IPO株の銘柄分析&予想

「dely(デリー)」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のスマホアプリ、Webメディア運営企業との比較や予想まで解説![2024年12月19日 情報更新]

2024年11月21日公開(2024年12月19日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 dely(デリー)
市場・コード/業種 グロース・299A/サービス業
上場日 12月19日
申込期間(BB期間) 12月5日~12月10日
おすすめ証券会社 SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1001円(-16.58%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

delyが12月19日にIPO(新規上場)!

「dely」の公式サイトより

 delyは、2024年11月21日、東京証券取引所に上場承認され、2024年12月19日にIPO(新規上場)することが決定した。

 delyは2014年4月22日に設立された。ユーザーと食品や飲料、小売領域などの法人を効率的に繋げるリテールデジタルプラットフォーム事業と、それに該当しないその他領域に大別し、事業展開をしている。リテールデジタルプラットフォーム事業に該当するサービスとしては「クラシル」、「クラシルリワード」、「クラシルジョブ」、「TRILL」(トリル)であり、その他領域に該当するサービスは「LIVEwith」(ライブウィズ)である。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

delyのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月5
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月5日~12月10日
売出価格決定 12月11日
購入申込期間 12月12日~12月17日
払込日 -月-日
上場日 12月19日

delyのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年12月12日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.1
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.1
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
[最短即日で取引可能]
公式サイトはこちら!
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) 40.2  
モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事証券) 14.6  
大和証券(主幹事証券) 30.1  
みずほ証券(主幹事証券) 11.3  
野村證券 1.4  
あかつき証券 0.02  
水戸証券 0.02  
極東証券 0.02  
東洋証券 0.02  
丸三証券 0.02  

delyのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1170
仮条件
[予想PER(※2)
1170~1200円
30.0倍~30.7倍]
売出価格 1200円
初値 1001円
初値騰落率 -16.58%
予想トレーディングレンジ(※3) 400~2300
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2024年12月2日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 33.4倍
クックパッド<2193> 11.8倍(連)
セレス<3696> 23.5倍(連)
アミューズ<4301> 64.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は妥当と判断できる。

delyの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 4131万3000株(予定)
売出株式数 公募-株  売出1262万5800株
(オーバーアロットメントによる売出189万3800株)
想定売出規模(※1) 169.9億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

delyは「クラシル」が代表的サービス

 「クラシル」、「クラシルリワード」をはじめとする複数のスマートフォンアプリ及びWebメディアの運営を行う。その他、人材プラットフォーム事業及びクリエイターマネジメント事業の運営も手掛ける。代表的なサービスである「クラシル」は、2024年10月現在、アプリの累計ダウンロード数は4300万超、YouTubeの総再生回数は6.4億回超。

 今年3月に上場したソラコム<147A>に続くスイングバイIPOとなる。「クラシル」で知名度もあり、注目されやすそうだ。公募株がなくファンドの出口案件というイメージは強いが、親会社のLINEヤフー<4689>やアセットマネジメントOne運用ファンドが売出株の一部を親引けで買い取る形となっている。

 公開規模は100億円台後半となる見込み。

⇒ソラコム<147A>のIPO情報はこちら!

◆「dely」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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delyの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2021/3 5,283
(286.0%)
1,414
(―)
1,948
(―)
2022/3 6,311
(19.4%)
1,725
22.0%
1,817
-6.7%
2023/3 6,972
(10.5%)
2,075
20.3%
1,315
-27.6%
2024/3 9,897
(41.9%)
2,325
12.0%
1,482
12.7%
2025/3予 12,568
(27.0%)
2,499
7.5%
1,613
8.8%
2024/9 2Q 5,836
(―)
1,240
(―)
787
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:39.04円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

delyの業績コメント

 2025年3月期の業績は、売上高が前期比27.0%増の125.6億円、経常利益が同7.5%増の24.9億円と増収増益の見通しとなっている。

 前期は、一部の広告主からの広告需要の減少がみられるが、オンラインサービスの需要は引き続き堅調であり、「クラシルリワード」の進展や「LIVEwith」(ライブウィズ)におけるライバーの発掘及びマネジメントの強化を推進してきた。このような状況のもと、主に「クラシルリワード」のアドネットワーク広告収益・アフィリエイト収益の伸長及びライブ配信売上が好調に推移した。

