IPO株の銘柄分析&予想

「ウォンテッドリー」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のSNS運営企業との比較や予想まで解説![2017年9月15日 情報更新]

2017年8月10日公開(2017年12月5日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ウォンテッドリー
市場・コード/業種 東証マザーズ・3991/情報・通信業
上場日 9月14日
申込期間(BB期間) 8月30日~9月5日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 5010円(+401.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ウォンテッドリーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 8月28日
ブックビルディング(抽選申込)期間 8月30日~9月5日
公開価格決定 9月6日
購入申込期間 9月7日~9月12日
払込日 9月13日
上場日 9月14日

ウォンテッドリーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2017年9月8日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
98.3
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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いちよし証券 0.9  

ウォンテッドリーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 880
仮条件
[予想PER(※2)
880~1000円
30.0倍~34.1倍]
公募価格 1000円
初値 5010円
初値騰落率 +401.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 1800円~2640円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2017年8月25日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 63.3倍
トレンダーズ<6069> 36.7倍(連)
アトラエ<6194> 92.9倍(連)
LINE<3938> 60.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ウォンテッドリーの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 457万2700株(予定)
公開株式数 公募5万株  売出8万株
(オーバーアロットメントによる売出1万9500株)
想定公開規模(※1) 1.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ビジネスSNS「Wantedly」がマザーズへ

「ウォンテッドリー」の公式サイトより

 全てのビジネスパーソンのためのプラットフォームとしてビジネスSNSである「Wantedly(ウォンテッドリー)」を企画・開発・運営する。会社訪問マッチングサービス、名刺管理アプリ、ビジネスチャット等のサービスを手掛けている。

 若き女性ベンチャー経営者によるSNS運営会社のIPOとして高い人気を集めるだろう。同社は成長の初期段階でのIPOとなるため、バリュエーション面での評価よりも人気先行となりやすいと考えられる。9月は、IPO案件がやや少ないなか、9/13のエスユーエス<6554>に続く上場となるため、投資家は初値買いに向かう資金を振り向けやすいだろう。

 公開規模は1億円余りと極めて小さい。短期的に目立った売り手となる株主も見当たらない。

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ウォンテッドリーの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2014/8単 169
(―)
7
(―)
3
(―)
2015/8単 450
(166.0%)
▲ 2
▲ 2
2016/8単 840
(86.5%)
120
77
2017/8連予 1,250
5
3
2018/8連予 1,627
(30.2%)
194
(3780.0%)
134
(4366.7%)
2017/5 3Q連 910
(―)
1
(―)
▲ 6
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:29.30円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ウォンテッドリーの業績コメント

 2018年8月期の業績は、売上高が前期予想比30.2%増の16.2億円、経常利益が1.9億円(前期予想は0.05億円)と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、同社が属する求人広告市場は、2016年の求人メディア全体(有料求人情報誌、フリーペーパー、折込求人紙、求人サイト)の求人広告件数が月平均約122万6千件であったのに対し、2017年1月から5月平均は約126万4000件(前年比3.1%増)へ増加しており、企業の求人意欲は高まってきている(全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」)。

 このような事業環境の下、会社訪問マッチングサービス「Wantedly Visit」は堅調に成長を続け、2017年5月に利用企業社数2万3000社を突破、堅調な成長を続けている。また、メディアプラットフォーム「WantedlyFeed」は2017年2月以降、月平均で50万ページビューを維持しており、企業の広報ツールとしての役割を担い、多くのユーザーに企業のビジョンやストーリーを伝えることに貢献している。名刺管理アプリ「Wantedly People」は、アプリをリリースしてから6ヶ月で累計1,500万枚以上の名刺が登録され、今後のサービス拡大に向け機能実装を進めている。

