「夢の配当金生活」実現メソッド

「資産運用」は、40~50代から始めても遅くない!40~50代が定年退職や老後に備えて「増配株投資」で資産運用するメリットと注意点をわかりやすく解説!

【第18回】 2019年4月19日公開(2022年3月29日更新)
個人投資家・立川 一(たちかわ・はじめ)
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 こんにちは、個人投資家の立川です。

 前回は「増配株投資なら『株価暴落』への特別な対応は不要」ということを解説しました。
【※前回の記事はこちら!】
個人投資家は「株価暴落」にどう対応すべきなのか?株価の急変に右往左往しないためには「株価の変動を気にしなくていい投資手法=増配株投資」を選ぶこと

 そもそも「突然の株価暴落」や「下落相場」への対処は、実際には簡単にできるものではありません。ですから、私はサラリーマンが株式投資に取り組むのであれば、株価変動への対処が最初から組み込まれている投資手法を選ぶべきだと考えています。

 長い年月を掛けて増配株を1銘柄ずつ仕込んでいく「増配株投資」をすれば、短期的な株価の値動きに翻弄されることなく、ゆったりと投資ができて、将来は配当という“投資の果実”を享受することができます。また、「増配株投資」で将来への備えをきちんとできていれば、安心して「今」を楽しむことができるのではないでしょうか。

「資産運用」を始めるのに、遅すぎることはない!
40~50代であっても「増配株投資」をおすすめ理由とは?

 さて、今回は「40~50代のサラリーマンの投資」がテーマです。

 私は現在40代ですが、同じくらいの年齢の方、もしくはもっと年上の方で、「いまから株式投資を始めてみよう」と考えている方も多くいらっしゃることでしょう。しかし、40~50代の読者の場合、この連載を読んだとしても「確かに増配株投資はリスクも小さそうだけど、モデルプランは『30年間』の積立投資になっているし、今からやっても間に合わないのでは?」と感じているかもしれません。
【※「モデルプラン」の関連記事はこちら!】
「配当金」を再投資すれば、複利効果によって配当金&資産増加のスピードが加速する!「増配株投資」の優位性をさらに高める「配当金」の使い道を伝授!

 そこで今回は、私と同じ年代と、その少し上の方も含めた「40~50代のサラリーマン」が、「増配活投資」を始めても大丈夫なのか、ということを考えてみたいと思います。

 私が言うまでもなく、株式投資などの資産運用は早めに始めたほうが有利とされています。

 株式投資の「期待リターン(運用で期待できる収益率)」は年率5%程度と言われているので、平均年率5%で60歳まで運用すると仮定して計算してみましょう。

 この場合、30歳から始めても資産は4倍以上に、25歳から始めれば5倍以上に増やすことができます。しかし、これが45歳から始めた場合は2倍、50歳から始めた場合は1.6倍程度にまで下がってしまいます(いずれも課税前の計算結果です)。20~30代の若いうちからスタートした場合と比べると、どうしても投資成績が見劣りしてしまいますね。しかも、資産運用を始めるのが遅くなるにつれて、投資で失敗して資産を吹き飛ばしてしまったなどということは許されなくなるので、大きなリスクを取ることは難しくなります。

 しかし、私は40~50代で投資を始めるメリットもあると感じています。たとえば、「あまり大きなリスクは取れない」という気持ちが強いことが慎重な投資判断につながり、失敗するリスクを小さくして着実な成果を上げやすくなるのではないでしょうか。また、40~50代のサラリーマンであれば給与が高水準になっていたり、お子様が独立間近あるいはすでに独立されて教育費はそれほどかからない状況であったり、ある程度の貯金ができていたりすることもあるでしょう。

 つまり、40~50代で投資を始めるということは、20~30代の若年層の方に比べるとリスクを取れないかわりに慎重な判断をしやすく、株式投資に費やせる余裕もある、と考えられるのではないでしょうか。

 そして、何より重要なのは、サラリーマンであれば定年退職時に退職金を受け取れる方も多いと思いますが、40~50代で資産運用を始めれば、退職金を受け取る前に資産運用のノウハウを実践で身につけられるということです。退職後に初めて証券口座を開き、退職金の大半を株式投資につぎ込んで、大事な資金を一気に失ってしまう……というケースは少なくないそうです。ですので、40~50代だからと言って「もっと若いころから始めておかないと」「どうせ今さら始めても……」などと考えて悲観的にならず、定年退職までは10~15年の時間がある40~50代で投資を始めておくことはとても重要でしょう。

 しかも、昨今では60歳で定年退職を迎えても、そのまま悠々自適の人生を……という方はあまりいらっしゃいません。むしろ、それまでの経験や知識、資格を活かして再就職したり、あるいは元の職場で定年を延長したり、再雇用の制度を利用したりする方も多いと思います。そうなると、仮に45歳から資産運用を始めたとしても、65歳まで働けば運用期間は20年、50歳からでも15年もあります。なかには70歳でも元気に働いている方もいらっしゃいますから、40~50代から投資を始めても、運用期間は意外と長く取れるのです。

 そして、「増配株投資」を選択すれば、リスクを抑えながら運用ができるだけでなく、あわよくば配当金で投資資金の元が取れて、リスクゼロで配当金をもらい続けることができるのです。
【※関連記事はこちら!】
増配株への分散投資は、預貯金よりもリスクが低い?配当金だけで投資元本を回収できる期間が短くなり、元本回収後はリスクフリーで高い配当金がもらえる!

