IPO株の銘柄分析&予想

「ブッキングリゾート」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の宿泊施設の集客支援企業との比較や予想まで解説![2025年3月3日 情報更新]

2025年1月17日公開(2025年3月3日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ブッキングリゾート
市場・コード/業種 グロース・324A/サービス業
上場日 2月21日
申込期間(BB期間) 2月5日~2月12日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1550円(+25.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ブッキングリゾートが2月21日にIPO(新規上場)!

「ブッキングリゾート」の公式サイトより

 ブッキングリゾートは、2025年1月17日、東京証券取引所に上場承認され、2025年2月21日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ブッキングリゾートは2013年5月27日に設立された。提供するサービスは、予約プラットフォームの運営や掲載施設へのコンサルティングを行う「集客支援事業」と、施設運営上のノウハウ獲得を目的として直営宿泊施設を運営する「直営宿泊事業」。旅行者(ユーザー)に適切にPRすることで、掲載施設の売上を最大化することを目的としている。「宿泊すること」よりも「宿泊・滞在自体を楽しむこと」をコンセプトとしており、単に寝泊りするだけの施設ではなく、滞在自体が旅行の目的となるような施設づくりを支援している。また、特色ある宿泊施設を多数掲載する魅力的な予約プラットフォームを旅行者(ユーザー)に提供することで、顕在化したニーズのみならず潜在的なニーズの掘り起こしも狙う。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ブッキングリゾートのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月4
ブックビルディング(抽選申込)期間 2月5日~2月12日
公開価格決定 2月13日
購入申込期間 2月14日~2月19日
払込日 2月20日
上場日 2月21日

ブッキングリゾートのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年2月5日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
93.1
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券 1.7  
みずほ証券 1.7  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.7  
西村証券 0.9  

ブッキングリゾートのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1200
仮条件
[予想PER(※2)
1200~1240円
18.8倍~19.5倍]
公募価格 1240円
初値 1550円
初値騰落率 +25.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 800~2200
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2025年1月31日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 24.9倍
手間いらず<2477> 20.2倍
tripla<5136> 31.5倍(連)
アドベンチャー<6030> 21.3倍(連)
フォルシア<304A> 26.6倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ブッキングリゾートの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 570万株(予定)
公開株式数 公募30万株  売出113万2000株
(オーバーアロットメントによる売出21万4800株)
想定公開規模(※1) 19.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ブッキングリゾートは宿泊施設の集客支援など

 旅行者の予約獲得を目的とした、宿泊施設の集客支援事業及び直営宿泊事業を手掛ける。予約プラットフォームは「リゾートグランピングドットコム」「いぬやど」を運営。2024年4月期の累計サイトユーザー数3311.7万人、期末時点の掲載客室数2086室、累計予約獲得件数13.5万件、平均客室単価7.7万円。

 旅行需要回復などを追い風に事業イメージは悪くなく、業績推移にも勢いが感じられる。それもあってか、価格バリュエーションは特段の割安感はなく、やや強気さを感じるところ。公開規模もやや荷もたれ感があり、大幅な初値上昇は期待しにくいか。上場時の地合いにも左右されそうだ。

 公開規模は20億円前後とやや荷もたれ感のある大きさとなる見込み。

◆「ブッキングリゾート」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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ブッキングリゾートの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2021/4 79
(624.8%)
41
(―)
41
(―)
2022/4 358
(352.3%)
172
312.1%
135
226.3%
2023/4 742
(107.2%)
255
48.0%
184
35.6%
2024/4 1,059
(42.6%)
389
52.7%
272
48.0%
2025/4予 1,436
(35.6%)
479
23.0%
363
33.1%
2024/10 2Q 849
(―)
376
(―)
277
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:63.68円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ブッキングリゾートの業績コメント

 2025年4月期の業績は、売上高が前期比35.6%増の14.3億円、経常利益が同23.0%増の4.7億円と増収増益の見通しとなっている。

 前期は、集客支援事業において、事業再構築補助金による宿泊業界への新規参入者が増加したことに伴い、集客面・運営面でのサポート需要が高まり、同社の掲載施設数は順調に拡大した。また、直営宿泊事業においては、2023年2月に開業した直営施設「ドッグヴィラ千葉南房総」が客室平均稼働率80%を超える安定した運営を続けており、そこで得たノウハウを顧客である掲載施設に還元することで、より実践的で価値のあるサービス提供に繋げてきた。

