「トゥエンティーフォーセブン」のIPO情報総まとめ！スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のトレーニングジム、英会話スクール企業との比較や予想まで解説！［2019年11月29日 情報更新］

会社名	トゥエンティーフォーセブン
市場・コード／業種	東証マザーズ・7074／サービス業
上場日	11月21日
申込期間（BB期間）	11月6日～11月12日
おすすめ証券会社	SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、丸三証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、DMM.com証券
フィスコ分析による 市場の注目度	★★★（最高★5つ）

初値（初値騰落率）	3800円（+11.11%）
最新チャート	【クリックで最新チャートへ】

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トゥエンティーフォーセブンが11月21日にIPO（新規上場）！

　トゥエンティーフォーセブンは、2019年10月17日、東京証券取引所に上場承認され、同年11月21日にIPO（新規上場）することが決定した。

　トゥエンティーフォーセブンは2007年12月28日に設立された。事業面においてはパーソナルトレーニング事業として、パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」及び、パーソナル英会話スクール「24/7English」を全国展開している。

 

トゥエンティーフォーセブンのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する？
（ブックビルディング期間、上場日など）

■スケジュール
仮条件提示	11月5日
ブックビルディング（抽選申込）期間	11月6日～11月12日
公開価格決定	11月13日
購入申込期間	11月14日～11月19日
払込日	11月20日
上場日	11月21日

トゥエンティーフォーセブンのIPOは、どこの証券会社で申し込める？
（主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など）

■取り扱い証券会社（2019年11月6日時点。割当は変更になる場合があります）
証券会社名 （※青文字はクリックで詳細ページへ）	引受シェア	口座開設
SMBC日興証券（主幹事証券） ［最短3日で取引可能］	91.3％
SBI証券 ［最短翌日に取引可能］	1.7％
マネックス証券 ［最短2日後に取引可能］	0.9％
丸三証券	0.9％
岩井コスモ証券 ［最短3日で取引可能］	0.4％
岡三オンライン証券 ［最短2日後に取引可能］	―％
DMM.com証券	―％
いちよし証券	2.6％
みずほ証券	0.9％
エース証券	0.4％
岡三証券	0.4％
極東証券	0.4％

トゥエンティーフォーセブンのIPOは、いくらで買える？ 割安／割高？
（仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など）

■価格情報
想定発行価格（※1）	3270円
仮条件 ［予想PER（※2）］	3270～3420円 ［17.9倍～18.7倍］
公募価格	3420円
初値	3800円
初値騰落率	+11.11%
予想トレーディングレンジ（※3）	3000円～5000円
最新チャート	【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS＝今期（IPO時）予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。

■類似会社3社の予想PER（2019年10月31日終値の株価と会社側予想から計算）
会社名 ※クリックで最新チャートへ	予想PER
【3社平均】	14.2倍
ルネサンス<2378>	10.9倍(連)
セントラルSP<4801>	12.8倍(連)
東祥<8920>	18.8倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

トゥエンティーフォーセブンの発行株数・単元数・公開規模は？

■株数などに関する情報
発行済株式数（上場時）	450万株（予定）
公開株式数	公募50万株  売出48万5000株 （オーバーアロットメントによる売出14万7700株）
想定公開規模（※1）	37.0億円（OA含む）
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

トゥエンティーフォーセブンはパーソナルジム・英会話教室を運営

　パーソナルトレーニング事業（パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」、パーソナル英会話スクール「24/7English」）の運営を行う。完全個室・オーダーメイド、「必要」分野に特化という「24/7Workout」は関東を中心に全国65店舗を運営。また「24/7English」は関東などで10店舗を運営している。

　新興市場上場案件としては荷もたれ感のある公開規模で、事業内容の新規性やテーマ性、業績成長率などから初値買い人気が高まるかが焦点となる。同じパーソナルトレーニングジム運営のRIZAPグループ<2928>の動向などを睨み、成長性に対する見方は分かれる可能性がある。

　公開規模については30億円台後半となる見込み。ただ、既存株主からの売りは出にくく、11/1のダブルエー<7683>上場から間が空くため、個人投資家の参加意欲が高まる可能性もある。

◆「トゥエンティーフォーセブン」IPOに 　申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券［最短3日で取引可能］
SBI証券［最短翌日に取引可能］
マネックス証券［最短2日後に取引可能］
丸三証券
岩井コスモ証券［最短3日で取引可能］/td>
岡三オンライン証券［最短2日後に取引可能］
DMM.com証券
⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら！

トゥエンティーフォーセブンの業績データ

■業績推移（単位：百万円・％ ）
決算期	売上高 （伸び率）	経常利益 （伸び率）	純利益 （伸び率）
2015/11	1,277 （―）	288 （―）	183 （―）
2016/11	2,460 （92.6%）	293 （1.6%）	196 （7.1%）
2017/11	4,094 （66.4%）	438 （49.7%）	322 （63.9%）
2018/11	6,801 （66.1%）	1,108 （152.4%）	755 （133.9%）
2019/11予	7,791 （14.6%）	1,158 （4.6%）	822 （8.9%）
2019/8 3Q	5,911 （―）	926 （―）	643 （―）
予想EPS（※） ／配当	単独：182.73円／0.00円
※予想EPSは「今期（IPO時）予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

