9社の公開価格に対する初値上昇率は平均126.7%と好調が続いている。これは公開規模10億円未満の小型案件が大半であったことが影響しているとみられる。予想配当利回りが想定公開価格ベースで2.7%と比較的高い点も株価の下支え要因となるだろう。
同社は、体外診断用医薬品の開発・製造・販売を手掛けている。病院・開業医分野での現在の主力商品は、診断分野のなかでも最も市場規模が大きい免疫血清検査薬となっている。B型肝炎検出用キットを製品化するなど、感染症分野での開発に継続して取り組んでいる。OTC・その他分野では、OTC検査薬として最も市場が拡大した妊娠検査薬を、厚生労働省の製造販売に関する許認可制度が開始された1992年より販売している。
業績面について、2015年12月期は売上高が前期比3.0%増の41.0億円、経常利益が同32.5%減の3.1億円と増収減益の見通しとなっている。棚卸資産廃棄損の計上に加え、業容拡大に向けた人員増等に伴う人件費の増加、新製品や製品改良のための研究開発費の増加を見込んでいる。想定仮条件水準の今期予想PERは11倍程度で割高感はない。
公開規模については3億円強となる見込み。少数株主がやや多いものの、ベンチャーキャピタル保有株はほとんどなく、株主構成上も需給良好と言える。12/17はオープンドア<3926>が同時上場する予定で、インバウンド関連として一定の関心を集めるだろう。ただ、軽量感を重視する投資家の注目は集まりやすいだろう。
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |