「8月に権利が確定する株」の配当利回りランキング！ 利回り4.8％の｢AVANTIA｣、利回り4.8％で4期連続増配の｢和田興産｣など、おすすめの高配当株を紹介！

2023年8月に権利が確定する銘柄の
「配当利回りランキング」を公開！

　約3900社ある上場企業のうち、2023年8月に「配当」の権利が確定するのは「8月決算会社（期末配当）」か「2月決算会社（中間配当）」のいずれかで、該当する企業は約300社も存在する。これでは配当の権利が確定する銘柄や、その銘柄の配当金、配当利回りなどを調べて、どの銘柄に投資するのがお得なのかを把握しておくのは非常に困難だ。

　そこで、ザイ・オンラインでは2023年8月に配当の権利が確定する銘柄について、年間配当額や配当利回り、増配の有無などを調査し、「配当利回り」の高さでランキングを作成！　その中で、調査時点の配当利回りが2023年6月の東証プライムの平均利回り（2.31％、配当実施企業のみ）を上回る「高配当株」上位30銘柄を紹介していく（なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2023年7月21日の終値で算出）。
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　ただし、何らかの要因で株価が急落して「高配当」になっている銘柄などもある可能性には要注意。念のため、今回のランキングでは「配当額＞純利益」で「配当性向が100％」を超えていたり、「純利益がマイナス（赤字）」となっていたりする銘柄は除外しているが、「配当利回りの高さ」だけでなく、直近の業績予想や開示情報にも目を通すようにしよう。
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　なお、このランキング表のあとに「前期比『増配予想』株の配当利回りランキング！」も掲載しているのでお見逃しなく！
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■8月に権利が確定する高配当株ランキング！ ベスト30 　（2023年7月21日時点）
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （8月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
1位	三栄建築設計（東P・3228）
	5.14％	75円（37.5円）	横ばい	―	8/29	14万5900円
2位	JESCOホールディングス（東S・1434）
	5.01％	30円（30円）	増配	―	8/29	5万9800円
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3位	グラファイトデザイン（東S・7847）
	4.98％	40円（20円）	減配	―	8/29	8万200円
4位	IDOM（東P・7599）
	4.57％	35.8円（14円）	減配	―	8/29	7万8200円
5位	和田興産（東S・8931）
	4.56％	52円（26円）	増配	―	8/29	11万4000円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒和田興産（8931）、3期連続の「増配」を発表して、配当利回り4.9％に！ 年間配当は3年で1.4倍に増加、2024年2月期は前期比2円増の｢1株あたり52円｣に！
6位	エーアイテイー（東P・9381）
	4.40％	80円（40円）	横ばい	―	8/29	18万1500円
7位	ベルシステム24ホールディングス（東P・6183）
	4.35％	60円（30円）	横ばい	―	8/29	13万7800円
8位	AVANTIA（東P、名P・8904）
	4.33％	38円（19円）	横ばい	有	8/29	8万7600円
9位	イオンフィナンシャルサービス（東P・8570）
	4.29％	53円（25円）	横ばい	―	8/29	12万3300円
10位	MORESCO（東P・5018）
	3.85％	45円（20円）	増配	有	8/29	11万6800円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （8月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