 今期は、「クラシルリワード」を中心にユーザー数の拡大やプロダクトの強化を推進している。通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高58.3億円で46.4%、経常利益12.4億円で49.6%となっている。メディア(認知)領域は、デジタル広告需要が旺盛だった事などにより第1四半期まで好調に推移してきたが、第2四半期にはアドネットワーク広告収益において、パリ五輪や台風など自然災害の影響等でページ閲覧数の減少、および広告在庫需要の減少による広告単価下落などの影響を一時的に受けた。購買(販促)領域では、「クラシルリワード」のユーザー数が継続的に増加したほか、顧客基盤の拡充をはかった。その他領域では、現状アクティブライブ配信者数が堅調に推移している。

delyの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区芝浦三丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 23階
代表者名(生年月日) 代表取締役 堀江 裕介(平成4年6月3日生)
設立 平成26年4月22日
資本金 1億円(令和6年11月21日現在)
従業員数 209人(令和6年10月31日現在)
事業内容 「クラシル」、「クラシルリワード」をはじめとする複数のスマートフォンアプリ及びWebメディアの運営。そのほか、人材プラットフォーム事業及びクリエイターマネジメント事業の運営を行う
■売上高構成比率(2024/3期 実績)
品目 金額 比率
メディア(認知) 7,397 百万円 74.7%
購買(販促) 622 百万円 6.3%
その他 1,877 百万円 19.0%
合計 9,897 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 LINEヤフー(株) 1410万7000 34.15%
2 堀江 裕介 993万4000株 24.05%
3 YJ2号投資事業組合 658万4000株 15.94%
4 ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 612万株 14.81%
5 ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合 153万株 3.70
6 ユナイテッド(株) 127万7000株 3.09%
7 Kepple Liquidity 1号投資事業有限責任組合 62万株 1.50%
8 イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 45万1000株 1.09%
9 佐藤 裕介 40万5000株 0.98%
10 (株)アカツキ 25万株 0.61%
合計   4127万8000株 99.92%
■その他情報
手取金の使途
関係会社 ソフトバンクグループ(株) (親会社) 持株会社
ソフトバンクグループジャパン(株) (親会社) 持株会社
ソフトバンク(株) (親会社) 持株会社
他、親会社2社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「dely」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券[最短即日で取引可能]
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delyの銘柄紹介

 同社はプラットフォーム事業の単一セグメントで、リテールデジタルプラットフォーム及びエンターテインメントに係る複数のプロダクト・サービスを展開している。具体的なサービスとしては、「クラシル」、「クラシルリワード」、「クラシルジョブ」、「TRILL」、「LIVEwith」がある。「クラシル」は国内最大級の「レシピ動画サービス」、2024年10月現在、アプリの累計ダウンロード数は4300万超、YouTubeの総再生回数は6億4700万超。「TRILL」は月間約3万本と幅広く、多岐にわたるジャンルのコンテンツを提供するユーザー向けサービス。

 一方、これらのサービスを、ユーザーと食品や飲料、小売領域などの法人を効率的に繋げるリテールデジタルプラットフォーム事業と、それに該当しないその他領域に大別し、事業展開をしている。リテールデジタルプラットフォーム事業は、リワードマーケティング(成果報酬型でユーザーにリワードを付与するマーケティング手法)を通じて、企業のマーケティング費用の効率化を行い、その効率化によって生じる利益をユーザーへ還元することでユーザーとクライアント双方の利益を最大化することを目的としており、メディア(認知)領域と購買(販促)領域に大別される。

 メディア(認知)領域では、同社サービス及び同社クライアントの商品やサービス等への関心と認知度を高めるようなライフスタイルコンテンツを提供し、企業の広告を掲載することで企業のマーケティングの支援を行っている。主に同社リテールデジタルプラットフォームにおける広告サービスとして、「クラシル」、「クラシルリワード」、「TRILL」があり、それらのサービスにおける有料課金収益、アドネットワーク広告収益、タイアップ広告収益、掲載収益で構成されている。

