東京市場まとめ
1.概況
日経平均は、94円高の59,379円と反発して取引を開始しました。前日の米国市場では主要指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、堅調な出だしとなりました。一進一退での推移となった日経平均は前引け間際に上げ幅を拡大し、391円高の59,676円で午前の取引を終えました。
後場は中盤まで高値圏で推移しました。大型連休を控えることもあり、後半は持ち高調整の売りが出たことで上げ幅を縮小しました。日経平均は最終的に228円高の59,513円で反発しました。
TOPIXは1ポイント高の3,728ポイントで反発、新興市場では東証グロース250指数が4ポイント高の771ポイントで反発しました。
2.個別銘柄等
TOTO(5332)はストップ高水準となる18.4%高の6,425円をつけ大幅高となりました。4月30日に2027年3月期(今期)の当期純利益が前期比14%増の460億円を見込むと発表しました。足元の原油高が業績を下押しするとの懸念が残るなかで、増益見通しを公表したことが好感されました。
アルプスアルパイン(6770)は15.0%安の2,012.5円をつけ、大幅反落となりました。4月30日、2027年3月期(今期)の当期純利益が前期比12%増の300億円を見込むと発表しました。市場予想を上回る内容であったものの、メモリー価格の高騰などの影響を不安視する見方から、売りが優勢となりました。
東日本旅客鉄道(9020)は9.2%高の3,700円をつけ、大幅反発となりました。4月30日、2027年3月期(今期)の当期純利益が前期比3%増の2550億円を見込むと発表し、また、今期の年間配当を前期比10円増の84円にする計画も示したことが好感され買いが入りました。
住友商事(8053)はストップ高水準となる17.1%高の6,840円をつけ、大幅続伸となりました。1日の取引時間中に2027年3月期(今期)の当期純利益を発表し、前期比5%増の6300億円を見込むことを示しました。市場予想を上回る業績ガイダンスのほか、年間配当は1株あたり40円と、株式分割後の実質増配を発表したことも評価されました。
パワーエックス(485A)は一時9.3%高の11,680円をつけ、上場来高値を更新しました。4月30日、合計約84億円の大型定置用蓄電システムの大口受注契約を締結したと発表したことがきっかけとなったものの、株価は過去1ヶ月間で2倍ほど上昇している背景から、短期的な過熱を警戒した売りが出たことで終値は2.0%安の10,480円で取引を終えました。
VIEW POINT: 明日への視点
日経平均は0.4%高で3営業日ぶりに反発しました。後場後半は大型連休を前にした、持ち高調整の売りが重荷となりました。来週はゴールデンウイークのため、動きづらい展開が予想されます。
この間に米国では注目銘柄の決算発表が予定されています。具体的には、4日にパランティア・テクノロジーズ[PLTR]、5日にアドバンスト・マイクロ・デバイシズ[AMD]、6日はウォルト・ディズニー[DIS]、アーム・ホールディングス[ARM]、ウーバー・テクノロジーズ[UBER]などが挙げられます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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