IPO株の銘柄分析&予想

「Japan Eyewear Holdings(ジャパンアイウェアホールディングス)」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のメガネの企画・製造・販売企業との比較や予想まで解説![2023年11月16日 情報更新]

2023年10月12日公開(2023年11月16日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 Japan Eyewear Holdings(ジャパンアイウェアホールディングス)
市場・コード/業種 スタンダード・5889/小売業
上場日 11月16日
申込期間(BB期間) 10月31日~11月7日
おすすめ証券会社 大和証券SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券楽天証券マネックス証券松井証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1271円(-6.54%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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Japan Eyewear Holdingsが10月24日にIPO(新規上場)!

「Japan Eyewear Holdings」の公式サイトより

 Japan Eyewear Holdingsは、2023年10月12日、東京証券取引所に上場承認され、2023年11月16日~11月22日のいずれかの日にIPO(新規上場)することが決定した。正式な上場日は上場の4営業日前までに決定予定。

 Japan Eyewear Holdingsは2019年7月29日に設立された。眼鏡の製造・販売を主たる事業としており、持株会社であるJapan Eyewear Holdings株式会社と、事業を担う金子眼鏡グループとフォーナインズグループから構成されている。2023年1月期においては、連結売上のうち、約6割を金子眼鏡グループが、約4割をフォーナインズグループが占めている。世界トップクラスのラグジュアリー眼鏡ブランドとしての地位を確立することを目指し、国内外における直営店展開のさらなる積極化を通じ、グローバルの一角を占める企業となるべく事業を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

Japan Eyewear HoldingsのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10月30
ブックビルディング(抽選申込)期間 10月31日~11月7日
公開価格決定 11月8日
購入申込期間 11月9日~11月14日まで
払込日 11月15日
上場日 11月16日

Japan Eyewear HoldingsのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年11月9日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
39.6
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
1.7
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) 54.3  
野村證券 0.9%  
みずほ証券 0.9%  

Japan Eyewear HoldingsのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1700
仮条件
[予想PER(※2)
1330~1360円
16.8倍~17.2倍]
公募価格 1360円
初値 1271円
初値騰落率 -6.54%
予想トレーディングレンジ(※3) 900~2800
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年10月26日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 28.3倍
JINSHD<3046> 31.8倍(連)
パリミキHD<7455> 28.1倍(連)
愛眼<9854> 25.1倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

Japan Eyewear Holdingsの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 2394万4260株(予定)
公開株式数 公募140万株  売出520万8000株
(オーバーアロットメントによる売出99万1000株)
想定公開規模(※1) 129.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

Japan Eyewear Holdingsは鯖江発の高級眼鏡ブランドグループ

 アイウェアの企画・デザイン・製造・卸及び販売を手掛ける。2021年にフォーナインズグループを買収。世界トップクラスのラグジュアリー眼鏡ブランドとしての地位を確立することを目指している。連結売上のうち、約6割を金子眼鏡グループが、約4割をフォーナインズグループが占めている。

 売出株放出元がファンドが多く占めていることから出口案件というイメージをもたれそうだ。一方、上場している他の眼鏡関連と比較すると、売上成長率が利益率が群を抜いている印象。

 公開規模は100億円台前半となる見込み。IPO市場への資金流入が低調な状況が続いており、上場日まで相場環境を注視したい。

◆「Japan Eyewear Holdings」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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Japan Eyewear Holdingsの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損失
(伸び率)
純損失
(伸び率)
2020/1 (―)
(―)
▲ 3
(―)
▲ 3
(―)
2021/1 (―)
(―)
▲ 5
(―)
▲ 6
(―)
2022/1 (―)
(―)
▲ 14
(―)
▲ 15
(―)
2023/1
(―)
▲ 19
(―)
▲ 20
(―)
2024/1予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上収益
(伸び率)
税引前利益
(伸び率)
当期利益
(伸び率)
2022/1 7,073
(―)
515
(―)
90
(―)
2023/1 10,722
(51.6%)
1,305
(153.4%)
292
(224.4%)
2024/1予 13,090
(22.1%)
3,110
(138.3%)
1,897
(549.7%)
2022/7 2Q 5,121
(―)
651
(―)
140
(―)
2023/7 2Q 6,403
(25.0%)
1,582
(143.0%)
886
(532.9%)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:79.23円/17.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