毎月4万~5万円、年間50万~60万円を
「増配株投資」で積立投資すれば、老後資金に十分な余裕ができる!

 理想としては、45歳から毎月4万~5万円、年間で50万~60万円程度を「増配株」を中心に投資して、65歳までの20年で約1000万円を投資に回すような感じでしょうか。この場合、70歳になると運用開始から25年が経過する計算で、モデルプランと同様に配当利回りは年2.5%前後になります。そして、配当金の増加率が10%程度の銘柄に分散投資していた場合、70歳までの受取配当金の合計は積み立てた投資額1000万円と同じくらいになっていて、元が取れているはずです。そして、その後にノーリスクで受け取れる毎年の配当金は数十万~100万円を超えていることでしょう。

 年金に加えて、年数十万~100万円の配当金を毎年のように受け取ることができれば、かなり余裕がある生活を楽しめるのではないでしょうか。そして「増配株投資」なら、その後も受取配当金が毎年のように増えていくので、インフレにも対応ができます。

「増配株投資」を始める時期が45歳よりもう少し遅くなってしまっても、金額を増やせば同様の運用が可能になりますし、5~10年程度の期間を運用してノウハウを身につけたら、預金や退職金の一部を運用に回してもいいと思います。このように考えると、40代後半~50代前半から「増配株投資」を始めたとしても、決して「遅すぎる」ということはないことがわかります。

 ただし、40~50代で投資を始める際に注意すべき点は、少しでも多くの利益を上げたい、少しでも早く資産を増やしたいと考えて、いきなり多額の資金をつぎ込んだり、信用取引などリスクが高い投資手法に手を出したりしないことです。

 そもそも、比較的リスクが低い「増配株投資」でも、株価の変動によって資産は常に増減するので、慣れないうちは株価がとても気になるはずです。そのうえ、自分の許容範囲を超えたハイリスクな投資をすれば、ますます気持ちが落ち着かなくなって、肝心の仕事に影響が出てしまうかもしれません。特に40~50代で投資を始めた場合、一度、大きな失敗をしてしまうと取り返す時間がないので、慎重な投資を心がけましょう。

 最後になりますが、人生でもっとも投資価値が高いのは「自分の健康」です。

 普段から適度な運動や十分な睡眠を心がけたり、食事や飲酒の量に注意したりといった「身体」面はもちろん、日々のストレスを上手に解消するなど「精神」面でも「健康」を意識しておきましょう。健康な心身でいられることは、人生において資産運用よりも遥かに大事なことです。健康であれば、医療費などの支出を減らすことができ、結果的に資産運用の効果を最大限に生かすことができるのです。そのためにも、ストレスを感じたり、眠れなくなったりするような投資方法は避けて、健全な運用を心がけましょう。

 それでは、今回のまとめです。
【ポイント①】
「増配株投資」は、40~50代でスタートしても決して遅くない!
【ポイント②】
「増配株投資」なら、老後に配当金をノーリスクで受け取れる可能性も!
【ポイント③】
退職金を受け取る前に「資産運用」を実践して、ノウハウを身につけよう!
【ポイント④】
資産運用より前に「心身の健康」に気をつけて、「増配株投資」の成果を最大限享受しよう!

 次回は、第10回でも取り上げた「米国株投資」をもう一度、取り上げたいと思います。日本株にはない長期間の安定した増配や、儲かる事業への選択と集中といった柔軟な経営判断など、個人投資家の中には米国株に安心感を覚える方も増えてきているようです。そこで、「増配株投資」をするなら、日本株と米国株のどちらを選べばいいのかを考えてみたいと思います。第10回の記事で「米国株」について復習をしておいていただければと思います。乞うご期待!
【※第19回の連載記事はこちら!】
配当金生活を実現するなら「日本株」より「米国株」に投資すべき!? 50年以上の連続増配株が約30銘柄もある「米国株」の魅力と注意点をわかりやすく解説!

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「連続増配の株を買う」だけで資産1億円超を達成! サラリーマン投資家・立川一さんが編み出したシンプル&ユニークな「増配銘柄投資法」を解説!