ウォンテッドリーの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区白金台五丁目12番7号
代表者名(生年月日) 仲 暁子(昭和59年10月12日生)
設立 平成22年9月15日
資本金 2億2595万円(平成29年8月10日現在)
従業員数 新規上場会社45人 連結会社45人(平成29年6月30日現在)
事業内容 ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営
■売上高構成比率(2016/8期 実績)
品目 金額 比率
ビジネスSNS事業 840 百万円 100.0%
合計 840 百万円 100.0%
■大株主上位9位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 仲暁子 328万2000株 71.77%
2 株式会社サイバーエージェント 52万8000株 11.55%
3 川田尚吾 30万3650株 6.64%
4 木村新司 19万6500株 4.30%
5 アーキタイプ株式会社 9万6000 2.10
6 株式会社日本経済新聞社 5万5550株 1.21%
7 川崎禎紀 2万1000株 0.46%
8 杉山全功 2万株 0.44%
8 松本浩介 2万株 0.44%
合計   452万2700株 98.91%
■その他情報
手取金の使途 事業及び人員拡大に伴い平成30年8月期に実施する本社オフィス増床時の内装費の一部に充当する予定
関係会社 Wantedly Singapore Pte. Ltd. (連結子会社) ビジネスSNS事業
VC売却可能分(推定) -社- 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2015年9月15日
割当先 個人1名
発行価格 1800円 ※株式分割を考慮済み
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ウォンテッドリーの銘柄紹介

 同社グループ(同社及び同社の関係会社)は、同社(ウォンテッドリー株式会社)及び子会社1社(WantedlySingapore Pte. Ltd.)により構成されており、「シゴトでココロオドル人をふやす」というミッションのもと、全てのビジネスパーソンのためのプラットフォームとしてビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営している。

 当該事業において、ビジョン・個性・価値観など従来の仕組みでは忘れられてきた観点でのビジネス上のつながりを創出・拡充し、より多くの働く人々が仕事に熱中して仕事を心から楽しめる状態("シゴトでココロオドル")をつくり、社会全体を活性化したいと考えている。

 このミッションを実現するために、同社グループでは「最短距離の最大社会的インパクト」という方法論を掲げ、テクノロジーを中心とした拡張性の高い手法で、より多くの働く人々に同社グループのサービスを届けることを重視しており、この方針が同社グループの「プロダクト」「ビジネスモデル」「組織」に反映されている。

 同社グループでは、働くすべての人が共感を通じて「であい(Discover)」「つながり(Connect)」「つながりを深める(Engage)」ためのビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営しており、当該プラットフォームにおいて、会社訪問マッチングサービス「Wantedly Visit」、名刺管理アプリ「WantedlyPeople」、ビジネスチャット「Wantedly Chat」、メディアプラットフォーム「Wantedly Feed」等のサービスを提供している。

 個人ユーザ・企業ユーザは、これらのサービス間で「Wantedly(ウォンテッドリー)」のアカウントを共通して利用できるようになっており、プラットフォーム上のサービス間でのユーザの遷移、それぞれのデータ・つながり情報やコンテンツの連携・融通につなげている。その結果として、単一サービスの展開と比較して、ビジネス上のより多様な領域(利用シーン)・ユーザ層への価値提供を行うことができている。

 「Wantedly」を利用する個人ユーザは約80万人、企業ユーザは2万3000社超となっている。また、同社グループビジネスSNSへの月間利用者数は150万人を超えており、先述の個人ユーザのうち1ヶ月で1回以上同社サービスにアクセスした割合は約27%である。

 企業ユーザ、個人ユーザともに、新規ユーザの獲得には、既存ユーザによるサービス利用や口コミが起点となっている。企業ユーザや個人ユーザが「Wantedly Visit」、「WantedlyPeople」、「Wantedly Feed」上などで募集や記事などのコンテンツを公開・投稿して、登録企業の社員や個人ユーザおよびそれらの友人などがソーシャルメディア上でコンテンツをシェアすることで、それを見た個人ユーザが登録・応募や記事の閲覧を行ったり、他企業の人事担当者が自社のアカウントを開設したりすることが新規ユーザの獲得につながる。また、2017年8月期上半期の間に新規登録した企業ユーザのうち広告経由は約32%であり、広告以外の経路で登録に至った企業ユーザが過半数を占めている。