 今期は、集客支援事業において、引き続き培った集客ノウハウを用いて掲載施設の売上最大化を図ってきた。また直営宿泊事業においては、2024年4月に「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」、同年7月には「秩父別邸-木叢-」を開業し、更なるノウハウ獲得に向けた施設運営に取り組んできた。通期計画に対する第2四半期末時点での進捗率は、売上高が8.4億円で59.1%、経常利益が3.7億円で78.7%となっている。

ブッキングリゾートの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市北区梅田二丁目6番20号15階
代表者名(生年月日) 代表取締役 坂根 正生(昭和63年2月9日生)
設立 平成25年5月27日
資本金 1億円(令和7年1月17日現在)
従業員数 35人(令和6年11月30日現在)
事業内容 旅行者の予約獲得を目的とした、宿泊施設の集客支援事業及び直営宿泊事業
■売上高構成比率(2024/4期 実績)
品目 金額 比率
集客支援事業 937 百万円 88.5%
直営宿泊事業 121 百万円 11.5%
合計 1,059 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 エス・エヌ・ホールディングス(有) 350万株 64.81%
2 (株)にしがき 41万株 7.59%
3 (株)デジタルストレージ 20万5000株 3.80%
3 (株)グランシーズ 20万5000株 3.80%
5 (株)ゆめゆめらいふ 5万株 0.93
5 村上 真之助 5万株 0.93
5 (株)B&V 5万株 0.93
5 (株)B&Vホールディングス 5万株 0.93
5 日本商事(株) 5万株 0.93
10 エスオール(株) 3万株 0.56%
10 (株)ジョー・コーポレーション 3万株 0.56%
10 冨士五湖エンジニアリング(株) 3万株 0.56%
10 (株)グルーヴ 3万株 0.56%
10 (株)キャプテンライン 3万株 0.56%
10 (株)なかむら 3万株 0.56%
10 三方 圭一 3万株 0.56%
10 (株)luana 3万株 0.56%
10 (株)シュクラン 3万株 0.56%
10 (株)ゲンバカンリシステムズ 3万株 0.56%
合計   487万株 90.19%
■その他情報
手取金の使途 (1)新規の直営宿泊施設開業費及び(2)広告宣伝費に充当する予定
関係会社 エス・エヌ・ホールディングス(有) (親会社) 会員制ジムの運営
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2022年10月31日
割当先 (株)グルーヴ、(株)キャプテンライン、他5社
発行価格 1000円 ※株式分割を考慮済み
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ブッキングリゾートの銘柄紹介

 同社は2013年5月、インターネットを利用した情報処理・情報提供サービスを目的として、親会社であるエス・エヌ・ホールディングス(有)の100%子会社として設立した。親会社は、グループ内に食品スーパー事業及び会員制別荘事業等を営む(株)にしがきを有し、同社創業者である代表取締役の坂根正生氏も、(株)にしがきの子会社である(株)レジタイズ(現(株)デジタルストレージ)に在籍していた際に、(株)にしがきを含む親会社グループが保有するリゾートマンションや別荘等を対象とした会員(オーナー)獲得・集客業務を担っていた。

 同社設立後も(株)レジタイズに在籍しながら事業を模索し、親会社グループが運営する宿泊施設の集客業務に携わる中で蓄積したマーケティング、販売促進及び予約サイト構築等のノウハウを活かして全国の宿泊施設運営者が抱える課題を解決できると確信し、親会社グループ外のリゾート施設を対象とした集客支援事業を開始することとした。

 同社は『宿泊』自体が旅行の目的となるような施設づくりを支援しており、魅力ある宿泊施設を旅行者に適切にPRすることで、宿泊施設の売上を最大化させることを目的としている。

 集客支援事業では、掲載施設の売上最大化を目的に、旅行者(ユーザー)の特定のニーズに特化した予約プラットフォームを運営するとともに、掲載施設に対する開業サポート、ブランド設計、施設個別の予約サイトの構築、PR広告の運用など、開業支援から開業後の集客支援まで一貫して行うコンサルティングサービスを提供している。

 予約プラットフォームは、グランピング施設(アウトドアでありながら高級感があり、設備の整った環境で快適に過ごせる施設)及びリゾート施設(客室内でゆっくりと過ごせる1棟貸しのヴィラなど宿泊が旅行の目的となる滞在型の施設)を掲載する「リゾートグランピングドットコム」並びにペットツーリズム(ペット同伴旅行)に対応した施設を掲載する「いぬやど」を運営している。