株の配当金で暮らす生活も実現可能な投資術を公開! 株の配当が増え続ける会社を選んで投資するだけで、1億5000万円の資産を築いた会社員の投資法を紹介


個人投資家・立川 一(たちかわ はじめ)さん
(『Value Investment since 2004 長期に配当収入増加と資産形成を目指す立川一の投資日記』:https://vis2004.blog.fc2.com/)
40代のサラリーマン投資家。中学生のころから株に興味を持ち、2004年から本格的に株式投資を開始。バフェットの本に影響を受け、最初はバリュー投資からスタートしたが、次第に増配株のメリットに気がつき、現在の投資手法を確立する。趣味である楽器演奏の腕前はかなりのもので、週末にはライブ活動も行っているとか。

■「『夢の配当金生活』実現メソッド」バックナンバー

【第1回】
年収500万円以下のサラリーマンが、投資歴13年で資産1億5000万円、年間配当収入300万円を実現!成功のカギは「増配銘柄への投資」を発見したこと!

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定期預金の金利より「株の配当」は数百倍もお得!増配銘柄を選べば、自動的に株価下落リスクが低く、優れたビジネスモデルの超優秀な銘柄に投資できる!

【第3回】
増配株は「元本が増える銀行預金」「部屋数が増えるアパート」のようなもの! 追加投資をしなくても配当が増え、価値も上がる「増配株」のスゴさとは?

【第4回】
増配株への分散投資は、預貯金よりもリスクが低い?配当金だけで投資元本を回収できる期間が短くなり、元本回収後はリスクフリーで高い配当金がもらえる!

【第5回】
「株主優待」の有効活用は「配当金生活」への近道!配当だけでなく株主優待にも注目すれば、投資元本は15年以内で回収できて、リスク管理がパワーアップ!

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【第7回】
株式投資を始める前に直面する3つの問題を解決!「時間がない」「リスクを取りたくない」「家族の理解が得られない」という悩みを解決する方法とは?

【第8回】
億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介!NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ

【第9回】
サラリーマンが株式投資する前に準備すべきことは?投資資金とは別に、当面の生活費やiDeCoなどを準備して、株式投資による自分年金作りを始めよう!

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高配当な「米国株」や「J-REIT」の魅力を分析!増配株投資で成功した投資家が実践する「米国株」と「J-REIT」を利用した「分散投資」の戦略を公開!

【第11回】
インフラファンドのメリット・デメリットを解説! 「J-REIT」と比較しても、「インフラファンド」には 高利回り+安定度、不況に強いなど、メリット多数!

【第12回】
「配当利回りが高い株」に投資するより重要なのは、 「増配傾向にある株」を選んで投資をし続けること! 実現間近の「配当でモトを取る」途中経過も大公開!

【第13回】
株式投資はそもそも「株の売買で稼ぐ」ことでなく、 「出資に応じた利益の分配=配当を受け取る」もの! サラリーマンに「増配株投資」がおすすめの理由は?

【第14回】
「配当金」を再投資すれば、複利効果によって配当金 &資産増加のスピードが加速する!「増配株投資」の 優位性をさらに高める「配当金」の使い道を伝授!

【第15回】
株式投資に「損切り」は必要なのか? 悪材料が出た 場合の「損切り」の必要性や増配の継続性を判断する 方法など、ネガティブなニュースへの対処法を検証!

【第16回】
インフラファンドが抱える「出力制御」「自然災害」「売電価格の低下」という“3つのリスク”を解説!投資対象としてのインフラファンドに未来はあるか?

【第17回】
個人投資家は「株価暴落」にどう対応すべきなのか?株価の急変に右往左往しないためには「株価の変動を気にしなくていい投資手法=増配株投資」を選ぶこと

【第18回】
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【第19回】
配当金生活を実現するなら「日本株」より「米国株」に投資すべき!? 50年以上の連続増配株が約30銘柄もある「米国株」の魅力と注意点をわかりやすく解説!

【第20回】
米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!

【第21回】
「株」を買う理由は、本当に“増配”だけでいいのか?何歳までに始めるべきなのか?など、株初心者が抱きがちな「増配株投資」の“3つの疑問”をまとめて解決!

【第22回】
「高配当株」と「増配株」では、どちらに投資すべきか?「増配」は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、「高配当」は株価や配当額に左右される不安定なもの!

【第23回】
「増配株投資」は“コストパフォーマンス”が高い投資法なのか? 投資に必要な「手間」や「時間」を、「配当金」で回収できるかどうかをシミュレーションして検証!

【第24回】
賢い「お金の貯め方&使い方」を“億超え”サラリーマン投資家が伝授! 若いうちにもっとも重視すべきなのは「経験」でも「節約・貯金」でもなく「株式投資」

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「東証インフラファンド指数」の登場で、インフラファンドの出来高急増&投資口価格の上昇も!? 指数連動型の投資信託の設定や機関投資家の参入に実現に期待

【第26回】
米国株投資をする際に気になる「為替変動リスク」にどう対応すべきか? 配当生活を目指す個人投資家が考える「為替変動リスク」の捉え方と回避する方法

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以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。また、信用取引の売買手数料が完全無料(0円)なのに加え、信用取引金利の低さもトップクラス。アクティブトレーダーほどお得さを実感できるだろう。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。取引ツール「NEOTRADER」のPC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)をアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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