個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2015年5月29日 ザイ・オンライン編集部

[勝ち組個人投資家の株のワザ!]
マネックス証券で50銘柄のチャートを毎日確認して
わずか2年半で元手100万円を1400万円に!

ブログ「マーシの株日記」を毎日更新している京都在住のマーシさん。京手描き友禅の着物や帯の制作元の跡取りとして働く傍ら、株の売買に勤しんでいる。信用取引ではなく現物取引のみで12年末から2年半で100万円を1400万円まで増やしたという、その手法に迫った。

ライブドアショックの教訓から
「逆指値の売り注文」は必ず設定!

 わずか2年半という期間で元手100万円を1400万円に増やしたと聞くと、日中、パソコンの前に張り付いて売買を繰り返すデイトレーダーを思い浮かべる人が多いだろうが、マーシさんのスタイルは決してそうではない。昼間は着物や帯の製作元の跡取りとしての仕事をしっかりこなすため、中長期投資が基本だ。時期的にアベノミクスの追い風もあったが、勝ち続けている理由はほかにある。

 「業績ももちろん見ますが、チャートを重視しています。RSIから割安かどうかを判断し、さらに短期・中期・長期の3つの移動平均線が上向きになっているかをチェック。そして、長い期間一定の範囲内を株価が行ったり来たりしているボックス相場の株が高値を抜けた後に一度調整するところを買います。ボックス相場の期間が長ければ長いほど、買った後の上昇幅が大きいんですよ」

とマーシさんは株で儲ける買い方のポイントを語る。

 そんなマーシさんだが、05年に株を始めて一時は資産を増やしたものの、ライブドアショックで売り抜けられずに大損した経験があり、06年には株をやめていたという。

 「当時の経験から“損小利大”を信条にしています。昼間は相場が見られないため、ネット証券の損切りの逆指値は必ず入れています」

 マーシさんは12年末に買ったケネディクス(4321)で大きな利益を出したのを皮切りに、フライトHD(3753)エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)トレックス・セミコンダクター(6616)などで資産を増やしていった。

*画像をクリックするとフライトHD(3753)の最新のチャートがご覧になれます(SBI証券のサイトに移動します)。

 「マネックス証券で中小型株を中心に随時50銘柄を登録して動きを見ています。仕事の空き時間にチェックしチャートを見て、ボックス相場を上抜けて調整の下げにある”いける銘柄”が見つかれば指値を入れます。買った後は、移動平均線の下に逆指値の売り注文を入れて損失額を確定しておき、割り込むかどうかを見守ります」

 登録した50銘柄は毎日チェックし、買う前にボックス相場の下限を割り込むなどチャートの形が崩れたらその銘柄を除外して新たな株を登録する。

 「上昇の初動に乗ることができれば勝ち組、しかも大きく勝てる確率も高いので売買期間は中長期で考えています。ただ、毎日の株価のチェックは怠りません。だいたいこれだと思う4~5銘柄に均等配分していることが多く、いわゆる集中投資の部類になりますが、ボックス相場の上抜けが基本ですが、それだけでなく銘柄の関連テーマにも気を配り、各銘柄のテーマがかぶらないように分散することにも注意しています」

 そんなマーシさんだが、投資効率のアップを目指して今年2月からついに信用取引も始めたという。取引の幅を広げて更なる資産拡大を狙うステージに入ったようだ。