【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 46,694.97 ▼63.31 (10/6)
NASDAQ: 22,941.67 △161.16 (10/6)
1.概況
前日の米国市場は高安まちまちとなりました。米長期金利が上昇したことが重荷となったほか、景気敏感株や消費関連株の一角に利益確定や持ち高調整の売りが出ました。
ダウ平均は17ドル高の46,776ドルと小幅高で取引を開始しました。ダウ平均は前週までに800ドル程度上昇していたこともあり、朝高後は利益確定の売りなどが出たことから、小幅安圏での推移となり、最終的には63ドル安の46,694ドルで7日ぶりに反落となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は161ポイント高の22,941ポイントで反発となりました。半導体関連銘柄などが買われました。S&P500株価指数も24ポイント高の6,740ポイントで7日続伸、2指数は揃って最高値を更新しました。
2.経済指標等
主な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち7業種が上昇しました。一般消費財・サービスが1%高でセクターの騰落率トップとなりました。そのほか、公益事業など6業種が1%未満の上昇となりました。一方で不動産が1%近い下落となり、計4業種が下落となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中12銘柄が上昇となりました。セールスフォース[CRM]が2.3%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。マイクロソフト[MSFT]が2.2%高で続き、ボーイング[BA]とシスコシステムズ[CSCO]が1%台の上昇となりました。一方で18銘柄が下落し、ベライゾン・コミュニケーションズ[VZ]が5.1%の下落となりました。また、シャーウィンウィリアムズ[SHW]が2.8%下落しました。
ダウ平均構成銘柄以外では、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ[AMD]がオープンAIと資本・業務提携し、AI向け半導体を供給すると発表したことが買いを呼び、23.7%高と大幅上昇となりました。またテスラ[TSLA]は新製品発表期待から5.4%高となりました。一方で、ハンバーガーチェーンのシェイク・シャック[SHAK]はアナリストの投資判断引き下げを受け1.2%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.03%高い4.15%となりました。7日朝のドル円は150円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
前日の米国市場はダウ平均が反落も、ハイテク株が相場を支えました。日本市場では高市自民党新総裁への期待感から前日は大幅高となっている中で、本日も米ハイテク株高を受けて、上昇してのスタートが予想されます。また日中には自民党総務会にて、新たな自民党執行部のメンバーが発表される予定です。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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