世界投資へのパスポート

成長に陰りの見えるGAFAの次は、ビジネス・ソフト
ウェア株が来る!「オクタ」「ドーモ」「モンゴDB」
など、今後の成長が期待できるITベンチャーを紹介!

2019年4月22日公開(2019年4月22日更新)
広瀬 隆雄
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
印刷向け表示

現在の米国株式市場は、
ドットコム・ブームの真っ只中の状況に酷似

 現在の米国株式を取り巻く市場環境は、ドットコム・ブームの真っ只中だった1998年頃と酷似しています。

 当時アメリカは、インターネットの勃興を背景として長い景気拡大局面を享受していました。世界の中で抜きん出て経済が好調だったため、「パックス・アメリカーナ(アメリカの繁栄)」という言葉が流行語になりました。

 現在も、中国経済や欧州経済に陰りが見える中、アメリカだけは安定感があります。

 もう一つの類似点として、長短金利差の状態が当時とそっくりです。

 現在の長短金利差は「0」に一瞬タッチした後、再び拡大しつつあります。

 1998年9月にも同様のことが起こりました。あの時も長短金利差が一瞬「0」になった後、再び拡大し、2000年7月に再び長短金利差がマイナスになるまで景気は堅調でした。結局、株式市場が大天井をつけたのは1998年9月の長短金利差「0」から起算して23カ月後、そして全米経済研究所が景気後退入りを宣言したのは30カ月後でした。

 つまり、長短金利差が一瞬「0」になった以降、まるまる2年も上昇相場、ならびに景気拡大は続いたのです。

 今回の景気拡大局面は、リーマンショック後から始まっているので、すでに118カ月となっています。つまり、景気のサイクル的には前半や中盤ではなく、終盤に近いということです。

 ただ、終盤に近いというのは、すぐに景気が暗転することを意味しするわけではありません。このような「長いブーム」が、しつこく続く可能性が高いのです

市場の主役は、GAFAのような「消費者相手のビジネス」から、
「事業会社相手のビジネス」へ

 景気拡大局面がしばらく続くとしても、成長のけん引役は自ずと主役交代してきています。具体的には、長い間ブームを引っ張ってきたGAFA(グーグルアマゾンフェイスブックアップル)の成長にはさすがに陰りが見えてきています。

 たとえば、アマゾンの売上高成長率は下のチャートのように鈍化してきています。

 同様に、アップルのiPhoneの売れ行きも伸び悩んでいます。

 考えてみれば、GAFAはいずれも消費者を主な商売相手にした商売です。つまり、消費者向けインターネット・サービスは、もうかなり浸透し尽くしたと言えるのです。

 このため「未だガンガン成長している分野」を探すのは以前より格段に難しくなっています。しかい、そういう分野が無いわけではありません。たとえば、事業会社を相手にしたソフトウェアの商売は好調です。実際、ビジネス・ソフトウェア分野では、下表のように急成長企業が多く見られます。

ビジネス・ソフトウェア分野の注目企業
銘柄名(コード) 事業内容 最新株価
オクタ(OKTA) クラウドを通じたID管理サービス
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
トゥイリオ(TWLO) 電話・テキストメッセージ作成プログラム
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
ゼットスケーラー(ZS) クラウドを通じたウェブ・セキュリティー
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
トレードデスク(TTD) プログラマティック・ウェブ広告買い付けソフト
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
モンゴDB(MDB) クラウドベースのドキュメント指向データベース
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
プルーラルサイト(PS) ITエンジニアの継続教育プログラム
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
ドーモ(DOMO) ビジネス・インテリジェンス用ツール
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)

 これらのグループが、GAFAに代わって今後の相場のけん引役になると思われます。ひとつずつ紹介していきましょう。

【オクタ】
クラウドを通じたID管理サービス

 オクタは、クラウドを通じてID管理をする企業です。現代のビジネスマンは、オフィスや出先からスマホを通じてセールスフォース、スラックなど、いろいろなアプリにアクセスして仕事の能率を上げます。

 その際、いちいち本人確認するのが大変ですし、プロジェクトに応じては自社の社員であってもアクセス制限を行いたい場合も出てきます。そのようなプロジェクトのライフサイクルに合わせたアクセス管理を可能にするのが、オクタのアイデンティティー・クラウドです。

 このサービスは、サブスクリプション(定期購読)型であるため将来の売上高が読みやすいです。

⇒オクタの最新の株価・チャートはこちら!

【トゥイリオ】
認証用アクセスコードの自動送信プログラムを販売

 トゥイリオは、2重認証などを行う際、ユーザーのスマホにアクセスコードを自動送信するソフトウェアを提供しています。トゥイリオのソフトウェアを使うと、デベロッパーは簡単に電話やテキストメッセージを送受信するプログラムを作成できます。

 自動送信されたメッセージのボリュームに応じて課金されるため、一度採用されると後は左団扇でどんどん追加の売り上げが発生する美味しいビジネス・モデルとなっています。

⇒トゥイリオの最新の株価・チャートはこちら!

