IPO株の銘柄分析&予想

「トヨコー」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の建物の修繕やインフラメンテナンス技術企業との比較や予想まで解説![2025年3月21日 情報更新]

2025年2月25日公開(2025年3月21日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 トヨコー
市場・コード/業種 グロース・341A/建設業
上場日 3月28日
申込期間(BB期間) 3月12日~3月18日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券松井証券マネックス証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
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トヨコーが3月28日にIPO(新規上場)!

「トヨコー」の公式サイトより

 トヨコーは、2025年2月25日、東京証券取引所に上場承認され、2025年3月28日にIPO(新規上場)することが決定した。

 トヨコーは1996年3月1日に設立された。高度経済成長期に造られた多くの工場のスレート屋根は、老朽化しており今後改修ニーズ拡大が見込まれる。2006年に同社はこれらを解決できる工法として、SOSEI工法を独自開発。「SOSEI事業」として、主に自動車や電機メーカーの工場を修繕してきた。工事会社として現場の作業者の目線で、作業者が使いやすい道具や工法の開発を行い、自社で責任をもって施工する「責任施工」にこだわって事業を展開している。

 また、高出力サビ取りレーザー施工装置CoolLaser(クーレーザー)は、これまで工場内部で切断工程や溶接工程に使われていた高出力レーザーだが、「CoolLaser事業」では、これをクリーニング用途に応用。橋梁や鉄塔などの分厚いサビ・塗膜除去を行う。この技術を①橋梁分野(道路・鉄道)、②鉄塔分野(通信・送電)、③海事(海運・ドック)、④その他(プラント・保管)という4つの重点分野で企業・団体などを想定顧客として展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

トヨコーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月11
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月12日~3月18日
公開価格決定 3月19日
購入申込期間 3月21日~3月26日
払込日 3月27日
上場日 3月28日

トヨコーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年3月21日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
94.8
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.7
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.7
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
[最短即日で取引可能]
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大和証券 1.7  
みずほ証券 1.7  

トヨコーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 700
仮条件
[予想PER(※2)
700~730円
56.6倍~59.1倍]
公募価格 730円
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 300~2000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2025年3月7日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 12.3倍
ショーボンド<1414> 16.7倍(連)
第一カッター<1716> 8.8倍(連)
淀川製鋼所<5451> 13.5倍(連)
横河ブHD<5911> 10.2倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

トヨコーの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1302万6600株(予定)
公開株式数 公募100万株  売出270万株
(オーバーアロットメントによる売出55万5000株)
想定公開規模(※1) 29.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

トヨコー、祖業は塗装防水工事業

 3層の樹脂をスプレーコーティングして強靭な屋根に蘇らせる「SOSEI」の施工及び老朽化したインフラのサビや塗膜等をレーザーで除去する「CoolLaser」の製造・販売を手掛ける。2024年3月期の相手先別売上高構成比率は、(株)フジタ向けが13.3%、スリーポンドユニコム(株)向けが11.6%、泰成興業(株)向けが11.4%で、3社とも主要取引先となっている。

 公開規模に荷もたれ感があり、出口案件のイメージもあることから、需給面が気がかり。ただ、埼玉県八潮市の道路陥没事故などで改めて社会インフラの老朽化が意識されたタイミングでもあり、ディフェンシブ銘柄的な事業内容であることから、外部環境に不透明感が強い現状においては選好される可能性もある。

 公開株の一部は海外販売されるほか、親引けが行われる予定で、見た目より需給はタイト化する可能性がある。

◆「トヨコー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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トヨコーの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2021/3 921
(13.8%)
▲ 333
(―)
▲ 355
(―)
2022/3 1,046
(13.6%)
▲ 558
(―)
▲ 898
(―)
2023/3 1,117
(6.8%)
▲ 113
(―)
▲ 114
(―)
2024/3 1,095
(-2.0%)
▲ 157
(―)
▲ 158
(―)
2025/3予 1,891
(72.6%)
165
(―)
161
(―)
2024/9 2Q 921
(―)
119
(―)
162
(―)
2024/12 3Q 1,538
(―)
247
(―)
268
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:12.36円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損失
(伸び率)
純損失
(伸び率)
2023/3 1119
(―)
▲ 117
(―)
▲ 119
(―)
2024/3
(―)

(―)

(―)