11位	中本パックス（東P・7811）
	3.82％	62円（31円）	横ばい	有	8/29	16万2000円
12位	アレンザホールディングス（東P・3546）
	3.82％	38円（19円）	横ばい	有	8/29	9万9300円
13位	明光ネットワークジャパン（東P・4668）
	3.72％	24円（12円）	増配	有	8/29	6万4400円
14位	エッチ・ケー・エス（東S・7219）
	3.71％	80円（80円）	増配	有	8/29	21万5200円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒エッチ・ケー・エス、3期連続の「増配」を発表して、配当利回り4.0％に！ 年間配当は3年で2.6倍に増加、2023年8月期は前期比30円増の｢1株あたり80円｣に！
15位	あさひ（東P・3333）
	3.60％	45円（22.5円）	増配	―	8/16	12万5000円
16位	トーヨーアサノ（東S・5271）
	3.59％	60円（35円）	増配	有	8/29	16万7000円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒トーヨーアサノ（5271）、「増配」を発表して、配当利回りが3.5％に！ 年間配当額は1年で1.2倍に増加、2024年2月期は前期比10円増の｢1株あたり60円｣に！
17位	日創プロニティ（東S、福・3440）
	3.50％	30円（30円）	増配	―	8/29	8万5700円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒日創プロニティ(3440)、｢増配｣を発表し、配当利回り4.3％にアップ！「設立40周年記念配当」も実施する2023年8月期は前期比15円増の｢1株あたり30円｣に！
18位	富士精工（名M・6142）
	3.47％	50円（25円）	横ばい	―	8/29	14万3800円
19位	エストラスト（東S、福・3280）
	3.42％	22円（11円）	増配	―	8/29	6万4200円
20位	東京個別指導学院（東P・4745）
	3.41％	16円（8円）	減配	―	8/29	4万6800円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （8月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
21位	トーセ（東S・4728）
	3.37％	25円（12.5円）	横ばい	―	8/29	7万4100円
22位	マルゼン（東S・5982）
	3.34％	70円（35円）	横ばい	有	8/29	20万9000円
23位	DCMホールディングス（東P・3050）
	3.33％	40円（20円）	横ばい	有	8/29	11万9800円
24位	進和（東P、名P・7607）
	3.32％	72円（36円）	減配	有	8/29	21万6700円
25位	AFC-HDアムスライフサイエンス（東S・2927）
	3.29％	27.5円（12.5円）	横ばい	有	8/29	8万3400円
26位	暁飯島工業（東S・1997）
	3.21％	45円（45円）	減配	―	8/29	13万9800円
27位	ソーバル（東S・2186）
	3.12％	33円（16.5円）	横ばい	有	8/29	10万5700円
28位	オークワ（東P・8217）
	3.07％	26円（13円）	横ばい	有	8/16	8万4600円
29位	イオンディライト（東P・9787）
	2.96％	86円（43円）	増配	有	8/29	28万9700円
30位	アクサスホールディングス（東S・3536）
	2.94％	4円（4円）	横ばい	有	8/29	1万3600円
※株価などのデータは2023年7月21日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 「8月に権利が確定する株」の中で、配当利回りが2023年6月の東証プライムの平均利回り（2.31％、配当実施企業のみ）を上回る上位30銘柄の「高配当株」は上記の通りだ。ただし、今回のランキングでは配当性向での足切りこそしているものの、「高配当株」は「将来の減配」といったリスクが比較的高めであるのもまた事実。