Japan Eyewear Holdingsの業績コメント

 2024年1月期の業績は、売上収益が前期比22.1%増の130.9億円、税引前利益が同138.3%増の31.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループは、「既存店の顧客数回復による売上増加」、「フレーム販売価格の見直し」、「積極的な新規出店」を軸として事業展開を継続しており、同社グループの主要ブランドである金子眼鏡、フォーナインズともに国内外の顧客から高い支持を得ている。

 金子眼鏡グループでは、国内顧客向け店舗販売が堅調に推移している。また、インバウンド顧客向け店舗販売は2022年10月以降急速に回復し、上期(2023年2月~7月)はコロナウイルス感染拡大前を超える水準となった。また、上期に新規出店計2店舗を実施した結果、国内店舗数は76店舗となった。さらには、2023年4月、中国・上海において中国1号店となる武康庭376店をオープンした。フォーナインズグループでは、2023年2月に販売価格改定を実施したほか、直営店における国内顧客の回復、インバウンド顧客の増加と相俟って、売上高は順調に推移している。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上収益64.0億円で48.9%、税引前利益15.8億円で50.9%となっている。

Japan Eyewear Holdingsの詳細情報

■基本情報
所在地 福井県鯖江市吉江町712番地2
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 金子 真也(昭和33年8月11日生)
設立 令和1年7月29日
資本金 1000万円(令和5年10月12日現在)
従業員数 新規上場会社13人 連結会社525人(令和5年9月30日現在)
事業内容 アイウェアの企画・デザイン・製造・卸及び販売
■売上高構成比率(2023/1期 実績)
品目 金額 比率
金子眼鏡事業 6,650 百万円 62.0%
フォーナインズ事業 4,072 百万円 38.0%
合計 10,722 百万円 100.0%
■大株主上位8位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 金子インベスト(株) 1079万640株 47.86%
2 日本企業成長投資1号投資事業有限責任組合 502万3640株 22.28%
3 Camellia Fund I Cayman, LP 271万5260株 12.04%
4 Cerasus Fund I Cayman, LP 210万8700株 9.35%
5 Wisteria Fund I Cayman, LP 139万2840株 6.18%
6 (株)日本政策投資銀行 46万9620株 2.08%
7 武川 広行 2万9040株 0.13%
8 三井 衛 1万4520株 0.06%
合計   2254万4260株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 同社及び金子眼鏡グループの福井県鯖江市における新社屋及び新工場の建設のために全額を充当する予定
関係会社 金子眼鏡(株) (連結子会社) 金子眼鏡事業
(株)フォーナインズ (連結子会社) フォーナインズ事業
(株)栄光眼鏡 (連結子会社) 金子眼鏡事業
他、連結子会社3社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2021年8月20日
割当先 日本企業成長投資1号投資事業有限責任組合、Camellia Fund I Cayman, LP、Cerasus Fund I Cayman, LP、Wisteria Fund I Cayman, LP
発行価格 500円 ※株式分割を考慮済み
◆「Japan Eyewear Holdings」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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Japan Eyewear Holdingsの銘柄紹介

 同社グループは、眼鏡の製造・販売を主たる事業としている。同社および連結子会社6社で構成され、持株会社である同社と、事業を担う金子眼鏡グループとフォーナインズグループから構成されている。2023年1月期においては、連結売上のうち、約6割を金子眼鏡グループが、約4割をフォーナインズグループが占めている。世界トップクラスのラグジュアリー眼鏡ブランドとしての地位を確立することを目指し、国内外における直営店展開のさらなる積極化を通じ、グローバルの一角を占める企業となるべく邁進している。

 同社グループは、熟練したクラフトマンシップにより自社で企画・デザインする高品質の眼鏡を製造し、ブランドの世界観を表現した独自の店舗を中心に販売している。

・金子眼鏡事業

 金子眼鏡グループは1958年に眼鏡卸売業として創業し、現在は眼鏡の企画・製造・販売をおこなっている。2023年1月期においては、売上高の約9割を直営店を通じた小売販売が占めている。2006年に一貫生産体制(SPA)に移行したことを契機に、顧客ニーズを素早く反映することが可能となり、金子眼鏡ブランドの売上高が飛躍的に向上し、高成長を遂げている。

 戦略的な拠点展開により、2023年9月末時点で主要都市部を中心に直営店舗80店(国内77店舗、フランス2店舗、中国1店舗)を運営している。また、国内卸においてはメガネ専門店およびアパレル業者に対し、東京を中心に取引を行っている。