トヨコーの業績コメント

 2025年3月期の業績は、売上高が前期比72.6%増の18.9億円、経常利益が同1.6億円(前期は1.5億円の損失)と増収・黒字転換の見通しとなっている。

 SOSEI事業では、14.7億円(前期比39.6%増)を見込んでおり、前期比見込額4.1億円のうち、2.1億円は前年から継続する案件(1件)で増加したもの。
CoolLaser事業では、自社で製造したCoolLaserの装置販売(装置売上)と、これに付随した保守サービスの提供や消耗品の販売(保守・消耗品売上)及びCoolLaserの装置を用いて自社で短期間の試験施工の提供(施工売上)を行っている。

 CoolLaserの標準的な装置販売に係るリードタイムは、受注後約6ケ月納品となっている。2023年2月にCoolLaser初の市販モデルを発表し、製品の改良開発のために初号機納品までのリードタイムは1年超の期間を設け、2024年9月より初号機の納品を開始している事から、今期より装置売上が計上開始している。納品開始の初年度である今期は、計4台の納品を予定しており、うち3台は第3四半期末までに納品済で、通期では装置売上3.8億円(前期は計上なし)を見込んでいる。保守・消耗品売上は600万円(前期は計上なし)を見込んでいる。

 一方、CoolLaserの製品販売を開始したことで、装置メーカーとして製品の開発・製造・販売に経営資源を集中させていく方針のため、施工売上については0.1億円(前期比48.4%減)を見込んでいる。CoolLaser事業全体では4.1億円(同11.2倍)となる見通し。

トヨコーの詳細情報

■基本情報
所在地 静岡県富士市青島町39番地
代表者名(生年月日) 代表取締役CEO 豊澤 一晃(昭和51年9月3日生)
設立 平成8年3月1日
資本金 2000万円(令和7年2月25日現在)
従業員数 39人(令和7年1月31日現在)
事業内容 3層の樹脂をスプレーコーティングして強靭な屋根に蘇らせる「SOSEI」の施工及び老朽化したインフラのサビや塗膜等をレーザーで除去する「CoolLaser」の製造・販売
■売上高構成比率(2024/3期 実績)
品目 金額 比率
SOSEI事業 1,058 百万円 96.6%
CoolLaser事業 36 百万円 3.4%
合計 1,095 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 豊澤 一晃 493万3025株 41.02 %
2 豊澤 弘康 113万5000株 9.44%
3 白井 元 84万4410株 7.02%
4 建装工業(株) 50万株 4.16%
5 (株)トヨコー従業員持株会 46万4850株 3.87%
6 大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合 42万8500株 3.56%
7 鈴与建設(株) 42万5500株 3.54%
8 前田建設工業(株) 30万株 2.49%
8 第一カッター興業(株) 30万株 2.49%
8 太平電業(株) 30万株 2.49%
合計   963万1285株 80.08%
■その他情報
手取金の使途 (1)CoolLaser事業における応用開発(新型レーザーヘッドの開発やCoolLaserエントリーモデルの開発など)、(2)CoolLaser事業における新規拠点の設備投資費用及び(3)借入金返済に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2024年6月28日
割当先 大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合
他3か所
発行価格 700円 ※株式分割を考慮済み
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トヨコーの銘柄紹介

 同社は、現場の担い手にやってみたい、使ってみたいと想われる様なテクノロジーを開発し、インフラメンテナンス現場の「3K(キツい、汚い、危険)を3C(Cool、Clean、Creative)に」変える事で、老朽化した社会インフラ構造物を、より永く、キレイに子や孫の世代へ受け継いでいく事で、循環型社会の実現を目指している。

[SOSEI事業]

 高度経済成長期に造られた多くの工場のスレート屋根は、老朽化に加え近年の相次ぐ異常気象により製造に直結する大きな被害が出ており、含有アスベスト飛散による健康被害も懸念されていることから、今後これらの改修ニーズが拡大する事が見込まれている。2006年に同社が独自に開発したSOSEI工法は、これらを解決できる工法として、2024年12月までに累計152万平米の施工実績に達し、主として自動車や電機メーカーの工場を修繕してきた。

 SOSEI事業は、塗装業が出自である同社が自社工事に限定して行ってきた。工法だけ自社で開発し、施工は他社に任せて収入を得るのではなく、工事会社として、現場の作業者の目線で、作業者が使いやすい道具や工法の開発を行い、自社で責任をもって施工する「責任施工」にこだわって事業を展開。SOSEI工法は、瞬間硬化する特殊な樹脂を老朽化した屋根上に吹き付け補強する工法で特許を取得している(特許第7332142号、第6815548号)。SOSEI事業は、発注者である施工対象の工場や建物の所有者(メーカーや流通業者など)から、同社が元請ないし、他の建設会社などが元請として、さらに協力施工会社に吹き付け作業を外注する事で、工事の役務を提供している。同社の施工管理者1名を現場に常駐させる責任施工により、作業品質の向上や、徹底した安全対策の実施を行っている。この責任施工の実施が発注者から評価され、リピート発注に寄与していると考えられる。

