ダイヤモンドZAi最新記事
2021年2月5日 ザイ編集部

コロナ禍の「確定申告」で、例年と異なる3つのポイント
を解説!「GoToキャンペーン」で得した分は「一時所得」
になり、50万円を超えると課税対象になるので注意!

楽天ブックスで買う
amazonで買う

コロナ禍の「確定申告」で、例年と異なる点とは? イベントの中止でチケットを払い戻さなかった人や、「GoToキャンペーン」を使い倒した人は要チェック!

発売中のダイヤモンド・ザイ2021年3月号は、特集「スマホやパソコンでラクラク作成【確定申告】」を掲載! 今年も確定申告シーズンが到来。住宅ローンを組んでマイホームを買った人や医療費がかさんだ人、ふるさと納税で「ワンストップ特例」を利用していない人などは、確定申告をすることで納めすぎた税金を還付してもらえる。2021年に行う令和2年度の確定申告は、新型コロナに関連した特例が設けられるなど、例年と異なる部分もあるので注意が必要だ。

今回は特集の中から、コロナ禍の確定申告で例年と異なる3つのポイントを紹介するので、参考にしてほしい!(監修は日本中央会計事務所代表取締役で、公認会計士・税理士の青木寿幸さんと、日本中央会計事務所に所属し、社会保険労務士の資格も持つ清藤雅仁さん)
【※関連記事はこちら!】
2021年の「確定申告」で得する8つのケースを紹介! 株で損した人や医療費がかさんだ人、6つ以上の自治体に「ふるさと納税」した人などは、還付申告を忘れずに

中止による払い戻しを辞退したチケット代は「寄附」扱い!
申告相談も例年とは異なり、”3密”回避で入場整理券が必要に

 新型コロナで激震が走った令和2年(2020年)分の確定申告では、例年とは異なる特例措置がある一方、注意すべきポイントもある。順に紹介していこう。

【ポイント1】
イベントチケットを払い戻さず「寄附」した場合は税優遇あり!

払い戻さなかったチケット代が「寄附」と見なされるケースも

 2020年は新型コロナの影響で、さまざまなイベントが中止に追い込まれている。入手していたチケットを泣く泣く払い戻した人が多いだろうが、なかには払い戻しを辞退した人もいるのではないだろうか。

 後者の場合は、中止になったチケット代が「寄附」と見なされ、確定申告をすることで還付金をもらえる可能性がある。ただし、対象イベントは文部科学大臣が指定したものに限られるので、ネットで確認してみよう。

 対象イベントのチケット払い戻しを辞退した場合は、イベント主催者に連絡し、確定申告に必要な2種類の証明書(「指定行事証明書」と「払戻請求権放棄証明書」)をもらおう。申告の際は「政党等寄附金等特別控除」を選んで申告すれば、税額控除が受けられる(※高所得者の場合は、ふるさと納税と同じ「寄附金控除」を選んで所得控除を受けるほうが有利なこともある)。

【ポイント2】
GoToキャンペーン三昧で超トクした人は課税対象になる!

「GoToキャンペーン」を使い倒した人は注意!

 国が展開する「GoToキャンペーン」も、利用すると課税の対象になることをご存じだろうか。「GoToキャンペーン」を利用してお得になった分の金額は「一時所得」扱いになり、50万円を超えると課税される。

 なお、一時所得にはふるさと納税の返礼品も含まれる。たとえば、1万円の寄附をして3000円分の返礼品をもらえば、この3000円分が一時所得だ。ふるさと納税の返礼品だけで課税対象になることは滅多にないが、ふるさと納税で高額な返礼品をたくさんもらって、なおかつ「GoToキャンペーン」も使い倒した人は注意したい。一時所得の合計が50万円超になっているようなら、忘れずに確定申告をしよう。

【ポイント3】
税務署での申告相談は入場整理券が必要に!

申告相談は入場整理券が必要に!

 申告書を作成していてわからないところがあれば、税務署などで相談することができる。ただし、例年確定申告シーズンになると、申告相談会場は混雑する場合が多い。そのため、2021年は”3密”を避けるため、申告相談が原則として入場整理券制になっている(※入場整理券制の導入時期は申告先の税務署によって異なる)。

 整理券は申告会場か、国税庁のLINE公式アカウントでもらえる。詳細は国税庁のサイトをチェックしてみよう。
【※関連記事はこちら!】
株で儲けた場合の“税金”を専門家が解説【2020年版】コロナ・ショック後の株価上昇などで得た譲渡益について、確定申告や納税が必要なケースと注意点を紹介!

国内で活躍する企業や海外に羽ばたく企業など注目株が目白押し!
ダイヤモンド・ザイ2021年3月号をチェック!

ザイ3月号

 発売中のダイヤモンド・ザイ2021年3月号の大特集は「最強日本株【2021年版】」! 日本株市場には、コロナ禍で不透明な相場環境でも、注目すべき有望株がたくさんある。この大特集では「国内活躍株」「海外進出株」「5万円株」「株主優待株」「高配当株」「10倍株」という6つのジャンル別に、有望株を紹介! さらに、エコノミストやストラテジストによる「2021年の日経平均株価の予測」や「2021年の日本株攻略法」も取り上げているので、個人投資家なら必見だ!

 ほかにも「スゴ腕ファンドマネージャー4人が語る2021年の儲け方」「2021年【絶対定価で買わない!】宣言」「人気の毎月分配型投資信託100本の【分配金速報】」「葬儀のおかね・高くなるカラクリは?」「ビットコイン価格が3年ぶりに最高値更新!」など、注目の特集が満載!

 さらに、別冊付録で「桐谷広人さん、はじめて【米国株】を買う」も付いてくる! 意外にも、これまで米国株に投資していなかった株主優待名人の桐谷さんが、ついに米国株デビュー! 実際に桐谷さんが買った銘柄や、初心者がぶつかりやすい米国株のQ&Aも紹介するので、2021年は桐谷さんと一緒に米国株を始めてみよう!