会社名 | LITALICO(りたりこ) |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・6187/サービス業 |
上場日 | 3月14日 |
申込期間(BB期間) | 2月25日~3月2日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、むさし証券、マネックス証券、カブドットコム証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
LITALICOのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 2月23日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 2月25日~3月2日 | |||||
公開価格決定 | 3月3日 | |||||
購入申込期間 | 3月4日~3月9日 | |||||
払込日 | 3月13日 | |||||
上場日 | 3月14日 |
LITALICOのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年3月8日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
2.6% | |||||
むさし証券 | 0.9% | |||||
マネックス証券 | 0.7% | |||||
カブドットコム証券 [最短翌日に口座開設可能] |
―% | |||||
野村證券(主幹事証券) | 87.0% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 5.0% | |||||
みずほ証券 | 3.1% | |||||
SMBCフレンド証券 | 0.7% |
LITALICOのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 930~1000円 | |||||
公募価格 | 1000円 | |||||
初値 | 1880円 | |||||
初値騰落率 | +88.00% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2016年3月2日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
―~―円 [―倍~―倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
500~2000円 [―倍~―倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
LITALICOの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 800万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募32万株 売出121万8000株 (オーバーアロットメントによる売出23万700株) |
|||||
想定公開規模 | 16.3億円~16.6億円(OA含む) |
LITALICOは障害者の就業支援等を展開
就労支援事業、児童発達支援事業、学習教室及び幼児教室の運営等を手掛ける。全事業合わせて112ヶ所のセンター・教室を運営する。政府が出生率回復を目指す少子化対策の一環として発達障害児支援を重点項目に取り上げていることもあり、政策関連銘柄として注目される可能性はある。
社会的意義の大きなビジネスであり、業績面でも高成長企業として評価されるだろう。ただ、公開規模は軽量感に乏しく、バリュエーション面でも割安感がある価格設定とは言いづらい。既存株主からの売出株が公募株の4倍近くある点も一部投資家からネガティブ視される可能性がある。
公開規模については16億円強となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株はなく、IPOラッシュのなかでも同日上場の企業がないなど公開規模の大きさを除けば需給面の懸念材料は少ない。
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SBI証券 | ||||||
むさし証券 | ||||||
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LITALICOの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 1,741(―) | 57(―) | 30(―) | |||
2013/3 | 2,926(68.0%) | 37(-35.6%) | 39(28.2%) | |||
2014/3 | 4,211(43.9%) | 170(359.7%) | 84(114.0%) | |||
2015/3 | 5,528(31.3%) | 306(79.6%) | 191(127.4%) | |||
2016/3予 | 7,080(28.1%) | 496(61.7%) | 274(43.2%) | |||
2015/12 3Q | 5,374(―%) | 630(―%) | 425(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:34.25円(上場時発行済株式数で試算)/0.00円 |
LITALICOの業績コメント
2016年3月期の業績は、売上高が前期比28.1%増の70.8億円、経常利益が同61.7%増の4.9億円と増収増益の見通しとなっている。
足元では、政府は出生率回復を目指す少子化対策の一環として、保育所待機児童の解消や、小児医療体制の充実等と併せて、発達障害児支援を重点項目に取り上げている。
同社はこのような外部環境の変化に対応し、長期的利益の安定成長を実現するため、一般就労等を希望する障害者等を対象としたWINGLE事業の一層の強化や業務効率の改善等と併せて、発達障害を持つ児童を対象としたLeaf事業への投資を強化している。
具体的には第3四半期累計期間の新規センター・教室の開設数は、WINGLE事業9センター、Leaf事業10教室、その他(Qremo事業)1教室となっている。また、WINGLE事業既存センター及び新規開設センターの業績は順調に推移しているほか、Leaf事業の既存教室及び新規開設教室も順調に推移している。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高53.7億円で75.9%、経常利益6.3億円で127.0%となっている。
LITALICOの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都目黒区上目黒二丁目1番1号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 長谷川 敦弥(昭和60年2月11日生) | |||||
設立 | 平成17年12月26日 | |||||
資本金 | 7612万円(平成28年2月8日現在) | |||||
