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弱気材料が勝るNY市場。悪い雇用統計を機に「QE3」期待がぶり返す可能性も

【第208回】 2012年4月11日公開(2012年4月15日更新)
広瀬 隆雄
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【今回のまとめ】
1.先週のNY株式市場は軟調だった
2.悪い米雇用統計を織り込むところから今週は始まる
3.「QE3」期待がぶり返す可能性もアリ
4.決算シーズンへの期待は低い

米雇用統計は市場予想を下回った

 先週(4月2日~)の米国株式市場では、ダウ工業株価平均指数は-1.2%、S&P500指数は-0.74%、ナスダック総合指数は-0.36%となりました。

 セクター別で見ると、石油・天然ガスは-1.89%、素材は-1.81%、金融は-1.34%で、このあたりのパフォーマンスが悪かったです。

 さて、先週は週末の6日(金)に米国の雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は+12万人で、これは市場予想の+20.5万人を大きく下回る数字でした。

 なお、先週金曜日はグッドフライデー(聖金曜日)で、欧米の株式市場は休場でした。

 したがって、今週はこの悪いニュースを織り込むところからマーケットが始まると予想されます。

 同じく6日(金)に発表された失業率は8.2%でした。

再び「QE3」への期待が盛り上がる可能性もある

 先週火曜日以降の相場が安かった主な理由として、3日(火)にFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録が公開され、そこで「QE3(追加的量的緩和政策第3弾)」への言及がまったくなかったことが挙げられるでしょう。

 しかし、週末に発表された非農業部門雇用者数の数字が悪かったことで、再び「QE3」への期待が盛り上がる可能性もあります

 つまり、今回の悪いニュースを「相場にとってはプラスだ」と解釈することもできるわけです。

 ただし…

【2019年7月1日更新!】

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