IPO株の銘柄分析&予想

「ソラコム」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のIoTプラットフォーム開発企業との比較や予想まで解説![2024年3月27日 情報更新]

2024年2月20日公開(2024年3月27日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ソラコム
市場・コード/業種 グロース・147A/情報・通信業
上場日 3月26日
申込期間(BB期間) 3月7日~3月13日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券松井証券マネックス証券楽天証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)大和コネクト証券(旧:CONNECT)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1563円(+79.66%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ソラコムが3月26日にIPO(新規上場)!

「ソラコム」の公式サイトより

 ソラコムは、2024年2月20日、東京証券取引所に上場承認され、2024年3月26日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ソラコムは2014年11月10日に設立された。顧客企業がIoTを導入・運用する際に直面する共通課題を解決するIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供している。具体的には、IoTデバイスやIoTSIM、IoTに必要な通信回線、IoTサービスに求められるデータ保存や可視化アプリケーション、ネットワークサービス等をプラットフォームサービスとして提供している。顧客企業は、同社プラットフォームを利用することで、迅速かつ効率的にIoTサービスを立ち上げることが可能になる。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ソラコムのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月6
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月7日~3月13日
公開価格決定 3月14日
購入申込期間 3月15日~3月21日
払込日 3月25日
上場日 3月26日

ソラコムのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年3月15日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
1.3
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松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.7
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 82.7  
大和証券(主幹事証券) 8.7  
野村證券 4.3  
岡三証券 0.7%  
東海東京証券 0.7%  

ソラコムのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情仮条件の
想定仮条件の平均価格(※1) 845
仮条件
[予想PER(※2)
820~870円
81.5倍~86.5倍]
公募価格 870円
初値 1563円
初値騰落率 +79.66%
予想トレーディングレンジ(※3) 500~3000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2024年3月4日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 17.4倍
IIJ<3774> 23.6倍(連)
NTT<9432> 12.1倍(連)
KDDI<9433> 13.9倍(連)
ソフトバンク<9434> 19.8倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

ソラコムの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 4322万809株(予定)
公開株式数 公募473万3800株  売出607万1500株
(オーバーアロットメントによる売出162万700株)
想定公開規模(※1) 105.0億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ソラコムは日本発のグローバルIoTプラットフォーム

 IoTプラットフォーム「SORACOM」の開発・提供を行う。2023年3月期は海外売上高比率は34.2%。契約回線は600万回線を超え、毎月継続的に受領しているリカーリング収益年間成長率は29.2%で成長している。2024年2月にはスズキ<7269>とモビリティサービス分野のIoT先進技術の活用に向けた合意書を締結。

 3月IPOの中で一番の注目株だろう。KDDI<9433>による買収後、スイングバイIPO(一度大企業の子会社になってからIPOを目指すこと)を宣言しており、ついに実現した形となる。KDDI買収当時、同社はまだ創業から3年足らずだったが、買収額は非公表とはいえ200億円と推察されており、異例の大型買収ぶりがかなり話題となった。

 公開規模は100億円台となる見込み。3/26は4社同時上場となるが、注目度の高さゆえ、初値買い資金分散の影響は軽微と考える。

◆「ソラコム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ソラコムの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2020/3 2,559
(100.1%)
622
(―)
1,020
(―)
2021/3 4,301
(68.0%)
749
(20.5%)
808
(-20.8%)
2022/3 4,233
(-1.6%)
360
(-51.9%)
289
(-64.2%)
2023/3 4,437
(4.8%)
▲ 327
(―)
▲ 252
(―)
2024/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2022/3 5,450
(―)
465
(―)
337
(―)
2023/3 6,299
(15.6%)
112
(-75.8%)
70
(-79.0%)
2024/3予 8,031
(27.5%)
592
(424.8%)
435
(513.8%)
2023/12 3Q 5,454
(―)
632
(―)
456
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:10.06円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

