会社名 | エコナビスタ |
市場・コード/業種 | グロース・5585/情報・通信業 |
上場日 | 7月26日 |
申込期間(BB期間) | 7月7日~7月13日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、マネックス証券、松井証券、楽天証券、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 3300円(+153.85%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
エコナビスタが7月26日にIPO(新規上場)!

エコナビスタは、2023年6月21日、東京証券取引所に上場承認され、2023年7月26日にIPO(新規上場)することが決定した。
エコナビスタは2009年11月18日に設立された。ライフリズムナビSleepSensor等各種センサーから得られた睡眠と生活習慣に関するビッグデータに最新の解析技術を適用し、特徴量を可視化(Visualization)、AIを始めとした様々なソフトウェアを開発している。開発した各種AIを利用者が使いやすいソリューションに実装し、価値化(Value-ization)することで社会課題解決型のサービスとして提供している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
エコナビスタのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 7月5日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 7月7日~7月13日 | |||||
公開価格決定 | 7月14日 | |||||
購入申込期間 | 7月18日~7月21日 | |||||
払込日 | 7月25日 | |||||
上場日 | 7月26日 |
エコナビスタのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2023年7月7日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
1.7% | |||||
マネックス証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
0.3% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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みずほ証券(主幹事証券) | 95.7% | |||||
野村證券 | 1.7% |
エコナビスタのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 1110円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1180~1300円 [26.2倍~28.9倍] |
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公募価格 | 1300円 | |||||
初値 | 3300円 | |||||
初値騰落率 | +153.85% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 750~7500円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社4社の予想PER(2023年7月3日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【4社平均】 | 1066.7倍 | |||||
PKSHA Technology<3993> | 150.0倍(連) | |||||
FRONTEO<2158> | 611.0倍(連) | |||||
AI inside<4488> | 2,439.2倍 | |||||
ニューラルグループ<4056> | ―倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。
エコナビスタの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 577万6630株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募100万株 売出110万株 (オーバーアロットメントによる売出31万5000株) |
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想定公開規模(※1) | 26.8億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
エコナビスタは健康状態推移予測AIなどを開発
睡眠解析技術を通じた健康状態推移予測AIの開発と、開発したAIを実装した『ライフリズムナビ+Dr.』サービスなど、社会課題解決型ソリューションを提供する。
ライフリズムナビ+Dr.は各種センサーを活用した高齢者施設向けSaaS型見守りシステムとして提供している。各種センサーから取得された睡眠データ、バイタルデータ、環境データ等のビッグデータはクラウド上に蓄積され、同社独自の解析技術により即時処理が施され、その結果をリアルタイムで介護施設のスタッフルームのパソコンや、各スタッフが保有するスマートフォン、タブレットに表示する。これにより施設のスタッフは日勤帯、夜勤帯を問わず各居室の様子を把握することができ、不要な訪室による状態確認業務を削減、業務効率化を図ることができる。
社会的に問題となっている介護スタッフの負担を低減する様々なソフトウェアを開発しており、投資家の注目を集めよう。
公開規模は29億円程度が見込まれ一定の規模があるが、大株主にベンチャーキャピタルは見当たらず需給面での懸念は小さい。
◆「エコナビスタ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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エコナビスタの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2019/10 | 183 (―) |
