東京市場まとめ
1.概況
日経平均は720円高の64,643円で続伸して取引を開始しました。ただ、寄付き後には上昇幅を縮小する展開が続き、前引けは43円高の63,966円となりました。
後場に入り、一旦は上昇幅を拡大するも徐々に売りに押され下落に転じた後、15時00分には98円安の63,824円でこの日の安値を更新しました。その後、反発し上昇に転じ、最終的に213円高の64,136円で取引を終え続伸となりました。
TOPIXは32ポイント高の4,094ポイントで続伸、新興市場では東証グロース250指数が18ポイント高の789ポイントで反発しました。
2.個別銘柄等
GENDA(9166)は6.1%高の695円をつけ、大幅反発となりました。16日に8月の月次売上高を前年同月比24.4%増の222億円だったことを発表しました。また、アミューズメントやカラオケ施設などを展開する主力のエンタメ・プラットフォーム事業の売上高は25.2%増となりました。これらの好調な業績が好感されました。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)は19.05%高の500円をつけストップ高となりました。本日午後、ミンカブ傘下でポータルサイト運営のライブドアをSBIホールディングス(8473)が約80億円で買収するとの報道がされました。ミンカブの時価総額よりもライブドアの売却額が大きく、詳細は不明ですが思惑的な買いが集まっています。
クレハ(4023)は4.8%安の4,225円をつけ大幅反落となりました。大手証券が投資判断を引き下げたほか、目標株価も3,400円から2,900円に下方修正されたことが嫌気されました。
日本郵船(9101)は2.6%高の7,566円をつけ続伸し、上場来高値を更新しました。16日に大手証券が目標株価を従来の6,200円から7,700円に大幅に引き上げたことも材料視されたようです。
オーディオストック(621A)が20.5%安の1,554円のストップ安水準まで急落しました。上場2日目ですが、公開価格は大きく上回っているおり、昨日はストップ高水準まで上昇していたことからその反動で荒い値動きになっているとみられます。
VIEW POINT: 明日への視点
日経平均は213円高で続伸となりました。前日の米国市場はFRBのウォーシュ議長の会見でのタカ派姿勢や年内の追加利上げ予想を背景に下落して終了しましたが、日経平均を含む日本市場の主要指数は下落する場面もあったものの、最終的にはプラス圏で終了しました。
明日には日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の会見を控えており、全般的には大きな動きは起きにくい相場つきとなりました。引き続き明日も様子見ムードで取引が開始される流れとなりそうです。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
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