ソラコムの業績コメント

 2024年3月期の業績は、売上高が前期比27.5%増の80.3億円、経常利益が同424.8%増の5.9億円と増収増益の見通しとなっている。

 ITサービス分野において、IoT技術は、日本の少子高齢化や人口減少に伴う社会課題の解決に貢献することが期待されている。さらに、政府や民間によるICT(情報通信技術)の推進が加速する中、今後もIoTはますます重要な役割を担っていくと予測され、同社が果たすべき役割はますます高まるものと認識される。また、生成AIを活用する動きが各処でみられ、同社グループにおいても生成AIを活用したサービスの機能強化や研究を進めている。

 このような事業環境の下、同社グループにおいては、北米へのビジネス展開も見据え、チーム体制の強化を行っている。また、国内外の新規顧客の開拓や営業領域を拡大する取組みについても、進めている。これらの結果、IoTプラットフォームSORACOMの契約回線数は2023年10月には600万回線を突破している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高54.5億円で67.9%、経常利益6.3億円で106.8%となっている。

ソラコムの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都世田谷区玉川四丁目5番6号 尾嶋ビル3階
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 玉川 憲(昭和51年1月10日生)
設立 平成26年11月10日
資本金 1億円(令和6年2月20日現在)
従業員数 新規上場会社100人 連結会社150人(令和6年1月31日現在)
事業内容 IoTプラットフォーム「SORACOM」の開発・提供
■売上高構成比率(2023/3期 実績)
品目 金額 比率
リカーリング収益(プラットフォーム利用料) 4,325 百万円 68.7%
インクリメンタル収益    
 商品販売 1,747 百万円 27.7%
 その他 226 百万円 3.6%
合計 6,299 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 KDDI(株) 2527万2609株 65.67%
2 玉川 憲 288万株 7.48%
2 舩渡 大地 288万株 7.48%
4 安川 健太 168万株 4.37%
5 セコム(株) 96万2400株 2.50%
5 ソースネクスト(株) 96万2400株 2.50%
5 ソニーグループ(株) 96万2400株 2.50%
5 日本瓦斯(株) 96万2400株 2.50%
5 (株)日立製作所 96万2400株 2.50%
5 WiL Ventures III, L.P. 96万2400株 2.50%
合計   3848万7009株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)事業拡大のための人件費及び採用費、(2)広告宣伝・販売促進等のマーケティング投資及び(3)IoTプラットフォーム「SORACOM」の拡充のための開発費に充当する予定
関係会社 KDDI(株) (親会社) 電気通信事業
SORACOM GLOBAL, INC. (連結子会社) IoTプラットフォーム事業
SORACOM CORPORATION, LTD. (連結子会社) IoTプラットフォーム事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「ソラコム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ソラコムの銘柄紹介

 同社グループは、同社、連結子会社(米国1社及び英国1社)の計3社で構成されており、IoT(Internet of Things)プラットフォーム事業を展開している。また、同社グループはKDDI<9433>の連結子会社であり、KDDIグループのビジネスセグメントの中でも「ネクストコア事業」(顧客企業の多様な働き方、ビジネス変革、事業成長を支援するソリューション提供事業)を担う子会社として位置付けられている。

 同社グループは、顧客企業がIoTを導入・運用する際に直面する共通課題を解決するIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供している。顧客企業は、同社プラットフォームを利用することで、迅速かつ効率的にIoTサービスを立ち上げることが可能となる。さらに、エコシステムパートナー企業には、プラットフォームを補完する多様なサービスの提供してもらい、共にIoTのエコシステムを発展させている。日本では、2015年9月以降、パートナープログラムを洗練させており、その効果もあり2023年12月現在220社を超えるエコシステムパートナー企業が登録されている。

 同社プラットフォームを活用したサービスとして、これまで、日本瓦斯<8174>のスマートメーター「スペース蛍」、ソースネクスト<4344>の「ポケトーク」、ヤマト運輸(株)の「クロネコ見守りサービス」など、社会に貢献する様々なIoTサービスが、業界、企業規模を問わず多岐に渡り輩出されている。

 同社グループは、IoTサービスを始める顧客企業に向けて包括的なサービス、具体的には、IoTデバイスやIoTに必要な通信回線、データ保存や可視化アプリケーション、ネットワークサービス等をプラットフォームサービスとして提供している。顧客企業は、同社グループがWeb上で提供するIoTストアから、IoT SIMやデバイスを1個単位で購入し、すぐにサービスを利用開始できる。SIMやデバイス等の商品販売、IoT導入プロジェクトのコンサルティングサービス等を「インクリメンタル収益」、通信サービスやプラットフォームサービスを「リカーリング収益」と呼称している。