トゥエンティーフォーセブンの業績コメント

　2019年11月期の業績は、売上高が前期比14.6％増の77.9億円、経常利益が同4.6％増の11.5億円と増収増益の見通しとなっている。

　同社が属するパーソナルトレーニング業界については、個人の所得が増加したことで、今まで以上にパーソナルトレーニングに関心を持つ顧客が増加している。

　同社の主要事業であるパーソナルトレーニングジム業界については、見た目を追求するフィジカルトレーニングや、身体のある部分の機能改善を目的とするファンクショナルトレーニングなど、様々な顧客ニーズに対応したパーソナルトレーニングジムサービスの需要が拡大を続けている。

　同社においては、上記の増加要因に加え、インターネット広告及びマス広告を強化したことにより「24/7Workout」の認知度がさらに高まったことで、新規に入会する顧客が増加し、売上が増加している。また、パーソナル英会話スクール業界については、専属講師が受講生のレベルや目的に応じたオーダーメイドの学習カリキュラムを作成し、サポートすることで短期的に効率よく学習できることから近年注目を集めている。同社においては、同社講師の専門性やホスピタリティに価値を見出して入会する顧客が増加し、売上が増加した。

　なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高59.1億円で75.8％、経常利益9.2億円で79.9％となっている。

トゥエンティーフォーセブンの詳細情報

■基本情報
所在地	東京都港区愛宕二丁目5番1号
代表者名（生年月日）	代表取締役社長 小島 礼大（昭和55年2月1日生）
設立	平成19年12月28日
資本金	500万円（令和1年10月17日現在）
従業員数	350人（令和1年8月31日現在）
事業内容	パーソナルトレーニング事業（パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」、パーソナル英会話スクール「24/7English」）の運営

■売上高構成比率（2018/11期 実績）
品目	金額	比率
パーソナルトレーニング事業	6,801 百万円	100.0％
合計	6,801 百万円	100.0％

■大株主上位4位
順位	株主名	保有株数	保有シェア
1	小島 礼大	366万株	91.50％
2	楢木 毅	16万株	4.00％
2	萩原 裕司	16万株	4.00％
4	植原 一雄	2万株	0.50％
合計		400万株	100.00％

■その他情報
手取金の使途	(1)新規出店関連資金、(2)迅速かつ適確な事業戦略の策定を目的とした統合情報システムの開発資金、として充当する予定
関係会社	－
VC売却可能分（推定）	－社 －株（売出し・保有期間などの制限があるもの以外）
直近有償第三者割当	年月日	－年－月－日
	割当先	－
	発行価格	－

◆「トゥエンティーフォーセブン」IPOに 　申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券［最短3日で取引可能］
SBI証券［最短翌日に取引可能］
マネックス証券［最短2日後に取引可能］
丸三証券
岩井コスモ証券［最短3日で取引可能］/td>
岡三オンライン証券［最短2日後に取引可能］
DMM.com証券
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トゥエンティーフォーセブンの銘柄紹介

 同社は、「世界中の人々から常に必要とされる企業を創る」を企業理念として掲げ、ウェブマーケティングによって世の中のニーズを把握し、常に必要とされるサービス・商品を創出することを目的としている。企業理念の実現に向けて単一分野のみならず積極的にビジネス展開し、常に必要とされるというビジョンを込めて（株）トゥエンティーフォーセブンという称号を用いている。英語の「24 hours 7 days a week（いつも、常に）」という言葉に由来している。

　事業面においてはパーソナルトレーニング事業としてパーソナルトレーニングジム「24/7Workout」及びパーソナル英会話スクール「24/7English」を全国展開している。

・パーソナルトレーニング

（1）「24/7Workout」について

　同社は、健康増進意識が高まり需要が急拡大したことを受けて成長分野であるヘルスケア事業へ参入した。「24/7Workout」は、「全人類を人生史上最高の身体に導く」を事業理念に掲げ、ダイエットとボディメイクに特化したパーソナルトレーニングジムを全国に展開している。最短2カ月で理想の体型に導くべく、プロのトレーナーによる完全個室、マンツーマンでトレーニングや食事指導、モチベーションのケアなどを行っている。

　同社トレーナーは、機能解剖学、スポーツ生理学、栄養学、接遇、トレーニング実技等の知識だけでなく、顧客満足度向上を意識し、顧客が目標を達成できるような動機付け、事業理念である「全人類を人生史上最高の身体に導く」を意識したサービス提供、一人ひとりに合わせたトレーニングメニューの作成を実施し、トレーニングを行っている。トレーナーと顧客の二人三脚で行っていくトレーニングだからこそ、これまで痩せられなかった人やリバウンドを繰り返してきた人なども目標達成に導いている。