 海外卸においては主に東アジア(中国、香港、台湾、韓国)各国の小売店を販売先としている。眼鏡産地「福井・鯖江」をコンセプトとして、クラシックなデザインを中心としながら、年齢・性別を問わず全ての顧客に寄り添った商品展開を行っている。眼鏡の世界三大産地の一つと言われる鯖江に自社工場3拠点を有し、主に自社で製造を行っている。年代、性別に偏りがなく、幅広い顧客から支持を得ている。

・フォーナインズ事業

 フォーナインズグループは1995年創業の高級ブランド眼鏡デザイン・販売会社である。2023年1月期における売上構成は、全体の約5割が取引先への卸販売、約5割が直営店を通じた小売販売となっている。2023年9月末時点で、都市部を中心に13の直営店舗(国内12店舗、シンガポール1店舗)を運営している。直営店の顧客は、40代~50代の男性が多くなっている。また、卸売先においては国内外で約1000店舗(国内約600店舗、海外約400店舗)の小売店と取引している。

 『眼鏡は道具である。』をコンセプトに、より機能性やモダンデザインに特化して商品展開を行っている。自社で企画・デザインを行い、鯖江の外部の協力工場に製造を委託している。最高品質の眼鏡フレームを追求した商品企画力、また、直営店及び取扱店による幅広い販売網を特徴としている。

 2021年に両グループの経営統合を行った。今後、両ブランドともに国内外での直営店出店を成長ドライバーとして考えており、出店先物件情報の共有化を通じてシナジーを追求するほか、金子眼鏡グループの保有する眼鏡フレーム製造工場を活かして同社グループ全体の内製化率を高めることにも取り組んでいく方針。

Japan Eyewear Holdingsの投資のポイント

 世界三大眼鏡産地といわれる福井県鯖江市に根差した眼鏡会社グループで、高級眼鏡ブランドを展開。公開規模は100億円超と大きい。売出株放出元もファンドが多く占めていることから出口案件というイメージをもたれそうだ。一方、上場している他の眼鏡関連と比較すると、売上成長率や利益率が群を抜いている印象。なお、10/1より開始となったIPO新ルール適用2件目で、上場日は1週間程幅を持たせた設定となっている。発行スケジュールについては今後正式に決定されるので、注意したい。

 同社グループは、持株会社である同社、金子眼鏡(株)を中心とする金子眼鏡グループ及び(株)フォーナインズを中心とするフォーナインズグループから構成されている。金子眼鏡グループは同社現代表取締役の父が1958年に福井県鯖江市で創業した金子眼鏡商会がはじまり。2021年にフォーナインズグループを買収。世界トップクラスのラグジュアリー眼鏡ブランドとしての地位を確立することを目指している。

 連結売上のうち、約6割を金子眼鏡グループが、約4割をフォーナインズグループが占めている。金子眼鏡直営店舗は2023年9月末時点で国内77店舗、フランス2店舗、中国1店舗。福井県鯖江市に自社工場3拠点を有する。フォーナインズ直営店舗は国内12店舗、シンガポール1店舗。卸売先は国内約600店舗、海外約400店舗。従業員は連結で525名。

 業績面について、2024年1月期の業績は、売上収益が前期比22.1%増の130.9億円、税引前利益が同138.3%増の31.1億円と増収増益の見通しとなっている。客数については、インバウンド客数の増加や、コロナウイルス感染症の5類移行後のアイウェア販売好調を背景とした日本人客数の増加を見込んでいる。

 客単価については、金子眼鏡事業では高価格商品・高機能レンズの好調な売れ行きや販売単価見直しの効果に伴い、直近実績を参考に、前期比3%程度の客単価上昇、フォーナインズグループは2月に実施済の販売単価見直しにより前期比3.5%程度の上昇を見込んでいる。なお、今期末までに金子眼鏡グループは国内81店舗に増える予定。

 想定仮条件水準の今期予想PERは20~22倍程度で、他の眼鏡小売関連と比較してやや割安感がある。

 公開規模は100億円台前半となる見込み。発行済株式は創業家(金子インベスト(株))が5割弱、(株)日本企業成長投資(NIC)系のファンドが5割弱を保有しており、そのうち創業家が約15%、NIC系ファンドが約31%を上場時に放出する。残りの株式には上場後180日間のロックアップがかかっている。IPO市場への資金流入が低調な状況が続いており、上場日まで相場環境を注視したい。

◆「Japan Eyewear Holdings」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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