【2019年6月26日 追記】
本記事は2014年時点の情報です。すでに「セブンカード」や「リクルートカードプラス」などは新規発行を終了しているほか、2019年7月1日にはnanacoの還元率なども引き下げられる予定です。セブン-イレブンでもっとも得する買い物術の最新情報ついては、下記の記事をご確認ください。
⇒「7pay」導入後、セブン-イレブンでもっとも得する買い物術を検証! nanacoやセブンカード・プラスの改悪により、スマホ決済「paypay」が最強ツールに!
前回の「『イオンカードセレクト』を使って、イオンで得する方法」に続き、今回は「イトーヨーカドー」や「セブン-イレブン」で得する方法について解説していきます。
2枚のクレジットカードの違いはどこにある?
「セブンカード」と「セブンカード・プラス」のスペックを徹底比較!
「イトーヨーカドー」や「セブン-イレブン」を展開する「セブン&アイホールディングス」でも、「イオン」同様にクレジットカードの「セブンカード」「セブンカード・プラス」と電子マネーの「nanaco」を発行しています。
はたして、「セブン&アイホールディングス」でお得に使えるのは、「セブンカード」なのか、「セブンカード・プラス」なのか、それとも「nanaco」なのでしょうか?
「セブン&アイホールディングス」では、2011年に「セブンカード」を発行し、2013年4月には「セブンカード・プラス」の発行を始めました。
■セブンカード・プラス | ||
還元率 | 0.5~1.5% | |
発行元 | セブン・カードサービス | |
国際ブランド | VISA、JCB | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降463円 (年5万円以上で次年度の年会費無料) |
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家族カード(税抜) | あり (初年度無料、2年目以降186円。ただし、本会員との合計利用額が年5万円以上で次年度以降の年会費も無料) |
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ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA、nanaco | |
関連記事 | nanacoチャージのポイント付与率が激減する「nanacoショック」が高還元カードで発生中!一方、「セブンカード・プラス」の存在感が急上昇! | |
「セブンカード・プラス」は何が"プラス"されているのかと言うと、電子マネー「nanaco」機能がプラスされているのです(国際ブランドのJCBを選べば「カード一体型」、VISAを選んだ場合は「モバイルnanaco」や「nanacoカード」に紐づける)。
「セブンカード」で貯まるのは「セブンカード」のポイントでしたが、「セブンカード・プラス」で貯まるのはクレジットカード決済時も、電子マネー「nanaco」決済時も「nanacoポイント」が貯まるようになり、利便性が高まっています。
では、「セブンカード」と「セブンカード・プラス」ではどちらがお得なのでしょうか? 2枚のカードのスペックを比較してみましょう。
表1.セブンカード、セブンカード・プラスのポイント比較
セブンカード | セブンカード・プラス | ||
カード フェイス |
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ポイント | セブンカードのポイント | nanacoポイント | |
ポイント 付与率 |
グループ 店舗 |
200円につき 2~3ポイント |
200円につき 2~3ポイント |
その他 | 200円につき 1ポイント |
200円につき 1ポイント |
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1ポイントの 価値 |
1円 | 1円 | |
ボーナス ポイント |
4月から翌3月末までの イトーヨーカドー、 ヨークマート、 オッシュマンズでの カード利用額に対して ボーナスポイントを付与。 100万円達成:3000ポイント 150万円達成:1万ポイント 250万円到達:2万ポイント |
商品ごとに10ポイント以上の ボーナスポイントが設定 |
「セブンカード」の場合は、年間利用額100万円に到達すれば3000円分のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは「セブンカード・プラス」にはありませんので、一見するとセブンカードのほうがお得に見えます。
しかし、「年間利用額100万円」というのは、すべてのカード利用額ではなく「イトーヨーカドー、ヨークマート、オッシュマンズでのカード利用額の合計金額」に限定されているので、対象者は非常に少ないのではないでしょうか?
一方の「セブンカード・プラス」のほうはどうでしょうか。
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【2019年6月26日 追記】
本記事は2014年時点の情報です。すでに「セブンカード」や「リクルートカードプラス」などは新規発行を終了しているほか、2019年7月1日にはnanacoの還元率なども引き下げられる予定です。セブン-イレブンでもっとも得する買い物術の最新情報ついては、下記の記事をご確認ください。
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※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2019年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2019年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全7部門の“2019年の最優秀カード”を詳しく解説!
【2019年12月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに、ローソンでの利用分は請求時に3%オフになり、ポイント付与と合計すると常時5%の超高還元が実現!「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、「Ponta」にも交換可能となり、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
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1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
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【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 2017年10月24日に、JCBから年会費無料&高還元のエントリーカードが登場! 年会費無料で通常還元率は1.0%、さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のイトーヨーカドーやセブン-イレブン、Amazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%と、驚異的な還元率に! しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆エポスカード(エポスカード) |
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0.5~10% | 永年無料 | VISA | Suica 楽天Edy |
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【エポスカードのおすすめポイント】 マルイのカードとして有名な「エポスカード」。年会費無料ながら、自動付帯の海外旅行保険(最高500万円)のほかにも、ビッグエコーなどのカラオケの室料30%オフ、ファミレスや居酒屋チェーンで飲食代10%オフなど、全国1万店以上の飲食店、レジャー施設を割引価格で利用できる特典が充実! マルイの年4回のバーゲン「マルコとマルオの7日間」で10%オフになるほか、「エポスゴールドカード」への招待を受け取れば、年会費が永年無料で還元率も最大1.55%とお得なゴールドカードが保有できる! |
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【関連記事】 ◆「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力! ◆「エポスカード」はマルイ利用者以外にもお得な1枚!還元率は0.5%だが、海外旅行傷害保険の自動付帯など特に海外利用が多い人なら持っていても損はない! |
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