ユアテック(1934)、「増配」を発表し、配当利回りが3.1％⇒3.7％に！ 年間配当額は1年で1.2倍に増加、2022年3月期は前期比4円増の｢1株あたり24円｣に！

 ユアテックは、2022年3月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2021年12月14日の15時30分に発表した。これにより、ユアテックの配当利回り（予想）は3.13％⇒3.76％にアップした。

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ユアテックは、電力設備の建設・保守を手掛ける総合設備エンジニアリング企業。
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　ユアテックは、2022年3月期の予想配当を修正し、中間配当（9月・権利確定済み）が「10円」、期末配当（3月）が「14円」、合計の年間配当額は「1株あたり24円」とすると発表した。

　年間配当額の前回予想は「1株あたり20円」だったので、前回予想から「4円」の増配となる。今回の増配発表により、ユアテックの配当利回り（予想）は3.13％⇒3.76％にアップすることとなった。

　また、ユアテックの2021年3月期の配当は「1株あたり20円」だったので、前期比でも「4円」の増配となる見込み。
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　ユアテックは今回、「配当方針の変更」も発表しており、新たな配当方針では、「業績に応じ連結配当性向30％を目安に、1株あたり年間配当金24円を下回らない配当を行うこと」を基本方針としている。この変更後の配当方針にもとづいて、ユアテックは今回の「増配」を決定した形だ。

　なお、「増配」や「配当方針の変更」が発表されたことを受けて、ユアテックの株価はSBI証券の夜間取引（PTS取引）で一時、発表当日（2021年12月14日）の終値637円より38円高い675円（＋5.97％）を記録しており、明日以降の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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ユアテックの過去10期の配当の推移は？

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　ユアテックは2017年3月期以降、「1株あたり20円」の年間配当額が続いていたが、2022年3月期の配当予想「1株あたり24円」が予想通りに実施されれば、5年ぶりの「増配」となる見通しだ。
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　また、ユアテックの配当額の伸び具合も確認しておきたい。前期にあたる2021年3月期から2022年3月期までの1年間で、ユアテックの年間配当額は「1株あたり20円」から「1株あたり24円」まで、1.2倍に増加している。
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　参考として、ユアテックの株価も確認しておこう。ユアテックの株価は、約1年前にあたる2020年12月の終値833円から発表当日（2021年12月14日）の終値637円まで、23.5％下落している。

■ユアテック（1934）の株価チャート／月足・10年

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ユアテックの配当利回りは？

　ユアテックの2021年12月14日時点の株価（終値）は637円なので、配当利回り（予想）は以下のようになる。

【※ユアテックの配当利回り】
株価：637円
年間配当額：中間10円＋期末14円＝24円
配当利回り：24円÷637円×100＝3.76％

　ユアテックの配当利回りは3.76％。2021年11月の東証1部の平均利回りは1.92％（配当実施企業のみ）なので、ユアテックの配当利回りは「高め」と言える。なお、ユアテックは株主優待を実施していない。
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 ユアテックは、電力設備の建設・保守を手掛ける総合設備エンジニアリング企業。電気・空調管設備、情報通信設備の建設・維持や、土木建築工事もおこなっている。2022年3月期（通期）の連結業績予想は、売上高11.6％増、営業利益1.4％増、経常利益1.9％減、親会社株主に帰属する当期純利益2.8％減となっている（すべて前期比）。
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■ユアテック
業種	コード	市場	年間配当額（予想）
建設業	1934	東証1部	24円
株価（終値）	単元株数	最低投資金額	配当利回り（予想）
637円	100株	6万3700円	3.76%
【※ユアテックの最新の株価・配当利回りはこちら！】
※株価などのデータは2021年12月14日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

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