IPO株の銘柄分析&予想

「ビジョン」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の情報通信サービス企業との比較や予想まで解説![2016年3月17日 情報更新]

2015年11月12日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名(市場・コード) ビジョン
市場・コード/業種 マザーズ・9416/情報・通信業
上場日 12月21日
申込期間(BB期間) 12月3日~12月9日
おすすめ証券会社 SBI証券SMBC日興証券マネックス証券東海東京証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ビジョンのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月1日
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月3日~12月9日
公開価格決定 12月10日
購入申込期間 12月11日~12月16日
払込日 12月18日
上場日 12月21日

ビジョンのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■引受証券会社(2015年12月8日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
14.8
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SMBC日興証券
[最短5日で口座開設可能]
1.7
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マネックス証券 0.2
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東海東京証券 0.2
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みずほ証券(主幹事証券) 82.6  
岡三証券 0.2  
極東証券 0.2  

ビジョンのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 1800~2000円
公募価格 2000円
初値 2213円
初値騰落率 +10.65%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
■レンジ予想(2015年12月2日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]
1900円~2100円
25.4倍(連)~28.1倍(連)
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
1500円~3500円
[20.1倍(連)~46.8倍(連)
※期間は上場後1年を想定。

ビジョンの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 777万4500株(予定)
公開株式数 公募187万株  売出42万5000株
(オーバーアロットメントによる売出34万4200株)
想定公開規模 50.1億円~55.4億円(OA含む)

ビジョンは、グローバルWiFi事業を行う大型案件

 グローバルWiFi事業及び情報通信サービス事業を展開する。グローバルWiFi事業では、世界各国の通信キャリア等から現地で利用されているローカルネットワークを仕入れ、各地域へ渡航する人へモバイルWiFiルーター等をレンタルし、収益を得るサービスを行っている。

 足元の業績は高成長で、インバウンド関連としても評価を受けやすい。ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あることや、2社同日上場であることから需給懸念が強まるだろう。

 公開規模については50億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル大株主のロックアップは公開価格の1.5倍高で解除されるため、上値の重しとして意識されそうだ。また、12/21はマイネット<3928>が同時上場するため、資金分散の影響を受けることになる。

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ビジョンの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2011/12 6,999(―) 56(―) 1(―)
2012/12 6,527(-6.7%) 284(399.6%) ▲ 216(
2013/12 7,884(20.8%) 236(-17.1%) 143(
2014/12 9,249(17.3%) 314(33.3%) 76(-46.7%)
2015/12予 ―(―%) ―(―%) ―(―%)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2013/12 9,203(―) 29(―) 75(―)
2014/12 10,185(10.7%) 324(987.9%) 275(264.9%)
2015/12予 12,319(20.9%) 782(141.4%) 581(111.0%)
2015/9 3Q 9,207(―%) 727(―%) 526(―%)
予想EPS/配当 単独:-円 連結:74.73円(上場時発行済株式数で試算)/0.00円

ビジョンの業績コメント

 2015年12月期の業績は、売上高が前期比20.9%増の123.1億円、経常利益が同141.4%増の7.8億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元の情報通信産業では、技術の向上及び価格低下に伴い、情報通信技術(ICT)は世界全体に急速に浸透している。特にスマートフォン、タブレット端末、ソーシャルメディア、クラウド等の普及は情報通信産業にとどまらず、他の産業や企業のビジネスモデル、個人のライフスタイルなど社会全体に大きな変化をもたらしている。

 同社グループでは、成長ドライバーであるグローバルWiFi事業の更なる成長に向けて、「海外から日本へ渡航される人」及び「海外から海外へ渡航される人」へのサービス強化を図るべく、販売体制及びPR活動の強化に取り組んできた。

 情報通信サービス事業では、法人及びSOHO事業者に対してWEBマーケティングを取り入れながら、営業所及びパートナー企業との連携による全国規模での訪問営業が行える強みを活かした営業活動を行っている。また、事業部間においてエンドユーザーの紹介を積極的に行うことにより、潜在的かつ多様的なニーズに対応できるように努めている。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高92.0億円で74.7%、経常利益7.2億円で93.0%となっている。

ビジョンの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都新宿区西新宿六丁目5番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 佐野 健一(昭和44年11月7日生)
設立 平成13年12月4日(実質上:平成8年4月25日)
資本金 3億円(平成27年11月16日現在)
従業員数 新規上場会社327人 連結会社380人(平成27年10月31日現在)
事業内容 グローバルWiFi事業及び情報通信サービス事業
■売上高構成比率(2014/12期 実績)
品目 金額 比率
グローバルWiFi事業 3,755 百万円 36.9%
情報通信サービス事業 6,410 百万円 62.9%
その他 18 百万円 0.2%
合計 10,185 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 佐野 健一 259万8000株 42.14%
2 株式会社メンバーズモバイル 173万3000株 28.11%
3 SBIイノベーションファンド1号 117万7200株 19.09%
4 中本 新一 9万5000株 1.54%
5 株式会社クレディセゾン 9万400株 1.47%
6 ビジョン従業員持株会 6万7000株 1.09%
7 株式会社エフプレイン 2万9600 0.48%
8 スターティア株式会社 2万2600株 0.37%
9 大田 健司 2万株 0.33%
10 株式会社テレ・マーカー 1万9700株 0.32%
合計   585万2500株 94.94%
■その他情報
手取金の使途 グローバルWiFi事業(海外展開/メディア戦略強化/広告宣伝)、システム開発および人員調達・育成資金として充当予定。
関係会社 (株)メンバーズネット(連結子会社) 情報通信サービス事業
ベストリンク(株)(連結子会社) グローバルWiFi事業情報通信サービス事業
ほか、連結子会社11社、その他関係会社1社
VC売却可能分(推定) -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格
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ビジョンの銘柄紹介