　そこで、「8月に権利が確定する株」の中で、「前期比で増配予想」となっている銘柄の配当利回りランキングも作成！　さきほどの「8月に権利が確定する高配当株ランキング」と比べて配当利回りは全体的に低くなるが、その分、リスクは抑えられていると考えていいだろう。

　また、表には年間の「配当回数」も記載した。「配当回数」が「年1回」の銘柄は、「8月の権利確定分」がそのまま「年間配当額」となるため、効率的に配当がもらえると言える。それではさっそく見ていこう！

■8月に権利が確定する、前期比「増配予想」株の 　配当利回りランキング！ ベスト20 　（2023年7月21日時点）
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （8月確定額）	配当回数 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
1位	JESCOホールディングス（東S・1434）
	5.01％	30円（30円）	年1回	―	8/29	5万9800円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒JESCOホールディングス、特別配当による｢増配｣で、配当利回り5.5％に！ 年間配当は2年で2.1倍に増加、2023年8月期は前期比15円増の｢1株あたり30円｣に！
2位	和田興産（東S・8931）
	4.56％	52円（26円）	年2回	―	8/29	11万4000円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒和田興産（8931）、3期連続の「増配」を発表して、配当利回り4.9％に！ 年間配当は3年で1.4倍に増加、2024年2月期は前期比2円増の｢1株あたり52円｣に！
3位	MORESCO（東P・5018）
	3.85％	45円（20円）	年2回	有	8/29	11万6800円
4位	明光ネットワークジャパン（東P・4668）
	3.72％	24円（12円）	年2回	有	8/29	6万4400円
5位	エッチ・ケー・エス（東S・7219）
	3.71％	80円（80円）	年1回	有	8/29	21万5200円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒エッチ・ケー・エス、3期連続の「増配」を発表して、配当利回り4.0％に！ 年間配当は3年で2.6倍に増加、2023年8月期は前期比30円増の｢1株あたり80円｣に！
6位	あさひ（東P・3333）
	3.60％	45円（22.5円）	年2回	―	8/16	12万5000円
7位	トーヨーアサノ（東S・5271）
	3.59％	60円（35円）	年2回	有	8/29	16万7000円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒トーヨーアサノ（5271）、「増配」を発表して、配当利回りが3.5％に！ 年間配当額は1年で1.2倍に増加、2024年2月期は前期比10円増の｢1株あたり60円｣に！
8位	日創プロニティ（東S、福・3440）
	3.50％	30円（30円）	年1回	―	8/29	8万5700円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒日創プロニティ(3440)、｢増配｣を発表し、配当利回り4.3％にアップ！「設立40周年記念配当」も実施する2023年8月期は前期比15円増の｢1株あたり30円｣に！
9位	エストラスト（東S、福・3280）
	3.42％	22円（11円）	年2回	―	8/29	6万4200円
10位	イオンディライト（東P・9787）
	2.96％	86円（43円）	年2回	有	8/29	28万9700円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （8月確定額）	配当回数 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
11位	MS&Consulting（東S・6555）
	2.93％	18円（9円）	年2回	―	8/29	6万1300円
12位	No.1（東S・3562）
	2.93％	33円（16.5円）	年2回	―	8/29	11万2400円
13位	ローソン（東P・2651）
	2.90％	200円（100円）	年2回	―	8/29	68万8400円
14位	日本BS放送（東S・9414）
	2.79％	26円（26円）	年1回	―	8/29	9万2900円
15位	コーナン商事（東P・7516）
	2.77％	95円（47円）	年2回	有	8/29	34万2500円
16位	ヒマラヤ（東P、名P・7514）
	2.73％	26円（13円）	年2回	有	8/29	9万5000円
17位	S FOODS（東P・2292）
	2.54％	84円（42円）	年2回	有	8/29	32万9500円
18位	わらべや日洋ホールディングス（東P・2918）
	2.53％	70円（35円）	年2回	―	8/29	27万5900円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒わらべや日洋HD(2918)、3期連続｢増配｣を発表し、配当利回り3.9％に！ 年間配当は3年で1.7倍に増加、2024年2月期は前期比5円増の｢1株あたり70円｣に！
19位	イズミ（東P・8273）
	2.53％	88円（44円）	年2回	有	8/29	34万7300円
20位	シー・ヴイ・エス・ベイエリア（東S・2687）
	2.47％	20円（10円）	年2回	有	8/29	8万900円
※株価などのデータは2023年7月21日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 「前期比で増配予想」という条件を付け加えたことで配当利回りは全体的に低くなったが、よく見ると、1位の「JESCOホールディングス」や5位の「エッチ・ケー・エス」などは配当が年1回（8月のみ）となっている。そういった銘柄は年2回の配当を実施している銘柄よりも、「8月の権利確定分」の利回りが高い可能性もあるので注目しておきたい。
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⇒｢高配当株｣と｢増配株｣では、どちらに投資すべきか？｢増配｣は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、｢高配当｣は株価や配当額に左右される不安定なもの！

2023年8月末が「権利確定日」の銘柄は
8月29日（火）の「権利付き最終日」に保有しておこう！

　最後に、2023年8月の「権利確定日」と「権利付き最終日」を忘れずに確認しておこう。「権利確定日」が2023年8月末の場合、「権利付き最終日」は2023年8月29日となるので、8月29日に株を保有しておくようにしよう。なお、8月18日が「権利確定日」の「あさひ」と「オークワ」は8月16日が「権利付き最終日」になるので要注意！

　ちなみに、高配当株には「『権利付き最終日』の翌日の『権利落ち日』に株価が下落」しやすい傾向もあるため、「権利付き最終日」直前に株を購入して配当の権利を得ても、「権利落ち日」に株価が下落して配当以上に損をする可能性もあるので注意しておこう。その傾向を逆手に取って、長期保有する前提であれば「権利落ち日」に購入することも検討してみよう。
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【GMOクリック証券のおすすめポイント】 1日100万円まで取引は売買手数料無料！ 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ！ 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ！
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1約定ごと（税込）			1日定額（税込）	投資信託 ※1	外国株
10万円	20万円	50万円	50万円
◆SBIネオトレード証券（旧:ライブスター証券） ⇒詳細情報ページへ
0円 （1日定額）	0円 （1日定額）	0円 （1日定額）	0円/日	36本	○ （米国株CFD）
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株（現物・信用）やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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【積極的に売買する短期トレーダーに人気！】
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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  桐谷さんも愛用⇒関連記事はこちら

  

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