【ゼットスケーラー】
クラウドを通じてウェブ・セキュリティーを提供

 ゼットスケーラーは、クラウドを通じてウェブ・セキュリティーを提供する企業です。今日の企業は、社内にデータセンターを設けて自社でハードウェアを抱え込むことをしません。そのことは、従来のファイアウォールを中心としたネットワーク・セキュリティー体制がどんどん意味をなさなくなってきていることを意味します。

 社員が社外のクラウド上のアプリにアクセスして仕事を進める以上、ウェブ・セキュリティーもクラウドのレベルで提供されるべきなのです。

 ゼットスケーラーは、クラウド・セキュリティーのサービスをサブスクリプション・モデルで提供しています。オクタ同様、将来の売上数字が読みやすいビジネスモデルと言えます。

⇒ゼットスケーラーの最新の株価・チャートはこちら!

【トレードデスク】
プログラマティック広告を効率化するプラットフォーム

 トレードデスクは、ネット広告のバイヤーがデータ分析に基づいて最も効率的なキャンペーンを展開できるよう、プログラマティックにウェブ広告を自動買い付けするセルフサービス型のプラットフォームを、クラウドを通じて提供しています。

 トレードデスクのサービスは、プログラマティック市場の2倍の速度で急成長しています。

⇒トレードデスクの最新の株価・チャートはこちら!

【モンゴDB】
ドキュメント型のデータベースをクラウドで提供

 モンゴDBは、ドキュメント指向のデータベースを、クラウドを通じて提供しています。その特徴は、取り扱いがシンプルで、しかも無限にスケールできる点にあります。

 データベースのビジネスは、オラクルのような既存の企業が居座っており、最後までクラウドへの移行が遅れていました。しかし、いま堰を切ったようにクラウドへの移行が起ころうとしています。

⇒モンゴDBの最新の株価・チャートはこちら!

【プルーラルサイト】
ITエンジニアを対象とした継続教育サービス

 プルーラルサイトは、ITエンジニアの継続教育を行うサイトです。ソフトウェアの進歩は日進月歩であり、いかに優良企業のトップ・エンジニアであってもすべての新分野でエキスパートになることは不可能です。

 したがって、有能で、既に高いスキルを持っているエンジニアが、次々に新しいノウハウを吸収してゆくためのオンラインコースが必要になっているのです。それを提供しているのがプルーラルサイトです。

 プルーラルサイトは、「プルーラルサイトIQ」という習熟度スコアを提供しており、英会話のTOEICのようにスキルを数値化することが出来ます。

⇒プルーラルサイトの最新の株価・チャートはこちら!

【※プルーラルサイトの関連記事はこちら!】
⇒プルーラルサイトは「ITエンジニアへの継続教育」を行う注目の企業! 企業のニーズに応え、最先端のカリキュラムをサブスクリプション・モデルで提供!

【ドーモ】
さまざまな経営情報を一カ所に集約して、スマホで閲覧可能に

 ドーモは、社内のさまざまな経営情報、ビジネス・データを一カ所に集約し、それにスマホなどからアクセスすることで分析、レポート、経営判断をしやすくするサービスを提供しています。そのようなサービスのことを、ビジネス・インテリジェンスといいます。

 このような経営に関する情報は、以前は社長などごく一部の経営トップだけが見ることができました。しかし近年は、そうした情報を中間管理職などともシェアすることで、組織としてより良い経営判断が迅速に下せるよう機動力を高める企業が増えてきています。

⇒ドーモの最新の株価・チャートはこちら!

【今週のまとめ】
GAFAに代わって、今後市場の主役になりうる企業を
今のうちからチェックしておこう!

 米国の景気拡大は後半戦に入っています。最近、長短金利が「0」になったというニュースがありましたが、過去の経験では、その後、2年くらいは相場も景気も持続することが知られています。だからあまり心配には及びません。

 ただ相場の主役はこれまでのGAFAからビジネス・ソフトウェア企業へと移ってゆくと思われます。

【※今週のピックアップ記事はこちら!】
“2019年末までの日経平均株価の動きを5人の専門家が予想! “強気”派は高値2万5000円超と予想する一方、“弱気”派は安値1万8000円と予想して真逆の結果に!