2 (―) |
1 (―) |
|||
2020/10 | 309 (68.5%) |
31 (1154.0%) |
31 (1610.4%) |
|||
2021/10 | 535 (73.4%) |
134 (328.4%) |
125 (293.4%) |
|||
2022/10 | 893 (66.8%) |
304 (127.0%) |
197 (57.6%) |
|||
2023/10予 | 1,065 (19.2%) |
375 (23.2%) |
260 (31.4%) |
|||
2023/4 2Q | 825 (―) |
415 (―) |
287 (―) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:45.01円/0.00円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
エコナビスタの業績コメント

2023年10月期の業績は、売上高が前期比19.2%増の10.6億円、経常利益が同23.2%増の3.7億円と増収増益の見通しとなっている。
足元では、同社は「今と未来を見える化し 次世代の安心を創造する」という経営理念に基づき策定した中期経営計画の達成を目指し、伴走型カスタマーサクセスによる顧客満足度を重視した戦略を通じ、ライフリズムナビ+Dr.のシェア拡大による事業の拡大および収益性の向上に取り組んでいる。
ライフリズムナビ事業では、センサー機器の販売とストック収益からなり、新規顧客の獲得とその後の既存顧客グループへの水平展開の増加に加え、Churn Rate 0%を維持した月額利用料を継続した結果、第2四半期累計期間(2022年11月1日~2023年4月30日)における業績は、ライフリズムナビ全体の売上高は7億6415万3000円、内月額利用料の売上高は4953万3000円となった。受託研究開発事業につきいては、ビッグデータ解析技術に基づいた社会課題解決のための研究開発や一部既存のホームオートメーション案件の受託を行っているが、ライフリズムナビ+HOMEの受託開発案件が増加したことから、売上高は6111万9000円となった。
なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高8.2億円で77.4%、経常利益4.1億円で110.6%となっている。
エコナビスタの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都千代田区紀尾井町3番1号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 渡邉 君人(昭和49年7月23日生) | |||||
設立 | 平成21年11月18日 | |||||
資本金 | 4億1632万円(令和5年6月21日現在) | |||||
従業員数 | 32人(令和5年5月31日現在) | |||||
事業内容 | 睡眠解析技術を通じた健康状態推移予測AIの開発と、開発したAIを実装した「ライフリズムナビ+Dr.」サービス等、社会課題解決型ソリューションの提供 |
■売上高構成比率(2022/10期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
ライフリズムナビ事業 | 893 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 893 百万円 | 100.0% |
■大株主上位8位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 株式会社ココアアセット | 279万250株 | 58.41% | |||
2 | ヒューリック株式会社 | 67万2750株 | 14.08% | |||
3 | 東京ガス株式会社 | 62万2750株 | 13.04% | |||
4 | 梶本 修身 | 36万3000株 | 7.60% | |||
5 | ソニーグループ株式会社 | 13万8880株 | 2.91% | |||
6 | グローリー株式会社 | 10万株 | 2.09% | |||
7 | Sony Innovation Fund 3 L.P. | 5万株 | 1.05% | |||
8 | 株式会社GMS | 3万9000株 | 0.82% | |||
合計 | 477万6630株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | <1>人材確保費用、<2>ハードウェア調達費用、<3>研究開発費(ハードウェア・ソフトウェア)に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2022年7月29日 | ||||
割当先 | グローリー(株)、ヒューリック(株)、Sony Innovation Fund 3 L.P. | |||||
発行価格 | 944円 ※株式分割を考慮済み |
◆「エコナビスタ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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エコナビスタの銘柄紹介
同社は経営理念「今と未来を見える化し 次世代の安心を創造する」に基づき、ライフリズムナビSleepSensor等各種センサーから得られた睡眠と生活習慣に関するビッグデータ(注1)に最新の解析技術を適用し、特徴量(注2)を可視化(Visualization)、AIを始めとした様々なソフトウェアを開発している。開発した各種AIを顧客が使いやすいソリューションに実装し、価値化(Value-ization)することで社会課題解決型のサービスとして提供している。
現在の主たる事業としては超高齢社会の進展に伴い現実的な課題が山積する介護業界を中心に、DX(注3)の推進による業務効率化とケアの質向上を両立する「ライフリズムナビ+Dr.」、ライフリズムナビ+Dr.で培ったノウハウを在宅介護領域に最適化し事業パートナーを通じて展開するサービス「ライフリズムナビ+HOME」がある。これらのライフリズムナビ事業は、同社が事業を通して蓄積してきた高密度かつ長期間の睡眠データ、バイタルデータ(注4)をベースに医学的知見を加えた独自の解析技術、創業時から得意とするセンサフュージョン技術(注5)を組み合わせ、SaaS型(注6)見守りサービスとして提供している。
