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【第21回】 2012年5月29日 ザイ編集部

【菅下清廣が語る】日経平均は上値が重い 
個別に上昇する銘柄を短期で売買せよ!

国際金融コンサルトとして活躍する、本誌でもおなじみの菅下清廣さん。独自の視点で発掘する中小型株や、相場の見通しなどにファンも多い。円高株安に苦しむ日本株の今後と注意点について語ってもらった。

デフレが円高株安の原因となっている

菅下清廣さん スガシタパートナーズ代表。国際金融コンサルタント。「経済の千里眼」の異名を持つ。近著に『相場の波動はシンプルに読め!』(小学館)などがある。

 長期的な視点に立った時、日本株の動向で重要なポイントは、デフレを脱却できるかどうか。

 デフレの継続は、円高、株安の連鎖を引き起こしている悪の根源です。

 世界が超金融緩和の本格的なインフレ政策をとる中、日本だけが言葉ばかりの金融政策なので当然ながら円高になります。残念ながら日銀が本気で脱デフレ政策を出さない限り株価の上昇は見込めそうもありません。

 したがって、日経平均は楽観シナリオなら震災前の高値の1万898円か、下手をすると今年の3月27日につけた1万255円近辺が今年の高値になる可能性もあるでしょう。

 このような相場下で、株投資で勝つためには、間違ってもイチかバチかの勝負をしないこと、そして、あまり欲張らず利益確定をして、絶対に塩漬け株を作らないなどの慎重な姿勢が大切です。