【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 46,441.10 △43.21 (10/1)
NASDAQ: 22,755.16 △95.15 (10/1)
1.概況
前日の米国市場は主要3指数が揃って続伸となりました。労働市場の減速を示す経済指標の発表を受けてFRB(米連邦準備制度理事会)による追加利下げ観測が高まったことが株式市場を支えました。
ダウ平均は、31ドル安の46,366で取引を開始しました。米政府機関の一部閉鎖が伝わり、朝方は軟調な推移となりました。日中を通して、方向感に欠ける展開でしたが後半にかけて持ち直したダウ平均は、最終的に43ドル高の46,441ドルと連日で最高値を更新して取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は95ポイント高の22,755ポイントとなりました。またS&P500株価指数も22ポイント高の6,711ポイントで最高値を更新して取引を終えました。3指数が揃って4日続伸となりました。
2.経済指標等
9月のADP雇用者数は前月比32千人の減少となりました。市場予想は50千人の上昇が見込まれていました。またISM製造業景気指数は49.1と概ね市場予想通りの結果となりました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち4業種が上昇しました。ヘルスケアが連日で買われ、3.0%高でセクターの上昇率トップとなりました。一方で7業種が下落し、素材が1.2%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中15銘柄が上昇となりました。メルク[MRK]が7.4%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。前日に市場予想に反して増収決算を発表したナイキ[NKE]が6.4%高となり、アムジェン[AMGN]も5.8%高となりました。一方で、ホームデポ[HD]が2%安で下落率トップとなったほか、ゴールドマン・サックス[GS]など7銘柄が1%台の下落となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、テスラ[TSLA]は新型モデルYが好調で、欧州での9月売上高が回復したとの報道などから3.3%高となりました。また、ヘルスケアのイーライ・リリー[LLY]は米政権の薬価引き下げを材料に、買いが優勢となり8.2%高となりました。一方で、ソーシャルメディアのレディット[RDDT]は日中アクティブユーザーの減少などが嫌気され11.9%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.05%低い4.10%となりました。2日朝のドル円は147円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
前日の米国市場は民間の雇用指標の弱さから、次回利下げ観測が高まったことが株式市場を支えました。これを受けて、本日の日本市場は買いが優勢でのスタートが予想されます。今週末に予定されていた米雇用統計は、米国の政府機関の一部閉鎖の影響から延期される公算が高いものの、日本の自民党総裁選といった材料を前に次第に動きづらくなる展開も予想されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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