[CoolLaser事業]

 高出力サビ取りレーザー施工装置CoolLaser(クーレーザー)は、これまで工場内部で切断工程や溶接工程に使われていた高出力レーザーをクリーニング用途に応用し、橋梁や鉄塔などの分厚いサビ・塗膜除去を行う事ができる技術である。屋外で高出力レーザーを使用する事例が一般的では無かった2008年に基礎研究を開始し、2018年に初めて実施した外部資本調達により開発を加速させ2023年に上市。2019年には同社が主導で一般社団法人レーザー施工研究会を立ち上げ、労働安全衛生総合研究所の研究員や各大学教授、レーザーメーカーや大手ゼネコンなど業界各社104社(2024年12月末時点)が加盟。同研究会では屋外で高出力レーザーを利用するための安全ガイドラインを制定する他、経済産業省とのJIS規格制定、国土交通省の土木研究機関である国立研究開発法人土木研究所との共同研究など、国の各機関と二人三脚で、社会実装に向けたルール整備も行ってきた。

 同社は、(1)橋梁分野(道路・鉄道)、(2)鉄塔分野(通信・送電)、(3)海事(海運・ドック)、(4)その他(プラント・保管)という4つの重点分野を掲げており、これらに関連する企業・団体などを想定顧客としている。橋梁のうち、道路については日本の場合は国・地方自治体が道路橋全体の約9割を保有し維持管理しているが、これ以外の分野については基本的には民間企業が顧客となる。

トヨコーの投資のポイント

 公開規模に荷もたれ感があり、出口案件のイメージもあることから、需給面が気がかり。今期黒字転換見込みで利益水準がまだ低いことから、見た目のPERが高いことも買い控えにつながりそうだ。ただ、埼玉県八潮市の道路陥没事故などで改めて社会インフラの老朽化が意識されたタイミングでもあり、ディフェンシブ銘柄的な事業内容であることから、外部環境に不透明感が強い現状においては選好される可能性もある。地合いを注視していきたいところ。

 1996年に静岡県静岡市にて設立。同社は、2つのインフラメンテナンスのテクノロジーSOSEI(ソセイ)とCoolLaser(クーレーザー)を展開。2024年1月にSOSEIは国内事業に、CoolLaserは装置メーカーとして開発・製造・販売に経営資源を集中させるため、グループ再編を行った。CoolLaser事業の製品は、基本的に受注生産であり、主要受注先は建機レンタル会社や建設工事会社、インフラオーナー会社(高速道路会社や鉄道会社、電力会社、通信会社などの社会インフラ構造物を保有する会社)SOSEI事業は、既存顧客からのリピートによる売上高が全体の8割程度を占めている。2024年3月期の相手先別売上高構成比率は、(株)フジタ向けが13.3%、スリーポンドユニコム(株)向けが11.6%、泰成興業(株)向けが11.4%で、3社とも主要取引先となっている。従業員は39名。

 業績面について、2025年3月期の業績は、売上高が前期比72.6%増の18.9億円、経常利益が同1.6億円(前期は1.5億円の損失)と増収・黒字転換の見通しとなっている。同社はCoolLaserを用いたレーザー施工の新市場創出に取り組むべく、装置の開発やエンジニアの採用等、研究開発にかかる先行投資を積極的に実施。このため、2024年3月期まで継続的な営業損失を計上していたが、2023年2月にはCoolLaser初の市販モデル「G19-6000シリーズ」の発売に至っている。「G19-6000シリーズ」の完成によって、研究開発費支出は2022年3月期をピークに一服した。SOSEI事業では石油を、CoolLaser事業では半導体を原材料の一部として使用しているが、石油の原料価格の上昇、半導体の供給不足により、同社の業績に影響を及ぼす可能性がある。

 想定仮条件水準の2025年3月期予想PERは52倍~60倍台と見た目は高め。

 公開規模は30億円前後とやや荷もたれ感のある大きさになる見込み。公開株の一部は海外販売されるほか、コモンズ投信運営ファンドや橋梁最大手の横河ブリッジへ親引け(現時点で合わせて公開株の13%弱が上限)が行われる予定で、見た目より需給はタイト化する可能性がある。3月28日はプログレス・テクノロジーズG<339A>がグロースへ同時上場する。

⇒プログレス・テクノロジーズG<339A>のIPO情報はこちら!

◆「トヨコー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
【関連記事】
◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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