 一般的なIoTプロジェクトは、顧客企業がSIMやデバイスを購入し、PoC(概念検証)を実施した後、商用サービスを開始するにつれ規模が拡大していく。規模の拡大とともにインクリメンタル収益は増加し、リカーリング収益の割合が高まる傾向がある。IoT SIMやデバイスは一度機器に組み込まれると長期間使われる傾向が高く、主要顧客解約率が年間0.3%と低くなり、既存顧客成長率(NRR)が128%と高い特徴がある。

 モバイル・コアは、モバイル通信の基幹システムで、端末の制御、加入者情報管理、通信経路設定等を行うものだが、従来は交換機やサーバーをハードウェアで構築していたため設備投資負担が大きいものだった。同社グループは、パブリック・クラウド上にソフトウェアベースで独自のモバイル・コアを構築し、コスト競争力と高い拡張性を実現している。このモバイル・コアに関連する特許も70以上有し、同社プラットフォームの技術的優位性の源泉となっている。

 また、各地域のパブリック・クラウド上に同社グループのモバイル・コアを構築し、グローバルのMNO(移動体通信事業者)と提携している。現在、390以上のキャリアと180の国と地域で利用でき、今後もカバレッジは増える予定。

ソラコムの投資のポイント

 3月IPOの中で一番の注目株だろう。KDDI<9433>による買収後、スイングバイIPO(一度大企業の子会社になってからIPOを目指すこと)を宣言しており、ついに実現した形となる。KDDIが同社を買収したのは2017年だが、その当時同社はまだ創業から3年足らずだった。買収額は非公表とはいえ200億円と推察されている。創業したての企業に対しては異例の買収額となっただけにかなり話題となった。今回も強気めな価格設定となっているが、成長期待から警戒されにくいか。

 同社グループは2014年に日本で設立してから、2016年に米国、2017年に欧州に拠点を設立し、180の国と地域で利用できるIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供している。2023年3月期は海外売上高比率は34.2%と高まっている。

 契約回線は600万回線を超え、毎月継続的に受領しているリカーリング収益年間成長率は29.2%で成長している。主要顧客解約率は0.3%、NRR(Net Retention Rate)は128%。これまで獲得した大型案件はガスのスマートメータリング、クラウド通訳機等のコンシューマー端末、決済端末等と多種多様。2024年3月期にも、モビリティ、空調機モニタリング、AIカメラ防犯システム、スマートファクトリーといった大型案件を獲得することに成功。2024年2月にはスズキ<7269>とモビリティサービス分野のIoT先進技術の活用に向けた合意書を締結している。従業員は連結で150名。

 業績面について、2024年3月期の業績は、売上高が前期比27.5%増の80.3億円、経常利益が同424.8%増の5.9億円と増収増益の見通しとなっている。今期についてはリカーリング収益が全体売上高の67.6%程度に高まる見通し。課金アカウント数は今期末時点で8040件(前期比5.9%増)となる見込み。、売上の特性として、リカーリング収益はストックビジネスのため積み上げにより期の後半の売上が増加するとともに、インクリメンタル収益は第4四半期に納入が増える傾向がある。

 なお、通期の為替レートは実績を踏まえ1ドル=145円で算出しており、仮に1円の円高が進行した場合、業績予想に対し、売上高は0.2億円減少する一方、海外での販管費減少により相殺されるため、営業損益への影響は限定的とみられる。

 想定仮条件水準での今期予想PERは80倍台と強気さの感じられる設定。

 公開規模は100億円台となる見込み。上場後も全体の4割強を親会社のKDDIが保有する見込み。ベンチャーキャピタルの保有する96万2400株(上場時発行済株式総数の2.2%)については、上場日後180日間のロックアップがかかっている。公開株の一部は海外販売される見通し。3/26は4社同時上場となるが、注目度の高さゆえ、初値買い資金分散の影響は軽微と考える。

◆「ソラコム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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