 同社の顧客の多くは、施設当たりの客室数が6~7室程度の比較的小規模な宿泊施設であり、様々な形態の宿泊施設を総合的に掲載する予約サイトの中では埋没しやすく、キャンペーン等による値引きや広告宣伝費のコスト負担が大きくなる傾向にある。同社は、予約プラットフォームを旅行者(ユーザー)の特定のニーズに特化させ、ピンポイントで訴求することで、集客効果の最大化を図っている。

 同社が運営する予約プラットフォーム上の掲載客室数は順調に拡大しており、2024年11月末時点で2284室(集客支援1096室、完全集客支援1188室となった。なお、集客支援は販路の1つとして同社予約プラットフォームに掲載している施設、完全集客支援は予約販路を同社に一任しており、予約プラットフォームへの掲載に加え、施設個別の予約サイトの構築、プラン作成等の運営支援、コンセプト設計等の開発支援等を一貫して実施している施設となっている。

 直営宿泊事業では、施設運営上の成功事例・失敗事例を蓄積し、集客上有用なノウハウを獲得することを目的に、2023年2月に直営施設「ドッグヴィラ千葉南房総」を開業し、その後2024年4月に直営施設「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」、2024年7月に同施設に併設する「秩父別邸 木叢-komura-」を開業し、複合施設「秩父リゾート」として運営している。

ブッキングリゾートの投資のポイント

 旅行需要回復などを追い風に事業イメージは悪くなく、業績推移にも勢いが感じられる。それもあってか、価格バリュエーションは特段の割安感はなく、やや強気さを感じるところ。公開規模もやや荷もたれ感があり、大幅な初値上昇は期待しにくいか。上場時の地合いにも左右されそうだ。2024年IPOのうち、公開規模が15億円以上25億円以下だったのは14社で、平均初値騰落率は+24.7%だった。

 2013年設立。同社は、予約プラットフォームの運営や掲載施設へのコンサルティングを行う「集客支援事業」と、施設運営上のノウハウ獲得を目的として直営宿泊施設を運営する「直営宿泊事業」の2つのサービスを展開。

 予約プラットフォームは、アウトドアでありながら高級感があり、設備の整った環境で快適に過ごせる施設(グランピング施設)及び客室内でゆっくりと過ごせる1棟貸しのリゾートヴィラなど宿泊が旅行の目的となる滞在型の施設(リゾート施設)を掲載する「リゾートグランピングドットコム」並びにペットツーリズム(ペット同伴旅行)に対応した施設を掲載する「いぬやど」を運営している。「いぬやど」では、リピート獲得を目的とした会員限定の予約プラン等を発信するため会員制度を導入しており、2024年11月末日現在の会員数は5.2万人を超えている。2024年4月期の累計サイトユーザー数3311.7万人、期末時点の掲載客室数2086室、累計予約獲得件数13.5万件、平均客室単価7.7万円。また、全社売上のうち、(株)にしがき向けが7.4%(2023年4月期は21.6%)。従業員は35名。

 業績面について、2025年4月期の業績は、売上高が前期比35.6%増の14.3億円、経常利益が同23.0%増の4.7億円と増収増益の見通しとなっている。集客支援事業では、国内旅行者数がコロナ禍前の水準まで回復し、宿泊業界への新規参入者も増加していることから、引き続き集客面・運営面でのサポート需要は堅調に推移していくと考えられ、掲載客室数は2357室(前期比13.0%増)を見込んでいる。また、予約獲得件数は16.5万件(同22.4%増)、平均客室単価は7.9万円(同2.1%増)をそれぞれ見込み、売上高は11.0億円(同17.8%増)を見込んでいる。直営宿泊事業では、足元の月次動向が好調に推移しており、国内旅行やインバウンド旅行者の動向からも稼働率及び客室平均単価の水準は引き続き維持されるものと考えられ、売上高3.3億円(同2.7倍)を見込んでいる。

 想定仮条件水準の今期予想PERは17倍~20倍台程度で、予約サイト運営企業としては割高感はない。

 公開規模は20億円前後とやや荷もたれ感のある大きさとなる見込み。株主は親会社グループや取引先関係が多くを占め、ベンチャーキャピタルは見当たらない。ほとんどの既存株主には上場日後180日間のロックアップがかけられているため、上場後の需給面への気がかりは乏しい。

◆「ブッキングリゾート」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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