IPO株の銘柄分析&予想

「プログレス・テクノロジーズ グループ」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のデジタルソリューションサービス企業との比較や予想まで解説![2025年3月19日 情報更新]

2025年2月21日公開(2025年3月19日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 プログレス・テクノロジーズ グループ
市場・コード/業種 グロース・339A/サービス業
上場日 3月28日
申込期間(BB期間) 3月12日~3月17日
おすすめ証券会社 SBI証券マネックス証券松井証券三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)大和コネクト証券(旧:CONNECT)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
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プログレス・テクノロジーズ グループが3月28日にIPO(新規上場)!

「プログレス・テクノロジーズ グループ」の公式サイトより

 プログレス・テクノロジーズ グループは、2025年2月21日、東京証券取引所に上場承認され、2025年3月28日にIPO(新規上場)することが決定した。

 プログレス・テクノロジーズ グループは2020年6月30日に設立された。同社グループはメーカーがフォーカスすべき独自の製品開発技術領域を「コア技術」と定義し、それらの進化に必要となるデジタル特化技術である「ニアコア技術」に注力する形で、メーカーに様々なソリューションやサービスを提供している。日本の製造業がグローバルマーケットでのプレゼンスを高め、競争力を強化していく上で、製品開発プロセスのデジタル化は避けて通ることは出来ず、同社ではニアコア技術の重要性が今後一層高まっていくものと認識をしている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

プログレス・テクノロジーズ グループのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月11
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月12日~3月17日
公開価格決定 3月18日
購入申込期間 3月19日~3月25日
払込日 3月27日
上場日 3月28日

プログレス・テクノロジーズ グループのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年3月19日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券(主幹事証券) 90.0  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.7  
大和証券 1.7  
アイザワ証券 0.9  
東海東京証券 0.9  
あかつき証券 0.4  

プログレス・テクノロジーズ グループのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1890
仮条件
[予想PER(※2)
1890~1950円
14.0倍~14.4倍]
公募価格 1950円
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 900~3500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2025年3月7日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 12.7倍
アルトナー<2163> 16.0倍(連)
CCT<4371> 11.2倍(連)
アルプス技研<4641> 13.7倍(連)
NSW<9739> 9.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

プログレス・テクノロジーズ グループの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 777万9400株(予定)
公開株式数 公募70万7200株  売出310万株
(オーバーアロットメントによる売出57万1000株)
想定公開規模(※1) 82.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

プログレス・テクノロジーズ グループは
デジタルツイン事業が新たな成長の柱

 大手製造業向けデジタルソリューション・デジタルエンジニアリングサービスの提供を行う。ワンストップサービスの提供に強み。デジタル技術を活用して設計開発プロセスそのものを企画するとともに、デジタルツールの選定や実装、運用定着までを担うワンストップサービスの提供に強みを有している。

 足元では人手不足や後継者不足などは社会問題として意識されており、事業内容へのイメージは悪くないだろう。ただ、ジャフコ系ファンドの売出案件であり、人気化は期待しづらい。上場時にジャフコ系ファンドは保有株式の約半数を売却する予定だが、残りについても将来的な売却が懸念されるという点も気がかりになろう。

 公開規模は80億円前後と大きくなる見込み。

◆「プログレス・テクノロジーズ グループ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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プログレス・テクノロジーズ グループの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損失
(伸び率)
純損失
(伸び率)
2022/2 0
(―)
▲ 152
(―)
▲ 73
(―)
2023/2 0
(―)
▲ 100
(―)
▲ 76
(―)
2024/2 284
(―)
▲ 107
(―)
▲ 83
(―)
2025/2推
(―)

(―)

(―)
2026/2予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上収益
(伸び率)
税引前利益
(伸び率)
当期利益
(伸び率)
2023/2 4,780
(―)
1,071
(―)
730
(―)
2024/2 5,116
(7.0%)
996
(-7.0%)
696
(-4.7%)
2025/2推 5,625
(9.9%)
799(1299)
(-19.8%(+30.4%))
576(933)
(-17.2%(+34.1%))
2026/2予 6,388
(13.6%)
1,518
(90.0%(+16.9%))
1,050
(82.3%(+12.5%))
2024/11 3Q 4,228
(―)
1,015
(―)
734
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:134.97円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

