日本駐車場開発は、2025年7月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2024年9月6日の15時30分に発表した。これにより、日本駐車場開発の配当利回り(予想)は2.70%⇒3.44%にアップした。この配当予想が実現すれば、"15期連続増配"を達成することになる。
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日本駐車場開発が発表した2024年7月期の決算短信によると、2025年7月期の予想配当は「1株あたり7円」となっている。なお、日本駐車場開発は期末配当による年1回の配当を基本方針としており、中間配当は実施していない。
日本駐車場開発の2024年7月期の配当は「1株あたり5.5円」だったので、前期比で「1.5円」の増配となる。今回の増配によって、日本駐車場開発の配当利回り(予想)は2.70%⇒3.44%にアップすることとなった。
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日本駐車場開発によると、「好調な事業計画を踏まえ、一層の株主還元強化を図り、中長期的な企業価値の向上に資するべく、15期連続の増配を継続するとともに、これまで14期連続で0.25円増配であったところ、今回は大幅に1.50円増配」するとのこと。
ちなみに、「増配」などが発表されたことを受けて、日本駐車場開発の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2024年9月6日)の終値203円より6.9円高い209.9円(+3.39%)を記録している。
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日本駐車場開発の過去16期の配当の推移は?
■日本駐車場開発(2353)の過去16期の配当の推移 | ||||
期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
2010/7 | 1円 | 2018/7 | 4円 | |
2011/7 | 1.5円 | 2019/7 | 4.25円 | |
2012/7 | 2円 | 2020/7 | 4.5円 | |
2013/7 | 2.5円 | 2021/7 | 4.75円 | |
2014/7 | 2.7円 | 2022/7 | 5円 | |
2015/7 | 3.3円 | 2023/7 | 5.25円 | |
2016/7 | 3.5円 | 2024/7 | 5.5円 | |
2017/7 | 3.75円 | 2025/7 | 7円 (予想) |
日本駐車場開発は、2011年7月期以降、連続増配を継続しており、2025年7月期の配当予想「1株あたり7円」が予想通りに実施されれば、”15期連続増配”を達成することになる。
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また、配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2010年7月期から2025年7月期までの15年間で、日本駐車場開発の年間配当額は「1株あたり1円」から「1株あたり7円」まで、ちょうど7倍に増加している。
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配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、日本駐車場開発の株価は2010年7月の終値39.2円から発表当日(2024年9月6日)の終値203円まで、5.1倍に上昇している。
■日本駐車場開発(2353)の株価チャート/月足・15年
日本駐車場開発の配当利回り、配当+株主優待利回りは?
日本駐車場開発の2024年9月6日時点の株価(終値)は203円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※日本駐車場開発の配当利回り】
株価:203円
年間配当額:7円
配当利回り:7円÷203円×100=3.44%
日本駐車場開発の配当利回りは3.44%。2024年8月の東証プライムの平均利回りは2.30%(配当実施企業のみ)なので、日本駐車場開発の配当利回りは「高め」と言える。
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なお、日本駐車場開発は「時間貸駐車場1日料金割引券」や「日本スキー場開発が運営するリフト及びアクティビティ割引券」などがもらえる株主優待を実施している。ただし、優待内容が多岐にわたるとともに現金換算が困難なため、「配当+株主優待利回り」は算出不可能。
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日本駐車場開発は、国内外で駐車場事業を展開している企業。スキー場、テーマパーク、遊園地の運営事業なども手掛けている。2025年7月期(通期)の連結業績予想は、売上高11.3%増、営業利益8.3%増、経常利益7.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益7.9%減となっている(すべて前期比)。
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■日本駐車場開発 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
不動産業 | 2353 | 東証プライム | 7円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
203円 | 100株 | 2万300円 | 3.44% |
※株価などのデータは2024年9月6日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
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