従業員数 | 980人(平成27年12月31日現在) | |||||
事業内容 | 就労支援事業、児童発達支援事業、学習教室及び幼児教室の運営等 |
■売上高構成比率(2015/3期実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
WINGLE事業 | 3,322 百万円 | 60.1% | ||||
Leaf事業:児童発達支援事業 | 1,420 百万円 | 25.7% | ||||
Leaf事業:学習教室事業 | 723 百万円 | 13.1% | ||||
その他 | 61 百万円 | 1.1% | ||||
合計 | 5,528 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 長谷川 敦弥 | 302万4000株 | 36.13% | |||
2 | 佐藤 崇弘 | 195万6000株 | 23.37% | |||
3 | 穐田 誉輝 | 85万2000株 | 10.18% | |||
4 | LITALICO従業員持株会 | 56万4000株 | 6.74% | |||
5 | 若新 雄純 | 19万8000株 | 2.37% | |||
6 | 中俣 博之 | 13万8000株 | 1.65% | |||
7 | 伊藤 崇 | 13万2000株 | 1.58% | |||
8 | 北山 剛 | 11万4000株 | 1.36% | |||
9 | 土田 扶門 | 9万株 | 1.08% | |||
9 | 本郷 純 | 9万株 | 1.08% | |||
合計 | 715万8000株 | 85.53% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 設備資金および人件費や外注費等に充当予定。 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2014年3月31日 | ||||
割当先 | LITALICO従業員持株会、玉谷 祥子、宮城 治男、野口 晃菜、江村 知也、上田 浩司 | |||||
発行価格 | 83円※株式分割を考慮済 |
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LITALICOの銘柄紹介
働くことに障害のある人への就労支援サービス「WINGLE事業」、子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室「Leaf事業」、及び「その他」(子どもの創造性を育むためのIT×ものづくり教室「Qremo事業」、子育てに関する情報メディアや発達が気になる子どもを持つ家族向けのポータルサイトを提供する「インターネット事業」)を展開。
(1)WINGLE事業
WINGLE事業は、就労移行支援事業と特定相談支援事業の2事業で構成。
(1A)就労移行支援事業
同社の運営する就労移行支援センターにおいて、65歳未満の障害者(顧客)に対して就労移行支援を行う事業。サービス内容は、就労を目指す顧客を対象にしたコミュニケーション訓練、PCスキルを向上するための訓練、職場実習等の職業訓練等。これらを実施することで、顧客の適性と希望職種のマッチング、応募先企業の開拓や選定を行う。
また、企業を選定した後には、模擬面接等の面接訓練も行い、さらに就職後は定着の支援まで行っている。2015年12月末時点での同社の運営する就労移行支援センターの顧客の63.5%は精神障害のある人となっている。
(1B)特定相談支援事業
障害福祉サービスを利用するための利用計画の作成、利用計画に基づくモニタリングの実施をしている。
(2)Leaf事業
Leaf事業は、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、そして学習教室事業の3事業で構成。3事業ともに以下の特徴を有する。
・児童一人ひとりの発達段階に沿った個別の指導計画を用いることにより個別最適で多様な学びの機会を提供。
・発達障害を持たない子どもか発達障害の子どもかでクラス分けせずに、多様な児童を同一環境で教育し、自尊心や社会性を育成するインクルーシブ教育を実施。
・保護者に対して授業内容のフィードバックや教育ノウハウの個別アドバイス、家庭だけではなく児童が生活する地域社会への働きかけ等保護者・地域社会とのコミュニケーションの充実。
・高度なコミュニケーション能力や音楽・英語等のスペシャリティを持っているか等、児童の成長により良い影響を与えられる人材の採用と、国内外から有識者・経験者を集った同社独自の研修システム。
・児童や保護者が教室に通うことへの抵抗感を減らし、楽しんで通いたくなる遊び心のある内装の教室や沿線・地域に沿ったドミナント展開。
(3)その他
(3A)Qremo事業
未就学児(主に年長)から高校生まで幅広い年代の子どもを対象に、プログラミングやロボット、3Dプリンターを活用したデジタルファブリケーション、デザインなど、最先端のデジタルものづくりを通じた教育を提供する事業。
(3B)インターネット事業
発達障害の子どもや発達が気になる子どもの家族をサポートする「LITALICO発達ナビ」、子育て中の両親を対象とした子育て情報メディア「Conobie」、うつ病患者やうつ病を予防したい人を対象とした、うつ症状の予防・回復・再発防止をサポートするWebサービス「U2plus」等のサービスを提供している。
LITALICOの投資のポイント
障害者の就業支援という社会的意義の大きなビジネスであり、業績面でも高成長企業として評価されるだろう。ただ、公開規模はマザーズ上場案件としては中程度であり、軽量感に乏しい。また、バリュエーション面でも割安感がある価格設定とは言いづらい。既存株主からの売出株が公募株の4倍近くある点も一部投資家からネガティブ視される可能性があるうえ、上場後も保有株の売却圧力が残ることも警戒されるだろう。
同社は、働くことに障害のある人への就労支援サービスである「WINGLE事業」、子ども一人ひとりの個性に合わせた学びを提供する幼児教室・学習教室である「Leaf事業」、及び「Qremo事業」「インターネット事業」を展開する。全事業合わせて112ヶ所のセンター・教室を運営する。政府が出生率回復を目指す少子化対策の一環として発達障害児支援を重点項目に取り上げていることもあり、政策関連銘柄として注目される可能性はある。
業績面について、2016年3月期は売上高が前期比28.1%増の70.8億円、経常利益が同61.7%増の4.9億円と増収増益の見通しとなっている。なお、第3四半期までに通期の利益計画を超過している。ここ数期の業績を見ても拡大基調が続いている。ただ、厳密な意味で比較対象とできる類似企業はないが、同社の想定仮条件水準の今期予想PERは27倍前後で割安感には乏しい。
公開規模については16億円強となる見込み。前述のとおり売出株の多さがネガティブ視される可能性があるものの、ベンチャーキャピタル保有株はない。また、3/14週は12社が新規上場するIPOラッシュとなるが、同社と同日上場の企業はない。公開規模の大きさを除けば需給面の懸念材料は少ない。
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |