<今回のまとめ>
1.世界で自由に取引される株式のうち51%が米国株だ
2.だからポートフォリオ分散にあたっては先ず米国株を狙う必要がある
3.ETFを買うという方法が、とっつきやすい
4.ETFはコストが安いし分散効果が得られる
5.バンガード・トータル・ストック・マーケットETFが最もロー・コスト
冬のボーナス・シーズン到来!
冬のボーナス・シーズンが到来しました。そこで今回は、外国株デビューに適した、「とっつきやすい」ETFを紹介したいと思います。
アメリカの株式市場を“まるごと”買える
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
外国株にまだ投資した経験が無い人は、どこから始めていいのか戸惑うと思います。
そういう人には、アメリカの株式市場をまるごと買えるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカーシンボル:VTI)をお勧めします。
なぜVTIが良いか?
それを説明するために、まず世界の株式市場の全体像を解説します。
世界の株式市場の半分は、アメリカなのだ!
世界で自由に売買できる株式のうち約半分、すなわち51%は米国株です。二位以下は日本株(8%)、英国株(6%)……と続いています。*MSCIオール・カントリー・ワールド指数より
つまり、アメリカが圧倒的に大きな存在なのです。
皆さんの多くは、既に日本株に投資経験があると思います。
だから、すでに保有している日本株と重複せず、ポートフォリオを分散したいというのなら、まずアメリカの株式市場全体に投資できるETFを買うというのが、一番シンプルなやり方なのです。
ETF(上場型投資信託)って、何だ?
ところでETFという単語が出てきましたが、これは上場型投資信託(Exchange Traded Funds)を指します。つまりそれは投資信託の一種だけど、株式と同じように上場されているのです。もっと言えば、その「買い方」は株と同じだということです。
コスト安、分散効果、リアルタイムで値段がわかる
ETFのメリットって、何でしょうか?
まずETFは普通の投資信託よりコストが安いです。
米国投資会社協会(ICI)の調べでは、全米のアクティブ運用ファンドの平均費用比率は0.89%でした。これに対しバンガード・トータル・ストック・マーケットETFは費用比率がたったの0.05%です。
次に分散効果が得られる点も大きいと思います。VTIの場合、実に3,800銘柄近くも組み入れられています。だからそのひとつかふたつに悪いニュースが出ても、全体として影響は軽微なのです。
下はVTIの組み入れ上位10銘柄です。

VTIの業種分散は、下のパイチャートのようになっています。

運用会社のバンガード・グループとは?
VTIを運用しているのはバンガード・グループです。バンガード・グループは1975年に、ジョン・ボーグルという人によって創業されました。
ボーグルは1965年に発表された「株価は絶えずその時に知りうる最新の情報を織り込んでいる」とする、効率的市場仮説に注目しました。
効率的市場仮説では、アクティブ運用が株価指数(=インデックス)に勝つのは難しいのではないか? という問題が提起されました。
そこでボグルは「この際、ファンドマネージャーの腕前の良さを売り物にした投信ではなく、むしろ市場まるごと買えるファンド(=インデックス・ファンド)を安く提供した方が個人投資家の役に立つはずだ」という信念から、徹底的にロー・コストなファンドを立ち上げたわけです。
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| ※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |




