 また、マッチングサービスである「Wantedly Visit」(企業側は管理ツール「Wantedly Admin」)に加えて、「Wantedly Feed」や「Wantedly People」を通して、個人ユーザ・企業ユーザの日常的・継続的な利用を促進している。

 なお、2016年11月にシンガポール子会社Wantedly Singapore Pte. Ltd.を設立し、アジアにおいて「WantedlyVisit」「Wantedly Admin」のサービス展開を加速している。

ウォンテッドリーの投資のポイント

 若き女性ベンチャー経営者によるSNS運営会社のIPOとして高い人気を集めるだろう。直近の大手SNS運営企業の国内ユーザー数(推定)は、LINE<3938>が6,600万人、Twitterが4000万人、Facebookが2700万人、Instagramが1600万人とされており、同社の80万人はまだ小規模である。しかし、過去IPOを果たしたSNS運営企業はある程度成長したあとでの上場だったが、同社は成長の初期段階でのIPOとなるため、バリュエーション面での評価よりも人気先行となりやすいと考えられる。

 同社グループは同社及び子会社1社により構成されており、「シゴトでココロオドル人をふやす」というミッションのもと、全てのビジネスパーソンのためのプラットフォームとしてビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営している。同社グループはビジネスSNS事業の単一セグメント。「Wantedly」を利用する個人ユーザは約80万人、企業ユーザは2万3000社超。ビジネスSNSへの月間利用者数は150万人を超えており、個人ユーザのうち1ヶ月で1回以上アクセスした割合は約27%となっている。職種や採用形態ごとに媒体がバラバラになりがちなビジネスSNSだが、「Wantedly」はあらゆる職種や、採用形態まで全てに対応している点などを強みとしている。

 2018年8月期の業績は、売上高が前期予想比30.2%増の16.2億円、経常利益が1.9億円(前期予想は0.05億円)と増収増益の見通しとなっている。足元では、同社が属する求人広告市場は、2016年の求人メディア全体(有料求人情報誌、フリーペーパー、折込求人紙、求人サイト)の求人広告件数が月平均約122万6000件であったのに対し、2017年1月から5月平均は約126万4000件(前年比3.1%増)へ増加しており、企業の求人意欲は高まってきている(全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」)。このような事業環境の下、会社訪問マッチングサービス「WantedlyVisit」は堅調に成長を続け、2017年5月に利用企業社数2万3000社を突破、堅調な成長を続けている。

 想定仮条件水準の今期予想PERは30.0~31.4倍程度となり、類似企業のLINE<3938>などと比較して割安感がある。

 公開規模は1億円余りと極めて小さい。また、株主数が非常に少ない上に、ベンチャーキャピタル保有株がなく、創業者である仲暁子氏が発行済株式の約7割を保有している。このように、短期的に目立った売り手となる株主も見当たらない。

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
22社
41社
17社
35社
23社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 533万
【ポイント】
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
16社
52社
20社
61社
21社
66社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
310万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2020年は主幹事数、取扱銘柄数ともに第3位! また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
43社
22社
43社
13社
31社
10%:1人1票の平等抽選 303万
【ポイント】
国内三大証券の一角を占める大手証券で、毎年、数多くのIPOで主幹事を務めており、2019年は実績数を大きく伸ばして野村證券を抜いてトップ。取扱銘柄数も毎年トップクラスなので、本気でIPO投資に力を入れる個人投資家には必須の証券会社と言えるだろう。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されないのも資金に限りのある個人投資家にとってはメリット
※ 残あり口座数
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
85社
7社
82社
11社
87社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
604万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2020年は全93社中85社と約91%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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