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2018年8月22日 ザイ編集部

自宅介護で"介護貧乏"に陥る分岐点は「要介護3」!
老後資金が少なくても「介護型併設のケアハウス」や
「特別養護老人ホーム」なら年金だけで十分足りる!

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”介護貧乏”を避ける方法を専門家が解説! 資産が少なくても安心できる介護プランはコレだ!

退職後、100歳まで生きるとしたら一体いくら準備すればいいのか? 発売中のダイヤモンド・ザイ10月号の特集は「老後のお金 作り方&崩し方」! 退職後、100歳まで生きるとしたら一体いくら準備すればいいのか? 最新の考え方と対策術を提案している。

今回はその中の「年金破綻、介護貧乏、老後の長期化の”3重苦”を乗り切る!」から、「介護貧乏を避けるには?」について抜粋して紹介しよう!

「要介護3」が介護貧乏を避ける分岐点!
「自宅での介護=安い」はウソで、 超過部分は10割負担になる

介護施設は元気なうちに見学しておこう

 「介護は、お金も大事ですが、どこで受けるかが重要」と指摘するのは、実際に250回以上、介護施設を見学したファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん。

 「実は、自宅介護は意外と高額で、要介護3を分岐点に、施設よりも高額になりがち。要介護5だと、月額3万6000円の自己負担で約36万円の自宅での介護サービスが使えますが、カバーできるのは、1日30分の身体介護を4~6回程度。別途、訪問入浴やデイサービスなどもあるものの、公的介護を超えた部分は10割負担。自宅なので、介護費用に加えて生活費もかかります」

 畠中さんが、老後資金が少ない人に推奨するのが、ケアハウスと特別養護老人ホーム(特養)

 「ケアハウスは、自立しているが1人暮らしは不安という高齢者に、住戸と食事などを提供する施設。一般型は介護認定を受けてからは入れませんが、遺族年金の人は、ひと月7万~8万円で暮らせます。介護型があるケアハウスなら、要介護になってからも住み続けられます」

情報戦を制して費用を抑え、介護貧乏を避けよう!
自宅近くに限定しなければ、年金の範囲内で費用を抑えられる

 また、情報収集の重要性も指摘する。

 「特別養護老人ホームは、公的施設で費用が安いため、全国で40万人以上の待機があります。ですが、自宅近くに限定しなければ、空きのある施設もあります。費用は要介護5でも個室タイプで月額14万円程度。所得が少ない場合は、軽減措置で10万円以下になります」

 高額なイメージがある介護付き有料老人ホームも、近年は価格が下落。首都圏近郊で月額15万円台、地方都市では12万円台からある。

 「いざ介護が必要になってから施設を探すと、納得のいく介護が受けられません。例えば、特別養護老人ホームの値段は新築でも古くても一緒。新築のいい施設を選べば、介護付き有料老人ホームに近い雰囲気の中で暮らせます」

 なお、以上は自分の老後に介護が必要になった場合の話だが、親の介護をする場合は、あくまで親の資産内で行うようにしよう。

 「安易に親の介護にお金を出すと、自分の老後や、教育の資金などが不足してしまうかもしれません。今は援助できても、収入が減り、仕送りができなくなると、施設の住み替えが必要になるケースもあります。また、介護離職も避けましょう。親の意向を尊重しつつ、親の貯蓄額と年金の中で、ベストな介護の方法を検討してください」(畠中さん)

 発売中のダイヤモンド・ザイ10月号では、今回取り上げた「介護貧乏」のほか、「年金破綻」「老後の長期化」の乗り切り方や、無理のない貯蓄や税制優遇を生かした資産運用で、老後資金を作る方法を掲載しているので、ぜひ活用してほしい。

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