「Jリート」おすすめ2銘柄を紹介!【2019年・春】利回り5.7%の「投資法人みらい」、4.7%の「伊藤忠アドバンス・ロジスティクス」は長期保有にもおすすめ

【2019年5月1日更新!】


「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社

◆サクソバンク証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
5900銘柄以上
個別株:4400銘柄以上
ETF:1400銘柄以上
ADR:約30銘柄
約定代金の0.2%
※最低手数料5米ドル、上限手数料15米ドル
【サクソバンク証券のおすすめポイント】
米国株は、取扱数が約6000銘柄と圧倒的に多いうえに、売買手数料が0.2%と業界最低水準なのが魅力。中国株も約2000銘柄と多い。さらに、イギリス株が約1000銘柄、ドイツ株が約600銘柄、、フランス株が約800銘柄と、他社では扱いの少ない欧州株に強いのも大きな特長だ。さらにCFDを使うことで外国株の売りポジションを取れるのもサクソバンク証券ならではの強み。外国株式もCFDもひとつのトレードツールで一元管理できるのも便利だ。外国株投資に力を入れたい個人投資家であれば、口座を開いておきたい証券会社だろう。
【関連記事】
◆【サクソバンク証券おすすめのポイントは?】海外株式に強みをもつ証券会社。米国株の売買手数料が0.2%と業界最低水準!
【米国株投資おすすめ証券会社】サクソバンク証券の公式サイトはこちら
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
3400銘柄以上
個別株:3110銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:60銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【マネックス証券のおすすめポイント】
米国株取引に力を入れており、取扱数3000銘柄以上は主要ネット証券では最大! 成行注文や指値注文のほか、逆指値注文、連続注文、ツイン指値(OCO注文)など、多彩な注文方法が使えるのも魅力だ。また「トレードステーション米国株 スマートフォン」なら、高機能チャートなど、多彩な機能を活用しながらスマホアプリから米国株の取引が可能! 現在、米国株取引手数料(税抜)を、最大3万円キャッシュバックするお得なキャンペーンを実施中!
【関連記事】
◆【マネックス証券おすすめのポイントは?】日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
【米国株投資おすすめ証券会社】マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1400銘柄以上
個別株:1030銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:100銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【SBI証券のおすすめポイント】
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、入出金手数料が無料など、便利な「外貨入出金サービス」が利用可能! ダウ・ジョーンズ社が発行する金融専門誌「BARRON’S(バロンズ)」の抜粋記事(日本語訳)や、モーニングスター社による「個別銘柄レポート」など、投資情報も充実している。
【関連記事】
◆【SBI証券のおすすめポイントは?】IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実!
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【米国株投資おすすめ証券会社】SBI証券の公式サイトはこちら
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1300銘柄以上
個別株:920銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:120銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【楽天証券おすすめポイント】
新興国などの個別銘柄を実質的に売買できるADR(米国預託証書)の銘柄数が豊富。日本株と同じ取引ツール「マーケットスピード」でも取引可能で、10種類以上のテクニカルチャートを使うことできる。ダウ・ジョーンズ社の有名金融専門誌から記事を抜粋・日本語訳した「バロンズ拾い読み」も読める。
【関連記事】
【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい!
【米国株投資おすすめ証券会社】楽天証券の公式サイトはこちら
※ NYSE(ニューヨーク証券取引所)、NYSE Arca、NYSE MKT、NASDAQに上場する個別株 。


ANAアメックスならANAマルが無期限で貯められて還元率アップ! じっくり貯めて長距離航空券との交換を目指せ!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2019年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2019年の最強クレジットカード(全7部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは? 高いスペック&ステータスを徹底解説!アメリカン・エキスプレスおすすめ比較 おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

反撃の最強株95
日本株最新予想! 
人気の株主優待株

6月号4月20日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

 

底値で買うチャンス!反撃の最強株95銘柄】

日本株最新予想! プロ5人が日経平均を予想
・「秋までに2万4000円も」
底値買い儲けた個人投資家の(秘)テク! 
・メリハリの効いたリスク管理が重要!
・勝率よりも、伸び率で勝負!
反撃の95銘柄! 
・データで裏付け!
攻守に強い最強株
好業績株を楽々チャートで発掘 
上方修正常連
控えめ予想株
・国内で稼ぐ不景気でも強い株
・東証1部残留に賭ける崖っぷち株
10万円以下で買える連続増配株

人気の株主優待株100
・  買っていい × 買ってはダメ を辛口診断
優待株で儲ける方法&銘柄ベスト
値上がり益に的を絞る3週間勝負! 

読者の投信や運用をズバリ! 
投信のお悩み相談室

儲けている兼業トレーダーに聞く!
・毎月1万円FXで稼ぐ方法

【別冊付録・1】
実施全1495銘柄を完全収録!
 株主優待完全カタログ

オトクで楽しい優待ライフを始めよう!
初心者も安心の3ステップをチェック! 
3大ランキングでオトクな優待株を発掘!

【別冊付録・2】
・はたらくおかねの教科書

定期購読を申し込むと500円の図書カードをプレゼントキャンペーン開催中!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 山本潤の超成長株投資の真髄で、成長株投資をはじめよう!(ザイ投資戦略メルマガ) 新築マンションランキング

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報