IPO株(新規上場株・新規公開株)で儲ける方法!

(2024年12月2日更新!)
IPO株(新規上場株・新規公開株)が購入できる証券会社(幹事証券会社、引受証券会社)やIPOのスケジュール、公開価格、初値予想、買い方のノウハウなどを『ザイ・オンライン』編集部が解説! また、IPOをする注目銘柄の業績や財務の分析やアナリストの見解、市場の注目度、さらには著名なIPO投資家の投資判断や「IPOを当てる秘訣」など、IPO投資に必要な情報を公開! さらに、証券会社ごとに過去の取扱実績や抽選方法などを分析し、IPOを申し込む際のおすすめ証券会社比較も。IPOに注目する個人投資家はもちろん、株式投資&IPO初心者にとって役立つ情報・解説記事を掲載します!

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!■
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え!通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
⇒IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!

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【2024年12月2日更新!】

本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
【2024年版】IPO主幹事の多いおすすめ証券会社

◆まずは主幹事の多い証券会社で口座開設を!
IPO投資では、当選確率を上げるために複数の証券会社から申し込むのが基本的な戦略だが、中でも重要となるのが「主幹事」の証券会社。他の取り扱い証券会社とくらべると、「主幹事」はの数十倍もの株数が割り当てられることも珍しくなく、それだけ当選する確率は圧倒的に高い。本気でIPO当選を目指すなら、少なくとも主幹事の実績が多い証券会社の口座は開設しておこう。

◆SMBC日興証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2022 2021 2020
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取扱銘柄数ともに全証券会社中でもトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数はダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年3月末時点。
【2024年12月2日更新!】

数多くのIPO株に申し込める!
【2024年版】IPO取扱銘柄数の多いおすすめ証券会社

◆「取扱銘柄数」の多い証券会社も押さえておこう
主幹事の多い証券会社を押さえたら、次に口座を開設しておきたいのがIPOの「取扱銘柄数」の多い証券会社だ。「取扱銘柄数」の多い証券会社の口座を持っていれば、それだけ数多くのIPO株に申し込めて当選確率がアップ! 積極的にIPO株投資をしたいのであれば、たとえ主幹事は少なくとも「取扱銘柄数」の多い証券会社の口座も持っておくといいだろう。

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
0社
61社
0社
65社
0社
74社
100%:1単元1票の平等抽選 1100万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2023年には61社と全証券会社のなかで堂々の第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2024年4月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2022 2021 2020
0社
53社
0社
61社
1社
65社
100%:1人1票の平等抽選 260万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2023年の取扱銘柄数は53社と全証券会社中で第4位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
0社
70社
0社
55社
0社
56社
70%以上:1人1票の平等抽選 155万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2023年には70社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券) ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
0社
49社
0社
38社
0社
47社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
42万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
0社
42社
0社
37社
0社
45社
10%以上:1人1票の平等抽選 35万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2022年が37社、2023年が42社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。2020年1月からは、NISA口座でにIPOの購入が可能になった。
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◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
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◆auカブコム証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
0社
26社
0社
23社
0社
42社
10%以上:1人1票の平等抽選 170万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「auカブコム証券」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は注記のないものは2024年3月末時点。
注目の証券会社!

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