　同社は2012年10月に第1号店を出店し、2019年9月末までに北海道1店舗、東北1店舗、関東36店舗、中部8店舗、近畿10店舗、中国2店舗、九州沖縄7店舗の合計65店舗を運営している。

（2）「24/7English」について

　同社は、グローバル化の進展、訪日外国人客の急増、大学入試制度改革、外国語教育の早期化・難化などを背景に成長が見込まれる英語事業へ参入した。短期間で英語でのコミュニケーション力向上を可能にするパーソナル英会話スクール「24/7English」は「すべての人が想いを伝えられる世界を実現する」を事業理念として、多くの英語学習者にとって実践で欠かすことのできない文法等の基礎力を徹底教育し、それを生かしたスピーキングトレーニングによって日本人に合った英語力上達のための言語学習方法を提供している。

　最短2カ月の短期集中で英語を話せる状態へと導くことを目標としているため、完全なるマンツーマンにてバイリンガル講師による徹底サポートを行っている。週2回のマンツーマンレッスンとコーチング（受講者の目的と課題に適合した自宅学習プログラムの指導）により、短期間での英語でのコミュニケーション力向上を可能にしている。

　同社は2017年4月に第1号店を出店し、2019年9月末までに関東9店舗、近畿1店舗の合計10店舗を運営している。

・インターネット販売

　同社は、顧客のトレーニングやダイエットをサポートするために、プロテインやサプリメント等を販売している。

　同社の主な商品には以下のようなものがある。

 「24/7Workout プロテイン」
「24/7Workout ナチュラルサプリ」
「24/7Workout BCAA」

トゥエンティーフォーセブンの投資のポイント

　昨年来、公開規模30億円以上50億円未満の新興市場上場案件は6社あり、公開価格に対する初値騰落率は平均+26.8％。直近では10/9ジャスダック上場のアンビスHD<7071>（公開規模35.4億円）が+52.1％という堅調な初値を付ける一方、7/31マザーズ上場のツクルバ<2978>（45.1億円）は同値にとどまった。新興市場上場案件としては荷もたれ感のある規模だけに、事業内容の新規性やテーマ性、業績成長率などから初値買い人気が高まるかが焦点となる。

　同じパーソナルトレーニングジム運営のRIZAPグループ<2928>は積極的なM&A（合併・買収）戦略が裏目に出て前期業績が大きく悪化。パーソナルトレーニング関連は堅調に推移しているが、同社の成長性に対する見方も分かれる可能性がある。

　同社のパーソナルトレーニング事業のは、完全個室・オーダーメイド、「必要」分野に特化という2点の特徴があり、トレーナー・講師がマンツーマンで対応し、会員ごとにカスタマイズした個別トレーニングを実施。顧客から「必要とされる」分野の実践的なトレーニングに特化している。累計会員数は6万1000人超（9月末時点）。

　パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」は、健康増進意識が高まり需要が急拡大したことを受けて2012年に第1号店を出店し、9月末までに北海道1店舗、東北1店舗、関東36店舗、中部8店舗、近畿10店舗、中国2店舗、九州沖縄7店舗の合計65店舗を運営。またパーソナル英会話スクール「24/7English」は、グローバル化の進展、訪日外国人客の急増などを背景に2017年4月に第1号店を出店し、9月末までに関東9店舗、近畿1店舗の合計10店舗を運営している。

　業績面について、2019年11月期は売上高が前期比14.6％増の77.9億円、経常利益が同4.6％増の11.5億円と増収増益の見通しとなっている。「24/7Workout」は当期中に新規出店14店舗、増床2店舗、移転2店舗を行い期末69店舗、「24/7English」は新規出店1店舗を行い期末10店舗を計画している。ただ、売上高を伸ばす一方で、売上原価が同23.4％増、販管費が同10.0％増とコストもかさむ。

　想定仮条件水準の今期予想PERは17～18倍程度となり、スポーツクラブ運営の東祥<8920>と同水準。なお、RIZAPグループは業績回復局面にあり、バリュエーション評価の比較対象としづらい。

　公開規模については30億円台後半となる見込み。小島礼大社長が発行済株式の9割超を保有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。公開規模こそマザーズ上場案件としてはやや大きいが、既存株主からの売りは出にくいだろう。また、IPOスケジュールを見ると11/1のダブルエー<7683>上場から間が空くため、個人投資家の参加意欲が高まる可能性がある。半面、この間の株式市場全体の動向を見守る必要もあるだろう。

◆「トゥエンティーフォーセブン」IPOに 　申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券［最短3日で取引可能］
SBI証券［最短翌日に取引可能］
マネックス証券［最短2日後に取引可能］
丸三証券
岩井コスモ証券［最短3日で取引可能］/td>
岡三オンライン証券［最短2日後に取引可能］
DMM.com証券
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