 同社グループは同社と連結子会社12社で構成されており、主に「グローバルWiFi事業」及び「情報通信サービス事業」を展開している。

(1)グローバルWiFi事業

 世界各国の通信キャリア等から現地のローカルネットワーク(データ通信サービス)を仕入れ、各地域への渡航者へモバイルWiFiルーター等をレンタルし、収益を得るサービスを行っている。

 同事業における海外事業及び国内事業は、サービス提供エリアが異なっているが、事業の流れは同一となっている。エンドユーザーは、ダイレクトサイト、アプリ、法人セールス、パートナー、空港カウンターを介してサービスへの申込が可能である。パートナー企業と販売代理契約やフランチャイズ契約を結んでのサービスも提供している。

 エンドユーザーへの販売チャネルは次のとおりとなっている。

(1A)ダイレクトサイト

 サービスの申込サイトで、WEBマーケティングを活用し、申込サイトへエンドユーザーを誘導しサービスの申込をする。

(1B)アプリ

 エンドユーザーがスマートフォンからアプリをダウンロードし、アプリからサービスの申込をする。

(1C)アフィリエイト(成果報酬型広告)

 アフィリエイター等が運営するWEBサイトに広告を掲載し、そのサイトを訪問したエンドユーザーがダイレクトサイトに誘導されサービスの申込をする。

(1D)法人セールス

 海外出張が多い諸官庁や企業、及び他の販売チャネルから法人として利用したエンドユーザーに、法人登録を行ってもらい継続的にサービスの申込をしてもらう。(割引や会社請求等のサービス提供あり)

(1E)パートナー

 提携企業(旅行代理店、保険代理店、クレジットカード会社等)、代理店、及びフランチャイズ提携先を経由してサービスの申込をする。

(1F)空港カウンター

 直接空港カウンターにてサービスの申込をする。

(2)情報通信サービス事業

 スタートアップ、ベンチャー企業、及びその他一般企業向けに、各種通信サービスの加入取次ぎ、移動体通信機器の販売、OA機器販売、ホームページ制作等のサービス提供を行っている。

ビジョンの投資のポイント

 足元の業績は高成長で、インバウンド関連としても評価を受けやすい。ただ、公開規模がマザーズ案件としては大型である。今年のマザーズ上場案件で公開規模が50億円を超えた8社の公開価格に対する初値騰落率は平均+1.4%と振るわず、1割以上高い初値を付けた案件は8社中2社のみとなっている。ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あることや、2社同日上場となることなどからも需給懸念が強まるだろう。

 同社は、グローバルWiFi事業及び情報通信サービス事業を展開している。グローバルWiFi事業では、世界各国の通信キャリア等から現地で利用されているローカルネットワーク(データ通信サービス)を仕入れ、各地域へ渡航する人へモバイルWiFiルーター等をレンタルし、収益を得るサービスを行っている。

 エンドユーザーは、ダイレクトサイト、アプリ、法人セールス、パートナー、空港カウンターを介してサービスへの申込が可能となっている。訪日外国人客の増加に対応し、訪日外国人向けサービス「NINJA WiFi」の海外での販売体制強化にも積極的に取り組んでいる。

 業績面について、2015年12月期は売上高が前期比20.9%増の123.1億円、経常利益が同141.4%増の7.8億円と増収増益の見通しとなっている。想定仮条件水準の今期予想PERは25~28倍程度となるが、類似企業との比較では割安感が意識される。

 公開規模については50億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル大株主が1社110万株強を保有している。90日間のロックアップがかかっているものの、公開価格の1.5倍高で解除されるため、上値の重しとして意識されそうだ。また、12/21はマイネット<3928>が同時上場するため、資金分散の影響を受けることになる。

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2021 2020 2019
28社
64社
22社
41社
17社
35社
10%以上:1人1票の平等抽選 536万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数はトップクラスで毎年1〜2位を争っている。国内最大手の証券会社だけあって、日本郵政グループ3社」「JR九州」「ソフトバンク」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら口座を開いておきたい証券会社だ。
※残あり口座数
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2021 2020 2019
26社
80社
16社
52社
20社
61社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
320万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2021年は主幹事数、取扱銘柄数ともに全証券会社中で第3位! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2021 2020 2019
21社
122社
15社
85社
7社
82社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
802万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2021年は全125社中122社と約98%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2021 2020 2019
16社
49社
15社
43社
22社
43社
10%:1人1票の平等抽選 302万
【ポイント】
国内五大証券の一角を占める大手証券で、毎年、安定して数多くのIPOで主幹事を務めており、取扱銘柄数も毎年トップクラスなので、本気でIPO投資に力を入れる個人投資家には必須の証券会社と言えるだろう。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されないのも資金に限りのある個人投資家にとってはメリット
※ 残あり口座数
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2021年12月末時点。
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