また同社はもう一つの事業ポートフォリオとして受託研究開発事業を設定しており、ライフリズムナビ事業を通じて永続的に蓄積し続けているビッグデータ、ビッグデータの可視化(Visualization)×価値化(Value-ization)技術、そこから生み出される疲労回復度予測AIや認知症予測AIのような健康状態の推移を予測するAIを中核に、介護や医療業界に限らずハウスメーカーやデベロッパーなど住宅関連事業者や衣類・寝具メーカーといった様々な共創パートナーとの連携を実現し、事業領域を限定しない価値創造型の事業として展開している。
同社の特徴として顧客から取得するビッグデータを起点としたソフトウェアサービスを提供する事業者でありながら、睡眠やバイタルデータを取得しサービスの中核を担うライフリズムナビSleepSensorを内製化した、メーカーポジションであることが挙げられる。
一般的にハードウェアの要素技術開発から量産化までの工程は複雑であり、技術的なノウハウが求められる他、製造体制を確立するまでには相当な投資が必要とされる。そのためデータサイエンス領域ではソフトウェアのみ手掛ける企業が多い中、同社ならではのソフトとハードの両方を一貫して開発するスタイルはSleepSensorの計測精度や安定性を高めつつ、スピーディーに実装可能となる競争優位性の高い要素と考えている。同社ではこの開発モデルを様々な業種や事業領域に適用可能で共創の根幹を支えるコアコンピタンスとして設定している。
(注)1.総務省の定義では「ビッグデータは、典型的なデータベースソフトウェアが把握し、蓄積し、運用し、分析できる能力を超えたサイズのデータを指す。」とされているが、同社では累計ご利用者数が1万人を超える対象者の、睡眠や活動、温湿度などの時間的に連続したデータをビッグデータとして取り扱っている。
2.特徴量とは、データを変換し、活用可能な意味のある結果として抽出するまでの、過程における値のことである。
3.DX(ディーエックス)とは、「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略称。
4.同社では心拍数、呼吸数、体動データを基本的なバイタルデータとして取り扱っている。
5.同社では空間情報を取得するセンサーや生体情報を取得するセンサーを組み合わせ、得られた各種データを自動的に分析および合成することで、リアルタイムに判断結果を出力する技術としている。
6.SaaS(サース)とは、Software as a Serviceの略称で、「インターネット経由でアプリケーション機能を提供するサービスの形態」を指す。
エコナビスタの投資のポイント
公開規模は小さくはないが、睡眠解析技術を通じた健康状態推移予測AIの開発を手掛け、それを実装したライフリズムナビ+Dr.にて社会的に問題となっている介護スタッフの負担を低減する様々なソフトウェアなどを開発しており、投資家の注目を集めよう。
現在の主たる事業としては超高齢社会の進展に伴い現実的な課題が山積する介護業界を中心に、DXの推進による業務効率化とケアの質向上を両立する「ライフリズムナビ+Dr.」、ライフリズムナビ+Dr.で培ったノウハウを在宅介護領域に最適化し事業パートナーを通じて展開するサービス「ライフリズムナビ+HOME」がある。これらのライフリズムナビ事業は同社が事業を通して蓄積してきた高密度かつ長期間の睡眠データ、バイタルデータをベースに医学的知見を加えた独自の解析技術、創業時から得意とするセンサフュージョン技術を組み合わせ、SaaS型見守りサービスとして提供している。
ライフリズムナビ+Dr.は各種センサーを活用した高齢者施設向けSaaS型見守りシステムとして提供している。センサーはスタッフの介護や介助を阻害せず、また介護ベッドの寝心地を損なわない薄型形状のライフリズムナビSleepSensorを始めとして、人感センサー、ドアのあけしめセンサー及び温湿度センサー等の基本的な組み合わせのほか、利用者(各施設事業者)のニーズに合わせてエアコンの遠隔コントローラ、顔認証カメラ、ナースコールの代替機能を持つ呼び出しボタンや見守りコール、体温計・血圧計・血中酸素濃度計などの各種バイタル計測器等も任意に選択可能となっている。
これにより、個室が主体の有料老人ホームや多床室が主体の特別養護老人ホームなど、顧客ごとに最適な組み合わせが利用可能となっている。各種センサーから取得された睡眠データ、バイタルデータ、環境データ等のビッグデータはクラウド上に蓄積され、同社独自の解析技術により即時処理が施され、その結果をリアルタイムで介護施設のスタッフルームのパソコンや、各スタッフが保有するスマートフォン、タブレットに表示する。これにより施設のスタッフは日勤帯、夜勤帯を問わず各居室の様子を把握することができ、不要な訪室による状態確認業務を削減、業務効率化を図ることができる。
2023年10月期の業績は、売上高が前期比19.2%増の10.6億円、経常利益が同23.2%増の3.7億円と増収増益の見通しとなっているが、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高8.2億円で77.4%、経常利益4.1億円で110.6%となっている。ライフリズムナビ事業では、センサー機器の販売とストック収益からなり、ライフリズムナビ全体の売上高は7.6億円、このうち月額利用料の売上高は4.9億円だった。
公開規模は29億円程度が見込まれ一定の規模があるが、大株主にベンチャーキャピタルは見当たらず需給面での懸念は小さい。
◆「エコナビスタ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
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【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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【関連記事】 ◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介 ◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |