高速(7504)、17期連続となる「増配」を発表し、配当
利回り3.17%にアップ! 2021年3月期は創立55周年
記念配当を含めて前期比12円増の「1株あたり42円」に

2020年5月16日公開(2020年5月16日更新)
ザイ・オンライン編集部

高速は、2021年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2020年5月15日の16時に発表した。2021年3月期の配当は中間・期末とも5.5円ずつの「創立55周年記念配当」を含めて「1株あたり42円」となる。これにより、高速予想配当利回りは3.17%にアップし、「連続増配期間」は"16期"から"17期"に更新される見通しとなった。

高速は、食品軽包装資材の総合商社。商品の企画開発から配送までを手掛ける。高速は、食品軽包装資材の総合商社。商品の企画開発から配送までを手掛ける。
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 高速が発表した2020年3月期の決算短信によると、2021年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「普通配当15.5円+記念配当5.5円=21円」、期末配当(3月)が「普通配当15.5円+記念配当5.5円=21円」、合計の年間配当額は「1株あたり42円」となっている。

 高速の2020年3月期の配当は「1株あたり30円」だったので、前期比で「12円」の増配となる。今回の増配発表によって、高速の配当利回り(予想)は2.26%⇒3.17%にアップした。
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 高速は配当予想を前期比で「増配」の「1株あたり42円」としているものの、業績予想については、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響が上半期を中心に年度を通じて続く」と想定しつつ「減収減益」となっている。新型コロナウイルスによる影響が拡大・長期化するなどして、想定よりも業績が大きく下がった場合には、配当予想に影響が出る可能性も考慮しておいたほうがいいだろう。

 なお、本日、2021年3月期の「業績予想」や「増配」などが発表されたことを受けて、高速の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、当日の終値1322円より100円も高い1422円(+7.56%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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高速の過去18期の配当の推移は?

■高速(7504)の過去18期の配当の推移
年間配当額   年間配当額
2004/3 10円 2013/3 20円
2005/3 11.8円 2014/3 21円
2006/3 13円 2015/3 22.5円
2007/3 14円 2016/3 26円
2008/3 15円 2017/3 27円
2009/3 16円 2018/3 28円
2010/3 17円 2019/3 29円
2011/3 18円 2020/3 30円
2012/3 19円 2021/3 42円
(予想)

 高速は2005年3月期から連続増配を継続しており、2021年3月期の配当予想「1株あたり42円」が予想通りに実施されれば”17期連続増配”を達成することになる。なお、2020年3月期に達成した連続増配期間「16期」という記録は上場企業の中で19位にランクインする記録となっている。
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 また、増配期間の長さだけでなく、高速の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2004年3月期から2021年3月期までの17年間で、高速の年間配当額は「1株あたり10円」から「1株あたり42円」まで、4.2倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、高速の株価は2004年3月の終値470円から2020年4月に記録した年初来高値の1557円まで、3.3倍に上昇している。その後、株価は下落しているものの、それでも本日(2020年5月15日)の終値は1322円なので、2004年3月の終値から2.8倍に上昇した水準で推移している。

■高速(7504)の株価チャート/月足・17年

高速の配当利回り、配当+株主優待利回りは?

 高速の2020年5月15日時点の株価(終値)は1322円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※高速の配当利回り】
株価:1322円
年間配当額:中間21円+期末21円=42円
配当利回り=42円÷1322円×100=3.17%

 高速の配当利回りは3.17%。2020年4月の東証1部の平均利回りは2.28%(配当実施企業のみ)なので、高速の配当利回りは「高め」と言えるだろう。

 また、高速はこれまで株主優待を実施していなかったが、本日(2020年5月15日)、「オリジナルQUOカード」がもらえる「創立55周年記念株主優待」の実施を発表している。なお、この「創立55周年記念株主優待」は2021年3月期のみの実施となる。

 ■高速(7504)の「創立55周年記念株主優待」の内容
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 2020年9月末 および 2021年3月末  100株以上  QUOカード(2000円相当

 高速の2020年5月15日時点の株価(終値)は1322円、配当利回りは3.17%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。

【※高速の配当+株主優待利回り(100保有時)】
投資金額:100株×1322円=13万2200円
優待品(QUOカード):2000円相当×年2回=4000円相当
株主優待利回り=4000円÷13万2200円×100=3.02%
配当+株主優待利回り=3.17%+3.02%=6.20%

 高速の「配当+株主優待利回り」は、100株保有時で6.20%となっており、かなり高利回りと言える。「創立55周年記念配当」と「創立55周年記念株主優待」による利回り上昇も加味されているとはいえ、2021年3月期で”17期連続増配”を達成する見通しでもあるので、今回の「増配」を機に投資を検討する価値はあると言えるだろう。
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高速は、食品軽包装資材の総合商社。包装資材の調達だけでなく、商品の企画開発から配送までを手掛けている。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高1.8%減、営業利益15.5%減、経常利益14.8%減、当期純利益16.3%減と軟調(すべて前期比)。
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高速
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
卸売業 7504 東証1部 42円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1322円 100株 13万2200円 3.17%
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