 購買(販促)領域では、メディア(認知)領域によって確立した強固なユーザー基盤を起点に、ユーザーへのポイント等の還元を用いた、購買に直接繋がるリワードマーケティングを行っている。購買(販促)領域の売上収益は、日常の行動をお得に変えるサービス「クラシルリワード」及び2023年10月にリリースした「クラシル比較」におけるアフィリエイトとマストバイにかかる収益(主に食品・飲料ナショナルブランドや小売企業より販売促進の案件を受託し、「クラシルリワード」のWebやiOS/Androidアプリ上に掲載するもの)で構成されており、その他2023年11月にスタートした業界未経験者などの正社員採用に特化した人材プラットフォームサービス「クラシルジョブ」におけるHR収益がある。HR収益は、求人企業の求職者獲得に伴い成功報酬に応じた収益。

 その他領域の売上収益は、主にクリエイターマネジメントサービスを提供する「LIVEwith」(ライブウィズ)のライブ配信収益で構成されている。ライブ配信収益はライバーが配信プラットフォームにて獲得した収益となる。2019年10月~2024年10月までの5年間での約1万名のマネジメント実績がある。また、新規ライバーの発掘にも注力しており、毎月214名(2024年4月~2024年10月までの月平均)の新規ライバーを輩出している。

 また、同社ではM&Aも重要な成長戦略として位置付けており、設立来これまで4件の買収を実行している。

delyの投資のポイント

 今年3月に上場したソラコム<147A>に続くスイングバイIPOとなる。「クラシル」で知名度もあり、注目されやすそうだ。公募株がなくファンドの出口案件というイメージは強いが、親会社のLINEヤフー<4689>やアセットマネジメントOne運用ファンドが売出株の一部を親引けで買い取る形となっている。ただ、見た目のPERも高めであり、株価上昇余地は感じづらいか。

⇒ソラコム<147A>のIPO情報はこちら!

 2014年設立。2018年にヤフー(現LINEヤフー<4689>)子会社となる。同社の代表的なサービスである「クラシル」は、2024年10月現在、アプリの累計ダウンロード数は4300万超、YouTubeの総再生回数は6.4億回超となっている。国内の20~50歳の759名における「クラシル」のサービス認知率は58.1%、女性認知率は76.4%にのぼる高いブランド認知度を保っている。「クラシル」及び「クラシルリワード」は、Webとアプリで合計約4100万人のMAU(マンスリーアクティブユーザー)を抱える。同社サービスの高いブランド認知度とMAUにより、大手企業を中心に強固な顧客基盤を構築している。食品・飲料分野では売上高規模が大きい大手ナショナルクライアントの約90%、小売分野ではスーパーやドラッグストアを中心に約3万店舗(2024年10月時点)を、それぞれカバーしている。2024年3月期の相手先別売上高では、Google Asia Pacific向けが全体の22.4%、DeNA<2432>向けが10.7%となっている。従業員は209名。

 業績面について、2025年3月期の業績は、売上高が前期比27.0%増の125.6億円、経常利益が同7.5%増の24.9億円と増収増益の見通しとなっている。メディア(認知)領域では、2024年7月末からのアドネットワーク広告の一時的な需要減少による広告単価の下落やページ閲覧数の減少は回復傾向にあるものの、一定程度保守的に織り込み、売上高は73.1億円(前期比1.2%減)を計画。購買(販促)領域は「クラシルリワード」のユーザ数の継続的な増加、ユーザーアクティビティの増加、提携顧客基盤の拡充を通じたアフィリエイト及びマストバイ収益の成長を中心に見込み、売上高28.6億円(同4.6倍)を見込む。その他領域はアクティブライブ配信者数の堅調推移を見込み、売上高23.9億円(同27.3%増)を計画。

 想定仮条件水準の今期予想PERは27~32倍程度と見た目はやや高め。

 公開規模は100億円台後半となる見込み。上場時にジャフコ系ファンドらが全株放出する。親会社のLINEヤフーや親引けを予定しており、上場後の保有割合は4割程度へ上昇する見込み。既存株主には上場日後180日間もしくは360日間のロックアップがかけられており、上場後しばらくは需給面への懸念は乏しい。12月19日はSynspective<290A>が同時上場する。

⇒Synspective<290A>のIPO情報はこちら!

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2024年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2022年には24社のIPOの主幹事を務める
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