NISA口座の比較&活用術
2014年3月21日 ザイ編集部

ビギナーも税金ゼロで安心老後を掴め!
退職金を増やすならNISAで投信がベスト!

今年スタートしたNISAは退職金との相性も抜群。ここでは、NISAと投信のおさらいとともに、老後資金を自然とリスクから守ってくれるNISAでの投資術を紹介しよう。

30年超を生き抜くには退職金の活用が重要!
物価上昇等に備え1~2割をNISAへ

 今年からスタートした話題のNISA。株と投信が年間100万円を上限に買えて、売却益や配当(分配)金が最長10年間非課税になるオトクな口座だ(詳細は図を参照)。

 じつは、このNISAが退職金と非常に相性がいいのだ。退職金、つまり老後資金は多くのリスクにさらされているのをご存知だろうか。

 最大のリスクはあなたと配偶者の「長生き」だ。65歳の男性は4人に1人が、女性だと2人に1人が90歳以上まで生きる。つまり、「老後は30年以上」という前提で計画を立てないと、資金不足に陥る危険があるのだ。そうかと言って預金残高の維持に注力するのも危険。30年のスパンなら、その間にインフレが到来する可能性は極めて高く、退職金も銀行に預けたままでは価値が目減りしてしまうからだ。

 この2つのリスクをカバーしてくれるのが投資。退職金の一部はリスクを取って投資に回すことで、長生きやインフレのリスクを低減することができる。

 そして投資にNISAを組み合わせれば、税金がゼロになるのでより効率よくお金を増やすことを狙える。

初めての投資にはリスクがいっぱい!
退職金を全額投資して半年で失った人も

 ところが、退職金で投資を始めようとすると、ここでも2つのリスクが待ち構えている。

 1つがタイミングのリスク。例えば08年3月末に退職したAさん。4月に退職金を全額投資に回したら、9月に発生したリーマンショックで資産が消失してしまったという。もう1つが投資に対する知識不足のリスク。経験も知識も不十分なのに、いきなり全額を投資して失敗する人が後を絶たない。

 NISAは年100万円までしか買えないので、「投資に回すのはNISA分だけ」と決めておけば安心だ。また、プロの手を借りるのも有効だ。投信なら1万円から買えて、プロがあなたに代わって世界中の有望な資産へ投資してくれるのだ。

NISAが退職金と相性がいいと言うことがわかったところで、いよいよここからが投信選びとなるわけだが、現在発売中のダイヤモンド・ザイ5月号では、退職金で投資するのに適した投信24本を大公開している。投信はどこで買うかによって、まったく同じモノでも手数料が0~3%と異なることがある。そこでザイでは、手数料ゼロで買えるネット証券がどこなのかも一目でわかるようになっている。