配当【増配・減配】最新ニュース!
2021年2月4日 ザイ・オンライン編集部

KADOKAWA、「増配」と「創業75周年記念配当」を
発表し、年間配当は2年で2.5倍に! 2021年3月期は
前期比20円増の「1株あたり50円」、配当利回り1.38%

KADOKAWA(9468)は、2021年3月期の普通配当を「増配」するとともに、「1株あたり10円」の”創業75周年記念配当”を実施すると、2021年2月4日の15時30分に発表した。これにより、KADOKAWA配当利回り(予想)は0.82%⇒1.38%にアップし、”2期連続増配”の見通しとなった。

KADOKAWAは、書籍・映画・アニメ・ゲームなどを通じてコンテンツビジネスを展開している会社。KADOKAWAは、書籍・映画・アニメ・ゲームなどを通じてコンテンツビジネスを展開している会社。
拡大画像表示

 KADOKAWAは2021年3月期の配当予想を、普通配当が「40円」、記念配当が「10円」、合計の年間配当額を「1株あたり50円」に修正すると発表した。なお、KADOKAWAは期末配当による年1回の配当を基本方針としており、中間配当は実施していない。

 年間配当額の前回予想は、普通配当のみの「1株あたり30円」だったので、「普通配当の増配」と「記念配当の実施」によって前回予想から「20円」の増配となる。これにより、KADOKAWAの配当利回り(予想)は0.82%⇒1.38%にアップした。また、KADOKAWAの2020年3月期の配当は「1株あたり30円」だったので、前期比でも「20円」の増配となる。

 KADOKAWAは今回、配当予想の修正とともに業績予想の修正も発表しており、2021年3月期は前回予想比で「減収・増益」の業績予想となっている。この修正後の業績予想等を勘案した結果、KADOKAWAは「普通配当の増配」を決定した形だ。また、KADOKAWAは2020年11月10日をもって創業75周年を迎えたことを記念し、「1株あたり10円」の記念配当の実施を決めたとのこと。
【※関連記事はこちら!】
「記念配当」を実施する可能性がある18銘柄を公開!2020年度に“創業〇周年”や“上場〇周年”を迎える銘柄の「直近の実績」や「予想される発表時期」を紹介!

 なお、増配や業績予想の修正などが発表されたことを受けて、KADOKAWAの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2021年2月4日)の終値3620円より420円も高い4040円(+11.60%)を記録しており、明日の株式市場でも注目が集まりそうだ。
【※関連記事はこちら!】
夜間取引(PTS取引)ができる証券会社を紹介! 株式市場が閉まった夕方や夜でもトレード可能なネット証券の「取引時間」や「売買手数料」を比較!

KADOKAWAの過去7期の配当の推移は?

■KADOKAWA(9468)の過去7期の配当の推移
年間配当額   年間配当額
2018/3 20円
2015/3 10円 2019/3 20円
2016/3 20円 2020/3 30円
2017/3 20円 2021/3 50円
(予想)

 KADOKAWAは2020年3月期に「増配」しているため、2021年3月期の予想配当「1株あたり50円」が予想通り実施されれば、”2期連続増配”を達成することになる
【※関連記事はこちら!】
「連続増配株ランキング」ベスト20![2021年最新版]30期連続増配の「花王」、21期連続増配で利回り4.8%の「三菱UFJリース」など、おすすめ増配銘柄を紹介

 また、KADOKAWAの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2019年3月期から2021年3月期までの2年間で、KADOKAWAの年間配当額は「1株あたり20円」から「1株あたり50円」まで、2.5倍に増加することになる。
【※関連記事はこちら!】
「配当利回りが高い株」に投資するより重要なのは、「増配傾向にある株」を選んで投資をし続けること! 実現間近の「配当でモトを取る」途中経過も大公開!

 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、KADOKAWAの株価は2019年3月の終値1167円から2020年12月に記録した年初来高値3820円まで、3.2倍に上昇している。なお、本日(2021年2月4日)の終値は3620円なので、2019年3月の終値から3.1倍に上昇した水準で推移している。

■KADOKAWA(9468)の株価チャート/月足・上場~発表当日(2021年2月4日)

KADOKAWAの配当利回り+株主優待利回りは?

 KADOKAWAの2021年2月4日時点の株価(終値)は3620円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※KADOKAWAの配当利回り】
株価:3620円
年間配当額:50円
配当利回り:50円÷3620円×100=1.38%

 KADOKAWAの配当利回りは1.38%。2021年1月の東証1部の平均利回りは1.92%(配当実施企業のみ)なので、KADOKAWAの配当利回りは「やや低め」と言える。
【※関連記事はこちら!】
「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2021年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!

 また、KADOKAWAは100株以上を1年以上保有することで、「書籍」や「DVDまたはブルーレイ」、「ムビチケ前売券GIFT」などの中から選んだ1点がもらえる株主優待を実施している。

 ■KADOKAWAの株主優待制度の詳細
 基準日  保有株式数  継続保有期間  株主優待内容
 3月末  100株以上  1年以上  ※以下のいずれか1つを選択
 ①書籍 3冊
 ②DVDまたはブルーレイ 1点
 ③ムビチケ前売券GIFT(カードタイプ) 2枚セット
 ④BOOK☆WALKER GIFTカード 2枚セット
 ⑤BOOK☆WALKERで使える角川文庫・ラノベ読み放題カード3ヵ月分 1枚
 ⑥角川新字源 改訂新版 1冊
 ⑦アニマリウム 1冊
 ⑧テレビちゃんクッション 1点
 ※100株以上を3年以上保有している場合は、通常の株主優待に加えて以下のいずれか1つを追加で贈呈
  A:書籍 2冊
  B:ムビチケ前売券GIFT(カードタイプ) 1枚
  C:BOOK☆WALKER GIFTカード 1枚

 KADOKAWAの株主優待は内容が多岐にわたるため「配当+株主優待利回り」の算出は不可能だが、日ごろからKADOKAWAのコンテンツを楽しんでいる人にとっては魅力的な株主優待と言えるだろう。
【※関連記事はこちら!】
【2月の株主優待の内容&利回りを調査(2021年版)】自転車の「あさひ」のほか、「ビックカメラ」「イオンモール」「マックスバリュ東海」など、2月の注目優待を紹介

KADOKAWAは、書籍・映画・アニメ・ゲームなどを通じてコンテンツビジネスを展開している会社。動画投稿配信プラットフォームや小説投稿サイトなどの運営も手掛けている。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高0.7%増、営業利益73.1%増、経常利益59.3%増、親会社株主に帰属する当期純利益17.3%増と好調(すべて前期比)。
【※関連記事はこちら!】
配当が減らない“隠れ増配株”ランキング上位20銘柄を紹介! 減配をせずに、配当を維持・増配し続けている「非減配」期間が長い優良な安定配当株ランキング!

KADOKAWA
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
情報・通信 9468 東証1部 50円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
3620円 100株 36万2000円 1.38%
【※KADOKAWAの最新の株価・配当利回りはこちら!】
最新の株価。株主優待内容はこちら!
※株価などのデータは2021年2月4日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。