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南都銀行(8367)、3期連続となる「増配」を発表し、配当利回り3.9%に! 年間配当は3年で1.4倍に増加、2024年3月期は前期比1円増の「1株あたり114円」に!

2024年3月19日公開(2024年3月19日更新)
ザイ・オンライン編集部
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南都銀行は、2024年3月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2024年3月19日の15時に発表した。これにより、南都銀行配当利回り(予想)は3.62%⇒3.97%にアップした。この配当予想が実現すれば"3期連続増配"を達成することになる。

南都銀行は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行。南都銀行は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行。
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 南都銀行は、2024年3月期の予想配当を修正し、中間配当(9月・権利確定済み)が「40円」、期末配当(3月)が「74円」、合計の年間配当額は「1株あたり114円」とすると発表した。

 年間配当額の前回予想は「1株あたり104円」だったので、前回予想から「10円」の増配となる。今回の増配発表により、南都銀行の配当利回り(予想)は3.62%⇒3.97%にアップすることとなった

 また、南都銀行の2023年3月期の配当は「1株あたり113円」だったので、前期比では「1円」の増配となる見込み。
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 南都銀行は今回、「業績予想の修正」を発表しており、2024年3月期は前回予想比で「増益」の業績予想となっている。この業績予想の上方修正を受けて、南都銀行は「増配」を決定した形だ。

 なお、「増配」や「業績予想の上方修正」を発表しているが、発表当日の16時50分時点では、SBI証券の夜間取引(PTS取引)で南都銀行の取引は成立していない
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 ちなみに、増配が発表されたのは2024年3月に権利が確定する期末配当であり、南都銀行の期末配当の「権利付き最終日」は2024年3月27日、「権利確定日」は2024年3月29日となっている。
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南都銀行の過去10期の配当の推移は?

■南都銀行(8367)の過去10期の配当の推移
年間配当額   年間配当額
2015/3 70円 2020/3 80円
2016/3 70円 2021/3 80円
2017/3 70円 2022/3 110円
2018/3 70円 2023/3 113円
2019/3 80円 2024/3 114円
(予想)

 南都銀行は2022年3月期以降、連続増配を継続しており、2024年3月期の配当予想「1株あたり114円」が予想通りに実施されれば、”3期連続増配”を達成することになる
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 また、南都銀行の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2021年3月期から2024年3月期までの3年間で、南都銀行の年間配当額は「1株あたり80円」から「1株あたり114円」まで、1.4倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、南都銀行の株価は2021年3月の終値1972円から発表当日(2024年3月19日)の終値2868円まで、1.4倍に上昇している。

■南都銀行(8367)の株価チャート/月足・10年

南都銀行の配当利回り、配当+株主優待利回りは?

 南都銀行の2024年3月19日時点の株価(終値)は2868円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※南都銀行の配当利回り】
株価:2868円
年間配当額:中間40円+期末74円=114円
配当利回り:114円÷2868円×100=3.97%

 南都銀行の配当利回りは3.97%。2024年2月の東証プライムの平均利回りは2.06%(配当実施企業のみ)なので、南都銀行の配当利回りは「高め」と言える。
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 また、南都銀行は保有株式数と継続保有期間に応じて「QUOカード」あるいは「奈良県産品」がもらえる株主優待を実施している。

 ■南都銀行の株主優待制度の詳細
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  300株以上
 1000株未満
 5年未満  QUOカード1000円分
 5年以上
 10年未満
 QUOカード1500円分
 10年以上  奈良県産品2000円相当
 1000株以上
 5000株未満
 5年未満  奈良県産品2000円相当
 5年以上
 10年未満
 奈良県産品2500円相当
 10年以上  奈良県産品3000円相当
 5000株以上  5年未満  奈良県産品3000円相当
 5年以上
 10年未満
 奈良県産品3500円相当
 10年以上  奈良県産品5000円相当
 備考  ※「奈良県産品」はカタログギフトから好きな商品を選ぶことができる。

 南都銀行の2022年3月19日時点の株価(終値)は2868円、配当利回りは3.97%なので、「配当+株主優待利回り」を計算すると以下のようになる。

【※南都銀行の配当+株主優待利回り(300株・5年未満保有時)】
投資金額:300株×2868円=86万400円
優待品(QUOカード):1000円分
株主優待利回り:1000円÷86万400円×100=0.11%
配当+株主優待利回り:3.97%+0.11%=4.09%

【※南都銀行の配当+株主優待利回り(1000株・5年未満保有時)】
投資金額:1000株×2868円=286万8000円
優待品(奈良県産品):2000円相当
株主優待利回り:2000円÷286万8000円×100=0.06%
配当+株主優待利回り:3.97%+0.06%=4.04%

 南都銀行の「配当+株主優待利回り」は300株・5年未満保有時で4.09%。それなりの利回りであるうえに、優待内容には個人投資家に人気の「QUOカード」も含まれている。ただし、株主優待をもらうには300株以上の株式保有が必要となる点には注意しておこう。
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 南都銀行は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行。奈良県内の企業の約6割が同行をメインバンクとしている。2024年3月期(通期)の連結業績予想は、経常利益168.9%増、親会社株主に帰属する当期純利益153.6%増と好調(すべて前期比)。
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南都銀行
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
銀行業 8367 東証プライム 114円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2868円 100株 28万6800円 3.97%
【※南都銀行の最新の株価・配当利回りはこちら!】
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※株価などのデータは2024年3月19日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 
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