プログレス・テクノロジーズ グループの業績コメント

 2026年2月期の業績は、売上収益が前期比13.6%増の63.8億円、税引前利益が同90.0%増の15.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社の連結子会社であるプログレス・テクノロジーズ(株)が東京地方裁判所にて訴訟を提起されていた知的財産に関する損害賠償請求事件については、2024年12月に和解が成立。プログレス・テクノロジーズ(株)は原告に対して和解金5.0億円を支払っている。同社は和解金について、外部関係者に対して請求権を有しており、今後求償していく予定。訴訟関連費用の影響を取り除いた2025年2月期の調整後税引前利益は12.9億円(前期比30.4%増)、調整後当期利益は9.3億円(同34.1%増)となる計算。また、2026年2月期は調整後も金額は変化ないが、税引前利益は前期比16.9%増、当期利益は同12.5%増という計算になる。なお、本件に係る和解金の支払いは一時的なものであり、今後、追加的な費用の発生等は予定していない。また、今後、請求権に基づき、外部関係者からの支払いがあった場合には、支払われた全額が「その他の収益」として計上されることを予定している。

プログレス・テクノロジーズ グループの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都江東区青海一丁目1番20号
代表者名(生年月日) 代表取締役 中山 岳人(昭和48年2月25日生)
設立 令和2年6月30日
資本金 1000万円(令和7年2月21日現在)
従業員数 新規上場会社23人 連結会社561人(令和7年1月31日現在)
事業内容 大手製造業向けデジタルソリューション・デジタルエンジニアリングサービスの提供
■売上高構成比率(2024/2期 実績)
品目 金額 比率
ソリューション事業 2,556 百万円 50.0%
デジタルツイン事業 90 百万円 1.8%
エンジニアリング事業 2,468 百万円 48.2%
合計 5,116 百万円 100.0%
■大株主上位2位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 ジャフコSV6投資事業有限責任組合 565万7800株 80.00%
2 ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 141万4400株 20.00%
合計   707万2200株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)連結子会社であるプログレス・テクノロジーズ(株)への投融資資金、(2)借入金返済資金として充当する予定
関係会社 プログレス・テクノロジーズ(株) (連結子会社) ソリューション事業・エンジニアリング事業
S&VL(株) (連結子会社) デジタルツイン事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2020年9月15日
割当先 ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合
発行価格 250円 ※株式分割を考慮済み
◆「プログレス・テクノロジーズ グループ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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プログレス・テクノロジーズ グループの銘柄紹介

 2005年に設立されたプログレス・テクノロジーズ(株)が、2020年にジャフコグループの出資を受け入れるため持株会社体制になった際に同社が設立。同社は、純粋持株会社として連結子会社2社(プログレス・テクノロジーズ(株)及びS&VL(株))に対して経営指導や経営管理業務の提供を行っている。

 同社グループはメーカーがフォーカスすべき独自の製品開発技術領域を「コア技術」と定義し、それらの進化に必要となるデジタル特化技術である「ニアコア技術」に注力する形で、メーカーに様々なソリューションやサービスを提供している。

 プログレス・テクノロジーズ(株)は、同社グループの主力事業会社であり、メーカーの設計開発現場の課題の把握からデジタルプロセスの検証、デジタル特化技術やツール・システムの選定、プロセスの整理・標準化、運用の定着支援まで、一連のソリューションをワンストップで提供している。S&VL(株)は、9軸アクチュエータを搭載した可動域・加速度・応答性の観点で高性能なドライビングシミュレータを活用したバーチャルテストの実施や物理現象を正確にシミュレートできる高度なモデル開発を用いたコンサルティング等のサービスを提供している。群馬県太田市に設立した技術研究所の立ち上げ以降、自動車OEMやTier1サプライヤーから多くの引き合いがある。

 また、同社グループの展開するデジタルソリューション事業は、提供サービス形態別に3つに区分される。

(1)ソリューション事業

 コンサルティングサービスは顧客の「設計のやり方を設計」するサービスである。PT DBS(Progress Technologies Design Basis Solution)という独自の方法論を用い、熟練コンサルタントの頭の中にある設計手順や知見をデータ化・システム化することで、顧客メーカーの設計力を強化している。デジタルエンジニアリングサービスは最先端のツール導入から定着支援までを行うサービスである。プロジェクトサービスは製品開発をプロジェクトチームとして引き受け、「技術課題」「リソース課題」の両側面から製品開発を支援するものである。

(2)デジタルツイン事業

 2024年2月期より開始。最先端のデジタル技術を用いて、顧客の課題解決を行う事業である。現時点ではグループ会社であるS&VL(株)において、最先端の高性能ドライビングシミュレータを活用し、バーチャルテスト環境の提供からプラントモデルの開発・評価、開発プロセスの改革の提案までの一連のソリューションをワンストップで提供している。コスト削減やリードタイム短縮の観点から、走行試験の一部をバーチャルで行うことによる効率的な開発がヨーロッパを中心に広がっており、国内においてもこの流れが加速している。

(3)エンジニアリング事業

 設計開発の領域に特化して、開発リソースの提供と技術課題の解決を実現するものである。同社グループのエンジニアリングサービスは、メカ・エレキ・ソフトの各設計分野において、顧客のプロジェクトの一員として設計・開発業務の支援をしている。

プログレス・テクノロジーズ グループの投資のポイント

 足元では人手不足や後継者不足などは社会問題として意識されており、事業内容へのイメージは悪くないだろう。ただ、ジャフコ系ファンドの売出案件であり、人気化は期待しづらい。上場時にジャフコ系ファンドは保有株式の約半数を売却する予定だが、残りについても将来的な売却が懸念されるという点も気がかりになろう。公開規模は荷もたれ感が強く、需給面が警戒されそうだ。3月28日はJX金属<5016>上場や日本郵政<6178>によるゆうちょ銀行<7182>株式の売出しなど大型案件が続いたあとというスケジュールであり、個人投資家の投資余力がどれだけ残っているかがポイントとなりそうだ。

⇒JX金属<5016>のIPO情報はこちら!

 同社は、連結子会社のプログレス・テクノロジーズ(株)(2005年設立)及びS&VL(株)(2023年設立)に対して経営指導や経営管理業務の提供を行う純粋持株会社である。同社グループはメーカーがフォーカスすべき独自の製品開発技術領域を「コア技術」と定義し、それらの進化に必要となるデジタル特化技術である「ニアコア技術」に注力する形で、メーカーに様々なソリューションやサービスを提供している。製品開発プロセスにおける設計開発領域に高い専門性を有し、デジタル技術を活用して設計開発プロセスそのものを企画するとともに、デジタルツールの選定や実装、運用定着までを担うワンストップサービスの提供に強みを有している。2024年2月期の相手先別売上高構成比率は、本田技研工業グループ向けが27.4%、日立Astemo(株)向けが14.2%。従業員は連結で561名。

 業績面について、2026年2月期の業績は、売上収益が前期比13.6%増の63.8億円、税引前利益が同90.0%増の15.1億円と増収増益の見通しとなっている。ソリューション事業に従事するコンサルタント・エンジニアの平均月間人数は201人(前期は176人見込み)、1人当たりの月額売上収益は140.2万円(同140.0万円)、連結売上収益に占めるソリューション事業の売上収益の比率(ソリューション比率)は53.0%(同52.6%)との前提で計画している。デジタルツイン事業は獲得案件数は36件(同32件)との前提。エンジニアリング事業は、平均月間稼働人数は308人(同297人)、平均月額単価は70.4万円(同70.9万円)との前提。

 想定仮条件水準の今期予想PERは13倍~14倍と特段の割安感はない。

 公開規模は80億円前後と大きくなる見込み。発行済株式はすべてジャフコ系ファンドが保有しており、今回の上場で約半数が売り出される。上場後も残る株式については、上場日後90日間の価格解除条項のないロックアップがかかっている。3月28日はグロースへトヨコー<341A>が同時上場するため、初値買い資金分散の影響もややありそうだ。

⇒トヨコー<341A>のIPO情報はこちら!

◆「プログレス・テクノロジーズ グループ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
【関連記事】
◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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